僕と先生との物語

中学校

中学2年生【先生の家から登校12日目〜15日目】

12日目の土曜日。
僕は朝から先生の家で勉強を教えてもらって勉強した。

先生は僕の部活の時間に合わせて学校に連れて行ってくれた。

学校に着くとすぐクラブに言った。
先生は仕事をすると言って職員室に行った。


部活をしていると高橋先生が見に来た。
それからクラブが終わるまでずっと見ていた。



帰りの車の中で「げんきも市川もクラブがんばってたな。」と褒めてくれた。



13日目の日曜日。
この日バスケ部は朝から公式戦だった。
僕もユニホームをもらっていた。

高橋先生は試合会場まで送ってくれた。
そして試合が終わるまでずっと見て応援してくれた。

僕は全然練習にも行ってなかったので、試合には出れないと思っていたかが、ラスト5分井上先生はコートに立たせてくれた。


試合が終わった後、僕は高橋先生と帰った。
先生は「バスケ面白いな。また応援行くわな。」と言ってくれた。


帰ってからはまた勉強した。



14日目の月曜日。
学校に行った。
何の問題も起こさずに過ごせた。

その日の夜、先生は僕に「明日からはげんきも自分の家に帰ろう。もう大丈夫やろ。」

「大丈夫。」

「信じてるで。」



15日目の火曜日朝。
僕はめぐみさんにお礼を伝えて学校に行った。

その日も何のトラブルもなく過ごした。

そして部活の後、僕は高橋先生に挨拶をして自分の家に帰った。



家に帰るとお母さんが出迎えてくれた。

「おかえり。先生からいろいろ聞いたよ。良くがんばったな。また明日からもがんばろうな。」と言われ「うん。」と返事した。



この期間はいろいろあった。

でも、先生に「もう大丈夫。」って言ってもらった事と、自分でもがんばれたという思いから自信になっていた。

こうして、僕たちの先生の家からの登校は幕を閉じた。