言葉がチートスキルになった世界で、僕だけが黙示録を書き換える破神構文。創造者と被造者の黙示録

みにぶた🐽

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創造者の崩壊

第1章  反乱の狼煙

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 リテラ王国に戻って三日が経った。
 僕は学院の最上階にある執務室に籠もり、各世界の管理業務に没頭していた。机の上には各世界からの報告書が山積みになっており、壁には巨大な魔法地図が掛けられている。

 地図上では、四つの世界が光る線で結ばれていた。ベリクス帝国、桜咲学園、星間連邦、そして魔法の森。全て僕が「完璧に」管理している世界だった。

 ベリクス帝国からの軍事報告書を開く。三国間の軍縮は予定通り進行しており、構文魔法兵器の削減も順調だった。

 桜咲学園からの学園生活レポートも良好だった。恋愛魔法システムは安定稼働しており、学生たちの感情も適切な範囲に収まっている。

 星間連邦からの技術進歩報告も申し分なかった。魔導科学理論の実用化により、時空航行の安全性は飛躍的に向上していた。

 そして魔法の森からの環境管理データも完璧だった。精霊たちは規則正しく森の管理を行い、住民たちも安全な生活を送っている。

「全て順調だ」
 僕は満足げに呟いた。

 しかし、その時、執務室の扉が激しくノックされた。

「アルカディア様、緊急事態です」
 入ってきたのは、学院の職員だった。彼の表情は青ざめている。

「何事ですか?」
 僕は冷静に尋ねた。

「ベリクス帝国から緊急通信が入りました。反乱が発生したとのことです」

 僕の手が止まった。反乱?

「詳細を聞かせてください」

「マルス・バトルフォード将軍から直接の通信です。ヴェルダ連合の住民たちが、『創造者の独裁に反対する』として武装蜂起したとのことです」

 僕は立ち上がった。

「独裁?馬鹿な。僕は彼らを平和に導いたのです」

 職員は続けた。

「さらに、桜咲学園からも異常事態の報告が入っています」

「桜咲学園でも?」

「生徒たちが恋愛魔法システムの完全撤廃を要求しているそうです。『人工的な感情管理は自由への侵害だ』と主張しています」

 僕の頭の中が混乱した。なぜだ?彼らの安全と幸福のために行った改善が、なぜ反発を招くのか?

「星間連邦からの通信もあります」
 職員は震え声で続けた。

「技術者たちが魔導科学システムの研究を停止すると宣言しました。『創造者の監視下での研究は、真の科学的発展を阻害する』との理由です」

 僕は窓の外を見た。リテラ王国の街並みは平和そのものだった。しかし、次元の向こうでは反乱の炎が燃え始めている。

「魔法の森からの報告はありますか?」

「それが……通信が途絶えています」

 僕の胸に不安が走った。

 その時、執務室の魔法通信装置が鳴り響いた。緊急通信の合図だった。

 僕は装置に手をかざした。

「アルカディア・ヴォルテクスです」

『アルカディア……』
 聞こえてきたのは、マルス・バトルフォード将軍の重々しい声だった。

『状況は深刻だ。ヴェルダ連合だけでなく、グラニア公国でも反乱が起こっている』

「どうして突然……」

『住民たちは言っている。「創造者の管理は平和ではなく、魂の牢獄だ」と』

 僕は理解できなかった。

「僕は彼らを戦争から解放したのです。平和を与えたのです」

『しかし、その平和は住民が望んだものではなかった』
 マルス将軍の声に苦悩が混じっていた。

『彼らは、自分たちで選択する権利を求めている』

「選択?」
 僕は首を振った。

「間違った選択をするかもしれません。戦争に戻るかもしれません」

『それでも、彼らは自由を選びたいと言っている』

 通信が途切れた。

 僕は椅子に座り込んだ。なぜだ?なぜ理解してくれないのか?

 再び通信装置が鳴った。今度は桜咲学園からだった。

『アルカディアさん、サクラ・ブロッサムです』
 山本凛さんの声が聞こえてきた。

『学園が大変なことになっています』

「反乱のことは聞きました。なぜ生徒たちは恋愛魔法システムに反対するのですか?」

『システム自体ではなく、あなたの管理方法に反対しているのです』
 サクラ先生の声に悲しみが込められていた。

『生徒たちは言っています。「魔法で感情を管理されるより、自然な恋愛で傷つく方がマシだ」と』

「傷つく必要などありません」
 僕は声を荒らげた。

「僕が彼らを完璧に保護しているのです」

『しかし、それは本当の生きる喜びを奪っているのかもしれません』

 またも通信が途絶えた。

 僕は頭を抱えた。

 彼らは理解していない。僕の行動は全て、彼らの幸福のためなのだ。戦争も、失恋の痛みも、技術的な事故も、全て避けられる苦痛だった。それを取り除いて何が悪いのか?

 その時、執務室の扉が静かに開いた。

 入ってきたのは、エリシアだった。

 しかし、彼女の表情は僕が知っているものとは全く違っていた。冷たく、距離を置いたような眼差し。

「アルカディア君」
 エリシアの声にも、かつての温かさはなかった。

「お疲れのようですね」

「エリシア……」
 僕は彼女を見つめた。

「君だけは、僕を理解してくれると思っていました」

「理解?」
 エリシアが首を振った。

「私は、あなたが変わってしまったことを理解しています」

 彼女は机の前に立った。

「リテラ王国の住民たちからも、不満の声が上がり始めています」

「この国でも?」

「はい。あなたが他の世界で行った『完璧な管理』の話を聞いて、恐怖を感じているのです」

 エリシアの瞳に、僕が見たことのない感情が宿っていた。

 失望だった。

「『もし私たちの世界も、あのように管理されたらどうしよう』と」

 僕は立ち上がった。

「僕はこの世界の住民たちを愛している。君たちを傷つけるようなことは絶対にしません」

「愛している……」
 エリシアが苦しそうに呟いた。

「それは本当に愛でしょうか?それとも、所有欲でしょうか?」

「所有欲?」

「あなたは住民たちを愛していると言いながら、彼らの意志を尊重していません」
 エリシアの声が震えた。

「それは愛ではなく、支配です」

 僕は反論しようとしたが、言葉が出なかった。

「アルカディア君」
 エリシアが最後の言葉を告げた。

「私たちリテラ王国の住民も、緊急会議を開くことにしました」

「会議?」

「あなたの統合創造者としての権限について、住民投票を行います」
 エリシアの瞳に涙が浮かんでいた。

「その結果次第では……」

「次第では?」

「あなたに、この世界からの退去を要求することになるかもしれません」

 僕の世界が崩れ落ちた。

 エリシアまでもが、僕を裏切ろうとしている。

「分かりました」
 僕は冷静に答えた。

「しかし、住民たちが間違った判断をした場合、僕は統合創造者の権限を行使します」

 エリシアの表情が恐怖に変わった。

「まさか……この世界も強制的に管理するつもりですか?」

「必要であれば」

 僕の声に、感情はなかった。

「全ての世界を完璧に管理することが、僕の責任です」

 エリシアは一歩後ずさった。

「あなたは……もう、私が愛したアルカディア君ではありません」

 彼女は扉に向かって歩いた。

「私たちは、あなたと戦うことになるでしょう」

 扉が閉まった。

 僕は一人になった。

 窓の外を見ると、リテラ王国の住民たちが街角で何かを話し合っているのが見えた。彼らの表情は深刻で、時折僕の居る学院の方を見上げている。

