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第四章 空と大地の交差
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ヨハン達がマルクの屋敷に戻る頃には、既に日も傾き始めていた。
クラウディアとは一度そこで分かれて、荷物を持ってそれらを借りている部屋へと運び込む。
ベッドと最低限の家具だけが置かれた簡素な部屋に乱雑に荷物を置くと、扉が開かれて誰かが入ってきた。
ヨハンが振り向くよりも早く、背中に固い何かを突き付けられた感触が走った。
「何のつもりだ?」
「クラウディアさんとのデートは楽しかったですか?」
「それなりにはな。まさか嫉妬と言うわけではないだろう?」
「ご冗談を。クラウディアさんのことは好きですけど、そっちの趣味はありませんよ。今のところは」
「不安になる答えだな。だとしたらなんでこんなことをする?」
「……誰も彼も、良い人ばかりで嫌になってしまいます」
答えになっているようでなっていない。
開けっ放しの窓から流れてくる潮風がカーテンを揺らし、部屋の中を小さく撫でていく。
「奇遇だな。俺も常々そう思っている。どうして自分の周りにはこう、悪人が少ないのだろうと」
「そんな世間話に興味はありませんよ」
自分から振っておいて随分と身勝手なことだが、ヨハンは黙っていた。
少し話した程度の印象しかないが、決してラニーニャは思慮が浅い女性ではない。その彼女がこうしているということは、少なくとも半分は本気と言うことだ。
「そう。本当にいい人なんです。エトランゼとしてこの世界にやってきたわたしを、嫌な顔一つせずに世話をしてくれて、だからわたしはクラウディアさんの役に立てるならと、海に出ること決めました。幸い、わたしのギフトは水上では無敵ですから」
「ベアトリスにはしてやられていたがな」
「刺しますよ?」
ぐっと力が込められるのを感じて、ヨハンは慌てて口を噤んだ。
「だからわたしは我慢できない。もし貴方がこの状況を利用してハーフェンをその手に収めようとしているのなら、力尽くでもそれを排除する覚悟があります」
「今回の件で、ハーフェンをか」
それができればどんなに楽だろうか。
ずっと頭の中にはあった構想で、ベアトリスの件も御使いの襲撃ですらもそのために利用できると考えた。
だが、今のヨハンにそれを実行に移すつもりはない。
「それはそれ、これはこれだ」
「……ならばどうやって戦力を確保するんです? 何の見返りもなしにイシュトナルが動くとは思えませんが」
「そうだな。組織と言うのは面倒なもので。姫様一人なら説得できる自身はあるが、周りの貴族もと言われると骨が折れる。……そっちを見てもいいか?」
「……許可します」
振り返ると相変わらず切っ先を向けたまま、ラニーニャは厳しい表情を崩さない。
彼女は恩があるこの街を、クラウディアを護りたいのだろう。
「貴方は善人、だと思います。カナタちゃんも、きっといい子なのでしょう。でも、それで全てが片付く世界ではないと、お互いによく知っているでしょう?」
「そうだな。その通りだ」
「利用されるだけなんて御免ですよ。わたし達を使って手柄を我が物にして、その上でハーフェンを手中に収めるつもりなら」
「それができればどんなに楽なことか」
「……どういう意味ですか?」
口で言うほど難しいことにはラニーニャには思えなかった。簡単に思いつくだけでもマルクの元に向かって、イシュトナルの傘下に入ることを宣言するまで手を貸さないと言い張ればハーフェンは折れるしかなくなる。
その上でヨハンは武装商船団を率いて御使いを倒し、そのままハーフェンを支配すればいい。
ラニーニャを初めとする街の人々の声はともかくとして、それを汚いと罵られることはないだろう。綺麗ごとだけでは成り立たないものもある。
