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青海錬 編
第13話
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その日の夜、二人はバーにきていた。
◇「二人とも、大丈夫...?」
「錬が守ってくれたから...」
♪「なんであいつら釈放されてるの?」
◆「どうやらお偉いさんがついてるらしくてな...」
お金で釈放されたこと。
面倒ごとをおこすなと一課の人たちに言われたこと。
公安零課を悪く言って潰そうとしている人がいるらしいこと...。
■「はっきり言って、酷いものです」
◇「でも大丈夫。...きっちりお返しはする予定だから。錬は休んで?」
♪「でも...」
◆「近くで黒羽ちゃんを守れるのは錬だけだろ?」
♪「みんな...ごめん」
「ごめんなさい...」
◇「二人が心配することじゃない。迷惑だとは思わない。家までは特定されてないはずだから...ゆっくり休んで?」
「ありがとう...」
黒羽は先程から足をさすっている。
♪「足、痛む?」
「ごめんなさい...」
■「あの、これ。痛み止めになるはずです。足に塗ってください」
「もらっていいんですか...!?」
(この瓶...)
■「勿論です」
王間は平然と言う。
「ありがとうございます。あと、それと...」
■「...?なんでしょう?」
「この薬を作った人に、手紙を渡してもらえますか?」
♪◇◆■「...!」
■「分かりました」
その場で急いで書く黒羽。
「お願いします」
■「確かに」
♪「じゃあ、今日はこれで」
二人は手を繋いで帰った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■「...」
《薬を作ってくれた方へ
...私の直感だけど、ごめんなさい。
あなたは、
魔王ですか?》
■「...文字が上手くなったな」
続きを読み進めていく...。
《それならお願い、私を助けて...》
■「...!」
さらに続きを読み進める。
《私の足は、時折皮膚が鱗のようになっています。
でも魔王は嘘はつかない。だからきっと、何か原因があるのだろうと思っています。
代償は痛みだけだったはず。
事実しばらくはそうだったし...。
でもしばらくして、人魚の足になりはじめました。海水に足をつけないと治りません。
周りの人たちには内緒にしています。
愛する人も見つけました。
魔王に紹介したいくらいいい人です。
だからお願いします。
私を、助けて...》
■「...っ。もうすでに動きはじめたか...」
男はポツリと呟き、夜の町を走り抜けた。
◇「二人とも、大丈夫...?」
「錬が守ってくれたから...」
♪「なんであいつら釈放されてるの?」
◆「どうやらお偉いさんがついてるらしくてな...」
お金で釈放されたこと。
面倒ごとをおこすなと一課の人たちに言われたこと。
公安零課を悪く言って潰そうとしている人がいるらしいこと...。
■「はっきり言って、酷いものです」
◇「でも大丈夫。...きっちりお返しはする予定だから。錬は休んで?」
♪「でも...」
◆「近くで黒羽ちゃんを守れるのは錬だけだろ?」
♪「みんな...ごめん」
「ごめんなさい...」
◇「二人が心配することじゃない。迷惑だとは思わない。家までは特定されてないはずだから...ゆっくり休んで?」
「ありがとう...」
黒羽は先程から足をさすっている。
♪「足、痛む?」
「ごめんなさい...」
■「あの、これ。痛み止めになるはずです。足に塗ってください」
「もらっていいんですか...!?」
(この瓶...)
■「勿論です」
王間は平然と言う。
「ありがとうございます。あと、それと...」
■「...?なんでしょう?」
「この薬を作った人に、手紙を渡してもらえますか?」
♪◇◆■「...!」
■「分かりました」
その場で急いで書く黒羽。
「お願いします」
■「確かに」
♪「じゃあ、今日はこれで」
二人は手を繋いで帰った。
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■「...」
《薬を作ってくれた方へ
...私の直感だけど、ごめんなさい。
あなたは、
魔王ですか?》
■「...文字が上手くなったな」
続きを読み進めていく...。
《それならお願い、私を助けて...》
■「...!」
さらに続きを読み進める。
《私の足は、時折皮膚が鱗のようになっています。
でも魔王は嘘はつかない。だからきっと、何か原因があるのだろうと思っています。
代償は痛みだけだったはず。
事実しばらくはそうだったし...。
でもしばらくして、人魚の足になりはじめました。海水に足をつけないと治りません。
周りの人たちには内緒にしています。
愛する人も見つけました。
魔王に紹介したいくらいいい人です。
だからお願いします。
私を、助けて...》
■「...っ。もうすでに動きはじめたか...」
男はポツリと呟き、夜の町を走り抜けた。
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