145 / 155
歓迎会&仲直り会
しおりを挟む
バーミリオン男爵リバージュさんが、アッシュ君を
校庭まで誘い出してくれるそうだ。
あたりは美味しい匂いで溢れている。
リバージュさんとやってきたアッシュ君は、校庭を見て驚いてリバージュさんを見る。
皆んなで
「「「アッシュ君来てくれてありがとう!
仲良くしようぜ!ね!」」」
と言うと、アッシュ君は目をまん丸くさせたと思うと、瞳から涙を溜めた。
そして、顔を伏せて
「目にゴミが」
と誤魔化していた。
1年生はアッシュ君に招待状を渡す。
それを見たアッシュ君は
「えっ?ワイルド?
えっナイフとホーク使わないでどうやって?」
と驚いている。
それを聞いたテラー君は
「よし!ついてこい!ワイルドな食べ方の見本を見せてやる!おれは、この中でも特別ワイルドな男の子なんだぜ!」
「やだわ!もう!
ワイルドなんて言葉の言いようでしょ!
行儀が悪いだけよ!恥ずかしい!
ごめんね。こんな子だけど仲良くしてやって!」
とテラー君のお母さん。
それを聞いた皆んなは大笑い。
そういって、テラー君は、アッシュ君を連れ去った。
先ずはフーちゃんが切った、冒険物に出て来る大きな骨が突き出した肉だ。
アッシュ君は
「あっ。ミロと冒険島に出て来る肉だ!」
と目を輝かせる。
「お前も知ってるのか!
そうだ!あの主人公が食べてた肉だ!こうやって食うんだ!」
と肉にかぶりつく。
アッシュ君もかぶりつく。
「あったかい。
こんなの初めてだ。」
目が潤んだと思うと、
目を擦り、
「煙が」
と誤魔化していた。
すると、メアリーさんや、周りの大人たちは
「コッチのホットドッグも美味しいわよ!子供達用に、今回はワンちゃんのパンをたくさん用意したのよ!」
「おい!坊主コッチのとうもろこしも美味いぞ!
そこの女の子が提案した、醤油ダレって言うのをつけて焼いたんだが、香ばしくて世にも食べたことのない美味さの焼きモロコシが出来てるぞ!」
「焼き芋もうまいぞ!」
「串焼きも食ってみろ!」
皆んな次々に進めた。
大人達は、お酒
子供達は果実水を片手にバーベキューを楽しんだ。
アッシュ君はすっかり、
私達の輪の中で、馴染んでいる。
「お前、水曜日の授業はうちの学校は大変だぞ!絶対無理はするなよ!」
「ああ、体力勝負だからな!睡眠不足は大敵だ!」
などと、生活上のアドバイスもしている。
そして、話は弾み
アッシュ君は思い切ったよように話し始める。
「俺、川の水飲んで、腹壊したんだ。
バーミリオン男爵に引き取られて、
本当は第一王立学園に行くはずだったんだ。
前の学校の友達だと思ってたやつにあって、その話したら、バイキン扱いされたんだ。
こんな俺でも、仲間に入れてくれるのか?」
不安そうに質問してきたアッシュ君に、
「えっ?川の水はそのまま飲んだらだめだよ。
できるだけ濾過して飲まないと。
腹壊すよ。
地面に1メートルぐらい穴掘るでしょ、
真ん中に綺麗な水を貯める、器と
その周りに、水分のある物を置くの。
草でも良いわ。
ビニールを上に敷いて、
真ん中に石を入れて、
水がビニールを伝って
綺麗な水の器に入る様に促すの。
そしたら、蒸留水が太陽熱でできるのよ。
布や土や砂利、炭を通して、濾過する方法もあるよ。
手っ取り早く、飲むときは、
服でこして飲むのよ!」
私は自慢げに教えてあげる。
すると、周りの人達はなぜ公爵令嬢がそんな事を知ってるのか、ドン引きだ。
しまった!またやってしまった。
「マリーベル。まず、論点が違うぞ!
それに、何でお前はそんなことを知ってるんだ。
前も、セミを炙って食べると美味いとか言ってたよな。
あとタランチュラも蟹のようだとか言って捕まえようとしてただろ。
お前は、後から繕うように「実際は食べたことない」って言い張ってたけど、絶対食ってるだろ!
アッシュ大丈夫だ!
