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一章 契約と回帰
十四話
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ユナと別れて、ソラはゆっくりと食堂を後にした。
昼休みを知らせるざわめきの中、ユナの穏やかな微笑みだけが不思議と心に残っている。
――答えを自分なりに考えて、一度立ち止まってみるのがいいんじゃないか。
彼女が言ったその一言が、胸の奥に柔らかく、しかし確かに刺さっていた。
ソラは校舎の廊下を歩きながら、自然と表情が引き締まるのを自覚した。
(ユナの言う通りだ……。俺は、クロの言葉をそのまま受け取って焦ってただけだったのかもしれない)
自席へ戻る途中、窓の外では午後の太陽がゆっくりと傾きはじめていて、教室内には温かい光が差し込んだ。
午後の授業がはじまり、教師の声が教室中に響いていく。
だが、ソラの頭の中にはまったく違う思考が渦巻いていた。
(クロは……なんでこのタイミングで魔力を見る訓練をさせてるんだ?)
板書を写すペンが止まる。
授業を聞きつつも、ソラは深く思考に潜り込んでいった。
身体的なトレーニングを禁止されて日。
ただ魔力を見る練習だけを延々と続ける日々。
「なぜ、今なんだ?」
これが頭から離れない。
四日目にようやく魔力を見ることに成功したが、維持はたったの数秒。
今日五日目も、朝から魔力視の維持を試みたが一向に安定しないままだった。
(クロの目的は……? 俺に何をさせたいんだ?)
一度に全部を考えようとするが、頭の中がこんがらがり、まとまりがつかなくなる。
――答えを自分なりに考えて、一度立ち止まってみるのがいいんじゃないか。
ユナの声が再びよみがえる。
「よし……ひとつずつ考えてみるか」
ソラは握りしめたペンの力を緩めリラックスした状態で思考を順番に整理し始めた。
まず、なぜクロは、トレーニングを禁止してまで魔力視をさせているのか?
(普通なら、走り込みや筋トレしながら続けるほうが強くなるはずだよな)
三日間、走り込みも筋トレもしていなかった。
だが――。
(……なんか、身体が軽いんだよな)
午前の授業での訓練。
もっと疲れていてもおかしくないのに、今日は妙に動きが良かった。
(……まさか、これが理由?)
体を酷使し続けていたせいで、自覚しない疲れが溜まっていた。
そこに“休息”が入った。
「トレーニングをしていない今の状態が、俺の本来の体の調子……?」
そう考えると、胸にすとんと落ちるものがあった
(つまりクロは、俺が万全じゃない状態で無茶な鍛え方をしていたことを見抜いて……)
そうだ。
実際、ソラは連日の無理なトレーニングで筋肉痛や疲労が限界まで溜まっていた。
それをクロが止めたのは、単に魔力を見るためではなく――
『ソラが壊れる前に、一度リセットするため』ではないか?
(だとしたら……クロは俺を守ってくれてたってことだよな)
胸の奥がじんと熱くなる。
次に考えるべきはこれだ。
(クロは……俺に何をさせたいんだ?)
まずソラは思考の最初の壁にぶつかる。
「……俺、クロのこと何にも知らないな」
クロはいつも、ソラのためを思った言動ばかりしている。
走り込みのときも。
食事のときも。
戦闘のときも。
そして今回の魔力視の訓練も。
にもかかわらず、ソラは“クロの目的”について深く考えたことがなかった。
「……俺、ダメだな。クロのこと何も知らないのに、いつも頼りっきりで」
しかし、気づいたのならば変わればいい。
ソラは静かに決意する。
(クロが今求めてるのは……理由はわからないが俺が強くなることだ)
その一点だけは揺るがない。
だからこそ、この魔力視の訓練も“強くなるため”のピースのひとつだ。
ソラは、四日目に成功した“魔力を見る瞬間”を思い出す。
シーカーたちの丹田から白い霧が立ち上るあの光景。
剣を振るとき腕に流れる“魔力の動き”。
(あれが見えた時と……見えない時の違いは?)
思考を深く潜らせると、ふとある考えがよぎる。
「人に魔力が必ずあるなら……俺が見えたのは偶然じゃない」
ソラはさらに踏み込む。
(スキルっていうのは、クロが言うには“魔力を必要な場所に自動で送ってくれる”ものだよな)
走力のスキルなら脚へ。
剣のスキルなら腕へ。
魔法スキルなら魔法式へ。
つまり――
「魔力を見ることができるってことは……魔力を“感じて”、そして“操作できる”ってことなんじゃないか?」
その考えにたどり着いた瞬間、胸の奥で何かが弾けた。
パズルが一気に組み上がるような感覚だった。
(だからクロは、俺に魔力を見る訓練をさせた……!)