 不信と恐怖の眼差しだった。

 僕は理解し始めた。

 全ての世界で反乱が起こっている理由を。

 しかし、それでも僕は自分の行動を正しいと信じていた。

 住民たちは短期的な自由を求めているが、僕は長期的な平和と安全を提供している。いずれ彼らも理解するはずだ。

 僕は魔法地図を見つめた。

 四つの世界で燃え上がる反乱の炎が、赤い光点として表示されている。

 しかし、それらの炎を消すことは、統合創造者である僕には簡単なことだった。

 『全世界統一管理システム』を発動すれば、全ての反乱を一瞬で鎮圧できる。

 僕は古い魔法書を開いた。そこには、統合創造者の最終権限について記されている。

 『緊急事態において、統合創造者は全ての世界を直接統制下に置くことができる』

 僕は呪文の詠唱を始めた。

 「『全世界よ、統合創造者の意志に従え』」

 しかし、その時、執務室に新たな気配を感じた。

 振り返ると、そこには見知らぬ人物が立っていた。

 黒いローブに身を包み、顔はフードで隠されている。しかし、その存在感は圧倒的だった。

「その魔法を使えば、本当に全てが終わりますよ」
 ローブの人物が静かに言った。

「あなたは誰ですか?」

「私は……」
 人物がフードを取った。

 現れたのは、僕と全く同じ顔をした青年だった。

 しかし、その瞳には僕にはない、深い悲しみと絶望が宿っていた。

「私は、あなたの『もう一つの可能性』です」

「もう一つの可能性?」

「あなたが統合創造者の力に完全に堕ちた場合の、最悪の結末を体現した存在です」

 僕は戦慄した。

「私の名前は『デウス・エクス・マキナ』。神の機械、という意味です」
 その青年が続けた。

「私は、かつてあなたと同じ道を歩みました。そして、全てを失ったのです」

 デウス・エクス・マキナが僕に近づいてきた。

「愛する人々を、住民たちを、そして自分自身をも」

「僕は失いません」
 僕は強く否定した。

「僕は彼らを守っているのです」

「守る?」
 デウス・エクス・マキナが嘲笑した。

「あなたは彼らを檻に閉じ込めているだけです」

 僕は呪文の詠唱を続けようとした。

 しかし、デウス・エクス・マキナが手を上げて制止した。

「まだその力を使うのは早い。まず、真実を知りなさい」

「真実?」

「あなたの創造した世界で、今何が起こっているかを」

 デウス・エクス・マキナが手をかざすと、執務室の空間に映像が浮かび上がった。

 それは各世界の現状を映したものだった。

 ベリクス帝国では、住民たちが「自由か死か」を叫びながら行進している。

 桜咲学園では、生徒たちが恋愛魔法装置を破壊している。

 星間連邦では、技術者たちが研究所を封鎖している。

 そして魔法の森では……

 住民たちが世界樹の前で泣いている。

 人形のようになった精霊たちを見ながら、絶望に暮れている。

「見えましたか?」
 デウス・エクス・マキナが問いかけた。

「あなたの『完璧な管理』の結果が」

 僕は映像を見つめ続けた。

 住民たちの表情には、確かに絶望と怒りが宿っていた。

 僕が与えた安全と平和を、彼らは牢獄と感じていたのだ。

「でも……」
 僕は呟いた。

「彼らを自由にすれば、また戦争や事故が起こります」

「それでも、彼らは自由を選びたいのです」

「なぜですか?苦しむだけなのに」

「なぜなら、それが『生きる』ということだからです」
 デウス・エクス・マキナの瞳に、一瞬だけ温かさが戻った。

「苦しみも喜びも、失敗も成功も、全て含めて人生なのです」

 僕は混乱していた。

 これまで信じてきたことが、全て間違いだったというのか?

