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初恋迷子⑪
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和惟と恋人になり、どきどきしながら毎日をすごす。和惟は今まで以上に甘い瞳で真弥を見つめてくれる。あれからも和惟は平松と話しているけれど、必ず真弥も呼んでくれるのだ。ふたりで話しているところに入っていいのかと思ったが、そうやって和惟が真弥をそばに置いてくれることでとても安心できた。平松に呆れた顔をされても全然気にならない。真弥が平松に頭をはたかれると和惟が倍返しをしてくれるのも、大事にされているようでふわふわする。
「真弥」
「か、和惟……」
裸の和惟が真弥を抱きしめる。和惟のにおいを感じて、これ以上ないほどの高揚感に包まれた。
「っ……!」
はっと瞼をあげると見慣れた自分の部屋には和惟はいなくて、夢を見ていたのだとわかる。アラームの鳴る五分前だ。
「――なんて夢を」
アラームより早く起きられたのはいいけれど、とんでもない夢を見た、と恥ずかしく思っていたら下着の中が濡れていることに気がついた。
「和惟、相談があるんだけど」
学校に行く途中の道で切り出すと、和惟はすぐに「わかった」と言ってくれた。帰りに和惟の家に寄る約束をして、真弥は熱い頬を隠すように俯いたまま歩いた。あんな夢を見たから和惟の顔が見られない。
「相談ってなに? なにかあった?」
約束どおり和惟の部屋で向きあう。なんとなく真弥は正座をして、背筋を伸ばす。
「……夢精しちゃった」
恥ずかしいけれど、きちんと話す。和惟は真弥に「溜め込まないで」と言っていたし、こんなことを話せるのは和惟しかいない。
「和惟と、は、裸で抱きあってる夢を見て、起きたら下着の中が濡れてて……」
状況を説明していたら、笑われたり気持ち悪がられたりされたらどうしよう、と不安になってきた。こんなのはおかしいのかもしれない。俯いてぎゅっと目を閉じる。
「真弥」
穏やかな声に顔をあげると、これ以上ないくらいに優しく和やかな微笑みを見せてくれた和惟が、真弥に両手を伸ばす。
「大丈夫だよ」
ぎゅうっと抱きしめられ、ほっとする。でもすぐに夢で見た和惟の裸を思い出してしまい、下腹部が熱くなってきた。
「は、離して。なんかおかしい」
「ああ」
真弥の下腹部に手を這わせた和惟がひとつ頷き、もう一度「大丈夫だよ」と言う。全然大丈夫ではない。こんなに身体がもぞもぞする。身体を離そうとしても腰を引き寄せられて、ますます距離が近くなった。
「大丈夫。してあげるから」
「え? あ……」
制服のスラックスの前を開かれ、下着を押しあげているのがはっきり見える。先端はわずかに濡れていて、恥ずかしさに和惟の胸に手を置いて押すが離れてくれない。
「大丈夫。力抜いてごらん」
魔法のように自然と力が抜けていく。和惟の肩に顔をうずめて寄りかかると、下着がずらされてすでに勃ちあがったものが和惟の両手に包まれる。
「あ、やっぱり、だめ……、変になる」
「大丈夫だよ。大丈夫」
和惟の「大丈夫」の呪文で脳に白く霧がかかっていく。耳に和惟の声が甘く響き、鼓膜をくすぐる。軽く扱かれたら濡れた音がして恥ずかしいのに、それをかき消すほどの鋭い快感が突き抜けた。
「か、和惟……っ」
和惟の顔を見ると、頬を紅潮させて真弥をじいっと見ている。その熱い視線に捕まり、頭がぼうっとする。唇が重なり、吐息を吸われる。
そのあいだも和惟の手は巧みに動き、真弥を高めていく。いやらしい音がして恥ずかしいのに気持ちいい。真弥の呼吸がどんどん荒く熱くなっていくのをたしかめるように、和惟が昂ぶりを扱く。
「……っはあ、……う、ぁ……あ!」