魔力を見えるようになれば――
魔力の“流れ”がはっきりわかる。
流れがわかれば――
魔力を“自分の意志で送ることができる”。
スキル無しでも、本来スキルがやってくれる動きを“自分で再現できる”。
つまり――
魔力の操作ができれば、スキル持ちのカイトに対抗できる。
「……そうか!」
ソラは机の下で拳を握った。
“なぜ他のトレーニングを禁止したのか”
“なぜ魔力視の訓練を優先したのか”
このふたつが一本の線でつながったように思えた。
授業中ではあるがソラは自分の考えが正しいのか試してみたく自分の魔力へと意識を集中させることにした。
教師の声が遠くなり、ソラの意識は自分の内側に集中する。
(見える……感じれるはずだ)
丹田の位置を意識する。
そこから立ち上る白い霧――魔力を思い出す。
ソラは静かに呼吸を整える。
(魔力は……ここにある)
頭の中でイメージする。
丹田にたまった淡い白色の球体。
そこからふわりと上がる霧。
(見せてみろ……俺の魔力)
目を細め、集中し、呼吸を整える。
心拍が落ち着き、雑音が遠くなる。
そして――
視界の中心が、僅かに揺れた。
白い……煙のような……。
(……来た!)
ソラはさらに集中を研ぎ澄ませる。
胸の奥が熱くなる。
丹田のあたりがじん、と重くなり、そこから霧が立ち上るイメージが広がる。
――みえた!
(魔力……!)
ほんの一瞬だった。
次の瞬間、霧は消え、視界は普通に戻る。
だが――確かに今、ソラは自分の魔力を見ることが、感じる事ができた。
(俺……できた……!)
胸が震えた。
ユナの言葉。
クロの思惑。
自分の仮説。
それらが一つの形となって、いま目の前に表れたのだ。
(よし……放課後、クロに話してみよう)
胸の奥で小さな炎が灯る。
今までとは違う――
確かな“前進”の感覚。
放課後、ソラの新しい一歩が始まる。
昼休みを知らせるざわめきの中、ユナの穏やかな微笑みだけが不思議と心に残っている。
――答えを自分なりに考えて、一度立ち止まってみるのがいいんじゃないか。
彼女が言ったその一言が、胸の奥に柔らかく、しかし確かに刺さっていた。
ソラは校舎の廊下を歩きながら、自然と表情が引き締まるのを自覚した。
(ユナの言う通りだ……。俺は、クロの言葉をそのまま受け取って焦ってただけだったのかもしれない)
自席へ戻る途中、窓の外では午後の太陽がゆっくりと傾きはじめていて、教室内には温かい光が差し込んだ。
午後の授業がはじまり、教師の声が教室中に響いていく。
だが、ソラの頭の中にはまったく違う思考が渦巻いていた。
(クロは……なんでこのタイミングで魔力を見る訓練をさせてるんだ?)
板書を写すペンが止まる。
授業を聞きつつも、ソラは深く思考に潜り込んでいった。
身体的なトレーニングを禁止されて日。
ただ魔力を見る練習だけを延々と続ける日々。
「なぜ、今なんだ?」
これが頭から離れない。
四日目にようやく魔力を見ることに成功したが、維持はたったの数秒。
今日五日目も、朝から魔力視の維持を試みたが一向に安定しないままだった。
(クロの目的は……? 俺に何をさせたいんだ?)
一度に全部を考えようとするが、頭の中がこんがらがり、まとまりがつかなくなる。
――答えを自分なりに考えて、一度立ち止まってみるのがいいんじゃないか。
ユナの声が再びよみがえる。
「よし……ひとつずつ考えてみるか」
ソラは握りしめたペンの力を緩めリラックスした状態で思考を順番に整理し始めた。
まず、なぜクロは、トレーニングを禁止してまで魔力視をさせているのか?
(普通なら、走り込みや筋トレしながら続けるほうが強くなるはずだよな)
三日間、走り込みも筋トレもしていなかった。
だが――。
(……なんか、身体が軽いんだよな)
午前の授業での訓練。
もっと疲れていてもおかしくないのに、今日は妙に動きが良かった。
(……まさか、これが理由?)
