6歳で死んでしまう少女は 精霊さんと共に生き延びる。

マキマキ

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入学式ーソードー

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新入生達が、寮に次々に入る。

「おい。ソード。マリーベルは見つかったか?」

俺は首を振る。

第二王子のジークフリードが聞いてくる。俺と幼馴染で、同じクラスだ。

俺たちは、今年入学してくるはずのマリーベルを探す。

このまえの誕生日会での事を謝りたかったからだ。マリーベルは別邸から出なくなり、会うことが出来なくなった。あのあとすぐ、寄宿舎なので学校へ帰らないといけなかった。

手紙を書いて渡そうとしたが、マリーベルが悲しまないよう言葉を選んで何度も何度も書き直した。でも思うように書けず、結局直接謝る事にした。

ジークフリードも王様と皇后様から話を聞きいたらしい。相当怒られたらしく、ジークフリードもシュンッとしている。

皇后の怒りの矛先が怠癖のある国王に飛び火したらしく、王宮は大騒ぎだったらしい。



待てど暮らせどマリーベルは学園にやってこなかった。

入学式当日に、第二王立学園の初等部に可愛らしい。紫の目をした女の子の噂がいる事を聞く。

紫の瞳は、ゴールドマン公爵家にしか有り得ない。どういう事だ?


父上に手紙で確認すると、マリーベルは第一王立学園の試験に落ちて第二王立学園に通ってると言う。

えっ!0点?

なんで、あんな簡単な問題が1問も解けないんだ。


あいつ、頭はよかったと思うし、魔法もバンバン使ってなかったか?

俺たちのせいか?!
わざと0点とったとか?

というか父上、俺に連絡しろよ。



学園は、先生の一部分が第一と第二を兼務しており、近くの方が都合が良いと、ちょっと言った先にある。

俺は、学園に立ち入る許可をもらい行った。しかし、あちらの休憩時間と合わなくて会えていない。

こんなに、近くにいるのに、こんなに遠いとは。






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