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《ハイヴ》攻略 招待観戦 Ⅴ
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突然のことで驚いたが、俺とダグラスはフブキがいるのでそれほどの恐怖は無かった。
フブキの強さだけではない。
フブキへの信頼感だ。
あいつは絶対にやり遂げる人間だ。
そのことはこれまで見てきて知っている。
この状況がどれほど危ないものかは具体的に俺には分かってないが、フブキがいれば大丈夫だ。
いや、そうじゃないな。
フブキと一緒に戦うことで、俺は満足なのだ。
たとえここで死ぬことになろうと構わない。
あいつと共にどこまでも戦って行きたい。
フブキは俺の中で、そういう存在になっていた。
ダグラスも不安がってはいない。
多分、俺と同じ気持ちだろう。
他の選抜された連中もそうだ。
フランスの陸軍士官学校の生徒たちも、同じだった。
特に、《デスキング》を慕っているらしい三人の女生徒たちは笑顔すら浮かべている。
俺たちには《デスキング》とフブキへの絶対の信頼感がある。
それにしても、とんでもないことを聞いてしまった。
今回一緒に観戦することになったフランスの陸軍士官学校の生徒たちの中で、《デスキング》シオウ・ハナオカという男性がフブキのお兄さんに当たると聞いて驚いた。
それにまさかそのシオウさんが「虎」の軍のネームドの方だったとは。
俺も当然知ってはいるが、ネームドの方の戦闘力は途轍もなく高い。
アキさんもネームドの《ディアブロ》だし、マヤさんとマヒルさんも《ニー・エ・ジュール》というネームドだ。
直接の戦闘は見たことは無いが、戦闘訓練をしていただいたことはあるので感覚的には少しだけ分かる。
そしてフブキも軍の中で相当な実力者らしい。
まあ、そのことは何となく分かっていたが。
それでも少佐クラスの方が下になるほどとは思わなかった。
そのフブキも凄いけど、お兄さんというシオウさん、《デスキング》の方はもっと凄い人に見えた。
フブキの戦闘力以上に強い人なのを感じ取っていた。
「士王兄さんは僕よりも強いよ」
フブキもそう言って笑った。
俺たちを安心させようと話し掛けてくれたのだ。
今、俺たちは完全に足手まといなのが悔しい。
《デスキング》もフブキも「ハナオカ・アーツ」で戦えるそうだ。
コウゲツ少佐は黒いソードを持っている。
この方も相当にお強いのが分かる。
デュールゲリエ4体も「カサンドラ」を提げているし、彼らも「ハナオカ・アーツ」を使える。
教官たちも「カサンドラ」を持っている。
俺とダグラスは特別に「螺旋花」と「槍雷」を教わっているが、どれほど敵に通じるだろうか。
《デスキング》が素早く状況確認のブリーフィングをした。
「ゲート」で誘拐されたことは既に説明を受けていたので、ここからの脱出を試みるということだった。
《ハイヴ》は地下へ伸びている構造なので、上層を目指すのだと。
しかし、当然《ハイヴ》の内部には敵が満ちている。
「安心して欲しい。俺とフブキ、皐月少佐で《地獄の悪魔》も対応出来る。上層ではもっと弱い妖魔のはずだしな」
《デスキング》は頼もしい。
フブキの言ったとおり、恐ろしく強い方なのだろう。
能力は低いが、俺も全力でこの事態の取り組むつもりだった。
ああ、フブキと一緒に戦場に立てる日が、こんなに早く来たとは!
フブキが俺とダグラスの顔を見て微笑んでいた。
こんな状況だが、フブキは美しい顔をしていた。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
「タイガー! ザンジバル島の《ハイヴ》攻略で異常事態だ!」
「なんだと!」
作戦本部で聖と打ち合わせていた俺に、ターナー大将から通信が入った。
「《シャンゴ》投下直後に、士官学校の生徒たちが「ゲート」で誘拐されたらしい!」
「!」
士王と吹雪たちだ!