それでも、今は違う。それをやる時ではない。
ヨハンが一人で戦うのならともかく、彼女と一緒にいるうえでそれは余計なことだ。
「宣言する。俺は今回の件に、ハーフェンの支配権を持ち出すつもりはない。御使いと戦うのはイシュトナルの……いや、俺の個人的な理由によるものだ。それが偶然、海域を封鎖されているそちらとの利害が一致したと思ってくれればいい」
向けられた刃の切っ先が揺らぐ。
その答えを引きだすのがラニーニャの目的だったとはいえ、そう簡単に叶ってしまうとは思ってもみなかった。
その表情は嘘を言っているようには見えない。少なくとも表面上は。
「……信用できません」
「だったら常にマルク殿やクラウディアに確認を取って、俺が怪しい動きをしたら斬ればいい。お前の腕ならそれほど苦労はしないだろう?」
「……そうさせてもらいます」
手に持ったカトラスを、鞘に納める。
これ以上の問答に意味はない。そして何よりも、一先ずはヨハンを信用することにした。
「変な人ですね」
「そんなことはない」
不満そうにヨハンは答えた。
その様子がおかしくて、ラニーニャは小さく噴き出す。
その際に髪が揺れて、覆い隠されていた右目が小さく覗いた。
「その目」
右目に縦一本に刻まれた傷。そして綺麗な青色の瞳には、何も映っていなかった。
「武装商船団を組織したての頃に、下手を打ちましてね。完全に見えないわけではないのですがこうするともう、貴方の素敵なお顔も殆ど見えません」
おどけて、左目を瞑ってからそう言った。
無理に明るく振る舞ってはいるが、そこには多少の無理が見て取れる。
「傷がある上にエトランゼ。これはもうお嫁の貰い手もありませんね。いい男性紹介してくれません?」
「御使いを何とかしたらな」
「ちなみに年収はそこそこでイケメンで浮気の心配がなくてできれば専業主婦希望なんですけど。それから両親と同居はちょっと嫌ですね。できれば次男が……ってあれー、どうして部屋から出ていこうとするんですか?」
手ばやく荷物を整理して、ラニーニャの戯言を無視してヨハンは部屋を後にしていた。
クラウディアとは一度そこで分かれて、荷物を持ってそれらを借りている部屋へと運び込む。
ベッドと最低限の家具だけが置かれた簡素な部屋に乱雑に荷物を置くと、扉が開かれて誰かが入ってきた。
ヨハンが振り向くよりも早く、背中に固い何かを突き付けられた感触が走った。
「何のつもりだ?」
「クラウディアさんとのデートは楽しかったですか?」
「それなりにはな。まさか嫉妬と言うわけではないだろう?」
「ご冗談を。クラウディアさんのことは好きですけど、そっちの趣味はありませんよ。今のところは」
「不安になる答えだな。だとしたらなんでこんなことをする?」
「……誰も彼も、良い人ばかりで嫌になってしまいます」
答えになっているようでなっていない。
開けっ放しの窓から流れてくる潮風がカーテンを揺らし、部屋の中を小さく撫でていく。
「奇遇だな。俺も常々そう思っている。どうして自分の周りにはこう、悪人が少ないのだろうと」
「そんな世間話に興味はありませんよ」
自分から振っておいて随分と身勝手なことだが、ヨハンは黙っていた。
少し話した程度の印象しかないが、決してラニーニャは思慮が浅い女性ではない。その彼女がこうしているということは、少なくとも半分は本気と言うことだ。
「そう。本当にいい人なんです。エトランゼとしてこの世界にやってきたわたしを、嫌な顔一つせずに世話をしてくれて、だからわたしはクラウディアさんの役に立てるならと、海に出ること決めました。幸い、わたしのギフトは水上では無敵ですから」
「ベアトリスにはしてやられていたがな」
「刺しますよ?」
ぐっと力が込められるのを感じて、ヨハンは慌てて口を噤んだ。
「だからわたしは我慢できない。もし貴方がこの状況を利用してハーフェンをその手に収めようとしているのなら、力尽くでもそれを排除する覚悟があります」
