キャタツに乗ったらキャタツが壊れた女性の話

永田屋みきた

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キャタツに乗ったらキャタツが壊れてしまった女性の話

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私の住む団地の下の階に住む女性と久しぶりに階段でであった この女性の年齢は50歳を少し出たぐらいの人で一人暮らしでいるが膝と股関節が悪いといっ仕事もできないようすであった「家でじっとしているから運動不足で太ってきた」といっているが前からかなり太っていて私からすると以前と変わらないように思える そこで私が「うちにウォーキングマシンがあるから毎日運動がてらしにきたらどうだ120キロまでなら大丈夫やで」と言うと「あかんねん私もっとある」というので私がわざとらしく「あんた90キロぐらいやろ」といってやったらわらいながら「こないだ脚立にのったらキャタツがメシメシと音をたてて壊れた」というのである 私はその時相撲取りじゃあるまいしキャタツ壊れるほどの体重の女性をはじめてみたのであった
私はこの時「この女性もう少し若ければ両国あたりにいけば相撲部屋からスカウトに来るのではないか」と思ってわらってしまった
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