また、あの「ゲート」の重層展開でやられた。
《ハイファ》までもが防げなかったあの攻撃は、今でも対処が確立されていない。
「ゲート」が位相空間で展開するために、多重になった場合は一つずつしか破壊出来ないためだ。
高速移動で抜け出すしかないのだが、士王たちは他の生徒の身を案じたのだろう。
「現在既に《ハイヴ》の攻略は完了し、全員で捜索しているが、付近にはいない。《御幸衛星群》を総動員して世界中をあたっている!」
「分かった。ターナー、落ち着け。この時点で発見されないということは、俺たちに感知できない場所に送られたんだ」
「皇紀通信」を持っている人間が傍にいたはずなので、その連絡が無いのはそういうことだ。
《ハイファ》は異次元に送られた。
士王と吹雪がそうだった場合、俺たちは手が出せない。
また《アザゼル》に手を借りるか。
だが、その可能性は低いと思われた。
《アザゼル》にあの後で聞いたところでは、異次元への通路は莫大なエネルギーを必要とするらしい。
「業」自身の備える空間はパスが通っているので簡単だが、それでも送れる対象は妖魔に限られるそうだ。
次元開通はそのような制約があると聞いた。
あの時は《ハイファ》があまりにも強大だったので、「業」は相当無理をして次元を開いて行ったらしい。
確かにハーが昔やられた時も、地球上に排出された。
士王たちもそうであって欲しい。
「とにかく今は地球上を隈なく走査しろ! 恐らく俺たちに感知出来ない場所へ転送されているはずだ!」
「分かった!」
「士王たちは必ず脱出する。そうすれば「皇紀通信」も開通する!」
「そうだな!」
俺たちはその瞬間を待つしかない。
異次元でなければ、だが。
ハーは中国の妖魔ベトンで覆われた建物だった。
だからあの時も最初は発見出来なかった。
士王たちもそのような場所の可能性が高い。
ハーの場合はルーとの特別なパスがあったので何とかなったのだが。
「業」は士王たちを絶対に殺す用意をしているだろう。
だが、士王たちならば必ず脱出する。
もう一つのことをターナーに伝えた。
「敵はあそこに士王と吹雪がいることを知っていたのかもしれない」
「なんだと!」
「事前に情報が漏れていたのかもな」
「じゃあ、士官学校に「業」の手が伸びていたのか!」
「そうだ。恐らくはフランス陸軍士官学校の方だろう。至急、今回の情報を知っている人間を確保しろ」
「分かった!」
「虎」の軍からの漏洩は無い。
それは不可能だからだ。
タマの精神操作によって、アラスカの人間全員が裏切り行為が出来ないようになっている。
ならばフランスだ。
ヨーロッパ全体が「虎」の軍に恭順しているとはいえ、未だに反抗的な勢力はある。
「業」に味方してはいないとしても、余りにも人間的な理由だ。
俺を世界の支配者と認識している連中だ。
自分たちは一時的な結びつきと思っているのだろうが、「業」に情報を流した。
人間はどこまで行っても愚かさを捨てきれない。
いや、俺たちが甘かったのだ。
軽い気持ちで士王と吹雪に実戦を観戦させようと考えていたことを逆手に取られた。
今はとにかく士王と吹雪たちを救出しなければならない。
あいつらならば、必ず活路を見出してくれる。
俺はそう信じた。
その瞬間に、俺は動けばいい。
焦る気持ちをそう思って落ち着かせようとしていた。
「トラ、俺も出るぜ」
聖がそう言ってくれた。
「いや、大丈夫だ。お前は作戦の準備を進めてくれ」
「でもよ」
「俺が行く。それに鷹を呼んでおくよ」
「ああ、なるほどな。じゃあ何かあったら言ってくれ」
「ありがとうな」
鷹はすぐに来てくれた。
二人で「Ωコンバットスーツ」に着替えて状況を待った。
フブキの強さだけではない。
フブキへの信頼感だ。
あいつは絶対にやり遂げる人間だ。
そのことはこれまで見てきて知っている。
この状況がどれほど危ないものかは具体的に俺には分かってないが、フブキがいれば大丈夫だ。
いや、そうじゃないな。
フブキと一緒に戦うことで、俺は満足なのだ。
たとえここで死ぬことになろうと構わない。
あいつと共にどこまでも戦って行きたい。
フブキは俺の中で、そういう存在になっていた。
ダグラスも不安がってはいない。
多分、俺と同じ気持ちだろう。
他の選抜された連中もそうだ。
フランスの陸軍士官学校の生徒たちも、同じだった。
特に、《デスキング》を慕っているらしい三人の女生徒たちは笑顔すら浮かべている。
俺たちには《デスキング》とフブキへの絶対の信頼感がある。
それにしても、とんでもないことを聞いてしまった。
今回一緒に観戦することになったフランスの陸軍士官学校の生徒たちの中で、《デスキング》シオウ・ハナオカという男性がフブキのお兄さんに当たると聞いて驚いた。
それにまさかそのシオウさんが「虎」の軍のネームドの方だったとは。
俺も当然知ってはいるが、ネームドの方の戦闘力は途轍もなく高い。
アキさんもネームドの《ディアブロ》だし、マヤさんとマヒルさんも《ニー・エ・ジュール》というネームドだ。
直接の戦闘は見たことは無いが、戦闘訓練をしていただいたことはあるので感覚的には少しだけ分かる。
そしてフブキも軍の中で相当な実力者らしい。
まあ、そのことは何となく分かっていたが。
それでも少佐クラスの方が下になるほどとは思わなかった。
そのフブキも凄いけど、お兄さんというシオウさん、《デスキング》の方はもっと凄い人に見えた。
フブキの戦闘力以上に強い人なのを感じ取っていた。
「士王兄さんは僕よりも強いよ」
フブキもそう言って笑った。
俺たちを安心させようと話し掛けてくれたのだ。
今、俺たちは完全に足手まといなのが悔しい。
《デスキング》もフブキも「ハナオカ・アーツ」で戦えるそうだ。
コウゲツ少佐は黒いソードを持っている。
この方も相当にお強いのが分かる。
デュールゲリエ4体も「カサンドラ」を提げているし、彼らも「ハナオカ・アーツ」を使える。
教官たちも「カサンドラ」を持っている。
俺とダグラスは特別に「螺旋花」と「槍雷」を教わっているが、どれほど敵に通じるだろうか。
《デスキング》が素早く状況確認のブリーフィングをした。
「ゲート」で誘拐されたことは既に説明を受けていたので、ここからの脱出を試みるということだった。
《ハイヴ》は地下へ伸びている構造なので、上層を目指すのだと。
しかし、当然《ハイヴ》の内部には敵が満ちている。
「安心して欲しい。俺とフブキ、皐月少佐で《地獄の悪魔》も対応出来る。上層ではもっと弱い妖魔のはずだしな」
《デスキング》は頼もしい。
フブキの言ったとおり、恐ろしく強い方なのだろう。
能力は低いが、俺も全力でこの事態の取り組むつもりだった。
ああ、フブキと一緒に戦場に立てる日が、こんなに早く来たとは!
