崩壊異世界のパラドクス

kaede

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 ああ、やっぱダメだったかぁ。

 綾人は聞く前からなんとなく、そんな気はしていた。
 彼の予感はだいたい当たる。特に悪い方向に。

 転生という言葉を聞いてぽかんとしている自称女神ペルセポネ。

 どうやら肉体を持たない綾人への彼女の選択肢としては二つだったらしい。
 一つ、ここで働かせる。
 二つ、再び拾ってきたストュクスの川に放り投げる。
 そこに転生という選択肢どころか概念さえないとは思わなかった。

 さて、どうしたものか。綾人は詰みである。いや、女神の罪か。
 どうせなら女神の元で働かせてもらえるように頼み込むか?
 綾人がそんなことを考えていると、ペルセポネの方から話しを広げてきた。

「ねぇ、あなた今の?について詳しく教えてちょうだいな」
 興味津々に身を乗り出して聞いてくる。  
 近づいてきたことで、改めて彼女がかなり際どい服装をしていることを思い出した。
 後少し近づいて来られたら、薄い布の下にある素肌と大切な物がうっかり見えそうである。
 綾人は思わず視線を逸らし、後ずさりをした。

「ええと、俺を生まれ変わらせて欲しいんだよ。できたら、元いた世界がベストだけど、この記憶が残るならどこでもいいんだ。できたら特別な力があるとベスト」
「なるほど!新しい入れ物を用意して地上に帰るってことね!」
「あー、そんな感じかな?」
 ちょっと違う気もするが、概ね間違っていないだろう。それより特別な力ってとこ、忘れないでほしい。

 綾人の話を聞いたペルセポネは、おもちゃを見つけた子供のようにはしゃいでいた。

「で、それはどうやってやるのかしら?」
 目をキラキラ輝かせて聞いてきた。
「ええっと…どうって言われても…。その、ペルセポネの力で…こう、うまくやれないのかなぁ」

 ペルセポネの顔があからさまにガッカリした。

「んなこと、できたらとっくにやってるわよ!私が何千年冥界にいると思っているわけ?で、なに?あなたはそんなんで私に転生したいなんて言ってきたワケ?やり方も分からないのに」
 
 キレられた。
 ファンタジーにファンタジーはやめろと言われるのは理不尽な気がする。

「じゃあ、逆にここから出られないのか?帰った人はいないのかよ。あんたは出られないのか?」
 
 視点を変える。

「そりゃあ何人かはいるわよ。オルフェウスとか。ラムくんとか。でも私は別。神だもん。『冥界の誓い』だって破っちゃってるし…。最初は帰れたけど結局ねぇ」
 ペルセポネは足をぱたぱた揺らす。

 綾人にとって、なにか知らないワードを連呼された。しかもその中にやけに親しげな名称が一つあった気がする。
 とりあえず、気になるところから聞いて行くか。綾人は胡座をかいてその場に座った。

「冥界の誓いってなんだ?」
「冥界で食べ物を口にしてしまった神は地上に帰れないっていう決まりごとよ」

 ペルセポネが指をぱちっとならすと、どこからともなく見慣れない果物が現れた。
 それをフリフリと見せる。
 彼女が口にしてしまったという果実だろうか。

「でも、あんた…最初は帰れたって言ってたよな?」
「ええ、半年に一回、帰れたわよ。私が口にしたのはザクロの種6粒だけだったから。そんなルール知らなかったし、飢えもあったし。何よりママの権限で情状酌量。でも、そもそも冥界にいる半年間は、なにも口にしてはいけないなんて無理があるのよ。お腹空いちゃって、途中で諦めてここに住むようになったわ」

 どうやらペルセポネが手に持っているのがザクロらしい。
 神でもお腹が空くなんて、思ったよりも不便そうだ。

 ペルセポネは手にした果実の上部を、どこからか取り出したナイフでスッと切った。
 すると中からプチプチとしたさらに小さな赤い実が溢れ出す。
 あれを食べるのか。綾人がザクロを見るのは初めてだった。

 ペルセポネはそのほっそりとした指でザクロの実をつまむと、真っ赤な小さな口へと運んだ。
 ちろっと舌を出して指先を舐める。
 ただ果物を食べているだけなのに、なんとも艶かしい。これが女神の力なのだろうか。

