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傍若無人な若き王は夫か妻か。
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「ねえ、どうなってるの?」
「彼の国」のテラスでお茶をしながら、金髪のフワフワ髪の少女のような見た目の美女が頬をプクっと膨らます。
テーブルを囲むのは四人。
「彼の国」の女王であるデルフィナと、その夫であるアンドリュー。
そして、デルフィナの父である前王ダイオスと、その妻マリアンナ。
「二人、心通わせたんでしょう?
互いの寝所に通ったりしているんでしょう?
なんでデルフィナちゃん、まだオンナになってないのよ!」
幼女のように頬を膨らますマリアンナ。
隣で苦笑しながら茶を飲むダイオス。
「こんな、虫も殺せないようなホワホワしたダイオス様でさえね、私が嫁いだ日に私をオンナにしたのよ!」
隣で茶を飲むダイオスが思い切り茶を噴き出した。
「「へぇ~……意外…」」
口を揃えて全く同じ台詞を言ったデルフィナとアンドリューがダイオスを凝視する。
見事なシンクロである。
「まぁ、次の日の朝が大変だったけどね…
兄上が、私にいいな、いいな、とやかましくて。」
ああ容易に想像出来る、その光景…。
それ以来、サーリオンは何とかダイオスかカラナィアをモノに出来ないかと狙い続けているらしい。
実妹の夫であるのにもかかわらずだ。
アホである。
「俺は、女王を抱く気満々なんだけど。
女王が、いざとなったら逃げるからな。」
アンドリューは意地の悪い笑みを浮かべて脚を組む。
「あんなに彼と閨を共にしたいと言っていたのにかい?
デルフィナ。」
噴き出した茶で汚れた口まわりをナプキンで拭きながらダイオスが不思議そうにデルフィナに尋ねる。
デルフィナは、言いにくそうに口をモゴモゴさせた。
「だっ…だって…恥ずかしい…
アンドリューが…かっかっかっ…」
女王は膝の上で両手の拳を握りながら、顔を真っ赤にして言葉を詰まらせる。
「俺がカッコ良すぎてたまらないそうだ。」
アンドリューは女王の肩をグイっと抱き寄せ、頬にチュッと口付けた。
「っ!!!!!!」
真っ赤になった女王は頬にキス。
それだけで
逃げる様にオブザイアに変化した。
デルフィナの座っていた小さな椅子が、オブザイアの重さに耐えきれずパキャと音を立て崩れ落ち、オブザイアはドスッと尻もちをついた。
「なんで、このタイミングで俺なんだ!!
デルフィナぁ!」
大きな体躯で吠えるオブザイア。
アンドリューはクスクスと笑い、尻もちをついたままのオブザイアに近付き。
「オブザイア殿…逢いたかった…。
ああ、貴方を愛してます。
今すぐ俺を、この場で抱いて下さい…。
見られていると…燃えません?」
アンドリューはオブザイアの大きな身体に身を寄せ、その唇に啄む様な軽いキスを落とした。
「ばっ…!おまっ…!両親の前でっ…!」
オブザイアの目線が、困り顔のダイオスと、ワクワク顔のマリアンナと合う。
「っばっ!馬鹿野郎!!!!」
捨て台詞を吐いたオブザイアは、その場でぐったりと疲れ切って地べたに座ったデルフィナに戻った。
「……と、これを一晩の内、何度もされるのです。
俺は、どちらも満足させる自信あるんですけど。
さすがに変化を続けて、疲労困憊状態になられると…
俺の本気に付き合わせたら身が持たないかと…。」
「どちらも満足?俺の本気?
ちょっと…そこ、詳しく知りたいわね!」
ゴクリと唾を飲むマリアンナ。
「や、やめなさいマリアンナ!」
こんな所で何の話をする気ですかと、赤くなったダイオスが止めに入る。
ダイオスは新しい椅子を用意してデルフィナを座らせた。
デルフィナはそのままテーブルに突伏した状態で魂が抜けかけている。
「とまあ…まずは、デルフィナが俺のカッコ良さに慣れる所からですかね。
慣れるのに時間が掛かり過ぎるようなら、目隠しでもして貰って…プレイしますか。」
クスクスと笑うアンドリューと、目を輝かせるマリアンナ。
デルフィナはテーブルに突伏したまま顔を上げれない。
━━目隠しプレイ!?なんだ、その淫靡な響きは!