フブキが俺とダグラスの顔を見て微笑んでいた。
こんな状況だが、フブキは美しい顔をしていた。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
「タイガー! ザンジバル島の《ハイヴ》攻略で異常事態だ!」
「なんだと!」
作戦本部で聖と打ち合わせていた俺に、ターナー大将から通信が入った。
「《シャンゴ》投下直後に、士官学校の生徒たちが「ゲート」で誘拐されたらしい!」
「!」
士王と吹雪たちだ!
また、あの「ゲート」の重層展開でやられた。
《ハイファ》までもが防げなかったあの攻撃は、今でも対処が確立されていない。
「ゲート」が位相空間で展開するために、多重になった場合は一つずつしか破壊出来ないためだ。
高速移動で抜け出すしかないのだが、士王たちは他の生徒の身を案じたのだろう。
「現在既に《ハイヴ》の攻略は完了し、全員で捜索しているが、付近にはいない。《御幸衛星群》を総動員して世界中をあたっている!」
「分かった。ターナー、落ち着け。この時点で発見されないということは、俺たちに感知できない場所に送られたんだ」
「皇紀通信」を持っている人間が傍にいたはずなので、その連絡が無いのはそういうことだ。
《ハイファ》は異次元に送られた。
士王と吹雪がそうだった場合、俺たちは手が出せない。
また《アザゼル》に手を借りるか。
だが、その可能性は低いと思われた。
《アザゼル》にあの後で聞いたところでは、異次元への通路は莫大なエネルギーを必要とするらしい。
「業」自身の備える空間はパスが通っているので簡単だが、それでも送れる対象は妖魔に限られるそうだ。
次元開通はそのような制約があると聞いた。
あの時は《ハイファ》があまりにも強大だったので、「業」は相当無理をして次元を開いて行ったらしい。
確かにハーが昔やられた時も、地球上に排出された。
士王たちもそうであって欲しい。
「とにかく今は地球上を隈なく走査しろ! 恐らく俺たちに感知出来ない場所へ転送されているはずだ!」
「分かった!」
「士王たちは必ず脱出する。そうすれば「皇紀通信」も開通する!」
「そうだな!」
俺たちはその瞬間を待つしかない。
異次元でなければ、だが。
ハーは中国の妖魔ベトンで覆われた建物だった。
だからあの時も最初は発見出来なかった。
士王たちもそのような場所の可能性が高い。
ハーの場合はルーとの特別なパスがあったので何とかなったのだが。
「業」は士王たちを絶対に殺す用意をしているだろう。
だが、士王たちならば必ず脱出する。
もう一つのことをターナーに伝えた。
「敵はあそこに士王と吹雪がいることを知っていたのかもしれない」
「なんだと!」
「事前に情報が漏れていたのかもな」
「じゃあ、士官学校に「業」の手が伸びていたのか!」
「そうだ。恐らくはフランス陸軍士官学校の方だろう。至急、今回の情報を知っている人間を確保しろ」
「分かった!」
「虎」の軍からの漏洩は無い。
それは不可能だからだ。
タマの精神操作によって、アラスカの人間全員が裏切り行為が出来ないようになっている。
ならばフランスだ。
ヨーロッパ全体が「虎」の軍に恭順しているとはいえ、未だに反抗的な勢力はある。
「業」に味方してはいないとしても、余りにも人間的な理由だ。
俺を世界の支配者と認識している連中だ。
自分たちは一時的な結びつきと思っているのだろうが、「業」に情報を流した。
人間はどこまで行っても愚かさを捨てきれない。
いや、俺たちが甘かったのだ。
軽い気持ちで士王と吹雪に実戦を観戦させようと考えていたことを逆手に取られた。
今はとにかく士王と吹雪たちを救出しなければならない。
あいつらならば、必ず活路を見出してくれる。
俺はそう信じた。
その瞬間に、俺は動けばいい。
焦る気持ちをそう思って落ち着かせようとしていた。
「トラ、俺も出るぜ」
聖がそう言ってくれた。
「いや、大丈夫だ。お前は作戦の準備を進めてくれ」
「でもよ」
「俺が行く。それに鷹を呼んでおくよ」
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