6歳で死んでしまう少女は 精霊さんと共に生き延びる。

マキマキ

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ロールウッド村ー村人ー

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「おい聞いたか?あの俺たちと同じように村に橋作ってる町あっただろ。」

「おー。なんか奴隷使って作ってるとこだろ。なんかあったのか?」


「作業中に奴隷が熱中症ってやつで、次々に倒れた挙句、作業が進まなくて、村人かり出して慌てて強行に大雨の中作業したらしくてな。大事故起こして、死者がたくさん出たらしい。」


皆んな黙る。

自分達だけでは、あの町と同じことが起きたかもしれないからだ。

作業を始める前に
どこからともなく現れた玄という、いかにも工事現場にいそうな経験が豊富だと言う青年が現場監督者となってくれた。


「安全第一!
安全確保出来ないなら
作業は中断すること!
いいか!
死ぬ程仕事をするんじゃない。
何のための建設だ!生きるためだろ!
生活するためだろ!
生きて家に帰れなくてどうする!」


謎の固い帽子をみんな、強制的につけさせられて、作業をした。

あの玄という青年は、
作業前に水分補給をさせて、

気温が上がる前に、
第二王立学園の子ども達に指示を出し、
水分補給用にお茶や果実水
野菜、果物など準備させ
俺たちに休み休み作業をするよう指示を出した。

さらに、
「気分が悪くなったり、こむら返り、違和感があったら、直ぐに私に行ってくれ。

おそらく暑すぎて、体が異常をきたしているサインだ。応急処置と共に医務室で手当をする。

危険だと思ったら躊躇なく私に報告だ。
互いに安全を確認しあってくれ!」

そう言って作業を進めた。

小さな事でも異変があれば作業を止めて、安全を確認した。

天候が悪くても、俺たちは作業をすると主張したが、玄は頑なに頷かなかった。

「こういう仕事はな、条件が悪い時にやると死者がでる。安全第一だ。止める勇気も必要なんだ。幸い納期はないから、そう急がなくてよい。」

そういって、躊躇なく作業を中断して
現場の道具を片付ける事を指示した。


俺たちはこの青年に守られたのだ。

考えてみれば、大きな建築物を作る時
必ず大怪我や死者が出た。


もうすぐ、橋は完成する。


ああ、そうか
皆んなで気をつければ、死者も怪我人もなく作業ができるんだ。

俺たちは学んだ。


そしてあれから、数年が経ちウッドロール村は建築家や優れた大工達が集まる村となる。

沢山の建築物を立てた俺たちは、未だにあの橋を作った時から無災害だ。








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