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使用人の矜持
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従者が扉を開け、奥様の帰宅を告げました。玄関でお出迎えすると俄かに疲れた顔をなさっておいでですので、部屋係に浴槽の湯を一度下げるように指示し、執務室に戻ります。奥様はご多忙なのにも拘らず社交の誘いをお断りになりませんので、夜だけでもせめてお仕事を思い出されることがないよう、数字の書いてある紙はすべて執務室に収めておきたいと心がけております。
白い夜の部屋着をお召しになった奥様は、化粧を施していらっしゃらない分だけ儚げで、どこか少女のように見えます。旦那様が身罷られてから務めて来られた当主の役割は、翌年のご子息のご婚礼に合わせて退く予定であられます。
「フジムラ」
奥様は気だるげにソファに身を任せたまま、私の名を呼びました。私がカップの紅茶に、ブランディのリングを浮かべる刹那のことでございます。お返事をするのが先かブランディを注ぐのが先か、一瞬の迷いが手元を狂わせ、予定よりも香りの強すぎる紅茶になってしまいました。
「慌て者」
「奥様が急に、お声を掛けられるからでございます」
「淹れ終わってからで良いのに、すぐに返事をしようと思ったんでしょう?フジムラは律儀ね」
「畏れ入ります」
「褒めたんじゃないわ」
奥様はころころと笑われて、そのお声は昔とちっとも変りありません。
「フジムラが私に仕えてくれてから、どれくらいになるのかしら」
「旦那様がおいでの時期を加えますと、二十六年ほどになります」
淹れ直した紅茶を口元に運びながら奥様は私にも掛けろと促しましたが、使用人が主の寛ぐ場所でどうして腰を下ろすことなどできましょう。私は立った姿勢のまま、奥様の次の指示を使用人たちに伝える役目を仰せつかっているのですから。
「そうね、フジムラはあの人の使用人だったのよね。あの人が逝ってから十五年も経つのね。引き続いて私を支えてくれたことに、感謝しなくてはならないわ」
「勿体ないお言葉でございます。私こそ、奥様に続けて仕えさせていただいたことを感謝をしているのです」
本当に感謝しているのでございますよ、奥様。
「フジムラは家庭を持ちたいと思ったことは、なかった?」
「ございません。私の喜びは、この家にお仕えすることでございましたから」
嘘偽りの混ざらない事実でございます。私の喜びは、家の喜びでございました。
「下がっていいわ、フジムラ。私ももう寝むから」
本当は奥様は、雑談を楽しみたかったのかも知れません。けれど私の職務は、この家を恙無く動かすことでございます。
私にあてがわれた部屋は使用人の部屋としては無駄なほど広く、窓も大きく取っていただいております。使用人頭とはいえ分不相応なこの部屋を私はずいぶんご辞退申し上げたのですが、奥様がどうしてもと仰って私に使わせてくださるのです。とても有難く申し訳なく、けれどもとても居心地の良い私の居場所です。
窓から外を見下ろしますと、庭に若い男女の影があります。庭師と洗濯係の娘が恋仲であることは存じておりますが、近ごろの若い男女ときたら大胆になったものです。私どものころは視線を交わしただけで満足したものですのに、今では恋心を秘めたり嫉妬を隠したりはしないようです。
あの庭には、薄紅の大輪の薔薇がいくつも植えられています。かつての主―今は亡き旦那様―が、奥様に似ていると大切にしていたものでした。
旦那様と奥様は、美しい絵画のようなご夫婦でありました。少女のような愛らしい奥様と意志の強い瞳を持った旦那様は、時々庭でお茶の時間を持たれました。咲き誇る薄紅の薔薇が、風に薫っていたのを覚えています。まだ幼いご子息が、奥様の膝にすがるように寄りかかっておいででした。
あのような光景を見せていただいた私は、本当に幸福な使用人です。このご家族のために私の人生を捧げることは、なんて誇らしいことなのだろう。そう何度も思ったものです。
旦那様が身罷られた後、旦那様が遺した事業に奔走した奥様は、それはご立派でした。夢見がちな表情や深い笑窪の出る頬にそぐわない生活でしたが、奥様は一度たりとも投げ出そうとせずに、走って来られたのです。ご子息が奥様を助けられるようになった今、どんなにか心強いことでしょう。
奥様のデビュタントの白いドレスを、覚えております。そのころ旦那様の従者として仕えていた私の目の前を、少女たちがさんざめきながら通り過ぎました。デビュタントの緊張と誇らしさそのままに、白いドレスの裾をふわりふわりとさせていました。白いドレス、白い髪飾り。その中に奥様はいらっしゃいました。輝く薔薇色の頬と、うっとりとした大きな瞳は、まるで花の精であるかのようでした。あの姿はきっと、私が死ぬまで心の奥に焼き付いているのでしょう。
旦那様のご婚礼が決まったとき、お相手が心に焼き付いた令嬢だと知り、どんなに私の心は震えたことでしょう。私は旦那様の従者でありましたから、どこに出る時も付き従っていられるのです。美しいご夫婦は、私の大きな自慢でございました。
旦那様の従者から家を管理する執事へと。家の統括を任されてすぐに、旦那様は帰らぬ人となられました。少女のようだった奥様が、凛々しく強い女性へと成長して行かれる姿は痛々しくも逞しく、私の及ばない力があれほどに歯痒かった日々はございません。奥様は旦那様以外の男に頼ることもせずに、ひとりで生き抜かれてきたのでございます。お仕えさせていただいたことは、私の生涯の誇りといたします。
「長い間お仕えさせていただいたことは、フジムラ一生の誇りです。奥様、若旦那様、ごきげんよう」
私の荷物は、先に国に送りました。もう従者に家の管理を任せても、心配はないでしょう。ご子息が選んだ伴侶は、とても美しいご令嬢です。新しい家庭には新しい家の管理がありましょう。私はもう老いぼれました。奥様に老醜をお目にかけたくはありません。
昨夜の夜が更けてから、奥様は私の部屋においでになりました。白い夜着のまま、廊下を歩いて来られたのです。
「行ってしまうの?」
奥様はあえかな声で仰いました。
「私を捨てて行ってしまうの?」
奥様には、この家がおありです。これから新しいいくつもの幸福を、手に入れられるのです。その奥様が、子犬のように私に仰るのです。
「奥様、時が来たのです。いつまでもお言葉に甘えて、この家に置いていただくわけには参りません」
奥様の瞳が揺れるのが、見えました。
「私は毎夜、フジムラが忍んで来てくれないかと待っていたわ。けれどあなたは、最後まで私に触れようとはしなかったわね」
「私は使用人でございます、奥様」
手を伸ばせばいつでも触れることのできる白い肌、それが温かいのか冷たいのか、どんなに知りたかったかは筆舌には尽くせません。
「命じれば良かったのかしら」
奥様は寂しげに微笑まれました。
「いいえ、それはご容赦くださいますよう」
私は答えます。
「私に女として、魅力を感じなかった?」
「いいえ。はじめてお会いした時から、奥様はお変わりなくお美しい。お慕い申しておりました」
白い夜着は、デビュタントの少女そのままのようでした。あの少女に人生の何分の一かを捧げることができた、私はそれで満足しなくてはなりません。これが私の使用人としての矜持です。
車寄せに迎えの車が入ってきました。奥様も若旦那様も、しきりと優しい言葉をお掛けくださいます。名残惜しくはございますが、いつまでも引き伸ばしてはいられません。
「奥様」
最後に奥様に、ひとつだけ我儘を申し上げましょう。
「お手を、お貸しいただけますでしょうか」
差し出された奥様の、白い手の甲。はじめて触れる奥様の手の温もりに、私は静かに唇をおとしたのでございます。
fin.
白い夜の部屋着をお召しになった奥様は、化粧を施していらっしゃらない分だけ儚げで、どこか少女のように見えます。旦那様が身罷られてから務めて来られた当主の役割は、翌年のご子息のご婚礼に合わせて退く予定であられます。
「フジムラ」
奥様は気だるげにソファに身を任せたまま、私の名を呼びました。私がカップの紅茶に、ブランディのリングを浮かべる刹那のことでございます。お返事をするのが先かブランディを注ぐのが先か、一瞬の迷いが手元を狂わせ、予定よりも香りの強すぎる紅茶になってしまいました。
「慌て者」
「奥様が急に、お声を掛けられるからでございます」
「淹れ終わってからで良いのに、すぐに返事をしようと思ったんでしょう?フジムラは律儀ね」
「畏れ入ります」
「褒めたんじゃないわ」
奥様はころころと笑われて、そのお声は昔とちっとも変りありません。
「フジムラが私に仕えてくれてから、どれくらいになるのかしら」
「旦那様がおいでの時期を加えますと、二十六年ほどになります」
淹れ直した紅茶を口元に運びながら奥様は私にも掛けろと促しましたが、使用人が主の寛ぐ場所でどうして腰を下ろすことなどできましょう。私は立った姿勢のまま、奥様の次の指示を使用人たちに伝える役目を仰せつかっているのですから。
「そうね、フジムラはあの人の使用人だったのよね。あの人が逝ってから十五年も経つのね。引き続いて私を支えてくれたことに、感謝しなくてはならないわ」
「勿体ないお言葉でございます。私こそ、奥様に続けて仕えさせていただいたことを感謝をしているのです」
本当に感謝しているのでございますよ、奥様。
「フジムラは家庭を持ちたいと思ったことは、なかった?」
「ございません。私の喜びは、この家にお仕えすることでございましたから」
嘘偽りの混ざらない事実でございます。私の喜びは、家の喜びでございました。
「下がっていいわ、フジムラ。私ももう寝むから」
本当は奥様は、雑談を楽しみたかったのかも知れません。けれど私の職務は、この家を恙無く動かすことでございます。
