6歳で死んでしまう少女は 精霊さんと共に生き延びる。

マキマキ

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王宮では-グレイ-

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「なに?剣術大会の運用責任者のエリックが、会場近くの森の中で、瀕死の状態で見つかっただと?」

剣術大会は、本来は王が主催しているが、剣術大会総責任者に任せている。

その総責任者のワインレッド伯爵が我々に慌てて助けを求めてきた。

陛下と私は今年は仕事が忙しく、閉会式の最後の入賞式にのみ参加する予定であった。


「彼が言うには、蔦状の上級の本物の魔物に襲われたと言っています。

20名のスタッフの安否も不明です。

中止にするために会場に向かったのですが、蔦に建物自体覆われており、中には入れない状態です。

すでにJr.の部の子供達は試合会場の王宮遺跡に入ってしまった状態です。」

「子供達の安否は?魔物の正体は分かっているのか?」


「子供達の安否は不明で、捜索中です。

魔物は、おそらく迷宮蔦状ピンギキュラ 。」


「なんだと?!迷宮蔦状ピンギキュラ!!

他の魔物を呼び寄せる、最も危険指定されている魔物じゃないか!


魔物の素材は
金になる事から、
無責任に、
ダンジョンを自分で作る輩が出始めて、
問題になった植物だろ!


世界各国で、多数の死者を出した事から。

国際的に取引が禁止されて、

生息地を除いて、

全滅させるように協定が結ばれた。

我が国も、全滅させたはずだ。

現在は生息地の南部のタロネシアにしか居ないはずだ。

なぜ、我が国にいるんだ!」


私はしばし考える。


「陛下、密猟した動物を持ち込まれ、

その糞に魔物の虫の卵が入り込んで、

農作物の被害にあった事件がありましたよね。

また温暖化による異常気象の為、

本来は、飛んでこない渡り鳥達が来るようになり、害はありませんが、南国の植物が生えると言う事も起きていますよね。」

陛下は、

「確かに、人為的にはかなり強く取り締まっているが、動物からであれば可能だな。」


「直ちに全騎士団、S級A級ランクの冒険者を招集し、

子供達の保護と、迷宮蔦状ピンギキュラを退治せよ。

子供達の安全が最優先だ!

外務文官は、
各国に連絡

環境文官は、
我が国に入り込んだ原因を直ちに追求せよ。」


俺は、ワインレッド伯爵から参加者のリストを見て驚く。

マリーベルが参加者の中にいたからだ。

あのバカ娘!

なんで、いつも問題の渦中にいるんだ!


私は、ゴールドマン公爵家に所属する騎士を招集し、急いで陛下と現地に向かった。

フランも心配してきてくれた。


会場の王宮遺跡は完全に蔦で覆われてしまっている。

俺と一緒に心配してついてきた、
緑の精霊王は、

「厄介だな。

魔法もスキルもこの状態では中からは使用できないぞ。

花が咲いてるからな。

通常はマリーベルの精霊の腕輪で位置が分かるはずなんだが、魔法が使えない以上どこにいるのかも分からない。

外から攻撃して、蔦を除草するしかない。」


俺は、

「外から攻撃しても、子供達に危険があるかもしれない。中に入りながら、子供がいない事を確認しながら、外側から攻撃する必要がある。」


すると、

クロードとアルベルト殿下と第二騎士団がやって来た。

クロードに状況を話すと、

「あのバカまた渦中にいるのか!

そして、魔法やスキルが中から使えないんじゃ、いくらマリーベルでも不味いな。」













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