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ゴブリン戦
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「ふぅー」
祐太は素振りを終え一息つく。
「もうそろそろ1ヶ月経つな」
転移してから1ヶ月経った。地龍はただ焼いただけでもとても美味しく、食料としては最高だった。また祐太のステータスも少しだけ変わっていた。
名前 イガラシ ユータ
種族 異世界人
Lv.43
スキル
剣術Lv.1 魔力操作Lv.2 魔力感知Lv.2
気配感知Lv.2 隠密Lv.2 身体能力強化Lv.2
調合Lv.1 武具作成Lv.1 金属操作Lv.1
解体Lv.1 アイテムボックス 鑑定
生活魔法
ユニークスキル
刻印
入門セットには設備や素材が入っていたため生産スキルを幾つか覚えることができた。
解体は地龍を解体したらスキルになっていた。地龍はとても硬く解体用ナイフはズタボロになったが。
隠密は結界の外に慣れるために結界の外にでて魔物に見つからないようにしていたときに。
気配感知はそのときに魔物の気配を探るようにしてたら手に入れることができた。
「さてと……」
祐太の視線の先には1匹のゴブリンがいた。
ジェノサイドゴブリンLv.113
ゴブリンは通常群れるのだが、今回は珍しく1匹しかいなかった。
地球のラノベなどではゴブリンと言えば弱く頭も悪いイメージがある。それはこの世界でも変わりなかった。だが祐太のいる魔境では違う。
確かに魔境にいる魔物中では最弱の部類に入る。しかし、ここのゴブリンは生き延びるために単純な強さ以外の部分を伸ばした。そのため滑稽でズル賢く連携の上手いゴブリンになり、地龍のようなレベルが上の相手でも相討ちながらも倒すことができた。
そのゴブリンが今は単独でいる。祐太は正面から戦おうと思った。単独ならあの厄介そうな連携をされることはないと思ったからだ。それに刻印による強化とレベルアップにより上がった力はどれくらいのものか試してみたいとも考えていた。
もちろん危険だ。しかし、ここで危険を犯すことは無駄ではない。自分の力を把握することは魔物に挑むうえでとても大切なことだ。レベルとはあくまで目安であり、スキル構成によって強さは変わるだろう。
「ふぅ……行くか」
ゆっくり深呼吸をし、右手に剣持って身体能力強化を施してからゴブリンの元へ歩いていく。
今までゴブリンは結界があったこともあり祐太を気にしていなかったが、武器を持って近付いてきては警戒する。
祐太は結界の傍まで来るとゆっくりと外に出る。
対してゴブリンは警戒して棍棒を構えたまま動かない。
「はぁっ!」
相手を怯ませるつもりで叫ぶがたいして効果はなかったが、そのままゴブリンに向かって駆け出し斬りかかる。
袈裟斬りに振るわれた剣を棍棒で受け止めるゴブリン。このまま弾き返し、横薙に棍棒を振るう。
祐太はバックステップで下がりギリギリで躱した。すぐに間合いを詰め、お返しとばかりに横薙に剣を振るうが今回も受け止められる。
ゴブリンが棍棒を上から下へ振り下ろす。
今度は剣を横に構え左手を刃にあて両手で受け止める。祐太はなんとかギリギリで耐える。
(くっ。やはり力じゃ負けてる。スラッシュを使えば多少マシになるかもしれないが、あれは溜めがいるからスキができてしまう。しかしなんとか受け止められるし、スピードも反応できないほどじゃない)
それからは倒すことにこだわらず、修行のつもりで剣を振るい続けた。
それでも祐太にとっては格上の相手、かなりの集中力が必要でどんどん疲労が蓄積するのを感じ取っていた。
(もうそろそろ決着を付けたいが……)
ゴブリンの攻撃を捌けてはいても、決定打が足りなかった。
(勝負にでるしかないな)
決着を付けるためにゴブリンに仕掛ける機会をうかがう。
そしてその時がくる。ゴブリンの棍棒が横薙に振るわれた。
(ここだ!)
祐太は体を使って受け止め左手で棍棒を抑える。その行動にゴブリンは動揺し動きが止まる。
「スラッシュ!」
すかさず技を発動させ、首に一撃を入れる。うまく刃が通らず首を切断することはかなわなかったがゴブリンに少なくないダメージを与える。ゴブリンが立ち直る前に続けて技を発動させる。2度目の攻撃で首を切断することに成功する。
勝利の余韻に浸っていたが、すぐに気を引き締めゴブリンを回収してから結界の中に戻る。
「戦闘中は気付かなかったが、肋何本か逝ってるな……」
高揚した気分も落ち着いて、痛みに気付き顔を顰める。
「確かこの結界は回復効果もあるって手紙に書いてたよな。今回はそれを結界の効果を試すいい機会だな。それとステータス確認しとくか」
名前 イガラシ ユータ
種族 異世界人
Lv.61
スキル
剣術Lv.2 魔力操作Lv.2 魔力感知Lv.2
気配感知Lv.2 隠密Lv.2 身体能力強化Lv.2
調合Lv.1 武具作成Lv.1 金属操作Lv.1
解体Lv.1 アイテムボックス 鑑定
生活魔法
ユニークスキル
刻印
「剣術が上がってるな。やはり実戦はどんな鍛錬よりも鍛錬になる。レベルも上がるし。この調子でレベル上げしたいがゴブリンが単独でいるなんてそうそうない。だからと言って群れに挑んでもまず負けるだろうな。ゴブリンの本領はやはり連携にあるだろうし。そもそもゴブリンより他の魔物方が見ることは多いしな。まぁとりあえずはスキル上げをしながら魔物を狩れるチャンスを待つかしかないな。幸い地龍の肉がまだまだあるし」
祐太は素振りを終え一息つく。
「もうそろそろ1ヶ月経つな」
転移してから1ヶ月経った。地龍はただ焼いただけでもとても美味しく、食料としては最高だった。また祐太のステータスも少しだけ変わっていた。
名前 イガラシ ユータ
種族 異世界人
Lv.43
スキル
剣術Lv.1 魔力操作Lv.2 魔力感知Lv.2
気配感知Lv.2 隠密Lv.2 身体能力強化Lv.2
調合Lv.1 武具作成Lv.1 金属操作Lv.1
解体Lv.1 アイテムボックス 鑑定
生活魔法
ユニークスキル
刻印
入門セットには設備や素材が入っていたため生産スキルを幾つか覚えることができた。
解体は地龍を解体したらスキルになっていた。地龍はとても硬く解体用ナイフはズタボロになったが。
隠密は結界の外に慣れるために結界の外にでて魔物に見つからないようにしていたときに。
気配感知はそのときに魔物の気配を探るようにしてたら手に入れることができた。
「さてと……」
祐太の視線の先には1匹のゴブリンがいた。
ジェノサイドゴブリンLv.113
ゴブリンは通常群れるのだが、今回は珍しく1匹しかいなかった。
地球のラノベなどではゴブリンと言えば弱く頭も悪いイメージがある。それはこの世界でも変わりなかった。だが祐太のいる魔境では違う。
確かに魔境にいる魔物中では最弱の部類に入る。しかし、ここのゴブリンは生き延びるために単純な強さ以外の部分を伸ばした。そのため滑稽でズル賢く連携の上手いゴブリンになり、地龍のようなレベルが上の相手でも相討ちながらも倒すことができた。
そのゴブリンが今は単独でいる。祐太は正面から戦おうと思った。単独ならあの厄介そうな連携をされることはないと思ったからだ。それに刻印による強化とレベルアップにより上がった力はどれくらいのものか試してみたいとも考えていた。
もちろん危険だ。しかし、ここで危険を犯すことは無駄ではない。自分の力を把握することは魔物に挑むうえでとても大切なことだ。レベルとはあくまで目安であり、スキル構成によって強さは変わるだろう。
「ふぅ……行くか」
ゆっくり深呼吸をし、右手に剣持って身体能力強化を施してからゴブリンの元へ歩いていく。
今までゴブリンは結界があったこともあり祐太を気にしていなかったが、武器を持って近付いてきては警戒する。
祐太は結界の傍まで来るとゆっくりと外に出る。
対してゴブリンは警戒して棍棒を構えたまま動かない。
「はぁっ!」
相手を怯ませるつもりで叫ぶがたいして効果はなかったが、そのままゴブリンに向かって駆け出し斬りかかる。
袈裟斬りに振るわれた剣を棍棒で受け止めるゴブリン。このまま弾き返し、横薙に棍棒を振るう。
祐太はバックステップで下がりギリギリで躱した。すぐに間合いを詰め、お返しとばかりに横薙に剣を振るうが今回も受け止められる。
ゴブリンが棍棒を上から下へ振り下ろす。
今度は剣を横に構え左手を刃にあて両手で受け止める。祐太はなんとかギリギリで耐える。
(くっ。やはり力じゃ負けてる。スラッシュを使えば多少マシになるかもしれないが、あれは溜めがいるからスキができてしまう。しかしなんとか受け止められるし、スピードも反応できないほどじゃない)
それからは倒すことにこだわらず、修行のつもりで剣を振るい続けた。
それでも祐太にとっては格上の相手、かなりの集中力が必要でどんどん疲労が蓄積するのを感じ取っていた。
(もうそろそろ決着を付けたいが……)
ゴブリンの攻撃を捌けてはいても、決定打が足りなかった。
(勝負にでるしかないな)
決着を付けるためにゴブリンに仕掛ける機会をうかがう。
そしてその時がくる。ゴブリンの棍棒が横薙に振るわれた。
(ここだ!)
祐太は体を使って受け止め左手で棍棒を抑える。その行動にゴブリンは動揺し動きが止まる。
「スラッシュ!」
すかさず技を発動させ、首に一撃を入れる。うまく刃が通らず首を切断することはかなわなかったがゴブリンに少なくないダメージを与える。ゴブリンが立ち直る前に続けて技を発動させる。2度目の攻撃で首を切断することに成功する。
勝利の余韻に浸っていたが、すぐに気を引き締めゴブリンを回収してから結界の中に戻る。
「戦闘中は気付かなかったが、肋何本か逝ってるな……」
高揚した気分も落ち着いて、痛みに気付き顔を顰める。
「確かこの結界は回復効果もあるって手紙に書いてたよな。今回はそれを結界の効果を試すいい機会だな。それとステータス確認しとくか」
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スキル
剣術Lv.2 魔力操作Lv.2 魔力感知Lv.2
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ユニークスキル
刻印
「剣術が上がってるな。やはり実戦はどんな鍛錬よりも鍛錬になる。レベルも上がるし。この調子でレベル上げしたいがゴブリンが単独でいるなんてそうそうない。だからと言って群れに挑んでもまず負けるだろうな。ゴブリンの本領はやはり連携にあるだろうし。そもそもゴブリンより他の魔物方が見ることは多いしな。まぁとりあえずはスキル上げをしながら魔物を狩れるチャンスを待つかしかないな。幸い地龍の肉がまだまだあるし」
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