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二章 黒曜麒麟
六十六話
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武器を作るために今ソラが使っている物を見せてくれとカジトがソラに頼むのでソラは承諾してアイテムボックスから鉄剣を取り出してカジトに渡す。カジトは、ソラが渡した剣を両手で受け取った。
「……ありがとう」
その声はついさっきまでの砕けた調子とは違い、鍛治師見習いとしての顔に切り替わっていた。カジトの周囲だけが静まり返ったように感じられる。
カジトはまず、剣を軽く持ち上げる。
刃を自分の目の高さに合わせ、角度を変えながら光の反射を見る。次に柄へと視線を落とし、握りの革を親指でなぞった。ほんの一瞬、刃先を爪で弾き、澄んだ金属音を確かめる。
それから、剣を少し遠ざけ、また近づける。
近づけては細部を確認し、離しては全体のバランスを見る。その動作を何度も繰り返すうちに、カジトの眉間には自然と皺が寄っていた。
ソラは口を挟まず、ただ黙って見守る。
カジトがこれほど真剣な表情をするのを、ソラは初めて見た。
やがて、カジトは小さく息を吐いた。
「……なるほどな」
独り言のように呟き、剣を水平に構え直す。
「ギルドの量産品だ。たぶん標準規格の鉄剣。値段は……四千リル……いや、三千リル前後だな」
「配合はオーソドックス。鉄の質も悪くないし、焼き入れも安定してる。変なクセもないし、扱いやすさ重視って感じだ」
その言葉に、ソラは思わず息を呑んだ。まさにその通りだったからだ。言い当てられた驚きが顔に出たのだろう、カジトは気づいて小さく笑った。
「当たってたか。まあ、この辺俺でもは数を見てれば自然とわかる」
ソラがカジトを改めてすごい奴だと思い直す。
「……ふふ」
カジトは小さく、だがどこか楽しそうに笑った。
「ソラ。この剣さ、良い剣だよ」
ソラは少し肩の力を抜く。
だが次の言葉で、その気持ちはすぐに裏切られた。
「――でも、ダメな剣だな」
「え?」
思わず間の抜けた声が出る。
カジトは悪びれた様子もなく、剣を持ったまま少し考える素振りを見せた。
「たぶんだけどさ、ソラ。お前、剣を扱うスキル持ってないだろ?」
図星だった。
ソラは一瞬ためらったが、正直に頷く。
「うん。持ってない」
「やっぱりな」
カジトは納得したように頷き、剣の刃を指でなぞる――もちろん素手で触れないよう、ギリギリの距離でだ。
「剣術系のスキルを持ってる奴の剣ってさ、使い方がある程度“整う”んだ。力の入り方も、当て方も、軌道も似通ってくる。だから刃の減り方も、使用感も、わりと均一になる」
そう言いながら、刃の根元から先端へ、視線をゆっくり走らせる。
「でも、この剣は違う」
カジトは剣の刃先を指で示した。
「ここ、わずかに凹んでる。こっちは刃こぼれが深い。逆に、この辺はほとんど無傷だ。使い方にムラがありすぎる」
ソラは喉の奥で、うっと小さく息を詰まらせた。
自分でも分かってはいたが、こうして言葉にされると胸に来る。
「鍛治師の目で見るならさ、この剣はもう“死んでる”部類だ。性能は落ちてるし、長くは持たない。正直、普通なら打ち直しか、処分だ」
カジトはそこで一度言葉を切り、剣を見下ろした。
「……でもな」
声音が、少しだけ変わる。
「この剣、命の重みを感じるんだよ」
ソラは顔を上げた。
カジトは刃ではなく、柄の部分をじっと見つめていた。
革巻きの擦れ、手汗で柔らかくなった感触。何度も握られ、振るわれてきた痕跡。
「錆びてない。汚れも残ってない。刃こぼれしても、ちゃんと手入れされてる。雑に扱われた剣じゃない」
そう言って、カジトはソラを見る。
「ソラ、お前この剣を大事にしてるだろ」
「……うん」
自然と、そう答えていた。
「剣がへこんでも、欠けても、それを理由に投げ出してない。ちゃんと向き合って、使い続けてる。だからさ」
