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1章
少数の尊重
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【伝令!ワープホールを探知!その数、10,15,…無数です!
本部より半径5km圏内の戦闘区域のみにホール集中!本部より半径8kmの避難区域内に、魔力の反応はありません!区域外への侵攻が無いように注意してください!】
景鈴「了解」
遥『こちらも確認しました!ホールから出てくるのは、戦闘用モンスターです!』
政季『迎撃します。』
遥が所蔵する女子チーム柿崎隊はモンスターに向かう。
遥は手を銃の形に構える。並んだ弾丸の数は20と数個。
それぞれに指向性を与えて発射する。
鹿型モンスターの前に、ネズミくらいのサイズのボールがある。ワープホールから出てきたそれは、鹿型モンスターを庇うようにシールドを貼って、遥の弾丸を防ぐ。
遥「あのモンスター、シールド貼りますね。耐久力は、弾一発にシールド1枚といったところですね。」
政季「了解。」
遥の弾丸を囮に、建物の屋根から柿崎隊の隊長、柿崎 景鈴が攻撃を仕掛ける。
シールドを貼るボールを一閃で片付けた隊長に、鹿型モンスターの砲口が向く。
しかし、砲撃が始まる前に鹿型モンスターの頭上から1発ずつ弾丸が降り、身体を貫く。
政季「こちらは撃破完了しました。」
【柿崎隊!注意!魔族の反応です!】
モンスターを撃破した場所に、ワープホールが出現する。
中から現れたのは痩せ型の、いかにも文官といった魔族だった。
???「おっと、戦地ど真ん中じゃないか。これはしまった。」
景鈴「名乗る前に片付ける!」
1番近くにいた景鈴が、刀を振りかぶる。
魔族は刀を抜き、攻撃を防ぐ。
???「少数欠」
魔族が何か唱えた瞬間、隊を囲むように暗い空間が広がった。
???「50mくらいにしたけど、隊員は全員入ったかな?」
嫌な予感がした景鈴隊長は、飛び退って遥の元まで戻った。
景鈴『あいつに有利な空間を作るみたいな能力かも…。気をつけて。』
???「決議!魔族である!」
魔族が叫ぶ。遥たちはなんの事かわからない。
景鈴『何も起こらないじゃない…。ハッタリ…?』
???「決議!陰茎がない。決議!膣がない。決議!睾丸がある!」
景鈴「不愉快よ。」
何も起こらない中、1人叫び続ける魔族に、景鈴隊長が一気に距離を詰め刀を振り抜く。左から横に一閃。
魔族は再び刀を縦に構えて受け止める。
景鈴隊長は左手を銃の形にして魔族に向ける。景鈴隊長は刀剣武器と銃弾の両方を使いこなす近中攻撃手だ。
数発だけ用意した弾丸を魔族に放つと同時に、景鈴隊長は魔族と距離をとる。
シールドで防がれるが、今度は本庄 綾乃がシールドを割るための高密度な弾丸を数発撃ち込む。
魔族のシールドが割れ、弾丸がかすめる。
景鈴『今よ!』
柿崎隊の銃弾使いが一斉に銃弾を撃ち込む。
しかし、ここで異変を感じたのは柿崎隊だった。
遥『いつも通り撃ったのに、残りエネルギーが少ない…?』
景鈴『これは…まずいわね…。こいつの後も闘うのに…』
銃弾が降り注いだ地点の土煙が晴れる。
魔族は数発の弾丸を受けているが、まだ立っていた。
???「能力の解明こそ、醍醐味だろう?私の名前はアンパート・シリル。7番支団長さ。」
アンパートが名乗ったことにより、エネルギーが増幅する。
綾乃『エネルギーが無くなってくから、総射するのやめたけど、これピンチだよね。』
柿崎隊が通信で作戦を練ろうとした瞬間、アンパートの周囲にワープホールが出現する。
アンパート「さあ、この量をさばけるかな。」
7~8体の鹿型モンスターとシールドを貼るボール、2mくらいの人型に近いモンスターが3体現れた。
鹿型モンスターが射撃を始める。
遥らは、最初はシールドで防ぎながら建物の影に入って弾幕を凌ぐ。
景鈴は塀の裏側に入り込み、射線をきる。
しかし、今度は頭上から人型モンスターが景鈴に斬りかかる。
モンスターの腕と一体化した刀剣は、景鈴を吹き飛ばす。吹き飛んだ景鈴は再び道路に弾き出され、鹿型モンスターの標的になる。
遥「景鈴隊長!」
景鈴と離れすぎた遥は、景鈴にシールドを貼ることができない。
隊員の政季と綾乃は人型モンスターに襲われ、加勢できない。近接攻撃手ではない2人は、近距離タイプの人型モンスターに近づかれ、2人がかりでてこずる。
残りの隊員、岩井 信女と小国 頼奈は、さっきアンパートに放った銃弾の残りを全て鹿型モンスターに放つが、ボールのシールドに阻まれる。
少ないエネルギーでシールドをはる景鈴だが、先にエネルギー切れをおこしてしまう。
景鈴「くっ…」
砕けたシールドの奥から、鹿型モンスターの銃弾が追い打ちをかけ、景鈴のエネルギー体を破壊する。
遥は生身になってしまった景鈴を救い出しに建物の影から飛び出るが、隙をついて横から人型モンスターが遥の首元に刃を伸ばした。
遥「…っ!!」
本部より半径5km圏内の戦闘区域のみにホール集中!本部より半径8kmの避難区域内に、魔力の反応はありません!区域外への侵攻が無いように注意してください!】
景鈴「了解」
遥『こちらも確認しました!ホールから出てくるのは、戦闘用モンスターです!』
政季『迎撃します。』
遥が所蔵する女子チーム柿崎隊はモンスターに向かう。
遥は手を銃の形に構える。並んだ弾丸の数は20と数個。
それぞれに指向性を与えて発射する。
鹿型モンスターの前に、ネズミくらいのサイズのボールがある。ワープホールから出てきたそれは、鹿型モンスターを庇うようにシールドを貼って、遥の弾丸を防ぐ。
遥「あのモンスター、シールド貼りますね。耐久力は、弾一発にシールド1枚といったところですね。」
政季「了解。」
遥の弾丸を囮に、建物の屋根から柿崎隊の隊長、柿崎 景鈴が攻撃を仕掛ける。
シールドを貼るボールを一閃で片付けた隊長に、鹿型モンスターの砲口が向く。
しかし、砲撃が始まる前に鹿型モンスターの頭上から1発ずつ弾丸が降り、身体を貫く。
政季「こちらは撃破完了しました。」
【柿崎隊!注意!魔族の反応です!】
モンスターを撃破した場所に、ワープホールが出現する。
中から現れたのは痩せ型の、いかにも文官といった魔族だった。
???「おっと、戦地ど真ん中じゃないか。これはしまった。」
景鈴「名乗る前に片付ける!」
1番近くにいた景鈴が、刀を振りかぶる。
魔族は刀を抜き、攻撃を防ぐ。
???「少数欠」
魔族が何か唱えた瞬間、隊を囲むように暗い空間が広がった。
???「50mくらいにしたけど、隊員は全員入ったかな?」
嫌な予感がした景鈴隊長は、飛び退って遥の元まで戻った。
景鈴『あいつに有利な空間を作るみたいな能力かも…。気をつけて。』
???「決議!魔族である!」
魔族が叫ぶ。遥たちはなんの事かわからない。
景鈴『何も起こらないじゃない…。ハッタリ…?』
???「決議!陰茎がない。決議!膣がない。決議!睾丸がある!」
景鈴「不愉快よ。」
何も起こらない中、1人叫び続ける魔族に、景鈴隊長が一気に距離を詰め刀を振り抜く。左から横に一閃。
魔族は再び刀を縦に構えて受け止める。
景鈴隊長は左手を銃の形にして魔族に向ける。景鈴隊長は刀剣武器と銃弾の両方を使いこなす近中攻撃手だ。
数発だけ用意した弾丸を魔族に放つと同時に、景鈴隊長は魔族と距離をとる。
シールドで防がれるが、今度は本庄 綾乃がシールドを割るための高密度な弾丸を数発撃ち込む。
魔族のシールドが割れ、弾丸がかすめる。
景鈴『今よ!』
柿崎隊の銃弾使いが一斉に銃弾を撃ち込む。
しかし、ここで異変を感じたのは柿崎隊だった。
遥『いつも通り撃ったのに、残りエネルギーが少ない…?』
景鈴『これは…まずいわね…。こいつの後も闘うのに…』
銃弾が降り注いだ地点の土煙が晴れる。
魔族は数発の弾丸を受けているが、まだ立っていた。
???「能力の解明こそ、醍醐味だろう?私の名前はアンパート・シリル。7番支団長さ。」
アンパートが名乗ったことにより、エネルギーが増幅する。
綾乃『エネルギーが無くなってくから、総射するのやめたけど、これピンチだよね。』
柿崎隊が通信で作戦を練ろうとした瞬間、アンパートの周囲にワープホールが出現する。
アンパート「さあ、この量をさばけるかな。」
7~8体の鹿型モンスターとシールドを貼るボール、2mくらいの人型に近いモンスターが3体現れた。
鹿型モンスターが射撃を始める。
遥らは、最初はシールドで防ぎながら建物の影に入って弾幕を凌ぐ。
景鈴は塀の裏側に入り込み、射線をきる。
しかし、今度は頭上から人型モンスターが景鈴に斬りかかる。
モンスターの腕と一体化した刀剣は、景鈴を吹き飛ばす。吹き飛んだ景鈴は再び道路に弾き出され、鹿型モンスターの標的になる。
遥「景鈴隊長!」
景鈴と離れすぎた遥は、景鈴にシールドを貼ることができない。
隊員の政季と綾乃は人型モンスターに襲われ、加勢できない。近接攻撃手ではない2人は、近距離タイプの人型モンスターに近づかれ、2人がかりでてこずる。
残りの隊員、岩井 信女と小国 頼奈は、さっきアンパートに放った銃弾の残りを全て鹿型モンスターに放つが、ボールのシールドに阻まれる。
少ないエネルギーでシールドをはる景鈴だが、先にエネルギー切れをおこしてしまう。
景鈴「くっ…」
砕けたシールドの奥から、鹿型モンスターの銃弾が追い打ちをかけ、景鈴のエネルギー体を破壊する。
遥は生身になってしまった景鈴を救い出しに建物の影から飛び出るが、隙をついて横から人型モンスターが遥の首元に刃を伸ばした。
遥「…っ!!」
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