普通の勇者とハーレム勇者

リョウタ

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6章 勇者と、魔族と、王女様

嬉しくないこと

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歌姫のお陰で寝付きこそ最悪だったが、それでも体内時計は今日も正確に働いたらしい。
孝志はいつもと変わらず、朝の決まった時間で目を覚ますのであった。

古城の周囲には、綺麗に整えられた森林や大きな湖があるので、大きめの窓を開ければ朝日に照らされた幻想的な景色を観れるのだが、孝志はそういうものに何の興味も示さない男だ。

ただ、ボ~っと仰向けに寝ぼけているだけで、目が覚めていても特に動こうとはしなかった。


「──はぁ~……起きるか」

このまま、一日中寝ていようとも考えた。
しかし、アレクセイから祖母が明け方には帰って来ると聴かされていたので、顔合わせに備え目を覚まして置くことにする。


仰向け状態から体を起こす。
そして、昨日はいろいろ有りすぎて気が付かなかったが、目の冴え始めた孝志はベッドに腰掛けたまま周囲を見渡し、ある事に気が付いた。


「う~~ん、気を遣われたな」

ある事とは、この部屋の中の造りについてだ。
意図的にそうしてある様に、部屋の中は廊下や城の雰囲気とは似つかない質素なモノとなっている。

恐らく、異世界から来た自分が気兼ねなく過ごせる様に、アレクセイが出来るだけ豪華さの薄い部屋を充てがってくれたのだろう。
そう考えた孝志は、オカマエルフの気遣いに心から感謝するのだった。

なので目を覚ますがてら、この礼と見舞いを兼ねてアレクセイの元へ向かおうと孝志は動き出す。
もしかしたら、このタイミングでおばあちゃんに会えるかも……そう期待を膨らませながら──


「──ん?」


……だが、ベットから降りようと身動ぎした瞬間、孝志は隣で、誰かが寝ている事に気が付いた。

気付いた理由は少し体を動かした時、生物の様な生暖かいモノに利き手が触れたからである。


「……チッ……んだよ」

思わず孝志は舌打ちをするのだった。
彼がもっとも嫌うことの一つ……それは睡眠を妨害される事と、目覚めに悪さをされること。

テレサの場合は、自分から話を振ったので妨害されても仕方ないと思っていた。
だが、この場合は明らかに『故意』にそれを行っている事になる。
と言うか、故意以外で他人のベットに……しかも同じ布団の中に潜り込むなど有り得る筈がないのだ。


──因みに部屋が薄暗いのと、自分の目がこの暗さに慣れていないので、隣の人物が誰なのかまだ解って居ない。
なので犯人探しから始める事にした。


孝志はまず、現在この城に居る者達を全員思い浮かべた。

取り敢えずアッシュとオーティス、それとハルートは真っ先に除外する。
前者の二人は男性である事から、同性の俺相手にこんなキモい事は行わないだろうと信じた。

ハルートに関しては、彼のその巨体から物理的に不可能だと考え除外した。

──次にテレサだが、彼女は呪いの影響が有るので、数人が生活するこの城には来ないだろうと考える。
加えて、彼女はそんな無茶をする様な子じゃないと信じ切っているので、テレサも除外した。


……となると、可能性を秘めた人物は残り三人。

一人目はミーシャだが……彼女と孝志では、互いに良い印象が全くないので彼女もあり得ないだろうと除外。

そして消去法で残ったのが、如何にもこういう事を平気でしそうな二人……アルマスとアレクセイだが……

アレクセイは、シャレにならないほど手酷い怪我をしており、どう考えてもこんな事をしている場所では無い。今も大人しく療養している筈だ。


──もはや該当する人物は一人しか居ない……絶対にアルマスだ。

孝志は彼女で間違いないと結論付けるのだった。



──良い度胸だな、アルマス。
向こうの世界にいた時から俺とずっと一緒なら、寝起きにこう言う事されんのを、俺が嫌がるって判りそうなモノだけどな……!
体調が悪そうだから優しくしてやったら調子に乗りやがって……!まぁう○この絵は描いてしまったけども……


そんなアルマスを……孝志は布団から蹴り落とそうと構えるのだった─────


──しかし、彼女を蹴り落とす直前……部屋の扉が何者かにノックされる。

孝志は、こんな朝早くに訪れる者へ不信感を抱きつつも、ノックに対して返事を返した。


「誰?オーティスさん?それともアッシュ?」

「私ですよ。マスターの大好きなアルマスで~す」

「……………………え?」

……この瞬間、孝志の背筋は凍り付いた。
大好きと思われてる事に腹も立ったが、今はそれどころではない。


──アルマスじゃなければ……いったい誰なんだ……?

