【R18】夜の帳に聖なる契り 『転生後の異世界で、腐女子のわたしがBLネタにしていた推しに喰われる漫画を描く罰ゲーム』

DAKUNちょめ

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127話◆捧げても一蹴される愛。

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スカートの中に頭を突っ込んだサイモンが、わたしの両足を持ち上げて椅子の肘掛けに乗せた。

大きく開かされた足の中央、まだ潤いの無いわたしの蜜園にサイモンがチュクっと、口付けをする。


「はんッ……や、サイモン……お城で、こんな……」


今さらだけどね。今さらだけどね!!
もう、お城で何度も最後までいたしてますしね!!

で、でも……今日はしないって言ったわよね?
ホントに?


「愛しいめぐみを目の前にして…お預けなんて無理な話だ…。
ああ、君の全てが愛おしく、何て美味なんだ。」


蜜壷の入口がクニュと左右に開かれ、サイモンの舌先が上下に何度も往復する。

ご丁寧に、小さく尖った敏感な薔薇の実も味わう事を忘れない。

衣に包まれた薔薇の実を、衣服を脱がす様に裸にし、舌先でつついてチュッと吸い付く。


「くひゃん!!ぁ!ふあっ…!!やぁ…駄目ェ…」


「めぐみ、君の美しい花弁が朝露を纏った様に美しい。
ああ…蜜が溢れて来たよ…まるで誘われている様だ。」


サイモンの指先が、ヌプと蜜壷に沈められた。
蜜壷を満たした甘い蜜が、トプんと溢れてわたしの谷間を伝う。

スカートの中のサイモンが何をしているかを視認出来ない。

だけど秘所に与えられる刺激で、どんな事をされているかは分かる。

分かる上で、より想像力が働いてしまい、わたしの心の中がブワッと薔薇色に染まっていく。


ああ…この快感を全身で享受したい……
愛されたい…深い所でサイモンと繋がりたい…


「……めぐみ、後は邸に帰ってからだな。
俺は、仕事に戻る。」


スカートの中から姿を現したサイモンが立ち上がり、両足を拡げたまま深く椅子に腰掛けぐったりしたわたしを優しい目で見下ろし、頭をそっと撫でた。

サイモンはドアの方に目をやり、身体をそちら側に向ける。


「や、やだ…サイモン…!まだ行かないで!!」


ドアに向かおうと身体を捻ったサイモンの袖を掴んで、サイモンがドアに向かおうとするのを止めた。

わたしは潤んだ瞳でサイモンを見上げ、何かを訴える様にパクパクと口を動かす。


「なんだい?めぐみ。」


サイモンは、わたしが何を訴え、何を求めているのかを解っていて気付かないフリをしている。

銀の混ざった薄紫色の前髪の隙間から、サファイアブルーの瞳がわたしを見詰めている。


━━さあ、言ってごらん?
上手におねだり出来たら、ご褒美をあげよう━━


そんな風に言われている!

だって、そんな目をして……わたしを視線で絡め取って…

わたしがサイモンから視線を逸らすのを許してくれない…


「い、意地悪ッ!サイモン…!!
お願い…!抱いて…!!」


サイモンの口角が上がるのが見えた。

逃げないと、逃げられないと解っていて……

サイモンはわたしの逃げ道を指し示しながら、答えが一つしかない選択を迫るのだ。


「めぐみ…俺のめぐみ……ああ、君を愛している。
君が望むのならば…………」


わたしのスカートが捲り上げられ、サイモンに愛でられたばかりの濡れて咲き誇る薔薇が現れる。


もう既に受け入れ可能な大輪の薔薇の中心に、サイモンが屹立した巨樹の先端をヒタリと当てた。

花弁を捲るようにクチクチと先端で入口を拡げ、早く繋がりたいわたしの、もどかしい気持ちを煽る。


「サイモンッ…!やだぁ…!焦らさないでっ…
わたし…もぉ…もぉ!!」


ビッチ様スイッチがオン!状態なんです!!!

頭の中に、久々にお会いしたビッチ様が降臨中なんです!!


「挿れてぇ!!!」


ズブブッ━━わたしの懇願を聞き入れたサイモンが、わたしの頭と背中を抱く様にして、わたしへの侵入を果たした。

相変わらずサイモンの男性シンボルは人並み外れて大きく、普通の女性ならば壊れてしまいそう。

なのにわたしの身体はサイモンを受け入れる為の器になってしまっている。

すんなり受け入れ柔らかく包んで抱き締め


「めぐみ……こんなにも俺のに吸い付いて……
俺もめぐみに食べられてしまいそうだ……。
めぐみの全てが素晴らしい…」


「あああっ!!おっき…!あつぅい!!」


サイモンの愛を搾り尽くしたいわ…!

深く深く、穿った巨大な幹がズリュリュっと半分程引き抜かれ、再びバチュン!と深い場所を突く。

腰を小刻みに動かして、突く場所、掻く場所を変え、パチュパチュと浅い抽挿を始めながら、サイモンがわたしの反応を探る。


「あっあんっ…!あっあっあっ、やん…あんん!!」


「めぐみ、そんなに気持ちいい?フフッ…
着替えを用意しておけば良かったね。
スカートの内側が、めぐみの垂らした花の蜜でびしょびしょだよ。」


サイモンの抽挿に合わせて繋がった部分からプチャプチャと飛沫が飛ぶ。

タラリと漏らした蜜は水たまりを作り、腰の下が冷たい。

でも、そんな事どうだっていいの。

いま、この時が幸せ過ぎて……他の事なんて、どうでもいい!!


「あああんっ!!サイモン!サイモンが好きぃ!!
気持ちいいっ!!愛してるっ……!愛してるっ!!」


身体全体でサイモンにしがみつく。
腕も手も指先も、足もサイモンに絡ませて

サイモン………

あなたはわたしの全てよ………












ミランダの仕事部屋を出た騎士姿のカチュアは、城の中を自由に歩いていた。

王太子のスティーヴンの意向により一般にも向け大きく開放されているラジェアベリアの王城は、立ち入り禁止区域以外なら誰もが自由に城の中を見て歩く事が出来る。

よって、社交シーズン関係なく人が多く集まり、中には将来の伴侶を物色しに来ている者も少なくは無い。

かつてはサイモンも、そんな令嬢達の憧れの的であり、恋慕の眼差しを集めていたのだが、サイモンの眼中にはミランダしか映っておらず、そのような視線に気付く事も無かった。


カチュアが1人、城の中を歩けばサイモン同様に令嬢達の視線を集める。
中には、カチュアが男装をしているが没落貴族令嬢のカテリーナだと気付き、嘲笑を浮かべる令嬢もいたが

余りにも堂々としたカチュアの、凛とした美しい姿に、カチュアに対する印象を変えて嘲笑が溜め息に変わる者がほとんどだ。

「カテリーナ様…なんて麗しいの……」

「今はカチュアという、お名前らしくてよ。
平民となっているから家名はなく、ただのカチュアね」

「そう…カチュア様……」

「そう、カチュア様よ……」


貴族令嬢の間で、憧れの対象として自分が様を付けて呼ばれている事をカチュアは知らない。


「カチュア……いえ、カティス殿。」


騎士服を身に着けた痩躯の若い騎士の姿のカチュアが、王城の兵士の訓練場に向かう途中の廊下で呼び止められた。


「……ああ、貴方でしたか。
伯爵家のご子息であらせられる貴方が、平民の私に何の御用でしょう。」


カチュアに声を掛けた青年は長い白髪を後ろで束ね、黒を基調とした貴族の衣装に身を包み、カチュアの前に進み出た。
ドレスを身に着けておらず化粧もしておらず、装飾品も少なく、カチュアは初めてオースティンという青年の素の姿を見た。


「カティス殿、私は貴方をお慕いしております。
どうか……私と……婚姻関係を前提とした、お付き合いをして頂けないでしょうか。」


オースティンは胸に手を当て片膝を床につき、愛を請う様にカチュアに手を差し伸べた。


カチュアはオースティンに、侮蔑の眼差しを向けるでも無く嘲笑する事もなく、無言のままスッとオースティンの横を通り過ぎた。


「か、カティス殿!!待って下さい!!」


通り過ぎたカチュアの方を、膝を付いたままオースティンが振り返って手を伸ばす。

カチュアはオースティンを完全に無視して無言で歩き続けた。


「申し訳ありません!!私の言い方が間違ってました!
貴方に、女性としての役割を求めたり致しません!
すぐに、婚姻関係を結びたいとは申しません!
カティス殿!!どうか…!どうか、私の方を向いて下さい!!」




「一度味わった相手には、興味ありません。」



カチュアは、オースティンに聞こえる位の声で振り向かずに一言だけ言葉を発した。


カチュアの言葉は、オースティンには馴染み深い言葉だった。 


それは、自分が今まで幾度となく令嬢達に対し口にした言葉だ。


オースティンが情を交わした令嬢の中には、オースティンにとってはたった一度味わうだけの甘い蜜事を、この先も続く恋が始まる儀式の様に思う者もいた。


オースティンはそれを全て、その言葉で一蹴してきたのだ。


オースティンの中で血の気が引いた。
自分が今までしてきた事と、全く同じ事をされている。


こんなに…こんなに強く焦がれているのに!!
自分の想いが僅かも届かない悲しみを思い知らされた。


「すっ…!すみません!!すみません!!
私は…!私は何て愚かな事を……!
カティス殿…!カティス様!!
どうか私の愚行を、お許しください!!」


カチュアは足を止めて振り向いた。

そして、ニコリと微笑む。


「すみません?何がでしょう。
私は貴殿に謝られる様な事をされた記憶がありません。
その謝罪は、全く無意味です。」


縋る様に赦しを請うオースティンを笑顔のまま一蹴したカチュアはオースティンに背を向け歩き出し、再び振り返る事は無かった。


「カティス殿…!!待って下さい!待って…!
お願いだ!カチュアっ…!
私を……!!私を見てくれ!!頼むから……!!」


カチュアとの一部始終をオースティンの従者の若者が隠れて見ていたが、カチュアに冷たくあしらわれてむせび泣くオースティンの前には、さすがに姿を現す事が出来ずに居た。



「カチュア様……やり方、エグ……。」


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