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第二十五章-二人の恋人・新たなる敵-
第162話「勘違いダブルデート」
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聖羅学院編入からしばらくして、優月は休日に龍次と涼太を伴って街をブラブラしていた。
「しかし、優月と同級生になるとはなー。大学とかだったら優月が落第して同じ学年になる可能性はあったけど」
しかも異世界で、と涼太は感慨に浸っているようだが、一部ひどいことを言っている。
「優月さんって真面目だし、落第はないんじゃない?」
龍次からの評価は相変わらず高い。
二股をかけるようになって、本性がバレてきているかと思いきや、まだまだ好意的だ。
「前から思ってたんですが、先輩、優月に幻想抱いてないですか? こいつどうしようもない奴ですよ」
「ま、まあ、第一印象と違った部分はあったかな……。清純そうに見えて、意外と面白い人だったし」
「いえ……清純なのは声だけです……」
声だけ聞くと清楚で可憐な美少女をイメージするという評価は、自分でも受け入れている。
声の良さに自信があるという意味でも、声以外はダメだという意味でも。
「面白いっていうのもだいぶオブラートに包んだ表現ですね。実際は相当なクズですよ。家のことはおれに投げっぱなしにするし、宿題手伝えとか言うし、二股かけようとするし」
涼太が正しいと思う。特に最後が致命的だ。
「涼太君が言ったようなこともないことはないんだろうけど、優月さんは優月さんなりに真面目に生きてるんじゃないかな? それに優しさは他の誰にも負けてないよ。涼太君だって、優月さんのこと好きなんでしょ?」
「そこなんですよね。なんでこいつ好きになったかな……」
改めて『好き』と言われると照れる。
しかし、優月を美化している龍次はともかく、涼太が好きになってくれたのはなぜなのか。
「わたしも気になるんだけど、どこが良かったの?」
「確か、六年前ぐらいから好きだったって言ってたよね? その頃、なにかあったの?」
優月と龍次が一緒になって、涼太が優月を好きになった理由を聞き出そうとする。
「いや……まあ……ダメな奴ほどかわいいっていうか……。あとは……」
「あとは?」
「六年前……喰人種に襲われた時、かばってくれたのが、ちょっとかっこよかったかな、と……」
気恥ずかしそうに過去を振り返る涼太。頬をかすかに赤く染めているのがかわいらしい。
あの時は無我夢中だったのでよく覚えていないが、涼太の中で自分の株が上がるような行動を取れていたということだった。
霊力が目覚める前の出来事だったが、やはり優月は誰かを守ってこそ価値を認めてもらえる人間なのだ。
「とにかく! 普段だらしないのは仕方ないにしても、決めるとこは決めないと愛想尽かすからな!」
「う、うん……」
気を引き締めなければならない。
二股をかけるなどという選択をしたぐらいだ。龍次と涼太、どちらか一人だけでも欠けるのは耐えられない。
「確かに、強いっていうのも優月さんの魅力だよね。乱暴なんじゃなくて、人を思いやって守ろうとする意志みたいな」
「そ、そんな大層なものじゃないですけど……」
龍次は、お世辞でもなく、こう言ってくれるので反応に困る。
いずれにせよ、龍次と涼太に惚れられてしまったのは、不可思議な現象が起こったためではないということだ。
少しでも期待に応えられるようにならなければ。
「ところで、のど乾かない? そこのカフェでなにか飲んでいかない?」
「いいですね。蓮乗院家でもいいもの食べられますけど、たまには外食っていうのも」
涼太が賛成しているなら、優月に断る理由はない。
三人でカフェに入ってみることにした。
「へえ、羅仙界にもこんな感じのところがあるんだ」
内装はクラシカルで趣のある店だった。
羅仙界の建物は、基本的に洋館に和のテイストが入ったようなデザインだが、ここはより古風な雰囲気だ。
といっても、注文の仕方などは特に変わらない。
席に着いてウェイターに注文を伝える。
「おれはカフェオレとミニパスタで」
「わたしはミックスジュースとストロベリーアイスを」
「俺はアイスコーヒーだけでいいかな」
龍次一人、控えめなメニューを選んだ理由には察しがつく。
「先輩、優月のおごりだからって遠慮しなくていいんですよ」
「やっぱりおごるつもりなんだ……」
涼太は、優月がなにか言う前から意向を汲んでくれていた。
対する龍次は、申し訳ないという様子。
「そ、それはもちろん、わたしなんかとデートしていただいた上、お金まで払わせる訳には……」
「だから、デートしたいのは俺も一緒なんだけど……」
優月の無駄に頑固な一面に龍次は時折困惑させられている。
だが、これは優月にとって譲れない一線だ。
「つーか、これはデートだったのか。おれたち二人共連れて」
涼太によって、失言に気付かされた。
「えっ、あっ、ダブルデート的な……?」
「ダブルデートはそういう意味じゃねえよ」
『的な』をつけても、そこまで意味を改変することはできないか。
どちらかと二人きりになるのもいいが、三人で行動するのも逆ハーレムのようで心地良いのだ。ダメだと分かっていても、自分の欲望を制御できないのが、天堂優月という人間だ。
「まあ、この通り優月のわがままを聞いてやってるんですし、支払いは任せましょう」
涼太がいると話が早くて助かる。
「そこまで言うならそれでもいいんだけど、そもそもなんで優月さんは、そんなにお金出したいの?」
大した取り柄のない自分が、金銭的負担まで相手に強いるのは恥ずかしいというのもあるが、もう一つ。
「推しに貢ぐのがオタクの幸せなんです」
人間界の動画サイトで有名人が生配信をやると、ファンが喜んで千円以上の投げ銭をするが、それと似た感情だろう。投げ銭で得られるメリットは、せいぜいコメントを優先的に読んでもらえるという程度なので、それこそお金を出すこと自体が快感なのだ。
「押し……? なに?」
ここで再び失言に気付かされる。
龍次にオタク用語は通じないのだ。
「あ、特に応援してるアイドルとかキャラクターって意味です」
「俺、別にアイドルでもなんでもないんだけど」
謙譲は優月の得意技だが、龍次もなかなかに謙虚だ。
「先輩は学校でアイドル扱いでしたよ。中等部にも先輩を見にいくって言ってた奴いましたし」
涼太が中等部ということは、これは人間界での話だが、聖羅学院でもいずれ同じような状況になっていくことだろう。
「涼太もアイドルだったよ? 高等部から見にいく人いたし」
「それで機嫌取ってるつもりか?」
「いや……単に事実を……」
涼太の心を上手く扱えるなどという自信はない。そんなことができるぐらいなら、人間界の学校にいた頃、クラスで浮いたりしていなかった。
「ともかく、わたしが買ったものが龍次さんのお腹に入ると考えるとうれしくなるんです」
食事をおごる意義をなんとか伝えようとしている優月に、涼太は冷たい視線を送っている。
「こいつ、ちょいちょい言動がキモいんだよな」
涼太に本気で気持ち悪がられていたら、ショックで寝込むところだが、ちょっとバカにされている程度なので許容範囲内だ。
「それじゃあ、俺も日替わりサラダ追加で」
無事、龍次にも貢げることになって一安心。
こういう時のために騎士団でも仕事をしているのだ。
アルバイトをしていなかった上、涼太より小遣いが少なかった人間界時代だと相当厳しかった。
こうして、しばらくカフェでくつろぐことになった。
優月にとって、最も有意義なお金の使い方であり、最も有意義な時間だ。
「しかし、優月と同級生になるとはなー。大学とかだったら優月が落第して同じ学年になる可能性はあったけど」
しかも異世界で、と涼太は感慨に浸っているようだが、一部ひどいことを言っている。
「優月さんって真面目だし、落第はないんじゃない?」
龍次からの評価は相変わらず高い。
二股をかけるようになって、本性がバレてきているかと思いきや、まだまだ好意的だ。
「前から思ってたんですが、先輩、優月に幻想抱いてないですか? こいつどうしようもない奴ですよ」
「ま、まあ、第一印象と違った部分はあったかな……。清純そうに見えて、意外と面白い人だったし」
「いえ……清純なのは声だけです……」
声だけ聞くと清楚で可憐な美少女をイメージするという評価は、自分でも受け入れている。
声の良さに自信があるという意味でも、声以外はダメだという意味でも。
「面白いっていうのもだいぶオブラートに包んだ表現ですね。実際は相当なクズですよ。家のことはおれに投げっぱなしにするし、宿題手伝えとか言うし、二股かけようとするし」
涼太が正しいと思う。特に最後が致命的だ。
「涼太君が言ったようなこともないことはないんだろうけど、優月さんは優月さんなりに真面目に生きてるんじゃないかな? それに優しさは他の誰にも負けてないよ。涼太君だって、優月さんのこと好きなんでしょ?」
「そこなんですよね。なんでこいつ好きになったかな……」
改めて『好き』と言われると照れる。
しかし、優月を美化している龍次はともかく、涼太が好きになってくれたのはなぜなのか。
「わたしも気になるんだけど、どこが良かったの?」
「確か、六年前ぐらいから好きだったって言ってたよね? その頃、なにかあったの?」
優月と龍次が一緒になって、涼太が優月を好きになった理由を聞き出そうとする。
「いや……まあ……ダメな奴ほどかわいいっていうか……。あとは……」
「あとは?」
「六年前……喰人種に襲われた時、かばってくれたのが、ちょっとかっこよかったかな、と……」
気恥ずかしそうに過去を振り返る涼太。頬をかすかに赤く染めているのがかわいらしい。
あの時は無我夢中だったのでよく覚えていないが、涼太の中で自分の株が上がるような行動を取れていたということだった。