お前より更に上がいる。
そんなんで、友達辞めるとかありえねー。
お前は俺らの友達だ。」
ジェフ君。
「前は、マリーちゃん
カブトムシは土臭くてまずいっていってたよ。
タガメのオスはフルーティーで青リンゴや洋梨の香りがして、美味しいって言ってたし。
食べてるよね。絶対。」
フーちゃん。
「うっ!私がそんな虫を食べると思う?!」
聞くと
・・・。
皆んな黙ってなにか物申したげな顔をする。
「まあ、公爵令嬢のマリーベルも色々食べて飲んでるから、あんまり気にするな!」
テラー君は、サラッと肯定した。
アッシュ君は急に泣き出した。
「俺本当にごめん。
お前らの事イジメて本当にごめん。」
アッシュ君は何度も何度も謝る。
バイオレットちゃんは、
「親の価値観がそうだったんだから!
仕方ないわ!
謝ってもらったし、
これで謝るのはなしよ。
怪我人も死人も出てない。
やり直せる!」
そう言っていると、
ライ君とロン君が
「ソロソロあれやろうぜ!」
と言い始める。
大人が各グループについて、
バケツに水を準備する。
そして、
「おいアッシュ!
お前の火魔法で、この棒の先に火を付けてくれ!」
アッシュ君は火魔法でみんなの持つ、棒の先に火をつけた。
すると、カラフルな花火が一斉にバチバチと音を立てて輝く。
「お前の、火魔法でみんな笑顔になったな!
前は、火魔法の使い方を間違ってたけど、お前の魔法は人を幸せに出来るんだぜ!
自信持てよ!」
アッシュくんは、笑いながら涙を流した。
そんなアッシュ君の頭を撫でながら、
そばにいたリバージュさんは
「よかったな。」
暗くて顔はよく見えなかったが、リバージュさんは肩を震わせてながら言っていた。
シルビアお母様は、
弟のように可愛がっていたリバージュさんの事を時々話す事があった。
「彼が、一番辛かったのは、海外の友人から「お前は俺の友人ではない。よるな下賤な奴隷め。」と言われた事だ。」
と言っていた。
もしかしたら、アッシュ君の事を自分と重ねているのかもしれない。
校庭まで誘い出してくれるそうだ。
あたりは美味しい匂いで溢れている。
リバージュさんとやってきたアッシュ君は、校庭を見て驚いてリバージュさんを見る。
皆んなで
「「「アッシュ君来てくれてありがとう!
仲良くしようぜ!ね!」」」
と言うと、アッシュ君は目をまん丸くさせたと思うと、瞳から涙を溜めた。
そして、顔を伏せて
「目にゴミが」
と誤魔化していた。
1年生はアッシュ君に招待状を渡す。
それを見たアッシュ君は
「えっ?ワイルド?
えっナイフとホーク使わないでどうやって?」
と驚いている。
それを聞いたテラー君は
「よし!ついてこい!ワイルドな食べ方の見本を見せてやる!おれは、この中でも特別ワイルドな男の子なんだぜ!」
「やだわ!もう!
ワイルドなんて言葉の言いようでしょ!
行儀が悪いだけよ!恥ずかしい!
ごめんね。こんな子だけど仲良くしてやって!」
とテラー君のお母さん。
それを聞いた皆んなは大笑い。
そういって、テラー君は、アッシュ君を連れ去った。
先ずはフーちゃんが切った、冒険物に出て来る大きな骨が突き出した肉だ。
アッシュ君は
「あっ。ミロと冒険島に出て来る肉だ!」
と目を輝かせる。
「お前も知ってるのか!
そうだ!あの主人公が食べてた肉だ!こうやって食うんだ!」
と肉にかぶりつく。
アッシュ君もかぶりつく。
「あったかい。
こんなの初めてだ。」
目が潤んだと思うと、
目を擦り、
「煙が」
と誤魔化していた。
すると、メアリーさんや、周りの大人たちは
「コッチのホットドッグも美味しいわよ!子供達用に、今回はワンちゃんのパンをたくさん用意したのよ!」
「おい!坊主コッチのとうもろこしも美味いぞ!
そこの女の子が提案した、醤油ダレって言うのをつけて焼いたんだが、香ばしくて世にも食べたことのない美味さの焼きモロコシが出来てるぞ!」
「焼き芋もうまいぞ!」
「串焼きも食ってみろ!」
皆んな次々に進めた。
大人達は、お酒
子供達は果実水を片手にバーベキューを楽しんだ。
アッシュ君はすっかり、
私達の輪の中で、馴染んでいる。
「お前、水曜日の授業はうちの学校は大変だぞ!絶対無理はするなよ!」
「ああ、体力勝負だからな!睡眠不足は大敵だ!」
などと、生活上のアドバイスもしている。
そして、話は弾み
アッシュ君は思い切ったよように話し始める。
「俺、川の水飲んで、腹壊したんだ。
バーミリオン男爵に引き取られて、
本当は第一王立学園に行くはずだったんだ。
前の学校の友達だと思ってたやつにあって、その話したら、バイキン扱いされたんだ。
こんな俺でも、仲間に入れてくれるのか?」
不安そうに質問してきたアッシュ君に、
「えっ?川の水はそのまま飲んだらだめだよ。
できるだけ濾過して飲まないと。
腹壊すよ。
地面に1メートルぐらい穴掘るでしょ、
真ん中に綺麗な水を貯める、器と
その周りに、水分のある物を置くの。
草でも良いわ。
ビニールを上に敷いて、
真ん中に石を入れて、
水がビニールを伝って
綺麗な水の器に入る様に促すの。
そしたら、蒸留水が太陽熱でできるのよ。
布や土や砂利、炭を通して、濾過する方法もあるよ。
手っ取り早く、飲むときは、
服でこして飲むのよ!」
私は自慢げに教えてあげる。
すると、周りの人達はなぜ公爵令嬢がそんな事を知ってるのか、ドン引きだ。
しまった!またやってしまった。
「マリーベル。まず、論点が違うぞ!
それに、何でお前はそんなことを知ってるんだ。
前も、セミを炙って食べると美味いとか言ってたよな。
あとタランチュラも蟹のようだとか言って捕まえようとしてただろ。
お前は、後から繕うように「実際は食べたことない」って言い張ってたけど、絶対食ってるだろ!
アッシュ大丈夫だ!
お前より更に上がいる。
そんなんで、友達辞めるとかありえねー。
お前は俺らの友達だ。」
ジェフ君。
「前は、マリーちゃん
カブトムシは土臭くてまずいっていってたよ。
タガメのオスはフルーティーで青リンゴや洋梨の香りがして、美味しいって言ってたし。
食べてるよね。絶対。」
フーちゃん。
「うっ!私がそんな虫を食べると思う?!」
聞くと
・・・。
皆んな黙ってなにか物申したげな顔をする。
「まあ、公爵令嬢のマリーベルも色々食べて飲んでるから、あんまり気にするな!」
テラー君は、サラッと肯定した。
アッシュ君は急に泣き出した。
「俺本当にごめん。
お前らの事イジメて本当にごめん。」
アッシュ君は何度も何度も謝る。
バイオレットちゃんは、
「親の価値観がそうだったんだから!
仕方ないわ!
謝ってもらったし、
これで謝るのはなしよ。
怪我人も死人も出てない。
やり直せる!」
そう言っていると、
ライ君とロン君が
「ソロソロあれやろうぜ!」
と言い始める。
大人が各グループについて、
バケツに水を準備する。
そして、
「おいアッシュ!
お前の火魔法で、この棒の先に火を付けてくれ!」
アッシュ君は火魔法でみんなの持つ、棒の先に火をつけた。
すると、カラフルな花火が一斉にバチバチと音を立てて輝く。
「お前の、火魔法でみんな笑顔になったな!
前は、火魔法の使い方を間違ってたけど、お前の魔法は人を幸せに出来るんだぜ!
自信持てよ!」
アッシュくんは、笑いながら涙を流した。
そんなアッシュ君の頭を撫でながら、
そばにいたリバージュさんは
「よかったな。」
暗くて顔はよく見えなかったが、リバージュさんは肩を震わせてながら言っていた。
シルビアお母様は、
弟のように可愛がっていたリバージュさんの事を時々話す事があった。
「彼が、一番辛かったのは、海外の友人から「お前は俺の友人ではない。よるな下賤な奴隷め。」と言われた事だ。」
と言っていた。
もしかしたら、アッシュ君の事を自分と重ねているのかもしれない。
16
あなたにおすすめの小説
慟哭の螺旋(「悪役令嬢の慟哭」加筆修正版)
浜柔
ファンタジー
前世で遊んだ乙女ゲームと瓜二つの世界に転生していたエカテリーナ・ハイデルフトが前世の記憶を取り戻した時にはもう遅かった。
運命のまま彼女は命を落とす。
だが、それが終わりではない。彼女は怨霊と化した。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
悪役令嬢は永眠しました
詩海猫(8/29書籍発売)
ファンタジー
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる