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緑川真人 篇
第9話
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黒羽は花の水やりをする。
▲「黒羽ちゃん、お疲れさま!これからブーケを作るよ。見ててくれる?」
「勿論!」
二人は少し花を摘み、順番に並べていく...。
(真人、すごい...)
真人はてきぱきと仕事を終わらせていく...。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▲「ふう、完成したよ」
それはとても綺麗なブーケだった。
「素敵...!もし私がもらったら、すぐに『はい』って答えちゃいそう」
▲「...!それはよかった」
真人はにこりと笑った。
それにつられて黒羽もふわり。
▲「それじゃあ今日はここまで!完成したし、また明日ね」
「うん、おやすみなさい」
(明日、お客さん喜んでくれるといいな...)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日。店番を少しの間だけ任された私はワクワクしていた。
(どんなお客さんがくるんだろう?)
カラン、と音がする。
「い、いらっしゃいませ」
ー「予約したブーケをとりにきたんだが」
昨日のお客様だった。
「こちらになります」
私は丁寧に手渡した。
ー「これは...」
(喜んでいるのかな?)
ー「馬鹿にしているのか!」
「えっ」
ー「こんな雑草だらけの花束、いるか!」
その客は、真人が必死に作ったブーケを地面に叩きつけた。
(...酷い)
黒羽は黙っていられなかった。
「お客様」
ー「なんだね」
「真人は、お客様のために必死で花を選んでいました。花言葉の意味も考えて、一生懸命お客様のプロポーズが成功するために頑張っていたんです。その努力を、無駄にするような態度をとらないでください!」
ー「この野郎、偉そうに!」
黒羽は一瞬、何が起こったのか分からなかった。
「...っ」
頬から鮮血が舞う。
よく見ると、近くにおいてあった園芸用の鋏がない。
(痛い...でもそれ以上に)
心が痛い。
(あんなに一生懸命作っていたのに...)
真人の花束が投げ捨てられたことの方が悔しかった。
「...っ」
もう一発殴られそうになり、目を閉じたその時...
?「...あの」
▲「黒羽ちゃん、お疲れさま!これからブーケを作るよ。見ててくれる?」
「勿論!」
二人は少し花を摘み、順番に並べていく...。
(真人、すごい...)
真人はてきぱきと仕事を終わらせていく...。
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▲「ふう、完成したよ」
それはとても綺麗なブーケだった。
「素敵...!もし私がもらったら、すぐに『はい』って答えちゃいそう」
▲「...!それはよかった」
真人はにこりと笑った。
それにつられて黒羽もふわり。
▲「それじゃあ今日はここまで!完成したし、また明日ね」
「うん、おやすみなさい」
(明日、お客さん喜んでくれるといいな...)
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次の日。店番を少しの間だけ任された私はワクワクしていた。
(どんなお客さんがくるんだろう?)
カラン、と音がする。
「い、いらっしゃいませ」
ー「予約したブーケをとりにきたんだが」
昨日のお客様だった。
「こちらになります」
私は丁寧に手渡した。
ー「これは...」
(喜んでいるのかな?)
ー「馬鹿にしているのか!」
「えっ」
ー「こんな雑草だらけの花束、いるか!」
その客は、真人が必死に作ったブーケを地面に叩きつけた。
(...酷い)
黒羽は黙っていられなかった。
「お客様」
ー「なんだね」
「真人は、お客様のために必死で花を選んでいました。花言葉の意味も考えて、一生懸命お客様のプロポーズが成功するために頑張っていたんです。その努力を、無駄にするような態度をとらないでください!」
ー「この野郎、偉そうに!」
黒羽は一瞬、何が起こったのか分からなかった。
「...っ」
頬から鮮血が舞う。
よく見ると、近くにおいてあった園芸用の鋏がない。
(痛い...でもそれ以上に)
心が痛い。
(あんなに一生懸命作っていたのに...)
真人の花束が投げ捨てられたことの方が悔しかった。
「...っ」
もう一発殴られそうになり、目を閉じたその時...
?「...あの」
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