1,024 / 1,117
ヴァリエンテ領・大規模氾濫掃討戦編~街(前哨基地)建設~
天空大陸・第3諸島『ハルモニア』
しおりを挟む
『『『ゴォオオオオオ…』』』(とある山の頂上付近・分厚い雲の中。)
ォオオオ…(を抜け、一面雲1つ無い青空が広がる。)
バサァッ!(赤く、大きな翼が羽ばたく。)
《緋龍ロミネよ。天空大陸で一休みしたいのだけど良いかしら?》
ノア達が居る広大な大地の奥、数千メル級の山の頂上・その直上の分厚い雲を抜けた先に、1頭の亜龍がある場所を目指して羽ばたいていた。
そこは『天空大陸』と言い、正確には『天空大陸・第3諸島『ハルモニア』』と呼ばれていた。
『『バサバサ…』』(接近するハーピー族。)
〔ロミネ様、長旅お疲れ様です。(ハーピー1)〕
〔本日は訪島される方々が多く、正門は出入りが入り乱れておりますので、居住エリアから大回りで湖エリアへと向かって下さい。(ハーピー2)〕
《えぇ分かったわ。
そういえば今日の【制空の守護者(グアジアンド・セウ)】はいつもの面子じゃないのね。》
〔チュルチーの班ですね。
皆さんインヴェルノ殿と一緒に下界へ降りておられますよ。(ハーピー2)〕
《へぇ、下界に…珍しいわね。》『『バサァッ!』』
と言っても周囲に島等無く、一面の青空と眼下に広がる雲海、亜龍と比較しても巨大過ぎる規模の雲の塊が浮かんでいる位であった。
…そこまで説明すれば後は分かるだろう。
軽く会話を終えた緋龍ロミネは翼を羽ばたかせ、その巨大過ぎる雲の方へと飛び込んでいった。
『『ゴォオオオオオッ!』』(分厚い雲を突き進む。)
『『パチチッ!』』バチッ『『バシュゥウッ!』』(轟く雷鳴。)
『『ブワッ!』』
薄暗く分厚い雲の中は雷鳴が轟き、暴風吹き荒れる壮絶な世界であったが、亜龍である彼女にとってそよ風同然であった。
数秒の後に突破し、視界が開けてくると目の前に知り合いが現れた。
[よっ!久し振りロミネ!]パリリ…
[びっくりしちゃったわ~。]ヒュゥウン…
《突然の出迎えね『雷の精霊体』、『風の精霊体』。危うく轢いちゃう所だったわ。》
緋龍ロミネの目の前に黄金に光輝く『雷の精霊体』と、半透明の『風の精霊体』が現れた。
大きさは掌サイズでとても小さく、人間で言えば光を放つホタルと例えられるだろう。
精霊は属性の近い場所に留まる特性がある為、『雷の精霊体』と『風の精霊体』は雲の直ぐ近くに漂っていたのであった。
精霊…自然界に存在するエネルギーが具現化した姿。【精霊◯◯】と名の付く適正にはもう少し具体的な姿で視える。
多少の自我があり、稀に精霊の好みで行動を共にする事がある。
その場合呼称は″使い魔″、″妖魔″等に変化する。
精霊体…精霊の集合体。完全に自我を持って行動する事が出来る。
大きさはマチマチで、掌サイズ~赤ん坊サイズと様々である。
[ねぇねぇ、ここに来たって事は『調和の樹』に休みに来たの?]パチチ…
《そうね、『イゾラ(第1諸島)』も『インテグラ(第2諸島)』も血の気の多いヤツばかりだから、ここに飛んできたって訳。
魔力も補給したいから2日程居ようと思ってるわ。》
[[わーい!じゃあ遊ぼ遊ぼ!]]
《…2人共、数秒前の事思い出してくれるとありがたいわ…》
その後何だかんだ精霊体2人と遊んだ緋龍ロミネは、雲海域を越えて『ハルモニア』空域へと入る。
ゴォッ!
(《…えーっと、居住エリアから大回りで湖エリアへ、だったわね。》)
『ハルモニア』空域に入り視界に飛び込んできたのは、宙に浮かぶ巨大な崩れた三次元ひし形の浮島、その浮島に降り注ぐ太陽光を遮るかの様に聳える巨大な大樹。
その根元付近には背の低い家々が並び、中規模の街を形成している。
街の往来には大小様々なケット・シー、クー・シー(犬妖精)が居り、日々を過ごしている。
空域には幾人ものハーピー族が舞い、大樹の周りにはキラキラと光る『精霊体』の姿が見える事から、別種の『精霊体』が集まっているものと思われた。
目的の湖エリアは、街から少し離れた上流に位置し、大樹の生育と街への供給に使用されている様だ。
(《さて、羽を休めるとしますか。》)
バサァッ!
湖エリアを確認した緋龍ロミネは、翼を羽ばたかせて指示された場所へと向かうのだった。
~戦闘開始から20分後~
ガガンッ!カキンッ!(タマ切れ。)
「ありゃ。」
〔っしゃあ!今がチャンスよシッチャカ!