カジトは少し照れたように笑った。
「この剣も、きっと思ってるんじゃないかな。
“こいつは俺を大事にしてくれる”って。
だから――」
カジトは、はっきりと言う。
「ソラを守ろうとしてる剣だよ、こいつは」
やがて、彼はゆっくりと息を吐き、ソラに視線を戻す。
「なあ、ソラ。一つ、聞いてもいいか」
「うん」
カジトは剣を両手で持ち直し、少しだけ躊躇ってから言葉を選ぶ。
「――この剣を、素材として使わせてくれないか」
ソラは一瞬、言葉の意味を噛み砕くのに時間がかかった。
「……素材、って」
「溶かす。打ち直す。形も、芯も、全部変える」
カジトは正直に言った。
「言っておくけど、この剣は決して“いい素材”じゃない。
鉄の質も普通だし、特別な素材を使ってるわけじゃない。
どれだけ腕を尽くしても、できることには限界がある」
それでも、とカジトは剣に目を落とす。
「……この剣じゃなきゃ、意味がない気がするんだ」
ソラは黙って聞いていた。
「さっき言っただろ。
この剣は、もう武器としては死にかけてる。
でもな、ソラを守りたいって思いはやたらと残ってる」
カジトは剣身を、指でなぞる。
カジトは小さく笑った。
「だからさ。この剣を“捨てる”んじゃなくて、
思いを継がせたいんだ」
炉の火を見つめながら、続ける。
「派手な能力も、性能も期待できない。
でも――」
カジトはソラを真っ直ぐ見た。
「俺が今作れる中で、
一番“ソラを守るための剣”を作るなら、
多分、この剣が必要なんだ」
沈黙が落ちる。
ソラは剣を見つめ、これまでの戦いを思い返していた。
初めて振った日。
何度も刃こぼれさせた夜。
血と汗と、恐怖を一緒に乗り越えてきた相棒。
ゆっくりと、ソラは剣を持ち直し、カジトの前に差し出した。
「……お願いします」
迷いはなかった。
「この剣の“続きを”、カジトに任せたい」
カジトは一瞬、目を見開き――
次の瞬間、ぐっと歯を食いしばり、深く頷いた。
「任せろ」
剣を受け取るその手は、少し震えていた。
「必ず、生まれ変わらせる。
この剣の思いも、
ソラを守りたいって願いも――俺の全力を込めて全部な!」
炉の火が、ひときわ強く燃え上がった。
「……ありがとう」
その声はついさっきまでの砕けた調子とは違い、鍛治師見習いとしての顔に切り替わっていた。カジトの周囲だけが静まり返ったように感じられる。
カジトはまず、剣を軽く持ち上げる。
刃を自分の目の高さに合わせ、角度を変えながら光の反射を見る。次に柄へと視線を落とし、握りの革を親指でなぞった。ほんの一瞬、刃先を爪で弾き、澄んだ金属音を確かめる。
それから、剣を少し遠ざけ、また近づける。
近づけては細部を確認し、離しては全体のバランスを見る。その動作を何度も繰り返すうちに、カジトの眉間には自然と皺が寄っていた。
ソラは口を挟まず、ただ黙って見守る。
カジトがこれほど真剣な表情をするのを、ソラは初めて見た。
やがて、カジトは小さく息を吐いた。
「……なるほどな」
独り言のように呟き、剣を水平に構え直す。
「ギルドの量産品だ。たぶん標準規格の鉄剣。値段は……四千リル……いや、三千リル前後だな」
「配合はオーソドックス。鉄の質も悪くないし、焼き入れも安定してる。変なクセもないし、扱いやすさ重視って感じだ」
その言葉に、ソラは思わず息を呑んだ。まさにその通りだったからだ。言い当てられた驚きが顔に出たのだろう、カジトは気づいて小さく笑った。
「当たってたか。まあ、この辺俺でもは数を見てれば自然とわかる」
ソラがカジトを改めてすごい奴だと思い直す。
「……ふふ」
カジトは小さく、だがどこか楽しそうに笑った。
「ソラ。この剣さ、良い剣だよ」
ソラは少し肩の力を抜く。
だが次の言葉で、その気持ちはすぐに裏切られた。
「――でも、ダメな剣だな」
「え?」
思わず間の抜けた声が出る。
カジトは悪びれた様子もなく、剣を持ったまま少し考える素振りを見せた。
「たぶんだけどさ、ソラ。お前、剣を扱うスキル持ってないだろ?」