体を酷使し続けていたせいで、自覚しない疲れが溜まっていた。
そこに“休息”が入った。
「トレーニングをしていない今の状態が、俺の本来の体の調子……?」
そう考えると、胸にすとんと落ちるものがあった
(つまりクロは、俺が万全じゃない状態で無茶な鍛え方をしていたことを見抜いて……)
そうだ。
実際、ソラは連日の無理なトレーニングで筋肉痛や疲労が限界まで溜まっていた。
それをクロが止めたのは、単に魔力を見るためではなく――
『ソラが壊れる前に、一度リセットするため』ではないか?
(だとしたら……クロは俺を守ってくれてたってことだよな)
胸の奥がじんと熱くなる。
次に考えるべきはこれだ。
(クロは……俺に何をさせたいんだ?)
まずソラは思考の最初の壁にぶつかる。
「……俺、クロのこと何にも知らないな」
クロはいつも、ソラのためを思った言動ばかりしている。
走り込みのときも。
食事のときも。
戦闘のときも。
そして今回の魔力視の訓練も。
にもかかわらず、ソラは“クロの目的”について深く考えたことがなかった。
「……俺、ダメだな。クロのこと何も知らないのに、いつも頼りっきりで」
しかし、気づいたのならば変わればいい。
ソラは静かに決意する。
(クロが今求めてるのは……理由はわからないが俺が強くなることだ)
その一点だけは揺るがない。
だからこそ、この魔力視の訓練も“強くなるため”のピースのひとつだ。
ソラは、四日目に成功した“魔力を見る瞬間”を思い出す。
シーカーたちの丹田から白い霧が立ち上るあの光景。
剣を振るとき腕に流れる“魔力の動き”。
(あれが見えた時と……見えない時の違いは?)
思考を深く潜らせると、ふとある考えがよぎる。
「人に魔力が必ずあるなら……俺が見えたのは偶然じゃない」
ソラはさらに踏み込む。
(スキルっていうのは、クロが言うには“魔力を必要な場所に自動で送ってくれる”ものだよな)
走力のスキルなら脚へ。
剣のスキルなら腕へ。
魔法スキルなら魔法式へ。
つまり――
「魔力を見ることができるってことは……魔力を“感じて”、そして“操作できる”ってことなんじゃないか?」
その考えにたどり着いた瞬間、胸の奥で何かが弾けた。
パズルが一気に組み上がるような感覚だった。
(だからクロは、俺に魔力を見る訓練をさせた……!)
魔力を見えるようになれば――
魔力の“流れ”がはっきりわかる。
流れがわかれば――
魔力を“自分の意志で送ることができる”。
スキル無しでも、本来スキルがやってくれる動きを“自分で再現できる”。
つまり――
魔力の操作ができれば、スキル持ちのカイトに対抗できる。
「……そうか!」
ソラは机の下で拳を握った。
“なぜ他のトレーニングを禁止したのか”
“なぜ魔力視の訓練を優先したのか”
このふたつが一本の線でつながったように思えた。
授業中ではあるがソラは自分の考えが正しいのか試してみたく自分の魔力へと意識を集中させることにした。
教師の声が遠くなり、ソラの意識は自分の内側に集中する。
(見える……感じれるはずだ)
丹田の位置を意識する。
そこから立ち上る白い霧――魔力を思い出す。
ソラは静かに呼吸を整える。
(魔力は……ここにある)
頭の中でイメージする。
丹田にたまった淡い白色の球体。
そこからふわりと上がる霧。
(見せてみろ……俺の魔力)
目を細め、集中し、呼吸を整える。
心拍が落ち着き、雑音が遠くなる。
そして――
視界の中心が、僅かに揺れた。
白い……煙のような……。
(……来た!)
ソラはさらに集中を研ぎ澄ませる。
胸の奥が熱くなる。
丹田のあたりがじん、と重くなり、そこから霧が立ち上るイメージが広がる。
――みえた!
(魔力……!)
ほんの一瞬だった。
次の瞬間、霧は消え、視界は普通に戻る。
だが――確かに今、ソラは自分の魔力を見ることが、感じる事ができた。
(俺……できた……!)
胸が震えた。
ユナの言葉。
クロの思惑。
自分の仮説。
それらが一つの形となって、いま目の前に表れたのだ。
(よし……放課後、クロに話してみよう)
胸の奥で小さな炎が灯る。
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確かな“前進”の感覚。
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