そんな疑問を浮かべながら、孝志は今も隣に存在している人物の方へ、ギギギと効果音を立てながら首を動かし視線をそっちへと移した。


「おはようございますマスター。でも昨日は酷いですよ?あの後、一度も顔を見せに来てくれないのですから」

「……あ、ああ……おはよう……それは済まなかった………………あの~本当にアルマス?」


「当たり前ですよ。それより、私はまだ体調が優れないので、もう少し休んでます。なので城の外へ出歩いてはダメですからね?鍵が掛かって居るのでドア越しで話してますが、顔を洗ったら会いに来てね?……それじゃ……チュ♡」

余程体調が優れないのだろう……孝志の声を聞いて安心したアルマスは、わざわざ鍵を開けさせる事も無く、最後に投げキッスをして去って行った。


……十秒も経たずに足音すら聴こえなくなったが、孝志の心境はそれどころでは無い。
何せ、隣に居る人物の正体が分からなくなったからだ。

しかも、今のやり取りで隣の人物も目を覚ましたらしく、布団を被ったまま無言で孝志の方をジ~っ見つめていた。


──怖過ぎんだろ……マジで誰だよ……もしかして幽霊か?
だとしたら、嫌だなぁ~……怖いなぁ~……でもこのまま放って置いても前に進まないよな?──よしっ!

孝志は意を決して、隣の人物に直接正体を尋ねる事にした。


「…………どちら様でしょうか?」

「私だ」

お前だったのか……って誰やねん!
全く……しょうもないこと言いやがって!

………………

………………

………………

あ、ああ、あれぇぇ~??
ちょっと本当に待ってぇ~?凄い聞き覚えのある声だったんですけど~??

孝志はガタガタと体を震わせた。
もし、声の主があの人だとしたら……そう考えると、孝志は言い様のない恐怖に支配されるのであった。


──大丈夫、大丈夫。
ここは王国じゃない……だから此処に『あの人』が居るはずがない……大丈夫大丈夫……うん。

孝志は呪文の様に自分へ大丈夫だと言い聞かせる。

そんな時、いつまで経っても何の反応も見せない孝志に痺れを切らしたのか……隣で寝ていた人物はムクリと起き上がり、互いの鼻が当たりそうになる位まで顔を近付け、至近距離で孝志の目を見つめてきた。

──互いの息が掛かる程の至近距離だ。


流石の孝志も、この距離になって相手が誰なのかハッキリと解ってしまったようで、それにより恐怖の感情が体の芯から湧き上がってくる。
もはや、吐き気を堪えるので必死だった。

そんな具合を悪そうにしている姿が心配になったらしく、恐怖を与えた張本人は孝志へ労わりの言葉を掛ける。


「──顔色が悪いようだが?大丈夫か?背中をさすってやろうか?んん?」

「……………………だ、だだだ、大丈夫ですよ───アリアンさん」

「そうか!それは良かったな!」

「………………」


何故、彼女がこの城に居るのか?
それは知る由もないのだが、そんなこと孝志にとってはどうでも良いこと。
今の孝志は、目の前の【アリアン】という存在が、ただただ恐怖でしかなかった──!


「ところで孝志」

「は、はい……何でしょうか?」

「私の様な美少女に添い寝して貰えてどんな気分だ?」

──いや、最悪だよ。アンタ馬鹿じゃないの?
いい歳して、やって良いいこと悪い事の区別も付かないのかよ?……あと、怖いから至近距離でジッと見つめないで下さい!


「そうですね……嬉しかったです……はは」

「そうかそうか!だったら、これからは毎日添い寝してやろうか!」

「いや、頭おかしいでしょアンタ」

「……はぁぁ?」

「いえ!今のは冗談です!本当にすいませんでした!」

反射的に本音で言い返してしまった孝志は、今の失言を許して貰うべく、ベッドの上で勢いよく土下座した。


「そうか!冗談か!ならいいんだ!───ま、次はないけどな」

「はい!もう二度と言いません!」

あかん!怖い!怖い怖い怖い怖い!
昨日あった出来事の何と比べても、圧倒的にこっちの方が怖い!比べるとフェイルノートなんて大した事ないぞ!

ほんと今すぐ部屋から出て行ってよ、もう~!


「そうか!ならよかった!頭おかしいは冗談でも酷いぞ!ははは!」

「そうですね!は、はは、はははは!」

「…………なぜお前が笑う?」

「いえ、思い出し笑いです」

「そうか!やっぱり変な奴だなお前は」

いちいち一言一言がマジで怖い。
……つーかアリアンさんは何しに来たの?
言っときますけど、この城に残るって決めた理由の半分くらいはアンタから逃げる為ですからね?

