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Day2
第3回
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3
真帆さんはおよそ観光客の巡らない海岸沿いの裏路地や住宅地、高校や小学校の周りをただふらふらと歩き続けるばかりだった。
帽子もかぶらず、長い髪を揺らしながら、時折ラムネ瓶に口を付けつつ、暑そうなそぶりすら見せなかった。
僕らはこの暑い日差しが降り注ぐなか、影を見つけてはそこに隠れるように身を潜め、自販機でお茶を買ってはがぶがぶ飲んだ。
真帆さんは時折立ち止まっては辺りを見回し、街角の地蔵や小さな祠をまじまじと見つめ、思い出したようにスマホで写真を撮っていた。かと思えば橋の上から川を眺め、バイパスの橋げたを折り返すと、反対側の歩道を通って再び来た道を戻る。
たぶん、二時間くらいは真帆さんのあとを歩き続けていたんじゃないだろうか。
そろそろこの茹だるような暑さにも耐えかねそうになった時、ふらりと真帆さんの立ち寄ったコンビニで、僕らはようやくクーラーの涼しい風にあたることができたのだった。
真帆さんの視界に入らないよう、一定の距離を取りながら店内をうろうろしていた時、不意に陸が口を開いた。
「そう言えば、うちの親父も夏バテしてさ、昨日から会社休んでるんだよね」
「え? マジ?」
優斗が言って、陸は頷く。
「そのくせ食欲だけはあってさ。実はずる休みしてるだけなんじゃねぇかって思ったね」
「ふぅん? まぁ、食欲あるんならまだ安心じゃない?」
「まぁな」
すると優斗も思い出したように、
「そうそう、うちの近くに住んでるおじさんも夏バテみたいでさ。今日もなんか辛そうに仕事に行ってたよ。あと、向かいのおばさんもぶっ倒れて病院に担ぎ込まれてた」
「最近暑いからな」
と僕も頷き、
「昨日もほら、潮見さん……潮見の父さんがふらふらしながらうちの店の前を歩いてたんだけど、なんか辛そうだったなぁ」
「やっぱアレじゃない? 無気力症候群ってやつ」
優斗の言葉に、陸は眉間に皴を寄せつつ、
「あぁ、アレな。もしかしたら蒼太のやつも――」
そんな会話を続けるうちに、真帆さんは特に何も買うことなくコンビニを出ていった。
僕らも少し間をおいて、続くようにコンビニをあとにする。
そこから向かったのは商店街。結局、元の場所に戻ってきてしまったのだった。
「なんだよ、戻ってきちゃったじゃん」
陸が呟き、
「そろそろやめるか?」
と優斗も小さくため息を吐いた。
「いや、だから最初から俺はノリ気じゃなかったんだけど……?」
僕も思わずそう返したところで、真帆さんが商店街を抜けて国道を横切り、鉄道の高架橋を潜り抜けていくのが見えた。
僕らは顔を見合わせ、けれどやっぱりそのあとを追う。
真帆さんはその先の道端に建つお洒落なアイス屋さんでアイスを買うと、それを舐め舐め再び道を歩き出した。
この道の先には僕らが通っていた小学校があり、古い住宅街が広がっている。
寺社仏閣も多く建ち並んでおり、観光客も多くなってきた。
僕らもそんな観光客の中に紛れるようにアイス屋の前を通り抜けようとしたところで、
「なにやってんの、あんたたち」
突然聞き覚えのある声に呼び止められて、僕らは思わず足を止めて顔を向けた。
そこには店前の長椅子に腰かけてアイスを食べている陽葵と湊の姿があって、僕らは慌ててアイス屋のカウンターに足を向けながら、
「あ、いや、ほら」
「ちょっとアイスを食べたくなってさ」
「そうそう、そうそう」
そんな僕らに、陽葵は胡乱な目で、
「ふぅん? てっきり、あの女の人のストーカーにでもなったのかと思った」
その言葉に、どきりとしながら僕は答える。
「そ、そんなわけないじゃないか! たまたま、たまたまだよ!」
「へぇ?」
にやりと笑う陽葵に、僕らは言葉を返すことなくそれぞれアイスを買い、陽葵たちと並んで頬張った。
多くの観光客や車が目の前の道を行き来し、高架下の向こう側からは生ぬるい風が吹き上げてくる。
