113 / 225
新生活編
第113話 フェイリア・ダンジョン
ロイは足首に薬を塗って布を巻き付けた。サリナを抱えて横穴に入った際に、右足首を痛めたからだ。
穴から顔を出して上を見上げるが、エデンを構成する聖石樹の足場はかなり上にある。跳躍どころか、シャドーウィップでも届かないし、怪我した足で岩壁を登れるわけもない。
「ロイ……その……ごめんなさい……」
サリナが申し訳なさそうにしている。俯いてて表情はわからないが、地面に出来た小さな染みはサリナの目から落ちた涙で出来ている。
普段からそっけないし、ハルトと交戦したあとも平常心を保っていたから、ソフィアのように芯の強い女だと思っていた。
ここ最近の不安定に見える言動から考えると、ずっと我慢してきたのかもしれない。
ロイはサリナの頭を撫でて言った。
「泣くなって……ほら、穴の奥を見てみろよ」
ロイに言われてサリナは奥を見た。そこにあったのは、拳ほどの大きさの宝箱だった。最早宝箱と言うには小さすぎて、一見すると小箱にしか見えなかった。
「宝箱?」
「そうだ。あれがあるってことは、ここはダンジョンの可能性が高い。規模は……そうだな、宝箱の大きさから言って【フェイリア級】くらいだな」
「フェイリア級?」
「知らないのか、えーっとフェイリア級ってのはな──」
ダンジョンにはダンジョンコアというものがあって、そのコアの大きさによってそのダンジョンの難易度が決まる。
上から【上級】【中級】【初級】【フェイリア級】と大別されて、例外として【災害級】というものがある。そして【初級】以下のダンジョンは【フェイリア級】として未発達、または成長途中のダンジョンと認識されている。
ロイはダンジョンについて説明し終えると、サリナが質問した。
「未発達と成長途中の違いは?」
「これから【初級】に上がる可能性があるのが成長途中、未発達は伸び代が無いダンジョンのことだ。何故ダンジョンなんてものがあるのか、長命を誇るエルフでさえわからない。最古の文献には、悪神と女神の大戦で悪神が妨害目的で大地に撒き散らした種子である、なんて書かれてたらしいがな、ホントのところはわからん」
時が経ち過ぎて国ごとに説はバラバラ、"黄金時代に神と戦った"という記述だけはどの国も共通していた。
「じゃあ、アルスの塔とかアグニの塔はどのくらい?」
「あれはダンジョンって位置付けだけど、封印としての意味合いの方が強いんだよ。難易度的にはアグニが【初級】、アルスが【中級】って感じだな」
その中級も、ダークマターで超強化されたダートの力業で難なく突破されたみたいだがな。
「サリナ、さっきまで泣いてたのにダンジョンと聞いてワクワクしてないか?」
「なっ! べ、別に泣いてないし! 現状を打破しないとって、思っただけ……」
ロイは立ち上がり、歩き始めた。
「サリナ、行くぞ」
「え、ちょっと! 宝箱はどうするの!?」
「大した物は入ってない、それよりも夕方までに戻らないと、マズイことになる」
「……何か起きるの?」
振り返ったロイは、サリナの肩をガシッと掴んで答えた。
「またソフィアに怒られるだろ!」
「"あなたは何度わたくしを置いていけば気が済むのかしら?"って?」
「上手いじゃないか、とにかくそう言うことだから急ぐぞ」
サリナはロイの腕を自身の肩に回して歩くのを手伝った。いざとなればロイの代わりに自分が前に出て戦おう、そう誓って進み始めた。
──約2時間歩き続けた。
「はあッ! 【エーテルストライク】!」
魔力を纏った槍で【スケルトンナイト】を撃破していく。
「サリナ、倒しきれないのは俺がやる。【神剣射出】」
白銀の長剣が次元の裏側から飛び出して骸骨を破砕する。
「……ありがと」
嬉しいような、悲しいような、そんな複雑な表情でサリナは感謝を述べた。その中には色んな思いがあり、ここに来る前に言っていた『優しくしないで』というのもあるはずだ。
それから少しして、ロイとサリナは開けた場所に辿り着いた。魔物が通った形跡はなく、この場所はいわゆるセーフポイントと呼ばれる場所だった。
「疲れたな、ここらで休憩するか」
