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第一部:王国追放と聖域保護同盟
第10話 至高の献上品と、聖域の完成
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セドリック・ヴァレンタインがこの森を去ってから数日。
私の「自由な生活」は、さらなる加速を見せていた。
朝、テラスの扉を開けると、そこには驚くべき光景が広がっていた。
「あら……。セドリック様、本当にもう届けてくださったのね」
森の境界線の外側に、昨日まではなかった優美な装飾が施された馬車の列が並んでいた。
それは、これまで目にしてきた商人の荷馬車とは明らかに異質だった。車輪には泥を弾くための銀細工が施され、馬車の側面には、王家の紋章よりも精緻なヴァレンタイン家の刻印が刻まれている。
何より、荷台に積まれているのは無骨な木箱などではなく、一つ一つが高級な絹布で保護された、贈り物のような品々だった。
「エリアナ様、お目覚めでしょうか。昨日お話しした通り、生活の質を整えるための品々を持ってまいりました」
境界線の外で、セドリックが深く頭を下げる。
彼の後ろでは、熟練の運び手たちが、壊れ物を扱うかのような慎重さで荷物を運び込んでいた。
ラピスは私の足元で、新しい来客たちを「また来たのか」と不満げに睨んでいたけれど、運び込まれる品々の「質」に気づくと、少しだけ興味深そうに鼻を鳴らした。
運び込まれた品々は、どれもが私の想像を絶するものだった。
まず最初に私の目を引いたのは、一見すると何の変哲もない、けれど柔らかな風合いの「玄関マット」だった。
「これは『万魔の濾過(ろか)』を施した絨毯です。この上を歩くだけで、外から持ち込まれた不浄な気配や、微細な毒素、あるいは他人の悪意といったものをすべて吸い取り、無害化します」
セドリックの説明に、私は首を傾げる。
「まあ。これなら、お掃除も楽になりそうね」
……本人は気づいていない。それが、かつての大戦時に失われたとされる「浄化のアーティファクト」そのものであり、一枚あれば一国の伝染病すら防ぎきれるほどの価値があることを。
続いて運び込まれたのは、天国の雲を切り取ったかのような、ふかふかの寝具だった。
「これは『天界の絹』で織り上げたシーツと枕です。身体の淀みを眠っている間に吸い出し、精神を純化させる効果がございます」
私はそのシーツにそっと触れてみた。指先が吸い込まれるような柔らかさと、肌に触れた瞬間に心がとろけるような心地よさ。
「……幸せ。ラピス、これなら一緒に寝る時ももっと気持ちいいわね」
私がそう言ってラピスを撫でると、彼は「僕の場所は死守する」とばかりに、搬入が終わる前からシーツの上に飛び乗り、ど真ん中に陣取った。最強の神獣が、あまりの心地よさに一瞬で「ふにゃり」と溶けてしまったのを見て、私は思わず笑みがこぼれた。
*
搬入が一段落した時、セドリックの表情が、これまでの「御用聞き」としての柔らかなものから、一国の運命を握る「商人の王」としてのそれへと変わった。
彼は一度言葉を切り、深い沈黙を置いた。
森の鳥たちがその気配を察したのか、不意に鳴き止む。
セドリックは、私に対してこれ以上ないほど深い、跪(ひざまず)きの礼をとった。
「エリアナ様。……一点、ご報告がございます。すでに、必要な手はすべて打ってあります」
「えっ……? 何のことでしょうか」
私が問い返すと、セドリックは視線を上げた。その琥珀色の瞳には、冷徹なまでの決意が宿っていた。
「私、セドリック・ヴァレンタインは昨日、ルミナス王国とのすべての取引を、今後一切停止することを決定いたしました」
「…………えっ?」
一瞬、言葉の意味が理解できなかった。
ルミナス王国。私が生まれ育ち、そして捨てられた国。
セドリックが口にしたのは、単なる契約の破棄ではない。
彼の商会、そして彼が支配する大陸全土の流通網、職人ギルド、情報組織――そのすべてから、ルミナス王国という存在を完全に抹消するという、外交的・経済的な死刑宣告だった。
「あの方たちは、あなた様という『魂の源泉』を捨てた。ならば、彼らがこの世界で得られるべき恩恵は、もはや一つも残っていないのです。彼らは今後、一杯のワインすら、一振りの剣すら、私の息のかかった場所からは手に入れることはできません」
セドリックの声は静かだったが、そこには拒絶の余地のない絶対的な重みがあった。
これが、第十話にして訪れた最初の「大きな山場」だった。
エリアナ本人は「お仕事、大丈夫なのかしら」と案じているが、彼女の知らないところで、一つの国家が「世界からの孤立」という奈落へと突き落とされたのだ。
その宣言に呼応するように、ラピスがゆっくりと立ち上がった。
彼は私の足元から一歩踏み出し、森の奥――王国が位置する南の空を見上げた。
『…………我が主を穢した報いを受けよ』
ラピスの金の瞳が、かつてないほど強く発光した。
その瞬間、森の聖域を包んでいた黄金の光が、一本の巨大な光の柱となって天空へと突き抜けた。
それは、もはや隠しようのない、そして侵しようのない「神の領域」の完成を告げる光。
死の森は今この瞬間、伝説に謳われる禁忌の地から、世界で最も尊く、最も不可侵なエリアナ・ルミナスの「聖域」へと昇華したのだ。
その光の柱が天を突いた瞬間。
遠く離れた王都の作戦室では、ジークフリート王子が手に持っていたクリスタルグラスが、パリンと不吉な音を立てて砕け散っていた。
「……何だ、あの光は!? 報告しろ、何が起きている!」
王子の叫びに対し、震えながら入ってきた伝令官の報告は、絶望以外の何物でもなかった。
「……て、帝国からも、隣国の連邦からも、そしてヴァレンタイン商会からも、一斉に国交断絶の通達が届きました! すべての街道が封鎖され……我が国は今、地図から消されようとしています!」
王国に残されたのは、割れたグラスと、冷え切ったスープ、そして永遠に続くかのような沈黙だけだった。
*
「……セドリック様。難しいことは私には分かりませんが、皆様が困らない程度にしてくださいね?」
私が困ったように笑うと、セドリックは深く、深く頭を垂れた。
「御意に。すべては、あなた様の平穏のために」
セドリックが去った後、ログハウスの中は、運び込まれた品々で、まるでお伽話の世界のように整えられていた。 けれど、私にとって一番大切なのは、家具の豪華さではない。
新しくなったふかふかのソファに座り、膝の上で満足げに丸まっているラピスのぬくもり。そして、窓の外に広がる、どこまでも静かな楽園の景色だ。
「ラピス、今日はセドリック様が持ってきた、とっておきの茶葉を淹れましょうか。きっと今までで一番美味しいわね」
私は、セドリックが「生活道具です」と言い張って置いていった伝説の魔導コンロでお湯を沸かし始めた。
コンロから立ち上る火は、私の魔力に呼応して、春の陽だまりのような優しい暖かさを部屋に満たしていく。
窓の外では、黄金の光を放つ結界が、静かに、けれど力強く、この聖域を守っていた。
かつて王宮の片隅で、誰にも気づかれずに祈り続けていた少女。
今、彼女の周囲には、魂から彼女を慕う者たちと、世界を統べる意志が集まり、絶対の安寧を作り上げている。
エリアナを捨てた王国が、飢えと孤立の中でかつての傲慢さを後悔し、絶望に沈む夜。
エリアナは、新しく届いた天界の絹のシーツに包まれ、ラピスの喉を鳴らす音を聞きながら、心地よい微睡みに落ちていた。
「おやすみなさい、ラピス。明日も、いい日になるといいわね」
「きゅうん……」
聖域の夜は、どこまでも深く、温かく。 そして、救いようのない絶望に沈む王国とは、二度と交わることのないほど、幸福な静寂に包まれていた。
私の「自由な生活」は、さらなる加速を見せていた。
朝、テラスの扉を開けると、そこには驚くべき光景が広がっていた。
「あら……。セドリック様、本当にもう届けてくださったのね」
森の境界線の外側に、昨日まではなかった優美な装飾が施された馬車の列が並んでいた。
それは、これまで目にしてきた商人の荷馬車とは明らかに異質だった。車輪には泥を弾くための銀細工が施され、馬車の側面には、王家の紋章よりも精緻なヴァレンタイン家の刻印が刻まれている。
何より、荷台に積まれているのは無骨な木箱などではなく、一つ一つが高級な絹布で保護された、贈り物のような品々だった。
「エリアナ様、お目覚めでしょうか。昨日お話しした通り、生活の質を整えるための品々を持ってまいりました」
境界線の外で、セドリックが深く頭を下げる。
彼の後ろでは、熟練の運び手たちが、壊れ物を扱うかのような慎重さで荷物を運び込んでいた。
ラピスは私の足元で、新しい来客たちを「また来たのか」と不満げに睨んでいたけれど、運び込まれる品々の「質」に気づくと、少しだけ興味深そうに鼻を鳴らした。
運び込まれた品々は、どれもが私の想像を絶するものだった。
まず最初に私の目を引いたのは、一見すると何の変哲もない、けれど柔らかな風合いの「玄関マット」だった。
「これは『万魔の濾過(ろか)』を施した絨毯です。この上を歩くだけで、外から持ち込まれた不浄な気配や、微細な毒素、あるいは他人の悪意といったものをすべて吸い取り、無害化します」
セドリックの説明に、私は首を傾げる。
「まあ。これなら、お掃除も楽になりそうね」
……本人は気づいていない。それが、かつての大戦時に失われたとされる「浄化のアーティファクト」そのものであり、一枚あれば一国の伝染病すら防ぎきれるほどの価値があることを。
続いて運び込まれたのは、天国の雲を切り取ったかのような、ふかふかの寝具だった。
「これは『天界の絹』で織り上げたシーツと枕です。身体の淀みを眠っている間に吸い出し、精神を純化させる効果がございます」
私はそのシーツにそっと触れてみた。指先が吸い込まれるような柔らかさと、肌に触れた瞬間に心がとろけるような心地よさ。
「……幸せ。ラピス、これなら一緒に寝る時ももっと気持ちいいわね」
私がそう言ってラピスを撫でると、彼は「僕の場所は死守する」とばかりに、搬入が終わる前からシーツの上に飛び乗り、ど真ん中に陣取った。最強の神獣が、あまりの心地よさに一瞬で「ふにゃり」と溶けてしまったのを見て、私は思わず笑みがこぼれた。
*
搬入が一段落した時、セドリックの表情が、これまでの「御用聞き」としての柔らかなものから、一国の運命を握る「商人の王」としてのそれへと変わった。
彼は一度言葉を切り、深い沈黙を置いた。
森の鳥たちがその気配を察したのか、不意に鳴き止む。
セドリックは、私に対してこれ以上ないほど深い、跪(ひざまず)きの礼をとった。
「エリアナ様。……一点、ご報告がございます。すでに、必要な手はすべて打ってあります」
「えっ……? 何のことでしょうか」
私が問い返すと、セドリックは視線を上げた。その琥珀色の瞳には、冷徹なまでの決意が宿っていた。
「私、セドリック・ヴァレンタインは昨日、ルミナス王国とのすべての取引を、今後一切停止することを決定いたしました」
「…………えっ?」
一瞬、言葉の意味が理解できなかった。
ルミナス王国。私が生まれ育ち、そして捨てられた国。
セドリックが口にしたのは、単なる契約の破棄ではない。
