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獣人国編~御前試合の代表決め~
ちょっとセレイアさん?
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「申し訳ありません、先程600を超えるサハギンの群れが全滅したと報告を受け、その後″深海″エリアに真っ直ぐ強大な反応が接近しているとあったので、息を潜めてやり過ごそうと思っておりました…」
「まさかセレイアさんのお連れ様、よもやノア様だったとは思いもよらず、誠に申し訳ありませんでした。」
セレイアと共に来た人魚2人は頭を下げて謝罪していた。
「その強大な反応って、もしかしなくても僕の事ですか?」
「えぇ、海洋最強種であるクラーケン様と龍種の気配を漂わせた人間等普通あり得ませんので…」
「その上腰から提げている刀剣からも龍種と得体の知れない気配を放っております故、絶対に敵にしてはならないと思っておりました。」
言われてみると確かに、と納得してしまった。
防具はクラーケンの素材を使用し、先程のマーキングで体からは龍種の匂いを発し、鬼神の力を込めた武器の荒鬼神ノ化身製造時には、グリードのブレスを用いている。
それら全ての所持者は鬼神としての気配を漂わせているのだ、得体の知れ無さはピカイチであろう。
「遅くなりましたが、私はこの海洋街『オセアノ』の領主に任命されておりますシールダーと申します。
本日は1週間後に開放予定のダンジョンの視察と伺いました。(シールダー)」
「私は補佐のセレクターです。
ノア様の事はセレイアさんから色々と伺っております。
どうぞ今後とも宜しくお願いします。(セレクター)」
「あ、ご丁寧にどうも、中級冒険者のノアです。」
その後ヤンとラビッツも紹介を行い、撮影と取材の許可を得ていた。
「上で泳いでいる武装城流クジラは、この街の警備システムですか?(ラビッツ)」
「そうですね。
先程セレイア様からの指示で誘導した、サハギンの群れ程度であれば、彼らだけでこの街を防衛する事が可能で御座います。(シールダー)」
「なる程~。(ラビッツ)」
「ん?」
「「え?今何て…?(ヤンとラビッツ)」」
「え?(シールダー)」
「あ、ああああああっ!
サハギン共は通常このエリアに生息しておりますので、ああいった襲撃は日常茶飯事なのです!
故に、あの程度の群れの対処は事足りるのですよ!(セレイア)」
「「へ~。(ヤンとラビッツ)」」
「……。」ジーッ。
「……。(セレイア)」
「そ、それよりもどうですかノア君。
『オセアノ』に入ってみては如何でしょう?
ご紹介したい施設や種族の方達がいらっしゃいますので…(セレイア)」
「それでは厚意に甘えてお邪魔させて頂きます。」
何と無く話を逸らしたいセレイアは、一行に街に入るよう促す。
『オセアノ』領主のシールダーとセレクターが先導。一行がその後を追う。
「それではこの泡の中にお入り下さい。
体の向き等で自由に移動出来ますが、最初は慣れが必要ですのでゆっくりとで良いですよ。(シールダー)」
『オセアノ』は塔の様な建物の集合体みたいなモノで、門等は無く、海底から泡と共に発生している水流に乗って各施設に移動する様だ。
ボコボコ…
「て、てーい!『ブワッ!』わっ!?わひゃっ!?(ラビッツ)」
ラビッツが意を決して泡の中に身を投じる。
すると凄まじい浮遊感を得たのか、ラビッツの小柄な体は宙に浮きながらコロコロと回転していた。
丁度息を吹くと浮き上がる玉のおもちゃみたいな感じである。
だがバランスの取れないラビッツは、そのままどんどんと上昇していく。
小柄な為か、浮き上がる速度も早い様だ。
と
トッ。ブワッ!パシッ。
「あ、ノアく「なる程、立ち泳ぎみたいなモノか。ラビッツさん落ち着いて、ゆーっくり水の中に足を入れる様にしてみて下さい。」こ、こう…?(ラビッツ)」
後を追ってきたのはノアで、ラビッツを掴まえた後は足を数度僅かに動かす程度でバランスを取り、水流の中で停止していた。
「おお、流石ですな。(シールダー)」
「ちょ、もうマスターしちゃったの?(ヤン)」
「案外簡単ですよ。
ヤンさんもやってみると分かりますよ。」
「えぇ…『ブワッ!』おっととっと!?
