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黄乃本遥 編
第9話
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遥は黒羽を家のソファに座らせ...。
「は、遥!?」
☆「大丈夫だ...」
「ごめんね、重かった...?」
☆「へ、平気だ」
「じゃあ、ご飯作るね!」
☆「...頼む」
黒羽はせっせと作りはじめた...。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いただきます」
☆「...うまい」
今日のメニューは牛すじ煮込みだった。
「はむっ、もぐもぐ...」
☆「...」
「遥?どうしたの?」
☆「こんなふうに食べたことがなかったから、少し変な感じなんだ」
「こんなふうにって、ご家族と?」
☆「...いつも一人だった」
「それじゃあ!」
☆「!?」
「もう一人でご飯食べさせてあげないから!...約束ね」
☆「...ありがとう、黒羽」
ぽん、と頭をなでる。
「遥...」
☆「...」
「はむっ、もぐもぐ...」
☆「...」
「遥?さっきからどうしたの?」
☆「...かわいい」
「え?」
☆「お、おまえが食べているところがかわいいって言ってるんだ!」
「...!かわ、いいって...」
☆「あーもう!いいから食べろ!」
「っ!もぐもぐ...」
口の中に突然牛すじが入り、黒羽はひたすら咀嚼した。
「遥...もうっ」
☆「い、いいから食べろ...」
「うん!」
二人はお互いの顔を見ながらご飯を食べ続けた...。
「は、遥!?」
☆「大丈夫だ...」
「ごめんね、重かった...?」
☆「へ、平気だ」
「じゃあ、ご飯作るね!」
☆「...頼む」
黒羽はせっせと作りはじめた...。
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「いただきます」
☆「...うまい」
今日のメニューは牛すじ煮込みだった。
「はむっ、もぐもぐ...」
☆「...」
「遥?どうしたの?」
☆「こんなふうに食べたことがなかったから、少し変な感じなんだ」
「こんなふうにって、ご家族と?」
☆「...いつも一人だった」
「それじゃあ!」
☆「!?」
「もう一人でご飯食べさせてあげないから!...約束ね」
☆「...ありがとう、黒羽」
ぽん、と頭をなでる。
「遥...」
☆「...」
「はむっ、もぐもぐ...」
☆「...」
「遥?さっきからどうしたの?」
☆「...かわいい」
「え?」
☆「お、おまえが食べているところがかわいいって言ってるんだ!」
「...!かわ、いいって...」
☆「あーもう!いいから食べろ!」
「っ!もぐもぐ...」
口の中に突然牛すじが入り、黒羽はひたすら咀嚼した。
「遥...もうっ」
☆「い、いいから食べろ...」
「うん!」
二人はお互いの顔を見ながらご飯を食べ続けた...。
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