王子と内緒の人魚姫

黒蝶

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青海錬 編

第38話

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♪「黒羽...」
「すぅ...」
♪「ぐっすりか、よかった」
錬はまだ黒羽の目にたまっている涙をそっとぬぐってやる。
♪「...本当に可愛いんだから」
「ん...」
錬は起こさないように、慎重に黒羽をベッドまで運んでやる。
♪「ゆっくりおやすみ...」
錬は黒羽にキスをした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(えっ...もうお昼?)
黒羽がこんなにぐっすり眠ったのは久しぶりだった。
隣を見ると...
(錬...)
錬は手を繋いでいてくれている。
 だからぐっすり眠れたのだと察した。
(なんでもいいから、ご飯を作ってあげないと...)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご飯を作っているともう夕方になっていた。
「錬、ご飯だよ?」
♪「ぅう...黒羽?」
「もう夕方だよ?」
♪「ええ?そんなに寝ちゃったのか...」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♪「今日のご飯、ハンバーグだ!」
ハンバーグに玉子豆腐と野菜を添えたものだった。
♪「いただきます」
「いただきます」
♪「黒羽、料理うまいよね~!」
「は、恥ずかしいから褒めないで...」
黒羽は照れくさそうに笑っていた。
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