落ち葉

愛梨

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落ち葉

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枯葉舞う季節
赤やオレンジ色に染まった木々達

去年までは大好きな季節だった


今年から嫌いな季節になった
隣にいるはずのあの人がいないから
いつも一緒にこの小路を歩いていた
歩く度にカサカサと音がする
歩く度に落ち葉は宙を舞う

「すっかり秋だね。僕はこの落ち葉の上を君と歩くのが大好きだよ」

そんな言葉が頭を過ぎる

何故来たんだろう
一人で歩いても
落ち葉の音が聞き取れない
落ち葉が宙を舞うこともない
「あー…私は一人になったんだな…」
そんな事を思いながら
一人小路を歩いていく

ふと風が吹いた
落ち葉はカサカサと音をたて
落ち葉は宙を舞った
「クスッ」
何故か笑ってしまった

一人だけど
落ち葉は変わらず木から落ちて
地面に積もり
風が吹けば音を鳴らし
風が吹けば宙を舞う

ここに来れば一人じゃないかな
だって何一つ変わらずに私を迎えてくれる

やっぱり…
秋は好きかな
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