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2章
合流
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先頭車両と切り離された成実らのいる車両は徐々に減速し、線路の上で止まった。
森野「先頭車両について行ったアルイコールのやつらが、そろそろ気づいてこっちに来る頃だ。顔を出すなよ。」
成実「はい。伊達さんの言ってた増援も来るはず…。正面からかち合わなければいいけど…」
次の瞬間、轟音が響き車両が揺れる。
森野「来たか!」
森野は、車両の反対側にいる成実に指示を出す。
森野「いいか!?このまま受けても、ジリ貧だ。勝負は一瞬、国近を使ったら一気に出るぞ。」
成実「了解です。」
森野が車両を飛び出し、屋根に乗る。
森野「三日月国近…抜刀…」
森野が刀を鞘から抜き、振り抜いた。刀が伸びるわけではない。見えない斬撃が、刀が伸びたような軌跡で、アルイコールの車両や武器、構成員を切り裂いた。
崩れたアルイコールの陣形に向かって成実は飛び出した。連携が崩れた瞬間こそ、攻め時だ。一気に距離を詰め、エネルギー刀で構成員と切り結ぶ。
成実「いっちょ前に、戦闘体作りやがって!所詮は俺らの技術泥棒だ!」
成実は1つ目の車両に乗っていた構成員を、全員撃破し、車を盾に他の車両からの銃撃を防ぐ。
成実に攻撃が向いた時を狙って、森野が三日月国近を放つ。
成実が次の車両の影から次に向かおうとした時、無線が入った。
『成実!そろそ着く!』
成実『重宗か!』
成実は飛び出し、次の車両に向かった。後方から、エネルギー弾が援護した。
エネルギー弾に対応した構成員を切りつけ、戦闘体を破壊する。
構成員「くそっ!増援か!?」
間もなくして成実の後方から車両が複数台、走ってくる。
『エヴィデンスだ!アルイコール、投降しろ!』
構成員「退け!」
アルイコールの構成員は牽制程度の攻撃に留め、撤退に移った。
森野『遠距離攻撃を中心に追撃だ!アルイコールの戦力は削げる時に削ぐ!深追いはするな!』
アルイコールの車両は完全に撤退し、見えなくなった。
成実「構成員も連れて帰られましたね。」
森野「まあ、深追いしてこちらが痛手をこうむるのも割に合わない。増援も、急ごしらえで伊沖隊と支倉隊しか来れてないんだろ?」
支倉「はい…。なんせ、伊達軍隊長しか情報源がなかったもので。それも、織田軍隊長が森野総司令の命を狙っているなんていう、にわかには信じられない情報で動いたものですから。」
森野「ほんとうにな…。」
成実「にしても、伊達軍隊長はなんで気づいたんだ?」
織田「そうか、了解した。」
織田のもとに無線が入る。
織田「悪いな。増援が来たらしい。俺らはここで撤退する。」
伊達「…逃げるのか?」
織田「安い挑発だな。俺の目的は、お前を倒すことではない。また会おう。」
伊達「待てよ!」
伊達は距離を詰める。
しかし、織田は高温の炎の壁を作り上げる。
織田「焦るな。」
織田は伊達を指差し、言い放った。
織田「お前と俺はまた戦う。どちらかがどちらかを殺すまで。俺はまた敵としてお前の前に現れるさ。」
伊達の後方から、アルイコールの車両が走行してくる。
伊達「ちっ…。じゃあ、俺が殺すまで死ぬなよ。」
伊達は強い目つきで織田を睨み、自分を縮小化した。アルイコールの車両は伊達を見つけられず通り過ぎ、織田を拾って撤退した。
成実「伊達軍隊長!」
しばらくして成実らが合流し、伊達を乗せてそのまま政府中央機関へと向かった。
織田軍、伊達軍ともに死者なし。軽傷者のみ。
織田軍の計略は失敗し、エヴィデンスへの謀反が露見する結果となった。
織田軍の部下は【アルイコール】と共に戦線離脱。エヴィデンスからの追放と指名手配となった。この作戦に参加していなかった真田十勇士には、厳しい尋問の末、監視付きで伊達隊への編入となった。真田十勇士以外の織田軍隊員は、姿を消した。
エヴィデンス側は、一軍隊という戦力を欠き、壊滅の危機を免れた。
森野「先頭車両について行ったアルイコールのやつらが、そろそろ気づいてこっちに来る頃だ。顔を出すなよ。」
成実「はい。伊達さんの言ってた増援も来るはず…。正面からかち合わなければいいけど…」
次の瞬間、轟音が響き車両が揺れる。
森野「来たか!」
森野は、車両の反対側にいる成実に指示を出す。
森野「いいか!?このまま受けても、ジリ貧だ。勝負は一瞬、国近を使ったら一気に出るぞ。」
成実「了解です。」
森野が車両を飛び出し、屋根に乗る。
森野「三日月国近…抜刀…」
森野が刀を鞘から抜き、振り抜いた。刀が伸びるわけではない。見えない斬撃が、刀が伸びたような軌跡で、アルイコールの車両や武器、構成員を切り裂いた。
崩れたアルイコールの陣形に向かって成実は飛び出した。連携が崩れた瞬間こそ、攻め時だ。一気に距離を詰め、エネルギー刀で構成員と切り結ぶ。
成実「いっちょ前に、戦闘体作りやがって!所詮は俺らの技術泥棒だ!」
成実は1つ目の車両に乗っていた構成員を、全員撃破し、車を盾に他の車両からの銃撃を防ぐ。
成実に攻撃が向いた時を狙って、森野が三日月国近を放つ。
成実が次の車両の影から次に向かおうとした時、無線が入った。
『成実!そろそ着く!』
成実『重宗か!』
成実は飛び出し、次の車両に向かった。後方から、エネルギー弾が援護した。
エネルギー弾に対応した構成員を切りつけ、戦闘体を破壊する。
構成員「くそっ!増援か!?」
間もなくして成実の後方から車両が複数台、走ってくる。
『エヴィデンスだ!アルイコール、投降しろ!』
構成員「退け!」
アルイコールの構成員は牽制程度の攻撃に留め、撤退に移った。
森野『遠距離攻撃を中心に追撃だ!アルイコールの戦力は削げる時に削ぐ!深追いはするな!』
アルイコールの車両は完全に撤退し、見えなくなった。
成実「構成員も連れて帰られましたね。」
森野「まあ、深追いしてこちらが痛手をこうむるのも割に合わない。増援も、急ごしらえで伊沖隊と支倉隊しか来れてないんだろ?」
支倉「はい…。なんせ、伊達軍隊長しか情報源がなかったもので。それも、織田軍隊長が森野総司令の命を狙っているなんていう、にわかには信じられない情報で動いたものですから。」
森野「ほんとうにな…。」
成実「にしても、伊達軍隊長はなんで気づいたんだ?」
織田「そうか、了解した。」
織田のもとに無線が入る。
織田「悪いな。増援が来たらしい。俺らはここで撤退する。」
伊達「…逃げるのか?」
織田「安い挑発だな。俺の目的は、お前を倒すことではない。また会おう。」
伊達「待てよ!」
伊達は距離を詰める。
しかし、織田は高温の炎の壁を作り上げる。
織田「焦るな。」
織田は伊達を指差し、言い放った。
織田「お前と俺はまた戦う。どちらかがどちらかを殺すまで。俺はまた敵としてお前の前に現れるさ。」
伊達の後方から、アルイコールの車両が走行してくる。
伊達「ちっ…。じゃあ、俺が殺すまで死ぬなよ。」
伊達は強い目つきで織田を睨み、自分を縮小化した。アルイコールの車両は伊達を見つけられず通り過ぎ、織田を拾って撤退した。
成実「伊達軍隊長!」
しばらくして成実らが合流し、伊達を乗せてそのまま政府中央機関へと向かった。
織田軍、伊達軍ともに死者なし。軽傷者のみ。
織田軍の計略は失敗し、エヴィデンスへの謀反が露見する結果となった。
織田軍の部下は【アルイコール】と共に戦線離脱。エヴィデンスからの追放と指名手配となった。この作戦に参加していなかった真田十勇士には、厳しい尋問の末、監視付きで伊達隊への編入となった。真田十勇士以外の織田軍隊員は、姿を消した。
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