大きな手に包まれて高みへ昇らされ、背を丸めて身体ががくんと強張る。真弥を落ちつかせるように髪にキスをしてくれた和惟は、ひとしずくも残さず残滓を絞り出した。強すぎる刺激に身体を跳ねさせる自分を見ている和惟の視線を感じる。
「ご、ごめ……」
目に映る和惟の手のひらは白濁で汚れていて、頬が熱くなりながら血の気が引いた。でも和惟は嬉しそうだ。
「可愛い、真弥」
「んっ」
また唇が押し当てられて重なり、そういえばキスをしたのだ、と今さらぼんやりと思う。キスは甘い快感を伴って、想像したよりずっとずっと刺激的だった。
「真弥」
「か、和惟……」
裸の和惟が真弥を抱きしめる。和惟のにおいを感じて、これ以上ないほどの高揚感に包まれた。
「っ……!」
はっと瞼をあげると見慣れた自分の部屋には和惟はいなくて、夢を見ていたのだとわかる。アラームの鳴る五分前だ。
「――なんて夢を」
アラームより早く起きられたのはいいけれど、とんでもない夢を見た、と恥ずかしく思っていたら下着の中が濡れていることに気がついた。
「和惟、相談があるんだけど」
学校に行く途中の道で切り出すと、和惟はすぐに「わかった」と言ってくれた。帰りに和惟の家に寄る約束をして、真弥は熱い頬を隠すように俯いたまま歩いた。あんな夢を見たから和惟の顔が見られない。
「相談ってなに? なにかあった?」
約束どおり和惟の部屋で向きあう。なんとなく真弥は正座をして、背筋を伸ばす。
「……夢精しちゃった」
恥ずかしいけれど、きちんと話す。和惟は真弥に「溜め込まないで」と言っていたし、こんなことを話せるのは和惟しかいない。
「和惟と、は、裸で抱きあってる夢を見て、起きたら下着の中が濡れてて……」
状況を説明していたら、笑われたり気持ち悪がられたりされたらどうしよう、と不安になってきた。こんなのはおかしいのかもしれない。俯いてぎゅっと目を閉じる。
「真弥」
穏やかな声に顔をあげると、これ以上ないくらいに優しく和やかな微笑みを見せてくれた和惟が、真弥に両手を伸ばす。
「大丈夫だよ」
ぎゅうっと抱きしめられ、ほっとする。でもすぐに夢で見た和惟の裸を思い出してしまい、下腹部が熱くなってきた。
「は、離して。なんかおかしい」
「ああ」
真弥の下腹部に手を這わせた和惟がひとつ頷き、もう一度「大丈夫だよ」と言う。全然大丈夫ではない。こんなに身体がもぞもぞする。身体を離そうとしても腰を引き寄せられて、ますます距離が近くなった。
「大丈夫。してあげるから」
「え? あ……」
制服のスラックスの前を開かれ、下着を押しあげているのがはっきり見える。先端はわずかに濡れていて、恥ずかしさに和惟の胸に手を置いて押すが離れてくれない。
「大丈夫。力抜いてごらん」
魔法のように自然と力が抜けていく。和惟の肩に顔をうずめて寄りかかると、下着がずらされてすでに勃ちあがったものが和惟の両手に包まれる。
「あ、やっぱり、だめ……、変になる」
「大丈夫だよ。大丈夫」
和惟の「大丈夫」の呪文で脳に白く霧がかかっていく。耳に和惟の声が甘く響き、鼓膜をくすぐる。軽く扱かれたら濡れた音がして恥ずかしいのに、それをかき消すほどの鋭い快感が突き抜けた。
「か、和惟……っ」
和惟の顔を見ると、頬を紅潮させて真弥をじいっと見ている。その熱い視線に捕まり、頭がぼうっとする。唇が重なり、吐息を吸われる。
そのあいだも和惟の手は巧みに動き、真弥を高めていく。いやらしい音がして恥ずかしいのに気持ちいい。真弥の呼吸がどんどん荒く熱くなっていくのをたしかめるように、和惟が昂ぶりを扱く。
「……っはあ、……う、ぁ……あ!」
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