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6章 勇者と、魔族と、王女様
決着・真
しおりを挟む「……ぐふっ!」
「アッシュ……?」
血が飛び散り、それが会場内の一角を染め揚げる。
ただし、その血はアッシュが明王を斬り裂いたモノではない──何者かの手によって、アッシュが背後から斬られた事によるものだ。
不意打ちを喰らったアッシュは血を大量に吐き出しながら地面に倒れ伏した。この負傷で戦闘不能状態となり、アッシュはもう立ち上がることは出来ないだろう。
孝志、アレクセイ、ユリウス、オーティスと続いて実に5連敗を達成してしまった。
……死んでいる訳ではない。
しかしながら斬られた背中からの血は一向に止まらず、このまま放置すれば出血死は確実。
修羅族の自然回復能力が発揮されない程の致命傷をアッシュは負ったのだ。
──アッシュの姿を観ていた皆に動揺が走るが、その中でも一番近くでソレを目の当たりにしていた由梨の戸惑いは大きなものだった様で、今にも駆け寄って行きそうだ。
「──アッシュさ──!」
「中岸さん!!右ッッ!!!」
「───ッ!!!」
今度は辛うじて予知が間に合う。
孝志の声に従い、由梨は反射的に反応した。
……だが間に合いはしたものの、何者かによる攻撃の威力はあまりにも凄まじく、由梨は頑丈な弓で防御したにも関わらず、かなり後方まで飛ばされた。
壁に体を強く打ち付けた反動でそのまま気を失い、彼女もまた戦闘不能に陥るのであった。
一瞬の出来事に観戦者は皆何が起こったか理解が追い付かなかった。しかし、少し経つと次第に阿鼻叫喚の声が上がり始める。
リーシャもまた、彼らの様にみっともなく騒ぎはしなかったが、死は免れないと覚悟した。
──そして二人を瞬殺した男は、直前で由梨に指示を行った孝志へ興味深そうな目を向けている。
「僕の攻撃を予知したんだね?彼女が言ってた通りだ」
「彼女……?」
「いや、気にする事はない、こちらの話さ」
じゃあ意味深なこと言うなや……と、孝志は思った。
次に男は膝を折っていた明王へ視線を向ける。
目が合うと明王は直ぐに立ち上がった。
「おおっ!すまんのう、カルマ坊ちゃん!お陰でまた寿命が延びたわいっ!」
「アッシュが居たのだから、爺やが手こずるのも無理はない、謝る事はないよ──それに彼女が言った通り、恐ろしい能力を持った勇者も居るみたいだしね」
「なんですとぉ!?となればあの者は勇者?……ぜ、全然気付ませんでしたじゃ…!」
恐ろしい能力を持った勇者……それは間違いなく松本孝志の事を指した言葉であった。
孝志もカルマと明王が自分の話をしてるのには、それと無く気が付いたらしい。
「……アイツら、俺の悪口言ってないだろうな?」
──いや、悪口とか気にしてる場合じゃないな……正直かなりやばい……だがそれ以上にアッシュが心配だ。
溢れ出ている血の量が尋常じゃないから、あのままでは友達を見殺しにしてしまう事になる。
ようやく碓井以外に友達が出来たってのに、それをこんな所で死なせてたまるか…!
何とかしてアルベルトに連絡を取って──
「因みに、アルベルトは間に合わないよ?」
「……なにが?」
「──今、アルベルトに頼ろうと考えたね?彼の方へはドラゴンナイツを大量に嗾けた。君に言われた通り、彼は律儀に王女や他の皆んなを守っている。此処へは間に合わないよ」
「くそ……めんどくさい奴だな」
でもそれで良い。
俺を優先してマリア王女やダイアナさんを見捨ててたら、そっちの方が嫌だった。
橘だけは割とどうでも良いけど。
──目の前の男を孝志は見据える。
……取り敢えずコイツは手強い。
今の会話でも思考の先を読まれてしまった。
明らかに今まで戦った連中とは別格。
強さでは、のじゃ女やアリアンさん程では無いけど、2人とは違い敵として別格の面倒くささがある。
のじゃ女は抜け目なさそうに見えてドジっ子だったし、オーティスさんが助けに来てくれたからどうにかなったけど、今はどちらも望みは薄い。
オーティスさんだけじゃない。アリアンさんも全く違う場所で戦ってるから、助けに間に合いそうにないんだよな。
援軍を望めない以上、戦力として計算出来そうなのは俺と、女性騎士さんと、恩知らずの屑女くらいか……?
たったこれだけの戦力で後ろ斬り男とジジイを二人同時に相手をするのは、幾らなんでも無謀で現実味に欠ける。
……さてどうしたもんか?