「ところで綾人。あなた、本当に私を知らないの?」

 綾人はもちろん『ペルセポネ』を知っていた。
 しかし、それは綾人の中では、神話の登場人物であるということには変わらない。
 彼女が何者なのか、正直今現在はわからないというのが綾人の見解であった。
 よって、綾人は無言を決め込むことにした。

「驚いた!もうオリンポスの神々は健在なのかしら?」
「オリンポスの神々?ギリシア神話か?」
 綾人の予想は当たっていた。
「神話?実話よ。その様子だと本当に廃れてしまったようね。確かにママからの便りももう何千年もこないし…」
 ぶつぶつ呟くペルセポネ。さらっととんでもない単位の年数が聞こえてきた気がする。

 そういえば、さっきペルセポネは自身を冥界の女神と名乗っていた。
 もし、彼女が口にしたオリンポスの神々というワードが鍵となるなら、やはり彼女はかつて冥界の王ハデスに攫われた春と花の女神、ペルセポネなのではないだろうか?
 
 綾人は小学生の頃に読んだギリシア神話の漫画のサルベージを試みる。

 ある日、突然地面が裂けてペルセポネはハデスに攫われてしまう。
 そして…帰ろうと思うんだけど冥界で食べ物を口にしてしまったせいで帰れなくなっちゃうんだっけ?  
 なんだ、結構覚えてるじゃん。綾人は自分の記憶力に感心した。

 そういえば、冥界の主人はどこだ?
 さっきからこの不運なペルセポネの姿しか見えない。

「なぁ、ハデスはどこに行ったんだ?ここが冥界ならいるはずだよな?」
「ハデス?」
  ペルセポネはターコイズブルーの瞳をぱちぱちしている。そしてなにかを思い出したように、手をポンと叩いた。

「ああ、あの根暗ね。わよ」
「ええ?!」

 確か神話ではペルセポネは純粋無垢な女神として描かれていた気がする。そんな彼女が冥界の王を殺してしまったというのか? 

「まぁ、正確には隙を見てステュクスの川に突き落としたのよ。あの変態親父、私を娶ったつもりで毎晩毎晩ベッドに忍び込んでくるんだもん。もう結構前の話よ。変なこと思い出させないでよ!」
「す、すまない…」

 でも、これまでの彼女の発言が本当なら人間である綾人はここから出られるのではないだろうか?
 冥界の誓いには低触していない。
 もちろん複雑なルールが多そうな神でもない。

「それなら俺はここから出られるんじゃないか?『冥界の誓い』も破ってないし」
「ああ、それは無理よ。だって、あなたの肉体、向こうの世界においてきてるじゃない」

 あ、そうだった。俺、身体帰る家がないんだった。
 綾人は再び自分の手を見つめる。
 しっかり血が通っており、どくんどくんと脈打つのを感じる。

「ちゃんと脈もあるのに不思議なもんだな」ポツリとつぶやく。
 しかし、その言葉を聞いたペルセポネは血相を変えて飛びついてきた。

「脈ですって?!あなた、こっちに来なさい!」

 ペルセポネに突然呼ばれて綾人は怯んだ。
 彼女にギロリと睨まれる。そんな彼女に逆らえず、綾人は恐る恐る彼女の玉座に近づいた。

 ペルセポネは近づいた綾人の腕をがっつりと掴み、抱きしめるようにして顔を胸に押し当ててきた。
 ふわっと綾人の顔面に花の香りが立ち込める。
 少々強すぎるオンナノコの香りにドギマギする綾人。

「な、え?!ちょ!」
「黙りなさい!」

 ぴしゃりとはねつけられる。
 心拍数がばくばくと上がり続ける。
 綾人の人生でこんな美少女、しかも女神に抱擁される機会なんてなかった。いや、前者はともかく女神に抱擁とかあった方がおかしいのだが。

「生きてる…」
 ペルセポネがポツリと呟く。
「え?」
「あなた、生きてるのよ。でもどういうことかしら、確かにあなたはストゥクスの川から流れてきたのに…とにかく、あなたは生きているのよ。オルフェウスやオデュッセウスなんかと一緒よ!」
「つまり、帰れるってことか?!」