孝志はどうやってアリアンを対処しようか真剣に悩む。

だが、孝志はビビり過ぎていて気付かないが、対するアリアンも何かを孝志に言いたそうにしており、それをどうやって切り出そうか同じく真剣に悩んでいる。

互いに悩んでしまっているので、部屋に少しの間沈黙の時間が訪れたが、先に口を開いたのはアリアンだ。

そして彼女は、孝志が想像もして居ない意外な行動を取るのだった。


「──孝志、すまなかった」

「え?ちょっと、どうしました?!」

アリアンはベッドの上で姿勢を正し、孝志に向かって深々と頭を下げた。
何のことか解らない孝志は、天敵からの謝罪に慌てふためくが、そうこうしている内にアリアンは顔を上げ、謝罪の経緯を語り始める。


「ユリウスが、お前を酷く傷つけたとオーティスから聴かされた。勇者である貴方を守る立場の我々が、本来、何が何でも守られるべき貴方を裏切ったこと……心から申し訳なく思う──本当にすまなかった」

言い終わると、アリアンは再び深いお辞儀をする。
口調も普段とは違い、王族と謁見する時のように丁寧なモノだ。
孝志は目の前で首を垂れるアリアン観て、そして彼女の謝罪の理由を聞き、感極まるのであった。


「──あ」

……正直、かなり感動してしまった。
ユリウスさんの裏切りを、アリアンさんは心を込めて謝罪してくれている。
正直あんな親父の裏切りなんて、気にしていないつもりだったんだけど、やっぱり頭の中では割り切れない部分が自分の中に存在していたらしい。

だって……アリアンさんの今の一言で、胸のつかえが取れたような気がするから……

俺と一緒に寝てくれていたのは、単に俺が落ち込んでいるものだと思い、慰めるつもりでそうしてくれたんだろう。

──それだけは本当にやらないで欲しかったけど。
最初はてっきり狂人の狂行だと思って心底びびりましたよ……?


……でもありがとうございますアリアンさん。
今の貴女から頂いた謝罪の言葉は、一生忘れません──



「──よしっ!──────では修行を始めるとするか!もう7時を廻って良い時間だしな!朝食を済ませたら直ぐに準備に取り掛かるぞ!……死戦を潜り抜けたと聞く──どれだけ強くなったか……師としては楽しみで仕方ないぞ!」

「あるぇえ?」

「ん?どうした?」


なんだコイツ?幾らなんでも唐突過ぎるだろ?
急に修行とか意味わかんねぇーし……え?てかマジで言ってるの……絶対に嫌なんだけど……?

嫌だ嫌だ……『嫌』って何回でもしつこく言うけど、アリアンさんと修行だけは絶対に嫌だ……助けてアルマス……お願い戻って来てぇ。


──もちろん、アルマスはエスパーでは無く、念話も使えないので孝志の願いが彼女へ届く事はなかった。

……ここで戻って来て居れば、孝志のアルマスへ対する好感度は一気にカンストしていただろう。本当に勿体ない。

しかし、誰からの助けも得られそうにない現状でも、孝志は諦めきれない様で、何とかアリアンとの訓練を逃れようと必死で言い訳を重ね出した。



「いや、その……まだ体が痛くて」

「そんな訳ないだろう?お前が寝ている間にメディカルチェックは済ませておいたからな!…………おっ?いま嘘ついたか?」

「いいえ、ぼくのかんちがいみたい」

「そうだよな!相変わらず馬鹿だなお前は!ワハハ!」

「…………」

さっきの心からの感動を返せよ。
あと俺べつに馬鹿じゃないしな。あと何度でも言うけど、アリアンさんほんと怖い…

まさか、散々俺を感動させてから落とすなんて……こんなエゲツないこと普通する?いやしないぜ?
アリアンさんは、俺になんか恨みでもあるのか?


「──よしっ!じゃあまずは腹ごしらえからだっ!この城の主に料理場の使用許可を貰ってある!なので特別に私の手料理を振る舞ってやろうっ!はははは!」

「…………」

「…………嬉しくないのか?」

「いや、超嬉しいです!ひゃっほい!」

「そうかそうか食いしん坊めっ!……じゃあ行くとするか!!」

孝志はアリアンに引き摺られる勢いで、部屋から連れ去られてしまうのであった。



──そして思う。
こんな事なら我慢などせず、テレサと一緒に眠っとけば良かったと。


♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎


~アリアン視点~

孝志……本当に済まなかった。
ユリウスには私が相応の報いを請けさせる……だからもう少し待っていてくれ……

マリア王女やブローノ王子なら、ちゃんとした謝罪の方法を弁えているんだろうが、私はそういった礼節にはあまり詳しくはない。
だから添い寝などと言う下賤な行動をとったが……まぁ私は美少女だし、ご褒美になった事だろう。
良かったな私に添い寝して貰えて!

それと孝志……お前はこれからもっと強くなれ。
強くなれば、それだけ悲しい想いをしなくて済むようになる。私がそうだったから間違いない。
訓練とは辛いものだが、その分、私は全力でお前の事をサポートするつもりだ。

私がお前に教えてやれる事は戦う術しかない。

その代わり、教えてやれる事を全力で覚えさせるつもりだ!手を抜かず鍛え抜いてやろう!

私も、あんな情けない敗北は二度と味わいたくない。
だから、お前も私も、そうならない様に一緒にがんばるぞ!



──アリアンは孝志の事を弟子として、本当に真心込めて可愛がっている。
性格上、恐ろしく不器用なやり方ではあるが……


孝志が彼女の心に気付く時は……果たして来るのだろうか──?






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