と言うか、このカルマって奴はめちゃくちゃ離れた所に居るから大丈夫だってアルベルトが言ってたし、何なら俺も念の為に確認した。
俺やアルベルトの勘違いでは流石にないと思うけど……じゃあ奴はどうやって此処まで来たんだ?
瞬間移動か……それとも──
「──ね、ねぇ…!ちょっと、松本!アイツら何とかしなさいよっ!」
屑女が何やら騒ぎ始めやがった。少しは場を読めよ。
無視したいけど、考え事の最中にこの女の金切り声は耳障りだし、黙らせるか……
「……静かにして」
「ふ、ふざけないでっ!こんな所で見ていないで、由梨を助けに行ってよっ!」
「……自分で行ったら?」
「なによその言い方っ!!アンタ男でしょ!?」
「………はいはい」
「あ、あんたねぇ…!なんでさっきから適当な返事なのよ…!?」
「嫌いだからだよ」
「は、はぁ!?」
──はっ!言ってしまった!
まぁいいや。これだけハッキリと言えば、もう二度と俺に絡んでは来ないだろう。
向こうの世界では波風立てたく無かったから何も言わなかったけど、この世界には学校とか無いし、嫌いな奴に気を使う必要はないからな。
「──なによ、文句言われたからってマジになってんの?ダッサ……つーか私の方が嫌いなんだけど?」
「そうだな、助けるんじゃなかったよ、お前なんて」
「だから頼んでないって言ってんでしょ!?」
「……じゃあ死んだら?」
「……はぁ?」
「俺の助けなんて必要無かったんだろ?だったら俺が助けなければ死んでたんだし、そうしろよ」
ダメだ、全然言葉が止まらない。
ここまで言うつもりは無かったのに……俺ってこんなに我慢弱かったっけ?
……別に良いか相手屑だし。
「アンタ…!言っていい事と悪い事があるでしょ!」
「お前にだけは言われたくないから、もうほんとに黙っててくれない?」
「……ッチ!」
助けるんじゃなかったよなやっぱり、こんな奴。
なんでコイツが俺に対してここまで敵対心を剥き出しなのかは分からない。
心当たりと言ったら──確か高校一年の時に、何かの拍子で『行違学童』に通ってた話を彼女にした覚えがある。
その時に、物凄い剣幕で通ってた時期を聞かれたから、それに答えたら急に──
『あの時、私が虐められてるのを観て見ぬ振りしてたでしょっ!最低っ!!』
……と言って来た時があったっけ?
屑女に敵視されるキッカケと言えばあれからなんだけど、見捨てたとか全く身に覚えがないしなぁ?
そもそも奥本美咲なんて屑があそこに居た事すら知らなかったからな、俺は。
──いや、今はこんな奴どうだっていい……問題はこの状況をどうするかなんだが……う~ん──
「……ちょっと良いかい?」
「……なんだ?」
「敵を前にして口論はよくないと思うぞ?それに幾らなんでも険悪過ぎるのでは?」
「……確かに」
敵であるカルマに注意されてしまった。
でも確かに言われた通りだ……俺って普段戦闘中は真面目なのに、あの屑女は俺イラつかせるのが凄く上手いんだよ。だからこの女と関わるのは本当に辞めにしよう。
何より、まずはアッシュの傷を癒す事が先だろう。
俺は腕を組みながら作戦を練る。
──そんな孝志をリーシャ、カルマ、明王は怪訝な眼差しで観る。どうも彼らは孝志に余裕さを感じるのだ。
彼らには何故、孝志が絶体絶命な状況下にも関わらず、あんなにも余裕なのか不思議でならない。
……孝志は彼らの疑問を他所に考えふける。
しかし状況が状況だけに、幾ら考えても好転する策を思い浮かばなかった。
ならば仕方ない……と、孝志は最後の切り札──自身が余裕で居られる理由の【彼女】に、この場を頼る事にした。
──仕方ないか。
正直、彼女の呪いがどれだけの影響を及ぼすのか解らないけど、アッシュをあのままにはして置けないし、皆んなには少しの間呪いを我慢して貰おう。
孝志は脳内音声を通じ、先程から離れた場所で【孝志だけ】を守護し続けている少女に語り掛けるのであった。
「なぁテレサ、その位置から──」
──しかしその時、会場入り口のドアが勢いよく開かれたのだ…!
呪いの件があるので、大勢が集まってる場所では出来る限りテレサに頼りたくなかった孝志だけに、誰かが助けに来てくれた事を期待し、開かれたドアの方を向いた。
もしかしてアリアンさんかっ!?オーティスさんかっ!?それともアルベルトかっ!?