相変わらず太陽は燦々と輝き暑苦しいが、アイス屋のテントの下で影となっている僕らの居るこの場所は、それでもまだマシな方だった。
気だるげに歩く町の人、楽し気に笑っている家族連れ、小さな観光バスが目の前を通り過ぎて、大きなお寺の駐車場へと左折していくのを眺めていると、
「で、本当は何してたの?」
陽葵のその言葉に、僕らは一瞬、顔を見合わせて、
「いや、ほら、だから――」
「たまたまアイスを買いにさぁ……」
「嘘」
と陽葵は意地の悪そうな笑みを浮かべてぴしゃりと言って、
「ここに来る途中、あんたたちが真帆さんのあとをつけてるの、見てたんだから」
それはどこか勝ち誇ったような言い方で、僕らは何も言い返すことができなかった。
その間、湊は黙々とアイスをぺろぺろ舐め続けているばかりだった。
陽葵は小さくため息を吐き、
「ほんと、何やってんだか」
「いや、ほら、気になるじゃないか。あんな綺麗な人が一人でふらふらしてたらさ、ほら」
なぁ? と陸に話を振られて、僕も優斗もあいまいな笑みを浮かべることしかできなかった。
そんなふうに話を振られたって、僕は最初から真帆さんのあとをつけるのにノリ気ではなかったのだから困るだけだ。
だから代わりに優斗に返答を求めるように視線を送ったのだけれど、優斗は小さく首を横に振るばかりであてにならなかった。
「まぁ、いいけど。でも、本当に何をしにこの町に来たんだろうね、あの人」
陽葵の言葉に、陸は「だろうっ?」と急に元気を取り戻して、
「やっぱり気になるよな? どう見たって普通の観光客じゃないよな」
それはわからないけど、と陽葵は小首を傾げつつ、
「何か別に目的があって町の中を巡っているのは間違いないと思う。観光って感じじゃないよね、なんとなく」
「なんとなく?」
僕が訊ねると、陽葵は少し困ったように眉をひそめて、
「なんて言えばいいんだろう。何かを探し歩いている感じかなぁ。まぁ、気のせいかも知れないけど」
「ふうん……?」
何かを探し歩いている感じ。
陽葵のその言葉に、確かに、と僕も頷き返す。
さっきも商店街で『いつもと変わったことはなかったか』なんて漠然としたことを訊かれたけれど、たぶん、真帆さんがこの町を訪れている理由がそこにあるんだろう。
けど、いったいどういう意味なんだろうか?
いつもとは変わったことって、いったい?
真帆さんは猫がワンと鳴いたとか、犬がニャァと鳴いたとか、そんなことだと言っていたけど、いまいち意味が解らなかった。
そんなことにどんな意味があるのか。
真帆さんは、そこに何を求めているのか。
「死んだ人の霊――学校の体育館で達磨の運動会――?」
思わず口にしたとき、陽葵は眉間にしわを寄せて、
「なに? なんの話?」
と首を傾げた。
僕は「あっ」と我に返り、
「いや、真帆さんがさっき言ってたんだ。そんな変わったことがここ最近なかったかって」
「それって、もしかして――」
陽葵が言いかけたとき、陸が慌てたように湊に声をかけた。
「どうした、ミナト。大丈夫か?」
見れば、陽葵の隣でぐったりした様子の湊が、食べかけたアイスを地面にぼとりと落としたところで、
「……なんか、頭痛い」
「え、大丈夫? 熱中症かなぁ」
陽葵は言って、ミナトの額に手をあてる。
僕と陸はふらふらする湊を支えてやり、優斗は気を利かせてアイス屋の店員さんに地面にアイスを落としてしまったこと、頭を冷やすのに保冷剤か何かもらえないか、と声をかけてくれていた。
陽葵は受け取った保冷剤をハンカチで巻き、湊の首に括りつけてやりながら、
「帰れそう?」
「……わかんない」
苦しそうな湊の様子に、僕は居ても立っても居られなかった。
「ほら、負ぶってやるから、乗りなよ」
「……うん」
湊はその細い腕で僕の首に腕を回す。
僕はしっかりと湊を背中に背負うとゆっくりと立ち上がり、陸と優斗に顔を向けた。
「ごめん、湊を家に送っていくから」
「あぁ、気をつけてな」
「じゃぁな、ミナト。ゆっくり休めよ」
それから陽葵が申し訳なさそうに、
「ごめんね、ハルト」
「いいよ、気にすんな。さぁ、行こう」
「うん」
僕は湊を背負ったまま、陽葵と並んで歩き出した。
