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○○な2人
同僚な2人とお祭りに行ったら... 黒羽目線
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私は、はじめてお祭りにやってきた。
♪「黒羽、そこ足場悪いから...」
錬が手を差し出してくれる。
「ありがとう」
私はその手をとる。
錬の手は、とても温かかった。
◆「俺も繋ぐ!」
反対の手を玲音が突然引っ張る。
「わあっ⁉」
私はその場で転んでしまった。
♪「何やってるんだ、玲音!黒羽、大丈夫?」
「あ、うん。平気...」
◆「ごめん、黒羽ちゃん!」
「私は平気だから...」
ふわり。
私はすぐにたちあがって、お店の方を指さす。
「あれは何...?」
♪「あれは射的だよ。当たった品物がもらえるんだ」
「そうなんだ...」
◆「よし、俺が何か黒羽ちゃんが好きなものをとる!」
玲音はかなりやる気のようだ。
♪「...よし、やろうか」
「いいの?」
♪「勿論だよ。ほら、行こう?」
「うん」
私はかなりわくわくしていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♪「弾は五発...か」
錬が小さく呟いたあと、玲音がピストルをかまえる。
「あのぬいぐるみ、可愛い...」
◆「よし、あれな!」
玲音は一発撃つ。
◆「...当たらねー」
♪「よし、当たった」
錬は隣のアクセサリーに当てた。
「すごい、上手なんだね!」
♪「まあね」
二発、三発、四発...玲音は見事に外してしまった。
◆「なんで当たらねえんだよ...」
悔しそうに呟く玲音を見て、錬が提案する。
♪「僕はまだ四発残ってるし、せーので撃とうか」
◆「...おう」
♪◆「せーの!」
そのコルク弾は...見事にクマのぬいぐるみに当たった。
◆「やったぜ!黒羽ちゃん、遅くなってごめんな」
「ありがとう」
ふわり。
(錬、ありがとう)
私は錬の方を向き、声に出さずにこっそり言った。
♪「...」
錬は嬉しそうに笑って、ピースしていた。
◆「よし、次は何か食べるか!俺は何か買ってくるから、どこか席をとっておいてよ!」
♪「僕は...」
◆「女の子を一人にしたら、危ないだろ?だから錬は黒羽ちゃんのボディーガードな」
♪「了解」
玲音ははりきった様子で買いに行ってしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
♪「ねえ黒羽」
「何?」
♪「どうして分かったの?」
実は五発めの玲音の弾がぬいぐるみに当たったのは、錬のおかげだった。
錬が、玲音のコルク弾を自分のコルク弾ではじいたのだ。
私には見えていたが、玲音に悪いので黙っていた。
「見えてたから」
♪「そうなんだ...動体視力がいいね。それと、玲音に気遣ってくれてありがとう。あいつ、いつも一生懸命だから、どうしても力になりたくて...」
「私、それもちゃんと分かったよ」
♪「本当にありがとう」
◆「二人ともお待たせ!錬が好きな箸巻きおこのみがあったぜ」
♪「ほんと?やった!」
同僚で、友人。
そんな2人と過ごす時間は、とても貴重なものになった。
♪「黒羽、そこ足場悪いから...」
錬が手を差し出してくれる。
「ありがとう」
私はその手をとる。
錬の手は、とても温かかった。
◆「俺も繋ぐ!」
反対の手を玲音が突然引っ張る。
「わあっ⁉」
私はその場で転んでしまった。
♪「何やってるんだ、玲音!黒羽、大丈夫?」
「あ、うん。平気...」
◆「ごめん、黒羽ちゃん!」
「私は平気だから...」
ふわり。
私はすぐにたちあがって、お店の方を指さす。
「あれは何...?」
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「そうなんだ...」
◆「よし、俺が何か黒羽ちゃんが好きなものをとる!」
玲音はかなりやる気のようだ。
♪「...よし、やろうか」
「いいの?」
♪「勿論だよ。ほら、行こう?」
「うん」
私はかなりわくわくしていた。
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♪「弾は五発...か」
錬が小さく呟いたあと、玲音がピストルをかまえる。
「あのぬいぐるみ、可愛い...」
◆「よし、あれな!」
玲音は一発撃つ。
◆「...当たらねー」
♪「よし、当たった」
錬は隣のアクセサリーに当てた。
「すごい、上手なんだね!」
♪「まあね」
二発、三発、四発...玲音は見事に外してしまった。
◆「なんで当たらねえんだよ...」
悔しそうに呟く玲音を見て、錬が提案する。
♪「僕はまだ四発残ってるし、せーので撃とうか」
◆「...おう」
♪◆「せーの!」
そのコルク弾は...見事にクマのぬいぐるみに当たった。
◆「やったぜ!黒羽ちゃん、遅くなってごめんな」
「ありがとう」
ふわり。
(錬、ありがとう)
私は錬の方を向き、声に出さずにこっそり言った。
♪「...」
錬は嬉しそうに笑って、ピースしていた。
◆「よし、次は何か食べるか!俺は何か買ってくるから、どこか席をとっておいてよ!」
♪「僕は...」
◆「女の子を一人にしたら、危ないだろ?だから錬は黒羽ちゃんのボディーガードな」
♪「了解」
玲音ははりきった様子で買いに行ってしまった。
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♪「ねえ黒羽」
「何?」
♪「どうして分かったの?」
実は五発めの玲音の弾がぬいぐるみに当たったのは、錬のおかげだった。
錬が、玲音のコルク弾を自分のコルク弾ではじいたのだ。
私には見えていたが、玲音に悪いので黙っていた。
「見えてたから」
♪「そうなんだ...動体視力がいいね。それと、玲音に気遣ってくれてありがとう。あいつ、いつも一生懸命だから、どうしても力になりたくて...」
「私、それもちゃんと分かったよ」
♪「本当にありがとう」
◆「二人ともお待たせ!錬が好きな箸巻きおこのみがあったぜ」
♪「ほんと?やった!」
同僚で、友人。
そんな2人と過ごす時間は、とても貴重なものになった。
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