孝志は期待に胸を膨らませる。
そしてその人物が誰なのか直ぐに分かったようだ。
………
………
「──やぁ、僕を呼んだかい?」
「「…………うっわぁ、絶対に呼んでない奴」」
それが誰か解ると、俺は女性騎士さんと一緒にげんなりとした声をハモらせてしまった。
と言う事はつまり、あの女騎士さんもヤツの被害者なんだろう。女性だから奴に気があるのかと思ってしまったけど、偏見はこれから辞めにしよう。
初対面とは思えないシンクロっぷりに女騎士さんに親近感が湧いたけど、今はそれどころじゃない。
入室して来たヤツは、そのまま一生黙ってくれれば良いのに、溜息を吐きながら偉そうに喋り始める。
「──はぁ~全く……まったくもってやれやれだ。松本……だいぶ苦戦しているみたいじゃないか!」
「……最悪」
「最悪よ、ほんと」
「雄星ッ!!来てくれたんだっ!」
そう──入って来たのは、あの橘雄星。
屑女も令嬢達も凄く嬉しそうに騒いでいるけど堪ったもんじゃない。
ヤツが来たからには地獄だよ。もう一寸先も地獄。この場面で絶対に来てはならない男が来てしまった……本当に大変な事だ。
もう既に俺と女騎士さんは卍。
もう完全なるアンチ橘仲間だ。
一度も話した事ないけど、今も互いに顔を合わせて二人同時に首を横に振っている。
名前も分からないけど仲良くなれそう。
……それはそうと、アルベルトは足止めされている筈なのに、何でコイツは此処まで来れたんだ…?
橘はアルベルト達と一緒に居たんだから、同じようにドラゴンナイツ達に襲われてる筈なのだが…?
──き、聴いてみるか?
話をするのは死ぬほど嫌だけど……屑女よりは全然コイツの方がマシだし、ちょっとくらい良いか?
「──あの……橘くんは絶世の美女、マリア王女達と一緒に待機していたと思うけど……どうして此処に……?」
「……何故かって?そんなに知りたいのかい?」
死ね。
「うん是非とも教えて欲しいかなわはは」
「仕方ないなぁ、そこまで言うなら教えてやろう!──トイレに行ってたら元居た場所が分からなくなってさ……適当に歩いてたら此処へ辿り着いたんだ!」
「………なるほどね!」
………
………
ただの迷子じゃねーか!!
しかもそれをあたかも凄い事の様に語りやがって……いや実際すげぇなコイツ。
何より偶然この場所に来るとか、俺へ嫌がらせする為なら天運も味方に引き入れるのか?
そもそも魔物が徘徊している中よく一人でトイレまで行こうと思ったよな、それに危ない時なのに誰も着いて行ってやらなかったよな、そもそも良く生きてここまで辿り着けたよな、しかもよりによって一番最悪のタイミングで来たよな、なんか来てやった感を醸し出してんのがムカツクよな、てか帰り道分からなくなったとか馬鹿過ぎるよな、とにかくムカツクよな、あともう帰れよッ!!
いや落ち着こう……あんまり怒り過ぎると脳の血管切れてしまいますわっ!!
深呼吸して落ち着こう……
すぅ~
はぁ~……よしっ!何とかマシになったぞ!
──そして落ち着くと案外妙案が浮かぶものらしく、孝志はある事を思い付く。
それは良い感じに敵の意識が雄星へ向いたので、今のうちにテレサと作戦を建てる事だ。
「(テレサ、ちょっといい?)」
『……孝志?僕の出番まだぁ~?』
孝志はテレサの声を聴いた瞬間ほっこりした。
いろいろあってドス黒く汚れた心を一気に洗い流された気分になる。
持つべきモノはテレサだね、うん。
「(──ごめん、もう少しだけ待っててくれる?ちょっとやばいの来ちゃって。本当は今直ぐ来て欲しいけど……あっ、ところでテレサそこからアッシュを治せたり出来ないか?)」
『うん──というか、孝志が心配そうにしてたから、もうやってる、ほら観て』
「ん?……おっ」
アッシュの方を見ると傷がみるみる塞がってゆくのが見える……凄いな……此処には居ないのにどうやってるんだ?
『もう少しで目を覚ますと思うけど──あっ!もしかして彼の事も護った方が良かった?』
「(……出来たの?)」
『やろうと思えば出来たけど?』
「(出来るならどうして斬られる前に助けなかったのよ!?)」
『ご、ごめんよ……ずっと孝志のこと考えてたから……孝志しか観てなくって……』
「やだ可愛い」
『え?……も、もう、ばか!』
「(ふぅ~、けどなんかテレサのお陰で傷付いた心が癒えたよ、ありがとう)」
『ん?……よくわからないけど、どう致しまして?』
─やだ可愛い。
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