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緑川真人 篇
第45話
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「真人!」
▲「おはよ...!?」
真人はただただ驚くしかなかった。
「少しだけ練習してたけど...前ほど早くはまだ歩けなくて...でも、少しなら!?」
▲「すごいよ、黒羽...。いつから歩けるようになったの?」
黒羽は渚から教わり、一人歩くための練習をつんだのだった。
「びっくりさせたくて黙ってたの。ごめんなさい」
▲「うん、本当にびっくりだよ...」
真人は愛しそうに黒羽を抱きしめる。
▲「...ゆっくりでいいから、俺の隣を歩いてよ」
「うん」
一瞬の沈黙ののち、
♪「二人の世界に入ってるところ悪いんだけど...」
○「...その、会議が、」
☆「仲がいいのはいいことだが...」
▼「いつまでイチャイチャしてんだ、このバカップルめ...」
▲「うわ、ごめん!」
「ごめんなさい!」
二人とも顔を真っ赤にしている。
☆「では、報告会議だ」
フードの不審者はどうやら女性らしい。
監視カメラで分かったらしいがそれ以外は何もかもが不明だそうだ。
♪「それと、その客についてなんだけど...どうやら前科者らしいんだ。性的暴行、ノーマルな暴行に恐喝...。渚のいうとおり、親の権力で事件が表沙汰になったことがない」
「渚のいうとおり...?いつも思ってたんだけど渚って一体...」
▼「俺の事はいいだろう。ただ...その親というのが厄介でな...」
渚は遥や雪の方を見て言いにくそうにしている。
☆「いいから言ってみろ、渚」
▼「...黄乃本グループの、幹部だ」
☆「なんだと...」
○「そんな馬鹿なことが」
▼「残念ながら事実だ。この顔、見覚えがあるんじゃないか?」
☆「...こいつは、確かに会社の幹部だ」
遥の声には絶望が滲んでいた。
▲「おはよ...!?」
真人はただただ驚くしかなかった。
「少しだけ練習してたけど...前ほど早くはまだ歩けなくて...でも、少しなら!?」
▲「すごいよ、黒羽...。いつから歩けるようになったの?」
黒羽は渚から教わり、一人歩くための練習をつんだのだった。
「びっくりさせたくて黙ってたの。ごめんなさい」
▲「うん、本当にびっくりだよ...」
真人は愛しそうに黒羽を抱きしめる。
▲「...ゆっくりでいいから、俺の隣を歩いてよ」
「うん」
一瞬の沈黙ののち、
♪「二人の世界に入ってるところ悪いんだけど...」
○「...その、会議が、」
☆「仲がいいのはいいことだが...」
▼「いつまでイチャイチャしてんだ、このバカップルめ...」
▲「うわ、ごめん!」
「ごめんなさい!」
二人とも顔を真っ赤にしている。
☆「では、報告会議だ」
フードの不審者はどうやら女性らしい。
監視カメラで分かったらしいがそれ以外は何もかもが不明だそうだ。
♪「それと、その客についてなんだけど...どうやら前科者らしいんだ。性的暴行、ノーマルな暴行に恐喝...。渚のいうとおり、親の権力で事件が表沙汰になったことがない」
「渚のいうとおり...?いつも思ってたんだけど渚って一体...」
▼「俺の事はいいだろう。ただ...その親というのが厄介でな...」
渚は遥や雪の方を見て言いにくそうにしている。
☆「いいから言ってみろ、渚」
▼「...黄乃本グループの、幹部だ」
☆「なんだと...」
○「そんな馬鹿なことが」
▼「残念ながら事実だ。この顔、見覚えがあるんじゃないか?」
☆「...こいつは、確かに会社の幹部だ」
遥の声には絶望が滲んでいた。
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