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社会人
2年目【補導③】
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「確かにお母さんの言う通り勉強は大事やと思います。でも、今しかない中学校生活を楽しむ事も大事やと思います。」
「もちろんそんな事はわかってます。ただ、優樹には後悔して欲しくないんです。」
「勉強だけの中学校生活で後悔しませんか?僕は正直、学生の時に勉強全然してなくてもっと真面目にしてたら良かったって大人になって思いました。だから勉強が大事だと言うお母さんの気持ちもわかります。でも、中学校の時にしかできない遊びもあるんです。僕は、今だに中学校の時の同級生と会います。昔の話をして盛り上がる時もあります。」
「先生も勉強で後悔したなら親の気持ちもわかるでしょ。」
「勉強がんばって欲しいと思うのは当然やと思います。でも、優樹もうめっちゃがんばってるじゃないですか?僕はコツコツと勉強できる優樹はすごいと思います。勉強は大事やし、がんばり続けれるならやりきって欲しい。でも、友達ともたくさん遊んで欲しいです。だから、優樹の将来を思うのと同じぐらい今しかない優樹の中学校生活も大事にしてあげて欲しいです。」
僕がこう言うとお父さんが「優樹勉強がんばってる。ちゃんと認めてあげよう。それと、優樹の事任せっぱなしでごめんな。ちゃんと優樹とも話しよう。」と言ってくれた。
「僕がこんなん言う資格ないかも知れないけど、優樹めっちゃしんどかったと思います。補導されて両親が迎えに来てくれないとか、目の前で情けないとか恥ずかしいとか言われたら辛かったと思います。僕、昔何回も補導されました。ここでは言えないような事もして警察のお世話にもなりました。でも、その度に僕の母親が迎えに来てくれたんです。何度も警察にも頭下げてくれました。変な話やけど、それで僕は愛されてるって思えました。だから、この後優樹が戻って来たらちゃんと優樹と向き合って話してあげてください。お願いします。」
優樹の両親は「わかりました。」と言ってくれた。
それから1時間ほどして高橋先生と優樹が戻ってきた。
優樹は部屋に入るとすぐ「飛び出して出て行ってすみませんでした。」と謝りました。
それに対してお父さんが「優樹がしんどい思いしてたのに気付いてあげれてなかった。ごめんな。」と言いました。
お母さんも「優樹に勉強で後悔して欲しくない。だから厳しい事も言ってきた。でも、さっきげんき先生から『優樹の将来を思うのと同じように、優樹の今も大事にしてあげて欲しい。』って言われてハッとした。ごめん。」と伝えていた。
優樹は「勉強大事な事はもちろんわかってる。僕の事を思って言ってくれてたのもわかる。それやのにどんどん点数が落ちていって焦ってた。だからしんどくなって息抜きしたくて外に出た。何回も補導されて迷惑かけてごめんなさい。」と言った。
「夜中出歩くのは危ないし、いろいろ問題あるからアカン。ただ、友だちとも遊んだりサッカーしたりするのも必要やと思うから、ちゃんと自分で勉強と遊びの計画立ててやっていこう。」
「良いの?」
「優樹なら両立できるやろ。」
「うん。」
それからお父さんも警察署に迎えに行かなかった事を謝っていた。
「優樹の事迎えに行かなくてごめんな。何回も同じ事するから厳しくしようと思ったんやけど、優樹には厳しくし過ぎた。ごめん。」
「それは僕が悪いから。迷惑かけてごめんなさい。」
それからは優樹も優樹の両親も腹を割って互いに話をしていた。
そして、僕と高橋先生にお礼を言い3人で帰っていった。
その後、僕と高橋先生は2人で話をした。
こうなる前にどうにかできてれば良かったが結果的にはちゃんと互いに向き合って話をしてくれて良かった。