「わかった。あたしが見張りするから座ってて」
そう言ってサリナは入口に移動し始める。
必要が無ければすぐに距離を取る、そんなサリナを影で拘束した。
「ちょっと、また!?」
影を縮めてサリナを引き寄せて抱き止める。サリナの体は、座るロイの体にスッポリと収まった。
「は、離して」
「火の無いダンジョンを進みっぱなしだったろ? 寒いんだ、暖めてくれ」
らしくないキザなことを言ってる、そう思いながらサリナに役割を与える。
必要が無ければ離れるというのなら、必要を与えればいいだけの話だった。
ロイの思惑通り、サリナは抵抗を止めてロイの背中に手を回した。それどころか、ロイの鎖骨から首筋にかけて、キスを始めた。
「……んふ……ちゅ、ちゅぷ……ん……」
さすがに焦ったロイは肩を掴んで引き離した。
「待ってくれ」
「……え、違うの?」
「違う、そんな自罰的な感情でされたいなんて思わない。俺はただ……お前の真意を聞きたい、それだけなんだよ」
「まだ、言えない。勇気がないから……」
上では取り付く島も無かっただけに"まだ"という言葉を聞いて安心した。前進は前進だ、急ぐ必要は無い。
ロイはサリナを抱き締めて言った。
「言えるようになったらで良いから、今はこうしていよう。ほら、安心するだろ?」
サリナはコクリと頷いて、体をロイへと預けたのだった。
☆☆☆
~下水道~
あれから更に1週間が過ぎた。色々とわかったことがある。このギャングは年齢制限があり、15歳の誕生日を迎えた子供は、貴族の屋敷に引き取られて真っ当な生活と職を与えられるという。
最初に会った時、チョップが『仲間にはしてやれないけど』と言っていた意味がわかった。僕らは見た目からしても15を越えていたからだ。
「だけど何で貴族が? 僕の知る貴族はボランティアでそんな事はしないはずだけど……」
「ハルトさん、どうかしたの?」
ハルトの独り言が耳に届いたのか、リディアはハルトに尋ねた。
「うん、貴族の動きが怪しいんだ。僕の知る貴族は僕のいた世界であれ、この世界であってもメリット無しには動かないはずなんだよ」
それを聞いたリディアは申し訳なさそうに答えた。
「ごめんなさい、私は記憶が無いから判断できないわ」
そう、リディアは大地の怒りの爆発で記憶を失っている。だから貴族という言葉の意味は覚えてても、父親がどんな貴族だったかは覚えていないのだ。
リディアは「でも」と続けて言った。
「何らかのメリットがあるから子供達を引き取ってる、私はそう思うわ」
「それって……メリットを隠してるってこと?」
「そうね。私の予想に過ぎないけれど、メリットを隠すってことは子供達にデメリットがあるって考えてもおかしくないわ。隠すって、そういうことでしょ?」
「そうか、じゃあすぐにここを出たほうがいいね」
それを聞いたリディアは驚いた表情を浮かべていた。
「ハルトさん【一宿一飯の恩義】って聞いたこと無いの?」
「いや、僕にはリディアがいるし、面倒事は避けて通らないと──」
「前の私がどんなだったか知らないけど、今の私はそれを善しとしません!」
「いや、チョップも好きな時に出ていって良いって──」
「ハルトさん!」
あの男ならどうするだろうか? 隣にいたサリナやユキノは、嫌々一緒にいるようには見えなかった。
敵を仲間に加えて、尚且つあの連携……きっと強い信頼を築いたに違いない。
リディアの気持ちを無視したら、いよいよ終わりなんじゃないか? 何故ユキノ達が戻ってこなかったか、それを理解するには信頼こそ大事にすべきじゃないか?
色々と自問自答した結果、ハルトはリディアの言うとおり、貴族の裏を探ることにした。
「チョップ、貴族様の視察の時期を教えてくれないか?」
「まさか、お前も貴族に取り入りたいのか? 俺達ギャングの邪魔をしたら許さねえぞ!」
「いや、違うんだ。僕は──ほら、お金が無いだろ? 王国に帰りたいから馬車に乗せてもらえないかなー、なんて」
少し苦しい理由だったかな。でもお金が無いのは事実だし、王国に帰らないといけないのも事実だ。嘘は言ってない──よね?