…あ、ほうほう…なる程、こりゃ…良いや。(ヤン)」
どうやらヤンも直ぐにコツを掴んだ様で、ノア程ではないが、2、3分で水流の中で止まる事が出来、ラビッツはそこから5分後に何とか自由に動く事が出来た。
「そろそろ良いようですね。
それでは街に「あ、あの、今更ですけど、ここはもう既に街の中なのではないのですか?(ラビッツ)」
「街の中と言えばそうなのですが、外周にある手前から1~5基の塔はそれぞれ結界や砲台、兵舎等の役割を担っている施設となっております。
この街は我々海洋種が数多く居ますし、これから来られる冒険者達にとってはセーフティエリアとなりますので、それ位頑丈にしておかないとなりませんからな。(シールダー)」
「ひぇえ…これら全てですか…(ラビッツ)」
「そういえば私達この″深海″エリアでモンスターをまだ見てないのですけど、これらの設備が必要なモンスターって存在するのですか?(ヤン)」
「そうですね…流石に最奥のエリア″海溝″に生息するモンスターには一切通用しませんが、″浜″~″海中″エリアまでなら十分事足ります。
″深海″エリアなら討伐もしくは撃退まで可能です。(セレクター)」
「こちらが″深海″エリアで出現するモンスターの一覧になります。
ですがまだ全て把握出来ていないのであくまで一部に過ぎませんが…(シールダー)」
※サハギン、サハギンジェネラルは省略しています。
龍宮ノ遣(リュウグウノツカイ)…地上では滅多にお目に掛かれない為、遭遇又は捕獲したら不幸の前触れか、と騒がれる程である。
ちなみに浅い海では魚形態だが、深海では″竜人″形態が主である。
暗闇、低温、高圧下での生命活動を余儀なくされている為、目は退化し外殻は強固。
しなやかな体躯をしており、あらゆる攻撃を受け流す為、討伐は容易ではない。
討伐すれば″受け流し(大)″が付与された各種素材が手に入る。
フォルタ・レーザ…古い言葉で″要塞″と言う意味。″深海″エリアに生息し、300メルを越える超大型モンスター。
″浅瀬″エリアに居た渦巻き貝の完全体。
幾多も屠ってきた大型モンスターの骨を海底火山の熱でもって溶かし、岩盤の様な強固で分厚い殻を持つ。
砲門は200を超え、貝殻先端のレーザー砲台は超長距離射撃を可能とする。
だが脅威度で言えば下から数えた方が早いレベルである。
討伐すれば脱着可能な機械仕掛けの武装装甲の材料が手に入るが、制作難度も使用難度も高め。所謂ロマン武器である。
※まだまだ居ますが長くなるので次に続きます。
「まさかセレイアさんのお連れ様、よもやノア様だったとは思いもよらず、誠に申し訳ありませんでした。」
セレイアと共に来た人魚2人は頭を下げて謝罪していた。
「その強大な反応って、もしかしなくても僕の事ですか?」
「えぇ、海洋最強種であるクラーケン様と龍種の気配を漂わせた人間等普通あり得ませんので…」
「その上腰から提げている刀剣からも龍種と得体の知れない気配を放っております故、絶対に敵にしてはならないと思っておりました。」
言われてみると確かに、と納得してしまった。
防具はクラーケンの素材を使用し、先程のマーキングで体からは龍種の匂いを発し、鬼神の力を込めた武器の荒鬼神ノ化身製造時には、グリードのブレスを用いている。
それら全ての所持者は鬼神としての気配を漂わせているのだ、得体の知れ無さはピカイチであろう。
「遅くなりましたが、私はこの海洋街『オセアノ』の領主に任命されておりますシールダーと申します。
本日は1週間後に開放予定のダンジョンの視察と伺いました。(シールダー)」
「私は補佐のセレクターです。
ノア様の事はセレイアさんから色々と伺っております。
どうぞ今後とも宜しくお願いします。(セレクター)」
「あ、ご丁寧にどうも、中級冒険者のノアです。」
その後ヤンとラビッツも紹介を行い、撮影と取材の許可を得ていた。
「上で泳いでいる武装城流クジラは、この街の警備システムですか?(ラビッツ)」
「そうですね。
先程セレイア様からの指示で誘導した、サハギンの群れ程度であれば、彼らだけでこの街を防衛する事が可能で御座います。(シールダー)」
「なる程~。(ラビッツ)」
「ん?」
「「え?今何て…?(ヤンとラビッツ)」」
「え?(シールダー)」
「あ、ああああああっ!
サハギン共は通常このエリアに生息しておりますので、ああいった襲撃は日常茶飯事なのです!
故に、あの程度の群れの対処は事足りるのですよ!(セレイア)」
「「へ~。(ヤンとラビッツ)」」
「……。」ジーッ。
「……。(セレイア)」
「そ、それよりもどうですかノア君。
『オセアノ』に入ってみては如何でしょう?