高橋先生は僕に「げんきありがとうな。今回げんきがおらんと解決してなかった。」と言ってくれた。
こうして最後までバタバタだったが、僕の2年目初担任は終わった。
「もちろんそんな事はわかってます。ただ、優樹には後悔して欲しくないんです。」
「勉強だけの中学校生活で後悔しませんか?僕は正直、学生の時に勉強全然してなくてもっと真面目にしてたら良かったって大人になって思いました。だから勉強が大事だと言うお母さんの気持ちもわかります。でも、中学校の時にしかできない遊びもあるんです。僕は、今だに中学校の時の同級生と会います。昔の話をして盛り上がる時もあります。」
「先生も勉強で後悔したなら親の気持ちもわかるでしょ。」
「勉強がんばって欲しいと思うのは当然やと思います。でも、優樹もうめっちゃがんばってるじゃないですか?僕はコツコツと勉強できる優樹はすごいと思います。勉強は大事やし、がんばり続けれるならやりきって欲しい。でも、友達ともたくさん遊んで欲しいです。だから、優樹の将来を思うのと同じぐらい今しかない優樹の中学校生活も大事にしてあげて欲しいです。」
僕がこう言うとお父さんが「優樹勉強がんばってる。ちゃんと認めてあげよう。それと、優樹の事任せっぱなしでごめんな。ちゃんと優樹とも話しよう。」と言ってくれた。
「僕がこんなん言う資格ないかも知れないけど、優樹めっちゃしんどかったと思います。補導されて両親が迎えに来てくれないとか、目の前で情けないとか恥ずかしいとか言われたら辛かったと思います。僕、昔何回も補導されました。ここでは言えないような事もして警察のお世話にもなりました。でも、その度に僕の母親が迎えに来てくれたんです。何度も警察にも頭下げてくれました。変な話やけど、それで僕は愛されてるって思えました。だから、この後優樹が戻って来たらちゃんと優樹と向き合って話してあげてください。お願いします。」
優樹の両親は「わかりました。」と言ってくれた。
それから1時間ほどして高橋先生と優樹が戻ってきた。
優樹は部屋に入るとすぐ「飛び出して出て行ってすみませんでした。」と謝りました。
それに対してお父さんが「優樹がしんどい思いしてたのに気付いてあげれてなかった。ごめんな。」と言いました。
お母さんも「優樹に勉強で後悔して欲しくない。だから厳しい事も言ってきた。でも、さっきげんき先生から『優樹の将来を思うのと同じように、優樹の今も大事にしてあげて欲しい。』って言われてハッとした。ごめん。」と伝えていた。
優樹は「勉強大事な事はもちろんわかってる。僕の事を思って言ってくれてたのもわかる。それやのにどんどん点数が落ちていって焦ってた。だからしんどくなって息抜きしたくて外に出た。何回も補導されて迷惑かけてごめんなさい。」と言った。
「夜中出歩くのは危ないし、いろいろ問題あるからアカン。ただ、友だちとも遊んだりサッカーしたりするのも必要やと思うから、ちゃんと自分で勉強と遊びの計画立ててやっていこう。」
「良いの?」
「優樹なら両立できるやろ。」
「うん。」
それからお父さんも警察署に迎えに行かなかった事を謝っていた。
「優樹の事迎えに行かなくてごめんな。何回も同じ事するから厳しくしようと思ったんやけど、優樹には厳しくし過ぎた。ごめん。」
「それは僕が悪いから。迷惑かけてごめんなさい。」
それからは優樹も優樹の両親も腹を割って互いに話をしていた。
そして、僕と高橋先生にお礼を言い3人で帰っていった。
その後、僕と高橋先生は2人で話をした。
こうなる前にどうにかできてれば良かったが結果的にはちゃんと互いに向き合って話をしてくれて良かった。
高橋先生は僕に「げんきありがとうな。今回げんきがおらんと解決してなかった。」と言ってくれた。
こうして最後までバタバタだったが、僕の2年目初担任は終わった。
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