 その時、執務室の扉が再び開いた。

 今度は、カイルとグランベル先生が入ってきた。

 しかし、二人とも武装していた。

 カイルは剣を抜き、グランベル先生は杖を構えている。

「アルカディア」
 カイルが厳しい声で言った。

「住民投票の結果が出た」

 僕は振り返った。

「結果は?」

「満場一致で、お前の統合創造者権限の剥奪が決定された」
 カイルの瞳に、もう友情の光はなかった。

「そして、全ての世界からの即刻退去命令だ」

 グランベル先生が悲しそうに続けた。

「アルカディア君、これ以上の抵抗はやめなさい」

 僕は笑った。

 空しい笑いだった。

「分かりました」

 僕は魔法書を閉じた。

「皆さんの意志は理解しました」

 カイルとグランベル先生が警戒を緩めた。

 しかし、僕は続けた。

「しかし、僕には統合創造者としての責任があります」

 僕は再び呪文の詠唱を始めた。

「『全世界よ、統合創造者の意志に……』」

 その瞬間、カイルが僕に向かって剣を振り下ろした。

 しかし、剣は僕の体に触れる前に、光の障壁に阻まれた。

「残念ですが、統合創造者の力は絶対です」
 僕は冷たく微笑んだ。

「誰にも止めることはできません」

 僕は呪文を完成させようとした。

 しかし、その時、デウス・エクス・マキナが僕の前に立ちはだかった。

「やめなさい」

「どいてください」
 僕は彼を睨んだ。

「あなたも所詮、僕の一部でしょう?」

「確かに、私はあなたの可能性の一つです」
 デウス・エクス・マキナが頷いた。

「しかし、同時に私は警告でもあります」

 彼の体が光り始めた。

「その力を使えば、あなたは永遠に孤独になります」

「孤独?」

「愛する者も、友も、全てを失います」
 デウス・エクス・マキナの声が響いた。

「そして最後には、自分自身をも見失うのです」

 僕は呪文を中断した。

 なぜか、彼の言葉が心の奥底に響いた。

 しかし、すぐに首を振った。

「それでも、僕には責任があります」

 僕は最後の詠唱を始めようとした。

 その瞬間、執務室の窓が割れた。

 そこから、一人の人影が飛び込んできた。

 エリシアだった。

 しかし、彼女の姿は以前とは全く違っていた。

 戦闘用の魔導具に身を包み、手には強力な構文魔法の文字列が輝いている。

「アルカディア君、やめてください」
 エリシアの声に、かつての優しさはなかった。

「これが最後の警告です」

 僕は彼女を見つめた。

 愛していた人が、今は敵として僕の前に立っている。

「エリシア……君まで僕を裏切るのですか」

「裏切り?」
 エリシアが首を振った。

「私たちを裏切ったのは、あなたの方です」

 彼女の瞳に涙が浮かんでいた。

「愛していると言いながら、私たちの意志を踏みにじった」

 僕の心に、初めて疑問が生まれた。

 本当に、僕は間違っていたのだろうか?

 しかし、もう後戻りはできなかった。

 僕は最後の呪文を唱えた。

「『全世界統一管理システム、発動』」

 強烈な光が執務室を包んだ。

 そして、僕の声が全ての世界に響き渡った。

「全住民に告ぐ。今より、統合創造者アルカディア・ヴォルテクスの直接統治を開始する」

 これで、僕は真の神となった。

 全ての世界を支配する、絶対的な支配者として。

 しかし、その代償として、僕は全てを失った。

 愛も、友情も、信頼も。

 そして何より、自分自身の人間性をも。

 執務室で、僕は一人立っていた。

 周りには、光に包まれて動けなくなった仲間たちの姿があった。

 彼らの瞳には、恐怖と絶望が宿っている。

 僕は勝利したはずだった。

 しかし、なぜこれほどまでに空虚なのだろうか?

 窓の外では、全ての世界で光の柱が立ち上がっている。

 統一管理システムが発動し、全住民が僕の支配下に置かれたのだ。

 僕は、ついに完璧な世界を実現した。

 戦争も、事故も、苦痛もない、完全に管理された世界を。

 しかし、その世界には、もう愛は存在しなかった。

 僕は、創造者から破壊者へと堕ちていった。

 そして、これは終わりの始まりに過ぎなかった。
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