「……俺も同席するけど、良いか?」
「ああ、取り入ったりしないから安心してくれ」
「わかった。次の来訪は3日後だ、寝坊するなよ?」
「うん、わかったよ。あ、家名を教えてくれないかな? 乗車の交渉に相手の名前も知らないのは失礼になるだろうし」
「まぁ、言われてみると、確かに。相手はビショップ貴族で、確か──ヘルナデスとか名乗っていたな」
ヘルナデスか、王国貴族ならある程度わかるんだけど、帝国となるとわからないな。
表向き馬車に同乗する交渉、という名目で貴族の裏を探ることになった。
穴から顔を出して上を見上げるが、エデンを構成する聖石樹の足場はかなり上にある。跳躍どころか、シャドーウィップでも届かないし、怪我した足で岩壁を登れるわけもない。
「ロイ……その……ごめんなさい……」
サリナが申し訳なさそうにしている。俯いてて表情はわからないが、地面に出来た小さな染みはサリナの目から落ちた涙で出来ている。
普段からそっけないし、ハルトと交戦したあとも平常心を保っていたから、ソフィアのように芯の強い女だと思っていた。
ここ最近の不安定に見える言動から考えると、ずっと我慢してきたのかもしれない。
ロイはサリナの頭を撫でて言った。
「泣くなって……ほら、穴の奥を見てみろよ」
ロイに言われてサリナは奥を見た。そこにあったのは、拳ほどの大きさの宝箱だった。最早宝箱と言うには小さすぎて、一見すると小箱にしか見えなかった。
「宝箱?」
「そうだ。あれがあるってことは、ここはダンジョンの可能性が高い。規模は……そうだな、宝箱の大きさから言って【フェイリア級】くらいだな」
「フェイリア級?」
「知らないのか、えーっとフェイリア級ってのはな──」
ダンジョンにはダンジョンコアというものがあって、そのコアの大きさによってそのダンジョンの難易度が決まる。
上から【上級】【中級】【初級】【フェイリア級】と大別されて、例外として【災害級】というものがある。そして【初級】以下のダンジョンは【フェイリア級】として未発達、または成長途中のダンジョンと認識されている。
ロイはダンジョンについて説明し終えると、サリナが質問した。
「未発達と成長途中の違いは?」
「これから【初級】に上がる可能性があるのが成長途中、未発達は伸び代が無いダンジョンのことだ。何故ダンジョンなんてものがあるのか、長命を誇るエルフでさえわからない。最古の文献には、悪神と女神の大戦で悪神が妨害目的で大地に撒き散らした種子である、なんて書かれてたらしいがな、ホントのところはわからん」
時が経ち過ぎて国ごとに説はバラバラ、"黄金時代に神と戦った"という記述だけはどの国も共通していた。
「じゃあ、アルスの塔とかアグニの塔はどのくらい?」
「あれはダンジョンって位置付けだけど、封印としての意味合いの方が強いんだよ。難易度的にはアグニが【初級】、アルスが【中級】って感じだな」
その中級も、ダークマターで超強化されたダートの力業で難なく突破されたみたいだがな。
「サリナ、さっきまで泣いてたのにダンジョンと聞いてワクワクしてないか?」
「なっ! べ、別に泣いてないし! 現状を打破しないとって、思っただけ……」
ロイは立ち上がり、歩き始めた。
「サリナ、行くぞ」
「え、ちょっと! 宝箱はどうするの!?」
「大した物は入ってない、それよりも夕方までに戻らないと、マズイことになる」
「……何か起きるの?」
振り返ったロイは、サリナの肩をガシッと掴んで答えた。
「またソフィアに怒られるだろ!」
「"あなたは何度わたくしを置いていけば気が済むのかしら?"って?」
「上手いじゃないか、とにかくそう言うことだから急ぐぞ」
サリナはロイの腕を自身の肩に回して歩くのを手伝った。いざとなればロイの代わりに自分が前に出て戦おう、そう誓って進み始めた。
──約2時間歩き続けた。
「はあッ! 【エーテルストライク】!」
魔力を纏った槍で【スケルトンナイト】を撃破していく。
「サリナ、倒しきれないのは俺がやる。【神剣射出】」
白銀の長剣が次元の裏側から飛び出して骸骨を破砕する。
「……ありがと」
嬉しいような、悲しいような、そんな複雑な表情でサリナは感謝を述べた。その中には色んな思いがあり、ここに来る前に言っていた『優しくしないで』というのもあるはずだ。
それから少しして、ロイとサリナは開けた場所に辿り着いた。魔物が通った形跡はなく、この場所はいわゆるセーフポイントと呼ばれる場所だった。
「疲れたな、ここらで休憩するか」
「わかった。あたしが見張りするから座ってて」
そう言ってサリナは入口に移動し始める。
必要が無ければすぐに距離を取る、そんなサリナを影で拘束した。
「ちょっと、また!?」
影を縮めてサリナを引き寄せて抱き止める。サリナの体は、座るロイの体にスッポリと収まった。
「は、離して」
「火の無いダンジョンを進みっぱなしだったろ? 寒いんだ、暖めてくれ」
らしくないキザなことを言ってる、そう思いながらサリナに役割を与える。
必要が無ければ離れるというのなら、必要を与えればいいだけの話だった。
ロイの思惑通り、サリナは抵抗を止めてロイの背中に手を回した。それどころか、ロイの鎖骨から首筋にかけて、キスを始めた。
「……んふ……ちゅ、ちゅぷ……ん……」
さすがに焦ったロイは肩を掴んで引き離した。
「待ってくれ」
「……え、違うの?」
「違う、そんな自罰的な感情でされたいなんて思わない。俺はただ……お前の真意を聞きたい、それだけなんだよ」
「まだ、言えない。勇気がないから……」
