ブラックボックス 〜禁じられし暗黒の一角〜

parip Nocturne

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第4章  破壊と再生

待ち人来ず-2-

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 朝が来て、外を覗くと、一人、門に向かうものがいる。依頼を受ける冒険者は少しずつ増えているけどもこんなに早くに行くものは少ない。多分兵士だろう。僕たちから離れたあとすぐに休みを申請したんだろう。
 「あれは気づいていないみたいだね。シェルマンには魔獣がいないと思っているかもしれないけど、長く滞在すればやってくる。深い森ならこの国に戻る前にやられるかな」
 アーウェンは窓の外を見ながら言う。兵は、門番と談笑して開けてもらっている。
 「今日も街を観に行こう。その前にギルドに寄ろう。この前の時に、用意出来そうって言ってたしね」
 アーウェンは身支度し。歯を磨いたりする。
 皆、身支度を終え、一階の食堂に行き、軽めの食事をとり、ギルドに向かう。
 「おはようございます。お金は———」
 アーウェンがギルドの奥にいる受付嬢に話しかけると、受付嬢がお金を持ってくる。
 「はい、こちらなのですが、ごく一部です———」
 受付嬢が持ってきた袋を開け見ると沢山のお金が入っていた。袋は丸くでっぷりしていて丸々している。
 「残りのものはこちらで管理しています。大体こちらで、遊んで暮らすなら、一週間程度でなくなります。どうしますか」
 受付嬢はそう言い、こちらを見つめてくる。
 「これでいいかな…それで受付嬢さん以外にも従業員は増えたの」
 アーウェンが言うと受付嬢が嬉々として応える。
 「はい、ギルドから功績を認められて、書記と会計が三人きまして、私は受付に集中できるようになりました~。お金も増え、冒険者達も依頼料も払えるようになって少しづつ増えて依頼もこなしてくれるようになりました———」
 受付嬢は喋り続けているがアーウェンが一言。
 「お金はどこから出ているんですか…」
 アーウェンの一言に受付嬢は少し困りまた喋り出す。
 「すみません、すみません、アーウェンさんのお金をお借りしました、ですが冒険者からの買取や販売でもう、も~う戻してあります。チャラですチャラ」
 受付嬢は冷や汗をかきながら言う。
 「う~~~んと、会計さんに本当か聞きたい。いいかな」
 アーウェンが言うと、受付嬢は血相かいて会計を連れてくる。「お待たせしました」と言う。会計は最初、バニラやクロムを見る。その後、目線の端に映る、アーウェンに目線を合わせる。
 「それではアーウェン様と冒険者のお金の動きからこちらのお金の合わせを見せます…こちらが、まずアーウェン様のお金を———」
 アーウェンのお金がどの冒険者に支払われその冒険者の売買でどれだけ戻されたか説明される。
  

 
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