図星だった。
ソラは一瞬ためらったが、正直に頷く。
「うん。持ってない」
「やっぱりな」
カジトは納得したように頷き、剣の刃を指でなぞる――もちろん素手で触れないよう、ギリギリの距離でだ。
「剣術系のスキルを持ってる奴の剣ってさ、使い方がある程度“整う”んだ。力の入り方も、当て方も、軌道も似通ってくる。だから刃の減り方も、使用感も、わりと均一になる」
そう言いながら、刃の根元から先端へ、視線をゆっくり走らせる。
「でも、この剣は違う」
カジトは剣の刃先を指で示した。
「ここ、わずかに凹んでる。こっちは刃こぼれが深い。逆に、この辺はほとんど無傷だ。使い方にムラがありすぎる」
ソラは喉の奥で、うっと小さく息を詰まらせた。
自分でも分かってはいたが、こうして言葉にされると胸に来る。
「鍛治師の目で見るならさ、この剣はもう“死んでる”部類だ。性能は落ちてるし、長くは持たない。正直、普通なら打ち直しか、処分だ」
カジトはそこで一度言葉を切り、剣を見下ろした。
「……でもな」
声音が、少しだけ変わる。
「この剣、命の重みを感じるんだよ」
ソラは顔を上げた。
カジトは刃ではなく、柄の部分をじっと見つめていた。
革巻きの擦れ、手汗で柔らかくなった感触。何度も握られ、振るわれてきた痕跡。
「錆びてない。汚れも残ってない。刃こぼれしても、ちゃんと手入れされてる。雑に扱われた剣じゃない」
そう言って、カジトはソラを見る。
「ソラ、お前この剣を大事にしてるだろ」
「……うん」
自然と、そう答えていた。
「剣がへこんでも、欠けても、それを理由に投げ出してない。ちゃんと向き合って、使い続けてる。だからさ」
カジトは少し照れたように笑った。
「この剣も、きっと思ってるんじゃないかな。
“こいつは俺を大事にしてくれる”って。
だから――」
カジトは、はっきりと言う。
「ソラを守ろうとしてる剣だよ、こいつは」
やがて、彼はゆっくりと息を吐き、ソラに視線を戻す。
「なあ、ソラ。一つ、聞いてもいいか」
「うん」
カジトは剣を両手で持ち直し、少しだけ躊躇ってから言葉を選ぶ。
「――この剣を、素材として使わせてくれないか」
ソラは一瞬、言葉の意味を噛み砕くのに時間がかかった。
「……素材、って」
「溶かす。打ち直す。形も、芯も、全部変える」
カジトは正直に言った。
「言っておくけど、この剣は決して“いい素材”じゃない。
鉄の質も普通だし、特別な素材を使ってるわけじゃない。
どれだけ腕を尽くしても、できることには限界がある」
それでも、とカジトは剣に目を落とす。
「……この剣じゃなきゃ、意味がない気がするんだ」
ソラは黙って聞いていた。
「さっき言っただろ。
この剣は、もう武器としては死にかけてる。
でもな、ソラを守りたいって思いはやたらと残ってる」
カジトは剣身を、指でなぞる。
カジトは小さく笑った。
「だからさ。この剣を“捨てる”んじゃなくて、
思いを継がせたいんだ」
炉の火を見つめながら、続ける。
「派手な能力も、性能も期待できない。
でも――」
カジトはソラを真っ直ぐ見た。
「俺が今作れる中で、
一番“ソラを守るための剣”を作るなら、
多分、この剣が必要なんだ」
沈黙が落ちる。
ソラは剣を見つめ、これまでの戦いを思い返していた。
初めて振った日。
何度も刃こぼれさせた夜。
血と汗と、恐怖を一緒に乗り越えてきた相棒。
ゆっくりと、ソラは剣を持ち直し、カジトの前に差し出した。
「……お願いします」
迷いはなかった。
「この剣の“続きを”、カジトに任せたい」
カジトは一瞬、目を見開き――
次の瞬間、ぐっと歯を食いしばり、深く頷いた。
「任せろ」
剣を受け取るその手は、少し震えていた。
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この剣の思いも、
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