上では取り付く島も無かっただけに"まだ"という言葉を聞いて安心した。前進は前進だ、急ぐ必要は無い。
ロイはサリナを抱き締めて言った。
「言えるようになったらで良いから、今はこうしていよう。ほら、安心するだろ?」
サリナはコクリと頷いて、体をロイへと預けたのだった。
☆☆☆
~下水道~
あれから更に1週間が過ぎた。色々とわかったことがある。このギャングは年齢制限があり、15歳の誕生日を迎えた子供は、貴族の屋敷に引き取られて真っ当な生活と職を与えられるという。
最初に会った時、チョップが『仲間にはしてやれないけど』と言っていた意味がわかった。僕らは見た目からしても15を越えていたからだ。
「だけど何で貴族が? 僕の知る貴族はボランティアでそんな事はしないはずだけど……」
「ハルトさん、どうかしたの?」
ハルトの独り言が耳に届いたのか、リディアはハルトに尋ねた。
「うん、貴族の動きが怪しいんだ。僕の知る貴族は僕のいた世界であれ、この世界であってもメリット無しには動かないはずなんだよ」
それを聞いたリディアは申し訳なさそうに答えた。
「ごめんなさい、私は記憶が無いから判断できないわ」
そう、リディアは大地の怒りの爆発で記憶を失っている。だから貴族という言葉の意味は覚えてても、父親がどんな貴族だったかは覚えていないのだ。
リディアは「でも」と続けて言った。
「何らかのメリットがあるから子供達を引き取ってる、私はそう思うわ」
「それって……メリットを隠してるってこと?」
「そうね。私の予想に過ぎないけれど、メリットを隠すってことは子供達にデメリットがあるって考えてもおかしくないわ。隠すって、そういうことでしょ?」
「そうか、じゃあすぐにここを出たほうがいいね」
それを聞いたリディアは驚いた表情を浮かべていた。
「ハルトさん【一宿一飯の恩義】って聞いたこと無いの?」
「いや、僕にはリディアがいるし、面倒事は避けて通らないと──」
「前の私がどんなだったか知らないけど、今の私はそれを善しとしません!」
「いや、チョップも好きな時に出ていって良いって──」
「ハルトさん!」
あの男ならどうするだろうか? 隣にいたサリナやユキノは、嫌々一緒にいるようには見えなかった。
敵を仲間に加えて、尚且つあの連携……きっと強い信頼を築いたに違いない。
リディアの気持ちを無視したら、いよいよ終わりなんじゃないか? 何故ユキノ達が戻ってこなかったか、それを理解するには信頼こそ大事にすべきじゃないか?
色々と自問自答した結果、ハルトはリディアの言うとおり、貴族の裏を探ることにした。
「チョップ、貴族様の視察の時期を教えてくれないか?」
「まさか、お前も貴族に取り入りたいのか? 俺達ギャングの邪魔をしたら許さねえぞ!」
「いや、違うんだ。僕は──ほら、お金が無いだろ? 王国に帰りたいから馬車に乗せてもらえないかなー、なんて」
少し苦しい理由だったかな。でもお金が無いのは事実だし、王国に帰らないといけないのも事実だ。嘘は言ってない──よね?
「……俺も同席するけど、良いか?」
「ああ、取り入ったりしないから安心してくれ」
「わかった。次の来訪は3日後だ、寝坊するなよ?」
「うん、わかったよ。あ、家名を教えてくれないかな? 乗車の交渉に相手の名前も知らないのは失礼になるだろうし」
「まぁ、言われてみると、確かに。相手はビショップ貴族で、確か──ヘルナデスとか名乗っていたな」
ヘルナデスか、王国貴族ならある程度わかるんだけど、帝国となるとわからないな。
表向き馬車に同乗する交渉、という名目で貴族の裏を探ることになった。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~
枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。
同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。
仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。
─────────────
※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。
※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。
※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
R・P・G ~転生して不死にされた俺は、最強の英雄たちと滅ぼすはずだった異世界を統治する~
イット
ファンタジー
オカルト雑誌の編集者として働いていた瀬川凛人(40)は、怪現象の取材中、異世界の大地の女神と接触する。
半ば強制的に異世界へと転生させられた彼は、惑星そのものと同化し、“星骸の主”として不死の存在へと変貌した。
だが女神から与えられた使命は、この世界の生命を滅ぼし、星を「リセット」すること。凛人はその命令を、拒否する。
彼は、大地の女神により創造された星骸と呼ばれる伝説の六英雄の一人を従者とし、世界を知るため、そして残りの星骸を探すため旅に出る。
しかし一つ選択を誤れば世界が滅びる危うい存在……
女神の使命を「絶対拒否」する不死者と、裏ボス級の従者たち。
これは、世界を滅ぼさず、統治することを選んだ男の英雄譚である。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。