普通の勇者とハーレム勇者

リョウタ

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4章 仮面の少女

彼女の主人公

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「……よし!じゃ、じゃあ、開けるね?」

──テレサはそれから数分後、扉の向こうから意を決する様な反応を感じさせた。
しかし、そこから更に深呼吸を行い出したので、彼女が扉を開けるにはもう少し時間が掛かりそうだ。

なので少し後押しをする事にした。


「じゃあ、ゆっくりで良いから出ておいで……ほら~怖くないよ~」

「──ふ、ふふ……ってもうっ!変なこと言わないで!笑っちゃたじゃないか、ばかぁ!……あ、ばかって言っちゃった…!」

心臓に悪いから、いきなり可愛くなるの止めて欲しいんだけど?

まぁ和ませる為に言った事だが、効果はあった様で良かった。テレサの緊張がだいぶ柔いだ様に感じる。

そしてそれから更に数秒の時間が経った後、彼女はゆっくり扉を開けた。


──扉の向こうから仮面を付けた少女がひょいっと姿を現した。

アルマスが気絶してしまったので、彼女の光魔法は使えない。
なので自前で用意していたランタンの様なモノに火を灯し、その明かりで彼女の姿を確認する。

テレサは思ってたよりも背が小さく、年齢は俺と同じくらいだと聞いていたが、どう見ても子供にしか見えない。長い黒髪が印象的な少女だ。
顔は仮面を付けているので素顔はわからないが、今のところ醜い要素なんて一つも見当たらない。

一応、アルマスとミーシャは、万が一に備えてテレサの視界に入らず、声も届かない様な離れた岩陰に隠してある。


扉から恐る恐る出てきたテレサは顔を伏せていたのだが、やがてゆっくりと頭を上げて視界に俺を捉えた。

俺も意識はずっと彼女に集中させている。


──そして、彼女の視界に入っても何も起きなかった事で俺は一安心する。
実は一つ、テレサの容姿がどう見えるのかとは別の懸念が有ったからだ。

恐怖を与える呪いの正式名称は『魔眼』らしいので、彼女の視界に入るともしかしたらスキルの効果が発動するんじゃないかと警戒していた。
だが、彼女の視界に入っても問題が無かったので、大丈夫だとここで分かった。

テレサもこの事は疑念だったらしく、視界に入って何とも無い俺を見て、安心したように下を向き息を吐いた。

そして、直ぐに気を取り直してテレサは再び俺の方を向く。

……そう……本番は此処から……彼女の顔が俺にとってどう映るかだ。
大見栄を切ったが、やはり俺も『もしかしたら』と少しは不安に思っている。
大丈夫だろうとは思うけど、それも根拠がある訳では無い。

それでも俺は大きく息を吐き、大丈夫だと自分に言い聞かせ、ゆっくりとテレサへ近付いて行く。

今から仮面を外す為に。

広い洞窟ではあるが、この扉が設置されてる一角は石壁で狭まっており、ランタン程度の灯りでもはっきりとテレサの顔が分かる筈だろう。

そして俺はそのまま、十分な距離までテレサに近づいた。

しかし、手を伸ばせば仮面に手が届く距離まで詰め寄った所で、俺はテレサからある異変を感じ取るのだった。

俺を見上げているテレサが、かなしばりにでもあったかのように微動だにしないのだ。
俺はあまりにも動かないので、心配になって仮面を外す事を一度中止し、彼女に声を掛けた。


「テレサ…?大丈夫…?」

「……え?……あ…」

俺の声を聞いた彼女は直ぐに我に返るのだが、そこからの発言は予想だにしていないものだった。

「……あ……ああ……格好良い……物語の王子様みたいだ……」

「…………………ん?」

……なんか俺に対して変な事を言ってる気がするんだけど……もしくは聞き違いだろう?
念の為、もう一度だけ確認を取る事にした。


「……もしかして俺に王子様とか言った?」

そして俺がそう問うと、テレサは言葉は発さずに首を縦に振る動作だけで答えた。

俺が王子さまだって?目ん玉腐ってるんじゃ無いだろうか…?

──い、いや!自信を持て、俺!俺ってそこそこカッコいい筈なんだ!だから人によって王子様に見えてもおかしくない筈だっ!

等と俺がくだらない自問自答をしている間に、テレサが孝志よりも先に行動を起こした。

テレサは考え込んでる所に近寄ると、俺の顔へと手を伸ばす。
背が低いのだが、テレサは宙に浮けるようで背丈の差は問題ないみたい。
そして浮き上がった彼女は、徐に俺の顔をペタペタと弄り始めた。

「……うわあ……本当に綺麗だ……うん、カッコいい……予想より遥かに格好良いよ」

「………ッッ!?つぇいっ!」

「きゃっ!」

俺は思わず彼女を払いのけてしまう。
面と向かって何て事を言うんだ……俺は動揺が気取られない様に、テレサを払いのけた後、目を瞑り深呼吸をした。
一昨日のネリー王女にしてもそうだが、真っ直ぐに思いをぶつけられる事に全く慣れていないので、そうされると柄にもなく照れてしまうんだ。

だから、あまり俺を手放しに褒めないで欲しい。

……まっ、かっこいいのは事実だけどな!