あの不思議な仕掛けが無ければ容易に『ガキッ!』『グリンッ!』
んにゃー!(ヤンチャラット)〕
〔馬鹿正直に突っ込むなってーの!
手が1つ潰れた位でどうにかなる訳無いでしょ!
(シッチャカ)〕
ヒュカカカカカッ!(鉤爪による連続攻撃。)
カカンッ!『『カッ!』』カカンカンカンッ!(片腕のガントンファーで全て迎撃。)
〔ぬぉおっ!放せ!放せぇっ!(ヤンチャラット)〕
こちら依然戦闘中のノア。
ガントンファーに蓄積された衝撃力が尽き、普通のトンファーとして使用せざるを得なくなったノアだが、その程度で勢いが止まる事は無い。
ヤンチャラットが勢いに任せた力業で攻め入って来たのを冷静に見、隙だらけの脚にトンファーを引っ掛けてぶら下げつつシッチャカからの猛攻をいなしていた。
〔〔……。(チュルチーとチャチャ)〕〕
〔お~…ウチの脳き…
じゃなかった、腕っぷしの強い2人がずっと翻弄されてるねぇ…(ゴチ)〕
〈久々に暴れる事が出来てるから、あの子達には良いガス抜きになったのだわさ。〉
《だがこれ以上は進展は無いだろう。
そこの2人!その者の実力は十分に分かったであろう?
一方的が過ぎる故、そろそろ終いにしようではないか!》
〔も、もうちょっと…!(ヤンチャラット)〕
〔あ、あと5分…!
ちょ、皆!皆も加勢して!お願い!(シッチャカ)〕
〔〔〔えぇっ!?(皆)〕〕〕
「えぇっ!?」
《やれやれ全く…》
進展が無さそうな2人に声を掛けるも、駄々をこね、全員参加させてまで食い下がる。
四季龍インヴェルノはやれやれといった様子である。
だが数分後に別方向から待ったが掛かる事になる。
~『ハルモニア』中枢部・管制室~
〔ふんふ~ん♪ふふんふ~ん?(ハーピークイーン)〕
〔御機嫌ですね、ハーピークイーン様。(ハーピー1)〕
〔最近厄介事が発生していないからね~♪
そりゃ機嫌も良くなるわよ~♪(ハーピークイーン)〕
〔そういえば先程下界に降りていった班がまだ戻ってきていませんね、四季龍インヴェルノ殿と一緒に贈り物の運搬に遣わされたとの事ですが…(ハーピー1)〕
〔あー、警備班ね~♪
何やってるのでしょう、ちょっと確認して見ましょうかね~♪
問題行動起こしていなければそれで良いわ~♪(ハーピークイーン)〕
警備班の問題行動が発覚し、管制室を飛び出す10秒前の出来事であった。
ォオオオ…(を抜け、一面雲1つ無い青空が広がる。)
バサァッ!(赤く、大きな翼が羽ばたく。)
《緋龍ロミネよ。天空大陸で一休みしたいのだけど良いかしら?》
ノア達が居る広大な大地の奥、数千メル級の山の頂上・その直上の分厚い雲を抜けた先に、1頭の亜龍がある場所を目指して羽ばたいていた。
そこは『天空大陸』と言い、正確には『天空大陸・第3諸島『ハルモニア』』と呼ばれていた。
『『バサバサ…』』(接近するハーピー族。)
〔ロミネ様、長旅お疲れ様です。(ハーピー1)〕
〔本日は訪島される方々が多く、正門は出入りが入り乱れておりますので、居住エリアから大回りで湖エリアへと向かって下さい。(ハーピー2)〕
《えぇ分かったわ。
そういえば今日の【制空の守護者(グアジアンド・セウ)】はいつもの面子じゃないのね。》
〔チュルチーの班ですね。
皆さんインヴェルノ殿と一緒に下界へ降りておられますよ。(ハーピー2)〕
《へぇ、下界に…珍しいわね。》『『バサァッ!』』
と言っても周囲に島等無く、一面の青空と眼下に広がる雲海、亜龍と比較しても巨大過ぎる規模の雲の塊が浮かんでいる位であった。
…そこまで説明すれば後は分かるだろう。
軽く会話を終えた緋龍ロミネは翼を羽ばたかせ、その巨大過ぎる雲の方へと飛び込んでいった。
『『ゴォオオオオオッ!』』(分厚い雲を突き進む。)
『『パチチッ!』』バチッ『『バシュゥウッ!』』(轟く雷鳴。)
『『ブワッ!』』
薄暗く分厚い雲の中は雷鳴が轟き、暴風吹き荒れる壮絶な世界であったが、亜龍である彼女にとってそよ風同然であった。
数秒の後に突破し、視界が開けてくると目の前に知り合いが現れた。
[よっ!久し振りロミネ!]パリリ…
[びっくりしちゃったわ~。]ヒュゥウン…
《突然の出迎えね『雷の精霊体』、『風の精霊体』。危うく轢いちゃう所だったわ。》
緋龍ロミネの目の前に黄金に光輝く『雷の精霊体』と、半透明の『風の精霊体』が現れた。
大きさは掌サイズでとても小さく、人間で言えば光を放つホタルと例えられるだろう。
精霊は属性の近い場所に留まる特性がある為、『雷の精霊体』と『風の精霊体』は雲の直ぐ近くに漂っていたのであった。
精霊…自然界に存在するエネルギーが具現化した姿。【精霊◯◯】と名の付く適正にはもう少し具体的な姿で視える。
多少の自我があり、稀に精霊の好みで行動を共にする事がある。
その場合呼称は″使い魔″、″妖魔″等に変化する。
精霊体…精霊の集合体。完全に自我を持って行動する事が出来る。
大きさはマチマチで、掌サイズ~赤ん坊サイズと様々である。
[ねぇねぇ、ここに来たって事は『調和の樹』に休みに来たの?]パチチ…
《そうね、『イゾラ(第1諸島)』も『インテグラ(第2諸島)』も血の気の多いヤツばかりだから、ここに飛んできたって訳。
魔力も補給したいから2日程居ようと思ってるわ。》
[[わーい!じゃあ遊ぼ遊ぼ!]]
