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茶園 渚 続篇
第4話
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▼「...」
レストランに着いてからというもの、渚は一言も話さない。
(渚、怒ってるよね...)
▼「まだ気にしてるのか?」
「...え?」
▼「薬が包めなかったこと」
「...」
沈黙は肯定の意。
渚はそっと黒羽を撫でた。
▼「そんなに落ちこまなくていい。言っただろ?はじめから上手くできる奴なんていない」
「でも、渚の負担にはなりたくないの」
▼「...いつ負担だと言った」
「渚が一人でやった方が早いもん...。私は邪魔にしかならないよ」
黒羽の悲しそうな表情を見て、渚は黒羽の手をそっと掴んだ。
▼「俺は、おまえがいてくれた方がいい」
「どうして?」
▼「おまえがいると、一人じゃないと思えるからなのかもな」
「渚は、一人じゃないよ。みんなだっているから」
▼「...これから先、おまえがいない人生なんて考えられないんだよ」
渚が顔を真っ赤にしながら言った。
丁度料理がきてしまい、話はそこで終わった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「白玉、美味しい?」
白玉は鼻をふんふんとさせている。
黒羽はそのまま白玉がもぐもぐと食べている様子を見ていると、渚と視線があった。
「...渚」
▼「なんだ」
「さっきの言葉、嬉しかった。ありがとう」
ふわり。
▼「...っ、いいから食べろ」
「うん!」
黒羽は白玉を膝の上に乗せたまま、ゆっくりと箸を動かす。
「...美味しい」
▼「そうか」
渚は興味なさそうに言ったが、その口には小さな笑みがうかんでいた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ごちそうさまでした』
「ご、ごちそうさまでした」
▼「...」
『なぎ』
▼「...ごちそうさま」
白玉に言うように言われ、渚も渋々言った。
▼「白玉、動くなよ」
白玉の口についていた食べかすを、渚は優しくとってあげた。
▼「ん」
『なぎ ぶきよう』
▼「うるせえ」
『ありがとう』
▼「...ん。黒羽、おまえも動くな」
「え?」
そう言うと渚は立ちあがり、黒羽の口の端についていたソースを指で拭い、ぺろっと舐めてみせた。
▼「ごちそうさま」
「...っ」
▼「照れてるのか?」
「な、渚がいきなりこういうことしてくるから...」
▼「...忙しいやつ」
「何か言った?」
▼「なんでもない。帰るぞ」
渚は黒羽の手をひいて、そのまま家へと足をすすめた。
レストランに着いてからというもの、渚は一言も話さない。
(渚、怒ってるよね...)
▼「まだ気にしてるのか?」
「...え?」
▼「薬が包めなかったこと」
「...」
沈黙は肯定の意。
渚はそっと黒羽を撫でた。
▼「そんなに落ちこまなくていい。言っただろ?はじめから上手くできる奴なんていない」
「でも、渚の負担にはなりたくないの」
▼「...いつ負担だと言った」
「渚が一人でやった方が早いもん...。私は邪魔にしかならないよ」
黒羽の悲しそうな表情を見て、渚は黒羽の手をそっと掴んだ。
▼「俺は、おまえがいてくれた方がいい」
「どうして?」
▼「おまえがいると、一人じゃないと思えるからなのかもな」
「渚は、一人じゃないよ。みんなだっているから」
▼「...これから先、おまえがいない人生なんて考えられないんだよ」
渚が顔を真っ赤にしながら言った。
丁度料理がきてしまい、話はそこで終わった。
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「白玉、美味しい?」
白玉は鼻をふんふんとさせている。
黒羽はそのまま白玉がもぐもぐと食べている様子を見ていると、渚と視線があった。
「...渚」
▼「なんだ」
「さっきの言葉、嬉しかった。ありがとう」
ふわり。
▼「...っ、いいから食べろ」
「うん!」
黒羽は白玉を膝の上に乗せたまま、ゆっくりと箸を動かす。
「...美味しい」
▼「そうか」
渚は興味なさそうに言ったが、その口には小さな笑みがうかんでいた。
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『ごちそうさまでした』
「ご、ごちそうさまでした」
▼「...」
『なぎ』
▼「...ごちそうさま」
白玉に言うように言われ、渚も渋々言った。
▼「白玉、動くなよ」
白玉の口についていた食べかすを、渚は優しくとってあげた。
▼「ん」
『なぎ ぶきよう』
▼「うるせえ」
『ありがとう』
▼「...ん。黒羽、おまえも動くな」
「え?」
そう言うと渚は立ちあがり、黒羽の口の端についていたソースを指で拭い、ぺろっと舐めてみせた。
▼「ごちそうさま」
「...っ」
▼「照れてるのか?」
「な、渚がいきなりこういうことしてくるから...」
▼「...忙しいやつ」
「何か言った?」
▼「なんでもない。帰るぞ」
渚は黒羽の手をひいて、そのまま家へと足をすすめた。
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