「今回の件で、ハーフェンをか」
それができればどんなに楽だろうか。
ずっと頭の中にはあった構想で、ベアトリスの件も御使いの襲撃ですらもそのために利用できると考えた。
だが、今のヨハンにそれを実行に移すつもりはない。
「それはそれ、これはこれだ」
「……ならばどうやって戦力を確保するんです? 何の見返りもなしにイシュトナルが動くとは思えませんが」
「そうだな。組織と言うのは面倒なもので。姫様一人なら説得できる自身はあるが、周りの貴族もと言われると骨が折れる。……そっちを見てもいいか?」
「……許可します」
振り返ると相変わらず切っ先を向けたまま、ラニーニャは厳しい表情を崩さない。
彼女は恩があるこの街を、クラウディアを護りたいのだろう。
「貴方は善人、だと思います。カナタちゃんも、きっといい子なのでしょう。でも、それで全てが片付く世界ではないと、お互いによく知っているでしょう?」
「そうだな。その通りだ」
「利用されるだけなんて御免ですよ。わたし達を使って手柄を我が物にして、その上でハーフェンを手中に収めるつもりなら」
「それができればどんなに楽なことか」
「……どういう意味ですか?」
口で言うほど難しいことにはラニーニャには思えなかった。簡単に思いつくだけでもマルクの元に向かって、イシュトナルの傘下に入ることを宣言するまで手を貸さないと言い張ればハーフェンは折れるしかなくなる。
その上でヨハンは武装商船団を率いて御使いを倒し、そのままハーフェンを支配すればいい。
ラニーニャを初めとする街の人々の声はともかくとして、それを汚いと罵られることはないだろう。綺麗ごとだけでは成り立たないものもある。
それでも、今は違う。それをやる時ではない。
ヨハンが一人で戦うのならともかく、彼女と一緒にいるうえでそれは余計なことだ。
「宣言する。俺は今回の件に、ハーフェンの支配権を持ち出すつもりはない。御使いと戦うのはイシュトナルの……いや、俺の個人的な理由によるものだ。それが偶然、海域を封鎖されているそちらとの利害が一致したと思ってくれればいい」
向けられた刃の切っ先が揺らぐ。
その答えを引きだすのがラニーニャの目的だったとはいえ、そう簡単に叶ってしまうとは思ってもみなかった。
その表情は嘘を言っているようには見えない。少なくとも表面上は。
「……信用できません」
「だったら常にマルク殿やクラウディアに確認を取って、俺が怪しい動きをしたら斬ればいい。お前の腕ならそれほど苦労はしないだろう?」
「……そうさせてもらいます」
手に持ったカトラスを、鞘に納める。
これ以上の問答に意味はない。そして何よりも、一先ずはヨハンを信用することにした。
「変な人ですね」
「そんなことはない」
不満そうにヨハンは答えた。
その様子がおかしくて、ラニーニャは小さく噴き出す。
その際に髪が揺れて、覆い隠されていた右目が小さく覗いた。
「その目」
右目に縦一本に刻まれた傷。そして綺麗な青色の瞳には、何も映っていなかった。
「武装商船団を組織したての頃に、下手を打ちましてね。完全に見えないわけではないのですがこうするともう、貴方の素敵なお顔も殆ど見えません」
おどけて、左目を瞑ってからそう言った。
無理に明るく振る舞ってはいるが、そこには多少の無理が見て取れる。
「傷がある上にエトランゼ。これはもうお嫁の貰い手もありませんね。いい男性紹介してくれません?」
「御使いを何とかしたらな」
「ちなみに年収はそこそこでイケメンで浮気の心配がなくてできれば専業主婦希望なんですけど。それから両親と同居はちょっと嫌ですね。できれば次男が……ってあれー、どうして部屋から出ていこうとするんですか?」
手ばやく荷物を整理して、ラニーニャの戯言を無視してヨハンは部屋を後にしていた。
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