ご紹介したい施設や種族の方達がいらっしゃいますので…(セレイア)」
「それでは厚意に甘えてお邪魔させて頂きます。」
何と無く話を逸らしたいセレイアは、一行に街に入るよう促す。
『オセアノ』領主のシールダーとセレクターが先導。一行がその後を追う。
「それではこの泡の中にお入り下さい。
体の向き等で自由に移動出来ますが、最初は慣れが必要ですのでゆっくりとで良いですよ。(シールダー)」
『オセアノ』は塔の様な建物の集合体みたいなモノで、門等は無く、海底から泡と共に発生している水流に乗って各施設に移動する様だ。
ボコボコ…
「て、てーい!『ブワッ!』わっ!?わひゃっ!?(ラビッツ)」
ラビッツが意を決して泡の中に身を投じる。
すると凄まじい浮遊感を得たのか、ラビッツの小柄な体は宙に浮きながらコロコロと回転していた。
丁度息を吹くと浮き上がる玉のおもちゃみたいな感じである。
だがバランスの取れないラビッツは、そのままどんどんと上昇していく。
小柄な為か、浮き上がる速度も早い様だ。
と
トッ。ブワッ!パシッ。
「あ、ノアく「なる程、立ち泳ぎみたいなモノか。ラビッツさん落ち着いて、ゆーっくり水の中に足を入れる様にしてみて下さい。」こ、こう…?(ラビッツ)」
後を追ってきたのはノアで、ラビッツを掴まえた後は足を数度僅かに動かす程度でバランスを取り、水流の中で停止していた。
「おお、流石ですな。(シールダー)」
「ちょ、もうマスターしちゃったの?(ヤン)」
「案外簡単ですよ。
ヤンさんもやってみると分かりますよ。」
「えぇ…『ブワッ!』おっととっと!?
…あ、ほうほう…なる程、こりゃ…良いや。(ヤン)」
どうやらヤンも直ぐにコツを掴んだ様で、ノア程ではないが、2、3分で水流の中で止まる事が出来、ラビッツはそこから5分後に何とか自由に動く事が出来た。
「そろそろ良いようですね。
それでは街に「あ、あの、今更ですけど、ここはもう既に街の中なのではないのですか?(ラビッツ)」
「街の中と言えばそうなのですが、外周にある手前から1~5基の塔はそれぞれ結界や砲台、兵舎等の役割を担っている施設となっております。
この街は我々海洋種が数多く居ますし、これから来られる冒険者達にとってはセーフティエリアとなりますので、それ位頑丈にしておかないとなりませんからな。(シールダー)」
「ひぇえ…これら全てですか…(ラビッツ)」
「そういえば私達この″深海″エリアでモンスターをまだ見てないのですけど、これらの設備が必要なモンスターって存在するのですか?(ヤン)」
「そうですね…流石に最奥のエリア″海溝″に生息するモンスターには一切通用しませんが、″浜″~″海中″エリアまでなら十分事足ります。
″深海″エリアなら討伐もしくは撃退まで可能です。(セレクター)」
「こちらが″深海″エリアで出現するモンスターの一覧になります。
ですがまだ全て把握出来ていないのであくまで一部に過ぎませんが…(シールダー)」
※サハギン、サハギンジェネラルは省略しています。
龍宮ノ遣(リュウグウノツカイ)…地上では滅多にお目に掛かれない為、遭遇又は捕獲したら不幸の前触れか、と騒がれる程である。
ちなみに浅い海では魚形態だが、深海では″竜人″形態が主である。
暗闇、低温、高圧下での生命活動を余儀なくされている為、目は退化し外殻は強固。
しなやかな体躯をしており、あらゆる攻撃を受け流す為、討伐は容易ではない。
討伐すれば″受け流し(大)″が付与された各種素材が手に入る。
フォルタ・レーザ…古い言葉で″要塞″と言う意味。″深海″エリアに生息し、300メルを越える超大型モンスター。
″浅瀬″エリアに居た渦巻き貝の完全体。
幾多も屠ってきた大型モンスターの骨を海底火山の熱でもって溶かし、岩盤の様な強固で分厚い殻を持つ。
砲門は200を超え、貝殻先端のレーザー砲台は超長距離射撃を可能とする。
だが脅威度で言えば下から数えた方が早いレベルである。
討伐すれば脱着可能な機械仕掛けの武装装甲の材料が手に入るが、制作難度も使用難度も高め。所謂ロマン武器である。
※まだまだ居ますが長くなるので次に続きます。
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