「い、いきなりごめんね、触っちゃって…!僕の仮面を外すんだったね…」

「本当に頼むよ?」

素っ気なく返事をするが、こんなの照れ隠しだ。
テレサも、自身の手を払い除けた時の俺の表情を見たらしく、嫌悪感を抱いて跳ね除けられた訳では無いと分かってる様子。
今の対応から、誤った疑念を抱かれたらどうしようと少し思ったが、大丈夫そうだ。


「ごめんよ…!──さぁ、お願い!」

そこからは余り間を空けず、直ぐに彼女は覚悟を決めた様に両腕を下へ垂らした。
それを合図に俺は彼女の仮面へと腕を伸ばす。
仮面越しなので表情は一切見えないが、眼を瞑っているのは何と無く解る。

俺の手が仮面に掛かった瞬間、テレサはビクッとした反応を見せたので俺も緊張したが、気にしない素ぶりで仮面をゆっくりと外した。

そして外した仮面を少し横にずらす事で、目を瞑ったテレサの顔をはっきりと確認する事ができた。


──ここで、俺はテレサと始めての対面を果たすのだが………



「……………」

彼女の素顔を目の当たりにした俺は、万引き現場を先生に見られたかの様に、仮面を手に持ったまま身体が硬直して動けずに居た。

俺の予定では普通に見えるならここで普通に見えるとネタバラシ。醜く見えてしまったら仮面を戻して見なかった事にする手筈だった。

大丈夫とは思うけど、後者だと少し対応が大変だな~なんて事も考えていた。
けど、そんな事も頭から抜けてしまう程……俺は彼女の顔から目が離せず突っ立っていた。

──単刀直入に言うと、俺の目にテレサの容姿が普通に映る事はなかった。


──逆のヤバイ意味で……

俺の目に映ったテレサの容姿は、あまりにも綺麗過ぎたのである。
ランタンの様な薄い灯りでもはっきり綺麗だと解ってしまうので、明るい場所ならもっと綺麗に見えるのだろう。

一度、夢で見せられた容姿と特徴は一致するんだが、実際に見た彼女は夢なんかとは比べ物にならない程に美しい。
我が夢ながら、なんて写り映えが悪いんだ……くそっ!俺の夢めっ!

……というか、この姿が化け物に見えるって冗談だろ?スキルの影響だとしても、俺以外の者達はいったいどうな目をしているんだ?


「………ぅぅ………」

そして、動揺した俺が一向に仮面を戻そうとせず、かと言って何か言葉を口にする事も無いので、テレサは不安を抱いたのだろう。
小刻みに肩を震わして、強く瞑った目元に薄っすらと涙を溜め込み始めた。

彼女は俺が自分の容姿に怯えて、動けないと勘違いしているのかも知れない。
まぁ容姿のせいで動けないのは事実だけどな……真逆の意味でだけど。
登山家が、山頂の景色に見惚れて言葉を失うなんてよく言うが、今まさにその状態だ。

それからも俺が反応を示さないので、テレサは涙目から絶望しきった表情に顔を変えていた。まるで全てを諦めてしまったかの様な表情に。

このまま黙っていては彼女を傷付けてしまうと思った俺は、何とか一言だけ言葉を振り絞り、今の気持ちを彼女に告げるのだった。

「………綺麗だ……超可愛い」

「………………ぇ…?」

俺の言葉が理解出来なかったのだろう……テレサは鈍く反応しただけで眼を開けようとしない。
ならば、ここは畳み掛けるしか無いだろう。

「いや、普通に見えるかと思ったけど、裏切られたよ──あんまり何度も言うと恥ずかしいから一度しか言わないけど、俺から見たら普通に見える所か、とんでもなく綺麗に見える……ほんとに」

「あ、ままままま待って待ってどう言うこと?え?何?なに言ってるの?」

俺の言葉を聞いたテレサは勢い良く目を見開くと、後ろへ5メートルほど飛び引いた。
そして羞恥のあまり手をパタパタと慌てた様にはためかせている。


「お、大丈夫?」

「ま、待った!それ以上近付かないで!」

俺は声を掛けた後で近付こうと一歩踏み出したが、テレサは手の平を前に突き出して近付くなと言う。


「ど、どうして?」

もしかしてキザな台詞が鼻に付いたんだろうか?とも考えたが、もちろんテレサがそんな事を思う訳が無い。

「き、綺麗とか…!可愛いとか言うからっ!……そんなこと言うなら近付かないで!無理だから!ほんと無理だからぁっ!」

面白い程に顔を真っ赤にして言うテレサに、俺の行動を制止したのは恥ずかしいからだと分かる。

「え?でも自分のことを本当は可愛いのにとか言って無かった?」

話の合間に確かそんな事を言っていた筈だ。
だから可愛い子が出て来る事を、多少は期待していたんだけど?

