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赤城玲音 篇
第47話
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たとえ、自らの命を懸けてでも...
黒羽だけは、守る!
玲音は腕の痛みを堪え、黒羽を自らの後ろに隠した。
◇♪「...!」
咄嗟のことで二人は動けない。
血飛沫が舞う。
その血の主は...
「ゲホッ!」
◆「...黒羽?黒羽!しっかりしろ!」
その刃は、黒羽の腹部に刺さっていた。
「玲、音...」
ふわり。
...ドサッ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
黒羽の身体は崩れ落ちた。
□「あはははははは!なんと愚かな子だ...。その男を身代わりにすればよかったものを!」
◆「おまえええええええ!」
玲音は魔女に襲いかかった。
しかし...
◆「なっ...」
□「この程度で私に届くと思ったか!」
その攻撃は魔女の魔法で防がれてしまう。
◇「...錬、救急車」
♪「?」
◇「魔女は、私たちがいることに気づいていない!早く!」
美音もどこかへ電話をかけはじめる...。
しばらく戦闘状態が続いたが...
□「坊や。今楽にしてやるからね!」
◆「っ!」
玲音は肩の痛みが限界にきていた。
?「そこまでだ...。もうこれ以上は見逃せない。塵に...還れ!」
□「ぎゃあああああ...」
魔女は、なんとか倒せたようだ。
◇「...」
美音が連絡した先...それは、
■「間に合わなかったか...」
魔王の元だった。
救急車がやってくる。
肩から腕にかけて切られ、立っているのがやっとの玲音。
腹部を刺され、倒れたまま動かない黒羽...。
二人は救急車に乗せられ、
付き添いのために美音・錬・魔王が乗り込み、とある人物の元へと運ばれていく...。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▼「...俺のところに運んでこられてもな」
♪「お願い、渚!二人を助けて...!」
▼「...仕方ないな」
素早い手つきで二人を手当てしていく...。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
☆「...」
○「...」
遥も雪にも連絡を入れた。二人とも、何も言えずに立ち尽くしていた。
渚はその場にいた人たちに、静かに告げた。
▼「玲音はすぐに目を覚ますだろう。だが...」
女の方は、危険な状態だ。
黒羽だけは、守る!
玲音は腕の痛みを堪え、黒羽を自らの後ろに隠した。
◇♪「...!」
咄嗟のことで二人は動けない。
血飛沫が舞う。
その血の主は...
「ゲホッ!」
◆「...黒羽?黒羽!しっかりしろ!」
その刃は、黒羽の腹部に刺さっていた。
「玲、音...」
ふわり。
...ドサッ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
黒羽の身体は崩れ落ちた。
□「あはははははは!なんと愚かな子だ...。その男を身代わりにすればよかったものを!」
◆「おまえええええええ!」
玲音は魔女に襲いかかった。
しかし...
◆「なっ...」
□「この程度で私に届くと思ったか!」
その攻撃は魔女の魔法で防がれてしまう。
◇「...錬、救急車」
♪「?」
◇「魔女は、私たちがいることに気づいていない!早く!」
美音もどこかへ電話をかけはじめる...。
しばらく戦闘状態が続いたが...
□「坊や。今楽にしてやるからね!」
◆「っ!」
玲音は肩の痛みが限界にきていた。
?「そこまでだ...。もうこれ以上は見逃せない。塵に...還れ!」
□「ぎゃあああああ...」
魔女は、なんとか倒せたようだ。
◇「...」
美音が連絡した先...それは、
■「間に合わなかったか...」
魔王の元だった。
救急車がやってくる。
肩から腕にかけて切られ、立っているのがやっとの玲音。
腹部を刺され、倒れたまま動かない黒羽...。
二人は救急車に乗せられ、
付き添いのために美音・錬・魔王が乗り込み、とある人物の元へと運ばれていく...。
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▼「...俺のところに運んでこられてもな」
♪「お願い、渚!二人を助けて...!」
▼「...仕方ないな」
素早い手つきで二人を手当てしていく...。
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☆「...」
○「...」
遥も雪にも連絡を入れた。二人とも、何も言えずに立ち尽くしていた。
渚はその場にいた人たちに、静かに告げた。
▼「玲音はすぐに目を覚ますだろう。だが...」
女の方は、危険な状態だ。
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