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茶園 渚篇
第19話
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「ここは?」
▼「...仕事場の一つだが、今はあまり使っていない」
「綺麗...」
目の前一面に海が広がる、小さなペンションのようなものだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
中に入ると、白玉がはしゃぎはじめた。
▼「おい白玉、少し大人しくしろ」
「遊ばせてあげようよ...」
▼「暴れまわられると迷惑だ」
「でも...あ。白玉、人参があるよ」
(これできてくれるかどうか...)
白玉は人参を美味しそうに食べはじめた。
「よかった...」
▼「よく白玉のことが分かるな」
渚にそう言われて黒羽は照れる。
「これくらいしか、お手伝いできてないから...」
▼「...おまえは、いてくれるだけでいい。それでもって、笑ってろ」
「渚...」
二人は見つめ合い、キスをした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「夕日が綺麗だね...」
▼「ここの景色は一日見ても飽きない。それくらい変わるんだ。だから俺は、ここが好きだ」
「そうなんだ...」
(渚の好きなもの、知れた)
その事が黒羽にとっては一番嬉しいことだった。
▼「ここにはもう一つ部屋がある。...白玉が落ち着いたら教えてやる」
「うん、楽しみにしてるね!」
はしゃぐ白玉を見ながら、渚は渋い顔をするのだった。
▼「...仕事場の一つだが、今はあまり使っていない」
「綺麗...」
目の前一面に海が広がる、小さなペンションのようなものだった。
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中に入ると、白玉がはしゃぎはじめた。
▼「おい白玉、少し大人しくしろ」
「遊ばせてあげようよ...」
▼「暴れまわられると迷惑だ」
「でも...あ。白玉、人参があるよ」
(これできてくれるかどうか...)
白玉は人参を美味しそうに食べはじめた。
「よかった...」
▼「よく白玉のことが分かるな」
渚にそう言われて黒羽は照れる。
「これくらいしか、お手伝いできてないから...」
▼「...おまえは、いてくれるだけでいい。それでもって、笑ってろ」
「渚...」
二人は見つめ合い、キスをした。
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「夕日が綺麗だね...」
▼「ここの景色は一日見ても飽きない。それくらい変わるんだ。だから俺は、ここが好きだ」
「そうなんだ...」
(渚の好きなもの、知れた)
その事が黒羽にとっては一番嬉しいことだった。
▼「ここにはもう一つ部屋がある。...白玉が落ち着いたら教えてやる」
「うん、楽しみにしてるね!」
はしゃぐ白玉を見ながら、渚は渋い顔をするのだった。
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