それに対してテレサは──


「自分に言い聞かせてただけ!僕にそんな可愛いとかわかる訳ないじゃないかっ!」

顔を更に真っ赤にして、それを両腕で隠しながら反論する。
声は大きめだが、アルマス達に声が届かない様に配慮している様でリアクションの割には声の音量は控えめだ。

もうリアクションも良いし、アルマス達に気を使った態度から優しさが感じられた。
そんなテレサがあまりに可愛いので、つい意地悪な事が言いたくなる。

「そんな風に真っ赤な顔で反論しても、可愛いだけだぞ!いい加減気付きなさい!もうほんとテレサってば可愛いんだから!」

「ッッ~~~!」

この言葉を聞いたテレサは、両手で顔を覆い隠したまましゃがみ込むと、遂にはそのまま動かなくなってしまった。

……オホンッ!少し意地悪が過ぎたかも知れない。

ここは素直に謝ろう!

「いや、なんか色々ごめんね?少し調子に乗ってたかも」

「…………」

俺の謝罪の言葉にもテレサは何の反応を示さない。

これはいよいよマズイな、と思い始めたその時、テレサは顔を上げずに伏したまま俺にある事を問い掛けてきた。


「──ねぇ……ほんと?」

「……何がでしょう?」

意地悪をして反省の気持ちが強いので、敬語になってしまう。反省が一番伝わるのは敬語だと俺は思っているからだ。
しかし、テレサは俺の言葉遣いを気にする事なく話を続けた。


「……僕が可愛いってほんと?」

そしてテレサは顔を伏せたまま問い掛けてくるが、内容は改まってだと実に答えづらいものだった。

一瞬、ふざけて返そうかとか、とぼけようとも考えたが、流石にそんな雰囲気では無かったので素直に思った事を口にした。

「……まぁ……俺の目には可愛いく映ったよ?」

「──ぁ……そぅ…」


この会話の後に彼女は小刻みに震えだす。
時折、すすり声が聞こえて来るので、テレサが泣いているのは明らかだった。
俺はあえて声を掛けず、彼女が泣き止むのを待つ事にする。

── なので、互い間に沈黙が訪れる事となった。
洞窟内にはテレサがすすり泣く反響音だけが小さく鳴り響いている。

ずっと泣いていたテレサだったが、気持ちが落ち着いたのか、伏せていた顔をゆっくりと上げ始めた。


「………あ」


そして彼女の顔を見た俺は、間の抜けた驚きの声を上げる。何故なら、泣き止んだと思っていたのに全然そんなことなんて無かったからだ。

顔を上げたテレサの目からは今も大量の涙が流れ続けており、泣きながら俺を見つめている。

「……凄く泣いてるけど、大丈夫?」

俺は心配そうな表情で問い掛けると、テレサは小さく首を横に振った。

「……大丈夫じゃないよ。だって、孝志みたいな綺麗な人に、可愛いって言われたんだよ?……こんなに嬉しい事って無いよ……」

テレサは溢れ出す涙を止める事もなく、そんな言葉口にした。
彼女の目には俺ってどれだけ良く写っているんだ、ほんとに……

テレサの瞼からは、本当に止まるんだろうかと心配になってしまう程の大量の涙が、今も洪水のように止め処なく溢れ続けている。

「……あぁ…夢みたい……嬉しい……ぐずっ……側に行っても……良い?」

彼女の問いに対して無言で頷いた。
頷きを見たテレサは自ら離れた距離を縮めるべく、泣きながらもゆっくりと俺の側へと近付いて来る。


──そして目の前まで来た彼女は、優しく抱きついて来た。
女性特有の柔らかさに包まれるが、今に限っては下心は無く、優しい気持ちで俺は彼女を受け入れた。
こんなに可愛い子に抱き着かれてるのに……おかしな話だ。

テレサは先程の様に宙には浮いてないので、俺の胸より下の位置にテレサの頭がある。

──下心が無いとは言え、流石に初対面の……それもこんな可愛い子を抱き締める度胸なんて俺には無かったので、ちょうど良い位置にあったテレサの頭を優しく撫でる事にした。


孤独に生きてきた彼女の……今まで培ってきた心の痛みが、少しでも和らぐようにと思いを込めて……
俺はテレサが泣き止むまでずっと頭を撫で続けるのだった。









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