ふと後ろを振り向くと、陸も優斗も心配そうな表情で、僕らを見送っていたのだった。
真帆さんはおよそ観光客の巡らない海岸沿いの裏路地や住宅地、高校や小学校の周りをただふらふらと歩き続けるばかりだった。
帽子もかぶらず、長い髪を揺らしながら、時折ラムネ瓶に口を付けつつ、暑そうなそぶりすら見せなかった。
僕らはこの暑い日差しが降り注ぐなか、影を見つけてはそこに隠れるように身を潜め、自販機でお茶を買ってはがぶがぶ飲んだ。
真帆さんは時折立ち止まっては辺りを見回し、街角の地蔵や小さな祠をまじまじと見つめ、思い出したようにスマホで写真を撮っていた。かと思えば橋の上から川を眺め、バイパスの橋げたを折り返すと、反対側の歩道を通って再び来た道を戻る。
たぶん、二時間くらいは真帆さんのあとを歩き続けていたんじゃないだろうか。
そろそろこの茹だるような暑さにも耐えかねそうになった時、ふらりと真帆さんの立ち寄ったコンビニで、僕らはようやくクーラーの涼しい風にあたることができたのだった。
真帆さんの視界に入らないよう、一定の距離を取りながら店内をうろうろしていた時、不意に陸が口を開いた。
「そう言えば、うちの親父も夏バテしてさ、昨日から会社休んでるんだよね」
「え? マジ?」
優斗が言って、陸は頷く。
「そのくせ食欲だけはあってさ。実はずる休みしてるだけなんじゃねぇかって思ったね」
「ふぅん? まぁ、食欲あるんならまだ安心じゃない?」
「まぁな」
すると優斗も思い出したように、
「そうそう、うちの近くに住んでるおじさんも夏バテみたいでさ。今日もなんか辛そうに仕事に行ってたよ。あと、向かいのおばさんもぶっ倒れて病院に担ぎ込まれてた」
「最近暑いからな」
と僕も頷き、
「昨日もほら、潮見さん……潮見の父さんがふらふらしながらうちの店の前を歩いてたんだけど、なんか辛そうだったなぁ」
「やっぱアレじゃない? 無気力症候群ってやつ」
優斗の言葉に、陸は眉間に皴を寄せつつ、
「あぁ、アレな。もしかしたら蒼太のやつも――」
そんな会話を続けるうちに、真帆さんは特に何も買うことなくコンビニを出ていった。
僕らも少し間をおいて、続くようにコンビニをあとにする。
そこから向かったのは商店街。結局、元の場所に戻ってきてしまったのだった。
「なんだよ、戻ってきちゃったじゃん」
陸が呟き、
「そろそろやめるか?」
と優斗も小さくため息を吐いた。
「いや、だから最初から俺はノリ気じゃなかったんだけど……?」
僕も思わずそう返したところで、真帆さんが商店街を抜けて国道を横切り、鉄道の高架橋を潜り抜けていくのが見えた。
僕らは顔を見合わせ、けれどやっぱりそのあとを追う。
真帆さんはその先の道端に建つお洒落なアイス屋さんでアイスを買うと、それを舐め舐め再び道を歩き出した。
この道の先には僕らが通っていた小学校があり、古い住宅街が広がっている。
寺社仏閣も多く建ち並んでおり、観光客も多くなってきた。
僕らもそんな観光客の中に紛れるようにアイス屋の前を通り抜けようとしたところで、
「なにやってんの、あんたたち」
突然聞き覚えのある声に呼び止められて、僕らは思わず足を止めて顔を向けた。
そこには店前の長椅子に腰かけてアイスを食べている陽葵と湊の姿があって、僕らは慌ててアイス屋のカウンターに足を向けながら、
「あ、いや、ほら」
「ちょっとアイスを食べたくなってさ」
「そうそう、そうそう」
そんな僕らに、陽葵は胡乱な目で、
「ふぅん? てっきり、あの女の人のストーカーにでもなったのかと思った」
その言葉に、どきりとしながら僕は答える。
「そ、そんなわけないじゃないか! たまたま、たまたまだよ!」
「へぇ?」
にやりと笑う陽葵に、僕らは言葉を返すことなくそれぞれアイスを買い、陽葵たちと並んで頬張った。
多くの観光客や車が目の前の道を行き来し、高架下の向こう側からは生ぬるい風が吹き上げてくる。
相変わらず太陽は燦々と輝き暑苦しいが、アイス屋のテントの下で影となっている僕らの居るこの場所は、それでもまだマシな方だった。
気だるげに歩く町の人、楽し気に笑っている家族連れ、小さな観光バスが目の前を通り過ぎて、大きなお寺の駐車場へと左折していくのを眺めていると、
