1 / 1
蛍
しおりを挟む
清流にいる蛍
夏の夜静かな闇で淡い光を放つ蛍
一匹捕まえて手の平の隙間から覗く
手の平の中で優しい光を放つ蛍
清流にいたあなた
月の光の中で優しい光を放っていた
あなたを捕まえて
あなたの手を握った
だけど
蛍もあなたもずっと掴んでいると
光を失う
だから直ぐに手を離した
ずっと掴んでいたいのに
ずっと優しさに包まれていたいのに
離さないと消えてしまう
なんて悲しいの…
蛍とあなた
ずっとずっと私の手の中にいて欲しいのに
弱すぎて手を離さずきいられない
蛍になれたら
あなたは私を捕まえてくれる?
あなたの手の平の中で光を失い
命の光を失うなら
幸せな想いで
ひと夏を終わる事が出来る…
夏の夜静かな闇で淡い光を放つ蛍
一匹捕まえて手の平の隙間から覗く
手の平の中で優しい光を放つ蛍
清流にいたあなた
月の光の中で優しい光を放っていた
あなたを捕まえて
あなたの手を握った
だけど
蛍もあなたもずっと掴んでいると
光を失う
だから直ぐに手を離した
ずっと掴んでいたいのに
ずっと優しさに包まれていたいのに
離さないと消えてしまう
なんて悲しいの…
蛍とあなた
ずっとずっと私の手の中にいて欲しいのに
弱すぎて手を離さずきいられない
蛍になれたら
あなたは私を捕まえてくれる?
あなたの手の平の中で光を失い
命の光を失うなら
幸せな想いで
ひと夏を終わる事が出来る…
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
婚約者の心の声が聞こえるようになったが手遅れだった
神々廻
恋愛
《めんどー、何その嫌そうな顔。うっざ》
「殿下、ご機嫌麗しゅうございます」
婚約者の声が聞こえるようになったら.........婚約者に罵倒されてた.....怖い。
全3話完結
幼馴染の婚約者ともう1人の幼馴染
仏白目
恋愛
3人の子供達がいた、男の子リアムと2人の女の子アメリアとミア 家も近く家格も同じいつも一緒に遊び、仲良しだった、リアムとアメリアの両親は仲の良い友達どうし、自分達の子供を結婚させたいね、と意気投合し赤ちゃんの時に婚約者になった、それを知ったミア
なんだかずるい!私だけ仲間外れだわと思っていた、私だって彼と婚約したかったと、親にごねてもそれは無理な話だよと言い聞かされた
それじゃあ、結婚するまでは、リアムはミアのものね?そう、勝手に思い込んだミアは段々アメリアを邪魔者扱いをするようになって・・・
*作者ご都合主義の世界観のフィクションです
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる