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第二十八章-新たな副隊長-
第185話「霊撃爆砕」
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羅刹と冥獄鬼の戦いが始まる少し前。
千尋は千秋に霊京の街を紹介して回っていた。
「やっぱり羅仙界の首都ともなると、立派な建物が並んでるんだね」
「穂高の家みたいにちっこいのもあるけどなー」
今は二番街に来たところ。
「この二番街は、元々貴族たちが集まってたからなぁ。オレとしちゃ、生まれた家が良かったから偉い、みたいなのは好きじゃないから、身分制度はなくなってうれしいよ」
王族・貴族といった身分を廃絶するための戦いだと聞かされていれば、千尋も革命軍に入っていたかもしれない。
「そうそう、明日菜んの家も二番街にあるらしいね。あの人、元貴族だから。でも、明日菜んはどっか残念で貴族らしい嫌みったらしさはないから嫌いじゃないかな」
「千尋君も藤森副隊長も準霊極なんだよね。わたしとは格が違うっていうか……」
「千秋ちゃんって、昔、未来を見る能力持ってたんだろ? 絶対ポテンシャルあるって」
「そ、そうかな……?」
千尋はお世辞でもなんでもなく、純粋に千秋のことを認めている。
未来というのは、ある一点だけで決まるものではない。未来予知は、世界全体に作用する能力だ。
世界全体に作用するという点では、世界最強を維持できる白夜の『絶対強度』と同じ性質を持っているといえる。
天才というのは得てして能力に偏りがあるものだ。千秋の現時点での戦闘能力は低いが、それがすなわち無才ということではない。
「オレだって苦手なこといっぱいあるし」
「千尋君って、成績全部いいんじゃなかったっけ?」
「いやいや、地理の授業とか退屈で寝てるから、試験前になって慌てて復習したりしてるよ」
「そうなんだ。ちょっと意外……」
「真哉くんとかはどうなんだろうなー。優等生だし、オレから見たらなんでもできそうな感じがするけど、でもやっぱり本人には悩みもあるんだろうなー」
人間の個性に完璧はない。完璧な人間というのは、他人がその人の短所を見つけていないに過ぎないのだ。
「草薙君はしっかりしてるから、周りで見てても分かりにくいよね。あっ、でも、天堂さんなんかは、すごく強いのに自信なさそうにしてるよね」
「あー、優月な。あれはあれで面白――」
しゃべっている途中で千尋は足を止める。
「どうしたの、千尋君?」
「冥獄鬼の気配だ。それも街のあちこちに」
「ええ!? まさか、まだわたしを狙って……?」
「いや、だとしたら、こんなバラバラに出てくるのはおかしい。きっと他の目的があるはずだ」
自分が狙われているのではないと分かっても、さすがに他人事とは思えないようで、千秋は不安そうにしている。
「――それに、千秋ちゃんが狙いなら、こんなオレでも倒せそうな奴がここに来る訳ないよな?」
千尋は振り返って、柱の陰に目を向けた。
「それで隠れてるつもりなら、相当マヌケだぞ?」
千尋の指摘する通り、柱には隠れきらない図体の冥獄鬼が立っている。
「隠れる必要などない。貴様らを試していただけだ。隣の女は気付いていないようだったぞ」
「う……」
千秋は己の未熟さを痛感させられたようだ。
「灼火が仕留め損ねた女だな。理によって与えられた使命ではないが、ついでに殺しても良いだろう……」
「灼火ってのが、千秋ちゃんのお兄さんを殺した奴の名前か……。いつか礼をさせてもらわないとな」
千尋はペンダントの変化を解いて太刀を構える。
「我に斬られて死ねば獄界で灼火に会えるかもしれぬな」
「挑発してるとこ悪いけど、最初の『オレでも倒せそう』ってのは否定しなくていいのかな? ま、身の程を知ってるなら、それもいいけど」
「ふん……。言葉で否定せずとも、戦えば分かる」
大柄の冥獄鬼は槍状の神器を、その手に出現させる。
槍の先端から神気の刃で突きを繰り出してきた。
かわしたのでは千秋に当たるかもしれないと、太刀で斬りつけ神気を霧散させる。
「霊刀・獅子王!」
千尋は太刀で大柄の冥獄鬼に斬りかかる。
図体の大きさに反した素早い動きで飛び退いてかわした冥獄鬼は、神器の槍を振るう。
千尋もまた攻撃を回避し、続けて霊刀・獅子王を振ると冥獄鬼は槍の柄で受け止めた。
「見た目の割に速いじゃん」
「人を見かけで判断すると後悔するぞ」
「結局、冥獄鬼も人間とそう変わらないってことか――なッ!」
千尋は話しながらも冥獄鬼に蹴りを入れる。
後方に飛ばされはしても、敵にダメージを受けた様子はない。
さすがに体術で滅せられるほど、やわな存在ではないか。
千尋は霊力も高いが、運動神経にも自信がある。
互いに素早い身のこなしで戦域を飛び交い武器を振るっていった。
千尋の霊気も冥獄鬼の神気も徐々に減っていく。
「貴様が侮った我の力、受けてみるがいい」
冥獄鬼は槍を地面に突き立てる。
「神技『大地業爆』」
槍が突き立てられた部分を中心に、地面の四方にヒビが伸びていく。
そして、その範囲の地面が一気に爆発した。
千尋の身体は、その爆風に飲み込まれる。
「千尋君――!」
悲痛なさけびを上げる千秋。
煙が広がる中から、人影が飛び出す。
「千尋……君……?」
千秋の前に降り立ったのは、冥獄鬼ではなく千尋だ。
しかし、その外見には変化があった。
「あーあ。千秋ちゃんの前で使う気はなかったのになー」
服は和装に変わり、獅子のタテガミを思わせる毛皮付きのマントを羽織っている。
これは――。
「戰戻か……」
煙が晴れ、爆発の中心地から姿を現した冥獄鬼が千尋を見て目を細める。
獅子王・闘牙――それが千尋の戰戻名だ。しかし、千尋はその名を口にはしなかった。
千秋の兄・春人は、無理な霊魂回帰を使って死んだ。
戰戻とは戦闘術として完成した霊魂回帰。春人をはるかに凌ぐ圧倒的な力など、千秋に見せつけたくなかったのだ。
だが、自分を守ろうとした者が死んでしまう――そんな罪悪感を何度も与える訳にはいかない。
千尋はあえて切り札を出すことにしたが、冥獄鬼は余裕の表情を崩していない。
「確かにそれなりの圧はある。だが、我が天理石の刻印文字は『硬』。これを解放したが最後、我に貴様の剣が通ることはない。判断を誤ったな。貴様は初めから戰戻で戦うべき――」
「もう終わった」
「なに……?」
千尋のつぶやきに、冥獄鬼は眉をひそめる。
「天理石の恐ろしさは何年も前に聞いたし、あんたらなら特別製を持ってるってのも予想がついた。だから、先手を打たせてもらったぜ」
冥獄鬼の身体に小さな切り傷が。
「オレの能力は『霊撃爆砕』。単純に、斬ったものを爆砕するだけだ。でも、内側から食らったらどうかな?」
切り傷から光が漏れている。既に霊子は注ぎ込まれているのだ。
千尋は、嫌味はないが怪しげな笑みを浮かべた。
「『獅牙爆砕刃』」
「刻印解放――!」
「もう遅いっつってんだろ」
世界から冥獄鬼に与えられた刻印文字の効果。それが発動しなかった訳ではない。
しかし、体内で炸裂した霊光は、冥獄鬼を粉々に消し飛ばした。
「なんか沙菜が持ってた小説のタイトルみたいなセリフになったじゃんか」
千尋は千秋に霊京の街を紹介して回っていた。
「やっぱり羅仙界の首都ともなると、立派な建物が並んでるんだね」
「穂高の家みたいにちっこいのもあるけどなー」
今は二番街に来たところ。
「この二番街は、元々貴族たちが集まってたからなぁ。オレとしちゃ、生まれた家が良かったから偉い、みたいなのは好きじゃないから、身分制度はなくなってうれしいよ」
王族・貴族といった身分を廃絶するための戦いだと聞かされていれば、千尋も革命軍に入っていたかもしれない。
「そうそう、明日菜んの家も二番街にあるらしいね。あの人、元貴族だから。でも、明日菜んはどっか残念で貴族らしい嫌みったらしさはないから嫌いじゃないかな」
「千尋君も藤森副隊長も準霊極なんだよね。わたしとは格が違うっていうか……」
「千秋ちゃんって、昔、未来を見る能力持ってたんだろ? 絶対ポテンシャルあるって」
「そ、そうかな……?」
千尋はお世辞でもなんでもなく、純粋に千秋のことを認めている。
未来というのは、ある一点だけで決まるものではない。未来予知は、世界全体に作用する能力だ。
世界全体に作用するという点では、世界最強を維持できる白夜の『絶対強度』と同じ性質を持っているといえる。
天才というのは得てして能力に偏りがあるものだ。千秋の現時点での戦闘能力は低いが、それがすなわち無才ということではない。
「オレだって苦手なこといっぱいあるし」
「千尋君って、成績全部いいんじゃなかったっけ?」
「いやいや、地理の授業とか退屈で寝てるから、試験前になって慌てて復習したりしてるよ」
「そうなんだ。ちょっと意外……」
「真哉くんとかはどうなんだろうなー。優等生だし、オレから見たらなんでもできそうな感じがするけど、でもやっぱり本人には悩みもあるんだろうなー」
人間の個性に完璧はない。完璧な人間というのは、他人がその人の短所を見つけていないに過ぎないのだ。
「草薙君はしっかりしてるから、周りで見てても分かりにくいよね。あっ、でも、天堂さんなんかは、すごく強いのに自信なさそうにしてるよね」
「あー、優月な。あれはあれで面白――」
しゃべっている途中で千尋は足を止める。
「どうしたの、千尋君?」
「冥獄鬼の気配だ。それも街のあちこちに」
「ええ!? まさか、まだわたしを狙って……?」
「いや、だとしたら、こんなバラバラに出てくるのはおかしい。きっと他の目的があるはずだ」
自分が狙われているのではないと分かっても、さすがに他人事とは思えないようで、千秋は不安そうにしている。
「――それに、千秋ちゃんが狙いなら、こんなオレでも倒せそうな奴がここに来る訳ないよな?」
千尋は振り返って、柱の陰に目を向けた。
「それで隠れてるつもりなら、相当マヌケだぞ?」
千尋の指摘する通り、柱には隠れきらない図体の冥獄鬼が立っている。
「隠れる必要などない。貴様らを試していただけだ。隣の女は気付いていないようだったぞ」
「う……」
千秋は己の未熟さを痛感させられたようだ。
「灼火が仕留め損ねた女だな。理によって与えられた使命ではないが、ついでに殺しても良いだろう……」
「灼火ってのが、千秋ちゃんのお兄さんを殺した奴の名前か……。いつか礼をさせてもらわないとな」
千尋はペンダントの変化を解いて太刀を構える。
「我に斬られて死ねば獄界で灼火に会えるかもしれぬな」
「挑発してるとこ悪いけど、最初の『オレでも倒せそう』ってのは否定しなくていいのかな? ま、身の程を知ってるなら、それもいいけど」
「ふん……。言葉で否定せずとも、戦えば分かる」
大柄の冥獄鬼は槍状の神器を、その手に出現させる。
槍の先端から神気の刃で突きを繰り出してきた。
かわしたのでは千秋に当たるかもしれないと、太刀で斬りつけ神気を霧散させる。
「霊刀・獅子王!」
千尋は太刀で大柄の冥獄鬼に斬りかかる。
図体の大きさに反した素早い動きで飛び退いてかわした冥獄鬼は、神器の槍を振るう。
千尋もまた攻撃を回避し、続けて霊刀・獅子王を振ると冥獄鬼は槍の柄で受け止めた。
「見た目の割に速いじゃん」
「人を見かけで判断すると後悔するぞ」
「結局、冥獄鬼も人間とそう変わらないってことか――なッ!」
千尋は話しながらも冥獄鬼に蹴りを入れる。
後方に飛ばされはしても、敵にダメージを受けた様子はない。
さすがに体術で滅せられるほど、やわな存在ではないか。
千尋は霊力も高いが、運動神経にも自信がある。
互いに素早い身のこなしで戦域を飛び交い武器を振るっていった。
千尋の霊気も冥獄鬼の神気も徐々に減っていく。
「貴様が侮った我の力、受けてみるがいい」
冥獄鬼は槍を地面に突き立てる。
「神技『大地業爆』」
槍が突き立てられた部分を中心に、地面の四方にヒビが伸びていく。
そして、その範囲の地面が一気に爆発した。
千尋の身体は、その爆風に飲み込まれる。
「千尋君――!」
悲痛なさけびを上げる千秋。
煙が広がる中から、人影が飛び出す。
「千尋……君……?」
千秋の前に降り立ったのは、冥獄鬼ではなく千尋だ。
しかし、その外見には変化があった。
「あーあ。千秋ちゃんの前で使う気はなかったのになー」
服は和装に変わり、獅子のタテガミを思わせる毛皮付きのマントを羽織っている。
これは――。
「戰戻か……」
煙が晴れ、爆発の中心地から姿を現した冥獄鬼が千尋を見て目を細める。
獅子王・闘牙――それが千尋の戰戻名だ。しかし、千尋はその名を口にはしなかった。
千秋の兄・春人は、無理な霊魂回帰を使って死んだ。
戰戻とは戦闘術として完成した霊魂回帰。春人をはるかに凌ぐ圧倒的な力など、千秋に見せつけたくなかったのだ。
だが、自分を守ろうとした者が死んでしまう――そんな罪悪感を何度も与える訳にはいかない。
千尋はあえて切り札を出すことにしたが、冥獄鬼は余裕の表情を崩していない。
「確かにそれなりの圧はある。だが、我が天理石の刻印文字は『硬』。これを解放したが最後、我に貴様の剣が通ることはない。判断を誤ったな。貴様は初めから戰戻で戦うべき――」
「もう終わった」
「なに……?」
千尋のつぶやきに、冥獄鬼は眉をひそめる。
「天理石の恐ろしさは何年も前に聞いたし、あんたらなら特別製を持ってるってのも予想がついた。だから、先手を打たせてもらったぜ」
冥獄鬼の身体に小さな切り傷が。
「オレの能力は『霊撃爆砕』。単純に、斬ったものを爆砕するだけだ。でも、内側から食らったらどうかな?」
切り傷から光が漏れている。既に霊子は注ぎ込まれているのだ。
千尋は、嫌味はないが怪しげな笑みを浮かべた。
「『獅牙爆砕刃』」
「刻印解放――!」
「もう遅いっつってんだろ」
世界から冥獄鬼に与えられた刻印文字の効果。それが発動しなかった訳ではない。
しかし、体内で炸裂した霊光は、冥獄鬼を粉々に消し飛ばした。
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