「で、本当は何してたの?」
陽葵のその言葉に、僕らは一瞬、顔を見合わせて、
「いや、ほら、だから――」
「たまたまアイスを買いにさぁ……」
「嘘」
と陽葵は意地の悪そうな笑みを浮かべてぴしゃりと言って、
「ここに来る途中、あんたたちが真帆さんのあとをつけてるの、見てたんだから」
それはどこか勝ち誇ったような言い方で、僕らは何も言い返すことができなかった。
その間、湊は黙々とアイスをぺろぺろ舐め続けているばかりだった。
陽葵は小さくため息を吐き、
「ほんと、何やってんだか」
「いや、ほら、気になるじゃないか。あんな綺麗な人が一人でふらふらしてたらさ、ほら」
なぁ? と陸に話を振られて、僕も優斗もあいまいな笑みを浮かべることしかできなかった。
そんなふうに話を振られたって、僕は最初から真帆さんのあとをつけるのにノリ気ではなかったのだから困るだけだ。
だから代わりに優斗に返答を求めるように視線を送ったのだけれど、優斗は小さく首を横に振るばかりであてにならなかった。
「まぁ、いいけど。でも、本当に何をしにこの町に来たんだろうね、あの人」
陽葵の言葉に、陸は「だろうっ?」と急に元気を取り戻して、
「やっぱり気になるよな? どう見たって普通の観光客じゃないよな」
それはわからないけど、と陽葵は小首を傾げつつ、
「何か別に目的があって町の中を巡っているのは間違いないと思う。観光って感じじゃないよね、なんとなく」
「なんとなく?」
僕が訊ねると、陽葵は少し困ったように眉をひそめて、
「なんて言えばいいんだろう。何かを探し歩いている感じかなぁ。まぁ、気のせいかも知れないけど」
「ふうん……?」
何かを探し歩いている感じ。
陽葵のその言葉に、確かに、と僕も頷き返す。
さっきも商店街で『いつもと変わったことはなかったか』なんて漠然としたことを訊かれたけれど、たぶん、真帆さんがこの町を訪れている理由がそこにあるんだろう。
けど、いったいどういう意味なんだろうか?
いつもとは変わったことって、いったい?
真帆さんは猫がワンと鳴いたとか、犬がニャァと鳴いたとか、そんなことだと言っていたけど、いまいち意味が解らなかった。
そんなことにどんな意味があるのか。
真帆さんは、そこに何を求めているのか。
「死んだ人の霊――学校の体育館で達磨の運動会――?」
思わず口にしたとき、陽葵は眉間にしわを寄せて、
「なに? なんの話?」
と首を傾げた。
僕は「あっ」と我に返り、
「いや、真帆さんがさっき言ってたんだ。そんな変わったことがここ最近なかったかって」
「それって、もしかして――」
陽葵が言いかけたとき、陸が慌てたように湊に声をかけた。
「どうした、ミナト。大丈夫か?」
見れば、陽葵の隣でぐったりした様子の湊が、食べかけたアイスを地面にぼとりと落としたところで、
「……なんか、頭痛い」
「え、大丈夫? 熱中症かなぁ」
陽葵は言って、ミナトの額に手をあてる。
僕と陸はふらふらする湊を支えてやり、優斗は気を利かせてアイス屋の店員さんに地面にアイスを落としてしまったこと、頭を冷やすのに保冷剤か何かもらえないか、と声をかけてくれていた。
陽葵は受け取った保冷剤をハンカチで巻き、湊の首に括りつけてやりながら、
「帰れそう?」
「……わかんない」
苦しそうな湊の様子に、僕は居ても立っても居られなかった。
「ほら、負ぶってやるから、乗りなよ」
「……うん」
湊はその細い腕で僕の首に腕を回す。
僕はしっかりと湊を背中に背負うとゆっくりと立ち上がり、陸と優斗に顔を向けた。
「ごめん、湊を家に送っていくから」
「あぁ、気をつけてな」
「じゃぁな、ミナト。ゆっくり休めよ」
それから陽葵が申し訳なさそうに、
「ごめんね、ハルト」
「いいよ、気にすんな。さぁ、行こう」
「うん」
僕は湊を背負ったまま、陽葵と並んで歩き出した。
ふと後ろを振り向くと、陸も優斗も心配そうな表情で、僕らを見送っていたのだった。
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