恐ろしい!━━
「デルフィナ…早くアンドリューのカッコ良さに慣れなさい…
何だったら、ずっとサーリオンの顔を思い出していれば良い。」
良かれと思っての事なのか、コソッと変なアドバイスをするダイオス。
デルフィナは、苦虫を噛み潰したような顔をした。
「嫌ですよ!!
せっかくアンドリューの美しい顔が目の前にあるのに、どうして伯父上のくたびれた顔を思い出してなきゃならないんですか!」
抗議の為に、ガバッとテーブルから顔を上げるデルフィナ。
マリアンナ、ダイオス、アンドリューの3人と同時に目が合う。
「ほう…美しい俺の顔…ね。
目隠しプレイより、ずっと見ていたいと…
それは悪かった、いつもは灯りを落としていたが、これからは照明を落とさずに事を始めようか…。」
脚を組み、テーブルの上に片方の肘をついて頬杖をつき、楽しげに微笑むアンドリュー。
「それとも…互いの姿が良く見えるよう、明るい昼間から始めようか?
なぁ、デルフィナ…」
デルフィナは真っ赤な真っ赤な顔になり、フラフラ椅子から立ち上がった。
「わ、妾…仕事をオモイダシマシタ…失礼シマス…。」
フラフラなデルフィナはテラスから出て行った。
「ウブ過ぎるのも考えものねぇ。」
マリアンナがため息混じりに呟く。
「俺は…そんな女王を見るのも楽しいですよ。
まあ、その内デルフィナもオブザイア殿も、二人ともモノにするつもりなんで。」
アンドリューの言葉にマリアンナがほくそ笑む。
「完遂報告まってまーす」
ダイオスだけが、娘と、その変化した男の身を案じる。
「とにかく頑張れ、デルフィナ!オブザイア!」
ダイオスは、心でエールを送った。
「彼の国」のテラスでお茶をしながら、金髪のフワフワ髪の少女のような見た目の美女が頬をプクっと膨らます。
テーブルを囲むのは四人。
「彼の国」の女王であるデルフィナと、その夫であるアンドリュー。
そして、デルフィナの父である前王ダイオスと、その妻マリアンナ。
「二人、心通わせたんでしょう?
互いの寝所に通ったりしているんでしょう?
なんでデルフィナちゃん、まだオンナになってないのよ!」
幼女のように頬を膨らますマリアンナ。
隣で苦笑しながら茶を飲むダイオス。
「こんな、虫も殺せないようなホワホワしたダイオス様でさえね、私が嫁いだ日に私をオンナにしたのよ!」
隣で茶を飲むダイオスが思い切り茶を噴き出した。
「「へぇ~……意外…」」
口を揃えて全く同じ台詞を言ったデルフィナとアンドリューがダイオスを凝視する。
見事なシンクロである。
「まぁ、次の日の朝が大変だったけどね…
兄上が、私にいいな、いいな、とやかましくて。」
ああ容易に想像出来る、その光景…。
それ以来、サーリオンは何とかダイオスかカラナィアをモノに出来ないかと狙い続けているらしい。
実妹の夫であるのにもかかわらずだ。
アホである。
「俺は、女王を抱く気満々なんだけど。
女王が、いざとなったら逃げるからな。」
アンドリューは意地の悪い笑みを浮かべて脚を組む。
「あんなに彼と閨を共にしたいと言っていたのにかい?
デルフィナ。」
噴き出した茶で汚れた口まわりをナプキンで拭きながらダイオスが不思議そうにデルフィナに尋ねる。
デルフィナは、言いにくそうに口をモゴモゴさせた。
「だっ…だって…恥ずかしい…
アンドリューが…かっかっかっ…」
女王は膝の上で両手の拳を握りながら、顔を真っ赤にして言葉を詰まらせる。
「俺がカッコ良すぎてたまらないそうだ。」
アンドリューは女王の肩をグイっと抱き寄せ、頬にチュッと口付けた。
「っ!!!!!!」
真っ赤になった女王は頬にキス。
それだけで
逃げる様にオブザイアに変化した。
デルフィナの座っていた小さな椅子が、オブザイアの重さに耐えきれずパキャと音を立て崩れ落ち、オブザイアはドスッと尻もちをついた。
「なんで、このタイミングで俺なんだ!!
デルフィナぁ!」
大きな体躯で吠えるオブザイア。
アンドリューはクスクスと笑い、尻もちをついたままのオブザイアに近付き。
「オブザイア殿…逢いたかった…。
ああ、貴方を愛してます。
今すぐ俺を、この場で抱いて下さい…。
見られていると…燃えません?」
アンドリューはオブザイアの大きな身体に身を寄せ、その唇に啄む様な軽いキスを落とした。
「ばっ…!おまっ…!両親の前でっ…!」
オブザイアの目線が、困り顔のダイオスと、ワクワク顔のマリアンナと合う。
「っばっ!馬鹿野郎!!!!」
捨て台詞を吐いたオブザイアは、その場でぐったりと疲れ切って地べたに座ったデルフィナに戻った。
「……と、これを一晩の内、何度もされるのです。
俺は、どちらも満足させる自信あるんですけど。
さすがに変化を続けて、疲労困憊状態になられると…
俺の本気に付き合わせたら身が持たないかと…。」
「どちらも満足?俺の本気?
ちょっと…そこ、詳しく知りたいわね!」
ゴクリと唾を飲むマリアンナ。
「や、やめなさいマリアンナ!」
こんな所で何の話をする気ですかと、赤くなったダイオスが止めに入る。
ダイオスは新しい椅子を用意してデルフィナを座らせた。
デルフィナはそのままテーブルに突伏した状態で魂が抜けかけている。
「とまあ…まずは、デルフィナが俺のカッコ良さに慣れる所からですかね。
慣れるのに時間が掛かり過ぎるようなら、目隠しでもして貰って…プレイしますか。」
クスクスと笑うアンドリューと、目を輝かせるマリアンナ。
デルフィナはテーブルに突伏したまま顔を上げれない。
━━目隠しプレイ!?なんだ、その淫靡な響きは!
恐ろしい!━━
「デルフィナ…早くアンドリューのカッコ良さに慣れなさい…
何だったら、ずっとサーリオンの顔を思い出していれば良い。」
良かれと思っての事なのか、コソッと変なアドバイスをするダイオス。
デルフィナは、苦虫を噛み潰したような顔をした。
「嫌ですよ!!
せっかくアンドリューの美しい顔が目の前にあるのに、どうして伯父上のくたびれた顔を思い出してなきゃならないんですか!」
抗議の為に、ガバッとテーブルから顔を上げるデルフィナ。
マリアンナ、ダイオス、アンドリューの3人と同時に目が合う。
「ほう…美しい俺の顔…ね。
目隠しプレイより、ずっと見ていたいと…
それは悪かった、いつもは灯りを落としていたが、これからは照明を落とさずに事を始めようか…。」
脚を組み、テーブルの上に片方の肘をついて頬杖をつき、楽しげに微笑むアンドリュー。
「それとも…互いの姿が良く見えるよう、明るい昼間から始めようか?
なぁ、デルフィナ…」
デルフィナは真っ赤な真っ赤な顔になり、フラフラ椅子から立ち上がった。
「わ、妾…仕事をオモイダシマシタ…失礼シマス…。」
フラフラなデルフィナはテラスから出て行った。
「ウブ過ぎるのも考えものねぇ。」
マリアンナがため息混じりに呟く。
「俺は…そんな女王を見るのも楽しいですよ。
まあ、その内デルフィナもオブザイア殿も、二人ともモノにするつもりなんで。」
アンドリューの言葉にマリアンナがほくそ笑む。
「完遂報告まってまーす」
ダイオスだけが、娘と、その変化した男の身を案じる。
「とにかく頑張れ、デルフィナ!オブザイア!」
ダイオスは、心でエールを送った。
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