《…2人共、数秒前の事思い出してくれるとありがたいわ…》
その後何だかんだ精霊体2人と遊んだ緋龍ロミネは、雲海域を越えて『ハルモニア』空域へと入る。
ゴォッ!
(《…えーっと、居住エリアから大回りで湖エリアへ、だったわね。》)
『ハルモニア』空域に入り視界に飛び込んできたのは、宙に浮かぶ巨大な崩れた三次元ひし形の浮島、その浮島に降り注ぐ太陽光を遮るかの様に聳える巨大な大樹。
その根元付近には背の低い家々が並び、中規模の街を形成している。
街の往来には大小様々なケット・シー、クー・シー(犬妖精)が居り、日々を過ごしている。
空域には幾人ものハーピー族が舞い、大樹の周りにはキラキラと光る『精霊体』の姿が見える事から、別種の『精霊体』が集まっているものと思われた。
目的の湖エリアは、街から少し離れた上流に位置し、大樹の生育と街への供給に使用されている様だ。
(《さて、羽を休めるとしますか。》)
バサァッ!
湖エリアを確認した緋龍ロミネは、翼を羽ばたかせて指示された場所へと向かうのだった。
~戦闘開始から20分後~
ガガンッ!カキンッ!(タマ切れ。)
「ありゃ。」
〔っしゃあ!今がチャンスよシッチャカ!
あの不思議な仕掛けが無ければ容易に『ガキッ!』『グリンッ!』
んにゃー!(ヤンチャラット)〕
〔馬鹿正直に突っ込むなってーの!
手が1つ潰れた位でどうにかなる訳無いでしょ!
(シッチャカ)〕
ヒュカカカカカッ!(鉤爪による連続攻撃。)
カカンッ!『『カッ!』』カカンカンカンッ!(片腕のガントンファーで全て迎撃。)
〔ぬぉおっ!放せ!放せぇっ!(ヤンチャラット)〕
こちら依然戦闘中のノア。
ガントンファーに蓄積された衝撃力が尽き、普通のトンファーとして使用せざるを得なくなったノアだが、その程度で勢いが止まる事は無い。
ヤンチャラットが勢いに任せた力業で攻め入って来たのを冷静に見、隙だらけの脚にトンファーを引っ掛けてぶら下げつつシッチャカからの猛攻をいなしていた。
〔〔……。(チュルチーとチャチャ)〕〕
〔お~…ウチの脳き…
じゃなかった、腕っぷしの強い2人がずっと翻弄されてるねぇ…(ゴチ)〕
〈久々に暴れる事が出来てるから、あの子達には良いガス抜きになったのだわさ。〉
《だがこれ以上は進展は無いだろう。
そこの2人!その者の実力は十分に分かったであろう?
一方的が過ぎる故、そろそろ終いにしようではないか!》
〔も、もうちょっと…!(ヤンチャラット)〕
〔あ、あと5分…!
ちょ、皆!皆も加勢して!お願い!(シッチャカ)〕
〔〔〔えぇっ!?(皆)〕〕〕
「えぇっ!?」
《やれやれ全く…》
進展が無さそうな2人に声を掛けるも、駄々をこね、全員参加させてまで食い下がる。
四季龍インヴェルノはやれやれといった様子である。
だが数分後に別方向から待ったが掛かる事になる。
~『ハルモニア』中枢部・管制室~
〔ふんふ~ん♪ふふんふ~ん?(ハーピークイーン)〕
〔御機嫌ですね、ハーピークイーン様。(ハーピー1)〕
〔最近厄介事が発生していないからね~♪
そりゃ機嫌も良くなるわよ~♪(ハーピークイーン)〕
〔そういえば先程下界に降りていった班がまだ戻ってきていませんね、四季龍インヴェルノ殿と一緒に贈り物の運搬に遣わされたとの事ですが…(ハーピー1)〕
〔あー、警備班ね~♪
何やってるのでしょう、ちょっと確認して見ましょうかね~♪
問題行動起こしていなければそれで良いわ~♪(ハーピークイーン)〕
警備班の問題行動が発覚し、管制室を飛び出す10秒前の出来事であった。
95
あなたにおすすめの小説
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる