6歳で死んでしまう少女は 精霊さんと共に生き延びる。

マキマキ

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王家の魔法のペンダント-アルベルト-

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「王太子殿下!ご報告があります。」

先程、国境近くを通った女性の胸元に、王家の魔法のペンダントを付けた者が現れました。


「なにっ!!そのペンダントはサンダーコードが書かれたものか?!」


「間違いありません。探知機に反応がありました。500年前行方をくらませた。当時の第3王子エルビス様の持ち物に間違いありません。」


500年前にいた3番目の王子は、伝説の魔法師とよばれている。特に、雷の魔法が得意だったと言われている。

魔石のコンロや照明を始め、水質調査法、上下水道、ダム、河川を氾濫しないように設計、用水路、水力発電はこの王子が考えた。

当時の王太子であった兄と第2王子が優秀であったことから、第3王子は奔放に生き、沢山の発明品を残した。

そして、王子自身行方を絡まし歴史の舞台から霧のように消えた王族だ。

彼が作った発明品には、当時の王家が使っていた王家の印が付いている。

月桂樹と光と鷲が描かれた模様だ。

500年前にその模様は考えられたが、直ぐに使用しなくなった為、現在これがトワイライト帝国の王族関係の印だと分かる者は、コアな歴史学者と王族のみだ。

当時の第3王子は、気に入って模様をズット使っていたという記録が残っている。

エルビス王子の発明品には国防的に存在してはならない物が存在している。

1つを残して全て回収したが、
1つだけまだ、所在が掴めない物があった。

サンダーコードが書かれ、電気のスピードなみに瞬間移動が可能なサンダーゲートを作るとされるペンダントだ。

つまりこのペンダントに描かれている模様を書くと何処でもペンダントの場所まで瞬間移動が可能なのだ。



ペンダントには王家の模様とエルビス王子の魔法の印が入っている。


王家の模様は、偽物と区別がつく。
魔力の色だ。
王族の光と金の魔力を練りながら、王族が直接模様を書き込むのだ。
よって、偽物と区別がつく、
探知機にかければすぐに分かる。


「その女、ベルトランからの移動者です。

どうも、ワザと胸元のペンダントを裏返したり、我々の辺りをウロついたり怪しかったので、

捉えて聞こうと思いましたが、法律に基づいて共にいた男性に人権問題を取り上げられて、不当だと主張されていまい、尋問は阻止されました。

仕方なく、罠では無いかと警戒しながら追っていましたが、見失いました。

その後またベルトランの国境付近で関所を通らず、ペンダントを持って国外に出ようとしたその男性を捉えております。

女と荷物運びに使っていた象は居ませんでした。」


「くっ!女を逃したか!まあいい。
男とペンダントを見つけた事はよくやった。

その男に話を聞きたい。
案内しろ。」

「かしこまりました。」

「なあ、アルベルト。あの女生きてると思うか?話を聞く限り、なんか俺たちに助けを求めてたように見えるんだが。」

クロードが不思議そうに考える。

俺も、不思議だった。

王家の模様は、ペンダントの裏側に書いてある。わざわざ裏返してコチラに見せるのは、

どう考えてもおかしい。


私たちは、とらえた男を尋問しに席を立とうとした、その時、

私の部下が置いていったペンダントの、

模様の月桂樹の輪が光る。その途端輪が浮き出して、青い稲妻を放ちながら、
風が吹き抜け、あたりの書類を巻き上げる。

皆、吹き飛ばされないように構える。

収まったと思うと、目の前には

小さな男の子が唖然とした顔で座り込んでいた。


騎士の一人が話しかけても、言葉を理解してないようで、キョトンとしている。

俺は、ベルトランの言語で話してみる。

「君は誰?どうやって、ここに来たの?」

すると、その男の子は

「あっ、アッ、アッ、喋れる?!

ウッウッ。助けて。お母さんが・・・。

ドンファンが・・・。」

泣きながら助けを求めて来た。









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