私にあてがわれた部屋は使用人の部屋としては無駄なほど広く、窓も大きく取っていただいております。使用人頭とはいえ分不相応なこの部屋を私はずいぶんご辞退申し上げたのですが、奥様がどうしてもと仰って私に使わせてくださるのです。とても有難く申し訳なく、けれどもとても居心地の良い私の居場所です。
窓から外を見下ろしますと、庭に若い男女の影があります。庭師と洗濯係の娘が恋仲であることは存じておりますが、近ごろの若い男女ときたら大胆になったものです。私どものころは視線を交わしただけで満足したものですのに、今では恋心を秘めたり嫉妬を隠したりはしないようです。
あの庭には、薄紅の大輪の薔薇がいくつも植えられています。かつての主―今は亡き旦那様―が、奥様に似ていると大切にしていたものでした。
旦那様と奥様は、美しい絵画のようなご夫婦でありました。少女のような愛らしい奥様と意志の強い瞳を持った旦那様は、時々庭でお茶の時間を持たれました。咲き誇る薄紅の薔薇が、風に薫っていたのを覚えています。まだ幼いご子息が、奥様の膝にすがるように寄りかかっておいででした。
あのような光景を見せていただいた私は、本当に幸福な使用人です。このご家族のために私の人生を捧げることは、なんて誇らしいことなのだろう。そう何度も思ったものです。
旦那様が身罷られた後、旦那様が遺した事業に奔走した奥様は、それはご立派でした。夢見がちな表情や深い笑窪の出る頬にそぐわない生活でしたが、奥様は一度たりとも投げ出そうとせずに、走って来られたのです。ご子息が奥様を助けられるようになった今、どんなにか心強いことでしょう。
奥様のデビュタントの白いドレスを、覚えております。そのころ旦那様の従者として仕えていた私の目の前を、少女たちがさんざめきながら通り過ぎました。デビュタントの緊張と誇らしさそのままに、白いドレスの裾をふわりふわりとさせていました。白いドレス、白い髪飾り。その中に奥様はいらっしゃいました。輝く薔薇色の頬と、うっとりとした大きな瞳は、まるで花の精であるかのようでした。あの姿はきっと、私が死ぬまで心の奥に焼き付いているのでしょう。
旦那様のご婚礼が決まったとき、お相手が心に焼き付いた令嬢だと知り、どんなに私の心は震えたことでしょう。私は旦那様の従者でありましたから、どこに出る時も付き従っていられるのです。美しいご夫婦は、私の大きな自慢でございました。
旦那様の従者から家を管理する執事へと。家の統括を任されてすぐに、旦那様は帰らぬ人となられました。少女のようだった奥様が、凛々しく強い女性へと成長して行かれる姿は痛々しくも逞しく、私の及ばない力があれほどに歯痒かった日々はございません。奥様は旦那様以外の男に頼ることもせずに、ひとりで生き抜かれてきたのでございます。お仕えさせていただいたことは、私の生涯の誇りといたします。
「長い間お仕えさせていただいたことは、フジムラ一生の誇りです。奥様、若旦那様、ごきげんよう」
私の荷物は、先に国に送りました。もう従者に家の管理を任せても、心配はないでしょう。ご子息が選んだ伴侶は、とても美しいご令嬢です。新しい家庭には新しい家の管理がありましょう。私はもう老いぼれました。奥様に老醜をお目にかけたくはありません。
昨夜の夜が更けてから、奥様は私の部屋においでになりました。白い夜着のまま、廊下を歩いて来られたのです。
「行ってしまうの?」
奥様はあえかな声で仰いました。
「私を捨てて行ってしまうの?」
奥様には、この家がおありです。これから新しいいくつもの幸福を、手に入れられるのです。その奥様が、子犬のように私に仰るのです。
「奥様、時が来たのです。いつまでもお言葉に甘えて、この家に置いていただくわけには参りません」
奥様の瞳が揺れるのが、見えました。
「私は毎夜、フジムラが忍んで来てくれないかと待っていたわ。けれどあなたは、最後まで私に触れようとはしなかったわね」
「私は使用人でございます、奥様」
手を伸ばせばいつでも触れることのできる白い肌、それが温かいのか冷たいのか、どんなに知りたかったかは筆舌には尽くせません。
「命じれば良かったのかしら」
奥様は寂しげに微笑まれました。
「いいえ、それはご容赦くださいますよう」
私は答えます。
「私に女として、魅力を感じなかった?」
「いいえ。はじめてお会いした時から、奥様はお変わりなくお美しい。お慕い申しておりました」
白い夜着は、デビュタントの少女そのままのようでした。あの少女に人生の何分の一かを捧げることができた、私はそれで満足しなくてはなりません。これが私の使用人としての矜持です。
車寄せに迎えの車が入ってきました。奥様も若旦那様も、しきりと優しい言葉をお掛けくださいます。名残惜しくはございますが、いつまでも引き伸ばしてはいられません。
「奥様」
最後に奥様に、ひとつだけ我儘を申し上げましょう。
「お手を、お貸しいただけますでしょうか」
差し出された奥様の、白い手の甲。はじめて触れる奥様の手の温もりに、私は静かに唇をおとしたのでございます。
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