 一縷の希望。
 転生やらなんやら言っていた先ほどまでが阿呆らしくなってくる。
 なんだ、生き還るならベストじゃん。と喜ぶ綾人。

「いや、帰さないわよ?」
 にっこり、かわいい笑顔で即答される。

 どうやら綾人が生者だと分かり、気が変わったらしい。
 一体どういうことなんだ、と混乱する綾人。

「あなたは私のちょーー久しぶりの遊び相手なの。帰さないわ」
「ええー!?」

 なんて身勝手な女なんだ…と思いかけてペルセポネに同情する。彼女も不本意な形で冥界に来て何千年も暮らしているのだ。
 でも、綾人も冥界なんかに長くいたくない。さっさと帰りたいのだ。
 そんな俺の気持ちを他所に、ペルセポネは先程までの傲慢な態度はどこへやら、その見た目に相違ない様子ではしゃいでいた。

「なぁ、どうして急に態度を変えたんだ?」
「え?だってあなた生身の人間じゃない。魂ってすぐに消えちゃうから、相手しないことにしてるのよ。さみしいしね」

 どうやら、魂を相手しないのにはペルセポネなりの理由があったらしい。
 そんな彼女は大変機嫌が良いようだった。

 ぱちっと指を鳴らすと、弱々しかった篝火がごうっと威力を増す。今まで薄暗かった部屋が一気に明るくなる。
 暗くて分からなかったが、内部の装飾は細かく美しい。先ほどまで夜だった天井は、いつの間にか昼になっている。雲ひとつない快晴であった。

 へぇ、綺麗にしてるんだ。そう言おうと思って綾人は気づいてしまった。
 薄い布を羽織っているだけのペルセポネである。
 明るくなってしまったため、その、大事なところが透けてしまうのではないか。

 覚悟を決めろ。躊躇なんて必要ない。だって相手が気にしていないのだから。
 綾人は自分に言い聞かせる。
 彼の人生で女性の恥部を拝む機会などなかった。

 ゴクリ。

 覚悟を決めて、前方のペルセポネを凝視する。
 額からは汗を流し、拳を握りしめ、歯を食いしばっている。そして、彼女を見るその目は血走っていた。

 神の威光とはこのことであろうか。
 謎の光はここ冥界でも健在であった。

 ペルセポネは服の下に謎の薄い光をまとっていたのである。
 決して悪目立ちすることなく、女神の大切な部分をガードしていた。

 ギリシア神話を描いた絵画の登場人物の多くは薄い布をまとっているだけである。
 写実的に、水の反射までも美しく描いている絵画でさえも、なぜか薄いベールの下を描いた作品はないのである。は綺麗に描く癖に。

 なるほど、見えないものは書けない…ということか。

 期待と覚悟が一気に吹き飛んだ綾人。

 ペルセポネはそんな一人で浮き沈みしていた綾人に気づかず指を鳴らし続ける。

 どこからともなく広間の中心に大きなテーブルと椅子が現れ、上等なテーブルクロスが敷かれる。
 ついで扉が開くとコック帽を被った骸骨達が食事を持って現れた。
 その姿は不気味というか、一周回って滑稽である。
 よく見ると胸に色とりどりの花をさしていた。
 ペルセポネの趣味だろうか。 
 がしゃりがしゃりと料理を運ぶ骸骨の姿はなんとなく愛らしくもあった。

「さぁ、一緒にご飯を食べましょう!誰かとご飯を食べるなんて何千年ぶりかしら」

 もしかしたらこの無邪気な彼女の笑顔こそが、彼女の本来の姿なのかもしれない。

 聖者のいないこの地では、ペルセポネ以外誰も食事を必要としない。
 綾人の目からもわかる通り、ペルセポネははしゃいでいた。
 最後に誰かと食事をしたのは地上でママとした時だろうか。
 ここでは、あの変態オヤジと顔を合わせるのが嫌で結局誰とも食卓を囲んで来なかった。
 それにもしかしたら…。むふふと笑いが漏れそうになる。
 危ない危ない。この人間にバレないようにしなくては。 

 ペルセポネが再び指を鳴らすと椅子が現れる。
 彼女は軽い足取りで玉座から降りると椅子に座った。  
 両手にナイフとフォークを持ち、ガンガンとテーブルを叩く。さぁ早くとでも言わん姿は少女らしく愛らしい。
 こうなっては綾人も悪い気がしないので、勧められるままにテーブルに着く。

「召し上がれ!あまり良いものではないけど…今の私が出来る最大限のおもてなしよ」

 テーブルの上は果物がメインだった。
 ハデスがザクロを彼女に進めたくらいだから冥界でも果物は取れるのだろうか?それとも彼女が植物の女神だから栽培しやすいのだろうか。
 せっかくなので特に文句も言わずに頂くことにする。

「いただきます」

 慣れないナイフとフォークを使い、イチジクを切り分ける。
 切り分けたイチジクをフォークで口に運ぼうとした時、綾人はふと視線に気づいた。
 無邪気にニコニコ笑うペルセポネの視線である。
 綾人がイチジクを口にするのを今か今かと待っているかのようだった。

 ふと、疑問に思う。

「あの、これって俺が食べても平気なのか?」 
 ギクリと笑顔のまま固まるペルセポネ。

 あ、こいつなにか企んでるな。

「おほほ、そんなことございませんことよ」
 明らかに様子がおかしい。
 
 うん、やっぱり食べないでおこう。
 そのままナイフとフォークを置くと、「ちっ」と明らかな舌打ちが聞こえてきた。

「まぁいいわ。あなたは生身なんだし、そのうちお腹が空くはず。そしたらここに残ることになるかもしれないんだし」

 綾人の嫌な予感は当たっていた。

「やっぱり俺も食べたらアウトなのか?」
 
 んーと考え込むペルセポネ。

「結論から言うとグレーね。生きたままの人間がきた前例なんてそうはないし、そもそも想定してないから。神が適応されるルールしかないのよね」
「でも、どっかで冥界に落ちてしまった恋人を助けにきたけど、恋人が食べ物を口にしていたから取り戻せなかった、みたいなのあった気がするけど?」
「そんなことあったっけ?多分なにかの派生か、物語よ。私の知る限りそんなことはないわ」

 ペルセポネはどこまでも素直であった。
 悪巧みをしても基本的に悪意はないようだ。
 
「なぁ、あんたここから出たいのか?」
「冥界から?もちろん出たいに決まってるじゃない。もう何千年も退屈してるんだし。でもこれからは千年くらい、あなたがいるから心配ないわ」
 
 え、千年もこいつの相手しなきゃいけないの?いや、こんな美しい女神と一緒にいられるなんて願ってもない話なのかもしれない。揺らぐ綾人。
 
 しかし、綾人は知らなかった。
 神と関係を持った人間は大抵ロクなことにならない。ギリシアの神は人並みに、時には人以上に感情的であるため、不幸な展開になることが多いのである。

 しかし、ペルセポネも知らなかった。
 女神の中では抜群に若いペルセポネ。物心ついた頃から何千年も冥界に閉じ込められている彼女である。
 綾人の下心も男の怖さも(ハデス以外)あまり知らない。
 世間に疎く、飛んだ箱入り娘なのだった。

 ところで、生きているとわかった今、綾人は一刻も早く帰りたかった。
 こんなところで場違いだが、浦島太郎を思い出した。
 もしかしたら、この冥界にいる間に何年も経っていたらどうしよう。

 綾人は必死に頭を働かせる。
 でもここから出るにはペルセポネの目をかいくぐらねばならない。しかしその後どうする?出口がわからない。
 出口を探している間に餓死してしまうだろう。
 ならば、ペルセポネも一緒に?でもペルセポネは『冥界の誓い』が…。
 
 ここまで考えて、綾人はふと閃いた。
 あれ?もしかしたら、これでいけるのではないだろうか。
 しかし、ペルセポネが承諾してくれるのかもわからないし、そもそもそんなこと可能なのだろうか。
 でも、せっかく思いついたので聞いてみることにした。

「なぁ、ペルセポネ。あんた『冥界の誓い』でここから出られないんだよな?」
 「ええ、そうよ。かれこれ何年も一人でここにいるわ」
 愛嬌のある従者たちはいるけどね、と付け足す。

「なら、女神いいんじゃない?」
「女神辞めるなんて。そんなバカなこと…」

 そう言ってペルセポネは俯き、固まってしまう。
 顔に影が落ち、表情は読み取れない。

「おーい、ペルセポネさーん?」
  
 返事がない、ただの女神のようだ。
 ペルセポネはそのまま三分くらい、動かなかった。

「それよ!!」

 ガンッと大きな音を立ててペルセポネが立ち上がった。

 椅子が後ろに倒れる。
 彼女の片足は行儀など関係ないとでも言うように、テーブルの上に乗っている。
 そして右手の人差し指をピンとさせ天高く突き上げた。

「女神なんてもうやーめた!レッツ人間!ゴートゥー地上よ!」

 ててーん、とファンファーレが聞こえた気がした。
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