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嫁いで半年が過ぎた頃から、義母から何度も子供の催促をされるようになった。
何の疑いもなくできないのは全て私のせいであれやこれやと試させられる。
しまいには、夜の営みについても催促される。
彼をその気にできないのも私のせい。
でもそうなのかもしれない。
嫁いでからというもの私が夫の好みを知れることもなく、彼が私の好みを知ろうとすることもなかった。
私には彼がどうすればその気になってくれるのかなど到底わかるはずもなかった。
初めは自分が何かしたのか、何が至らいのかと初めから手に入っていないものを失った気がして動揺したが、自分には分不相応な話だったと思えば気にかからなくなった。
一人で身を立てて暮らしていきたいと願っていたが別に結婚に夢がなかったわけではない。
いつか、自分を思ってくれる相手と出会い添い遂げることが出来れば幸せだろうと自分には分不相応だと考えながらも人並みの夢は持っていた。
でもやはりどの道に行っても手に入らないものなのだと、どこにも行けない自分が情けなく、かといって何かをはじめることもしない自分が歯がゆくもあった。
何の疑いもなくできないのは全て私のせいであれやこれやと試させられる。
しまいには、夜の営みについても催促される。
彼をその気にできないのも私のせい。
でもそうなのかもしれない。
嫁いでからというもの私が夫の好みを知れることもなく、彼が私の好みを知ろうとすることもなかった。
私には彼がどうすればその気になってくれるのかなど到底わかるはずもなかった。
初めは自分が何かしたのか、何が至らいのかと初めから手に入っていないものを失った気がして動揺したが、自分には分不相応な話だったと思えば気にかからなくなった。
一人で身を立てて暮らしていきたいと願っていたが別に結婚に夢がなかったわけではない。
いつか、自分を思ってくれる相手と出会い添い遂げることが出来れば幸せだろうと自分には分不相応だと考えながらも人並みの夢は持っていた。
でもやはりどの道に行っても手に入らないものなのだと、どこにも行けない自分が情けなく、かといって何かをはじめることもしない自分が歯がゆくもあった。
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