彼の商会、そして彼が支配する大陸全土の流通網、職人ギルド、情報組織――そのすべてから、ルミナス王国という存在を完全に抹消するという、外交的・経済的な死刑宣告だった。
「あの方たちは、あなた様という『魂の源泉』を捨てた。ならば、彼らがこの世界で得られるべき恩恵は、もはや一つも残っていないのです。彼らは今後、一杯のワインすら、一振りの剣すら、私の息のかかった場所からは手に入れることはできません」
セドリックの声は静かだったが、そこには拒絶の余地のない絶対的な重みがあった。
これが、第十話にして訪れた最初の「大きな山場」だった。
エリアナ本人は「お仕事、大丈夫なのかしら」と案じているが、彼女の知らないところで、一つの国家が「世界からの孤立」という奈落へと突き落とされたのだ。
その宣言に呼応するように、ラピスがゆっくりと立ち上がった。
彼は私の足元から一歩踏み出し、森の奥――王国が位置する南の空を見上げた。
『…………我が主を穢した報いを受けよ』
ラピスの金の瞳が、かつてないほど強く発光した。
その瞬間、森の聖域を包んでいた黄金の光が、一本の巨大な光の柱となって天空へと突き抜けた。
それは、もはや隠しようのない、そして侵しようのない「神の領域」の完成を告げる光。
死の森は今この瞬間、伝説に謳われる禁忌の地から、世界で最も尊く、最も不可侵なエリアナ・ルミナスの「聖域」へと昇華したのだ。
その光の柱が天を突いた瞬間。
遠く離れた王都の作戦室では、ジークフリート王子が手に持っていたクリスタルグラスが、パリンと不吉な音を立てて砕け散っていた。
「……何だ、あの光は!? 報告しろ、何が起きている!」
王子の叫びに対し、震えながら入ってきた伝令官の報告は、絶望以外の何物でもなかった。
「……て、帝国からも、隣国の連邦からも、そしてヴァレンタイン商会からも、一斉に国交断絶の通達が届きました! すべての街道が封鎖され……我が国は今、地図から消されようとしています!」
王国に残されたのは、割れたグラスと、冷え切ったスープ、そして永遠に続くかのような沈黙だけだった。
*
「……セドリック様。難しいことは私には分かりませんが、皆様が困らない程度にしてくださいね?」
私が困ったように笑うと、セドリックは深く、深く頭を垂れた。
「御意に。すべては、あなた様の平穏のために」
セドリックが去った後、ログハウスの中は、運び込まれた品々で、まるでお伽話の世界のように整えられていた。 けれど、私にとって一番大切なのは、家具の豪華さではない。
新しくなったふかふかのソファに座り、膝の上で満足げに丸まっているラピスのぬくもり。そして、窓の外に広がる、どこまでも静かな楽園の景色だ。
「ラピス、今日はセドリック様が持ってきた、とっておきの茶葉を淹れましょうか。きっと今までで一番美味しいわね」
私は、セドリックが「生活道具です」と言い張って置いていった伝説の魔導コンロでお湯を沸かし始めた。
コンロから立ち上る火は、私の魔力に呼応して、春の陽だまりのような優しい暖かさを部屋に満たしていく。
窓の外では、黄金の光を放つ結界が、静かに、けれど力強く、この聖域を守っていた。
かつて王宮の片隅で、誰にも気づかれずに祈り続けていた少女。
今、彼女の周囲には、魂から彼女を慕う者たちと、世界を統べる意志が集まり、絶対の安寧を作り上げている。
エリアナを捨てた王国が、飢えと孤立の中でかつての傲慢さを後悔し、絶望に沈む夜。
エリアナは、新しく届いた天界の絹のシーツに包まれ、ラピスの喉を鳴らす音を聞きながら、心地よい微睡みに落ちていた。
「おやすみなさい、ラピス。明日も、いい日になるといいわね」
「きゅうん……」
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