霊力が目覚める前の出来事だったが、やはり優月は誰かを守ってこそ価値を認めてもらえる人間なのだ。
「とにかく! 普段だらしないのは仕方ないにしても、決めるとこは決めないと愛想尽かすからな!」
「う、うん……」
気を引き締めなければならない。
二股をかけるなどという選択をしたぐらいだ。龍次と涼太、どちらか一人だけでも欠けるのは耐えられない。
「確かに、強いっていうのも優月さんの魅力だよね。乱暴なんじゃなくて、人を思いやって守ろうとする意志みたいな」
「そ、そんな大層なものじゃないですけど……」
龍次は、お世辞でもなく、こう言ってくれるので反応に困る。
いずれにせよ、龍次と涼太に惚れられてしまったのは、不可思議な現象が起こったためではないということだ。
少しでも期待に応えられるようにならなければ。
「ところで、のど乾かない? そこのカフェでなにか飲んでいかない?」
「いいですね。蓮乗院家でもいいもの食べられますけど、たまには外食っていうのも」
涼太が賛成しているなら、優月に断る理由はない。
三人でカフェに入ってみることにした。
「へえ、羅仙界にもこんな感じのところがあるんだ」
内装はクラシカルで趣のある店だった。
羅仙界の建物は、基本的に洋館に和のテイストが入ったようなデザインだが、ここはより古風な雰囲気だ。
といっても、注文の仕方などは特に変わらない。
席に着いてウェイターに注文を伝える。
「おれはカフェオレとミニパスタで」
「わたしはミックスジュースとストロベリーアイスを」
「俺はアイスコーヒーだけでいいかな」
龍次一人、控えめなメニューを選んだ理由には察しがつく。
「先輩、優月のおごりだからって遠慮しなくていいんですよ」
「やっぱりおごるつもりなんだ……」
涼太は、優月がなにか言う前から意向を汲んでくれていた。
対する龍次は、申し訳ないという様子。
「そ、それはもちろん、わたしなんかとデートしていただいた上、お金まで払わせる訳には……」
「だから、デートしたいのは俺も一緒なんだけど……」
優月の無駄に頑固な一面に龍次は時折困惑させられている。
だが、これは優月にとって譲れない一線だ。
「つーか、これはデートだったのか。おれたち二人共連れて」
涼太によって、失言に気付かされた。
「えっ、あっ、ダブルデート的な……?」
「ダブルデートはそういう意味じゃねえよ」
『的な』をつけても、そこまで意味を改変することはできないか。
どちらかと二人きりになるのもいいが、三人で行動するのも逆ハーレムのようで心地良いのだ。ダメだと分かっていても、自分の欲望を制御できないのが、天堂優月という人間だ。
「まあ、この通り優月のわがままを聞いてやってるんですし、支払いは任せましょう」
涼太がいると話が早くて助かる。
「そこまで言うならそれでもいいんだけど、そもそもなんで優月さんは、そんなにお金出したいの?」
大した取り柄のない自分が、金銭的負担まで相手に強いるのは恥ずかしいというのもあるが、もう一つ。
「推しに貢ぐのがオタクの幸せなんです」
人間界の動画サイトで有名人が生配信をやると、ファンが喜んで千円以上の投げ銭をするが、それと似た感情だろう。投げ銭で得られるメリットは、せいぜいコメントを優先的に読んでもらえるという程度なので、それこそお金を出すこと自体が快感なのだ。
「押し……? なに?」
ここで再び失言に気付かされる。
龍次にオタク用語は通じないのだ。
「あ、特に応援してるアイドルとかキャラクターって意味です」
「俺、別にアイドルでもなんでもないんだけど」
謙譲は優月の得意技だが、龍次もなかなかに謙虚だ。
「先輩は学校でアイドル扱いでしたよ。中等部にも先輩を見にいくって言ってた奴いましたし」
涼太が中等部ということは、これは人間界での話だが、聖羅学院でもいずれ同じような状況になっていくことだろう。
「涼太もアイドルだったよ? 高等部から見にいく人いたし」
「それで機嫌取ってるつもりか?」
「いや……単に事実を……」
涼太の心を上手く扱えるなどという自信はない。そんなことができるぐらいなら、人間界の学校にいた頃、クラスで浮いたりしていなかった。
「ともかく、わたしが買ったものが龍次さんのお腹に入ると考えるとうれしくなるんです」
食事をおごる意義をなんとか伝えようとしている優月に、涼太は冷たい視線を送っている。
「こいつ、ちょいちょい言動がキモいんだよな」
涼太に本気で気持ち悪がられていたら、ショックで寝込むところだが、ちょっとバカにされている程度なので許容範囲内だ。
「それじゃあ、俺も日替わりサラダ追加で」
無事、龍次にも貢げることになって一安心。
こういう時のために騎士団でも仕事をしているのだ。
アルバイトをしていなかった上、涼太より小遣いが少なかった人間界時代だと相当厳しかった。
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