【水創師】となり、異世界にゆく

人のものを勝手に捨てないで…

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森の中に転移した【ステータス】

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意識が戻るとそこは、森の中だった。あたり一面木が生い茂っている。

なぜか異世界の知識は少し頭の中に入っていた。

この世界では、ステータスの強さが重要だと思うのでまずステータスを確認してみる。

ステータス

水蓮寺　春彦

19歳

職業　水創師

レベル1

HP 300
MP 400

攻撃力200
防御力200
魔攻力300
魔防力300
俊敏力300

固有スキル
水創[スキル]【】【】【】【】【】【】
異世界言語

ユニークスキル
水膜保身
鑑定
隠蔽

スキル
水魔法レベル1

水分身レベル1

加護
水神の加護

レベル1にしては相当強いみたいだ。これには職業が関係している。

村人は平均50～100、
剣士は平均100～200、
盗賊は剣士と同じくらいだ。

勇者に至っては500～1000という桁違いな数値らしい。

私の水創師という職業は死ぬ前の謎な現象が関係しているのかもしれない。　

｢それはそうと何かナビのような支援スキルはないのか？｣　

ピコン　『水創[スキル]により水霊の囁きをMP100消費で取得できます。ストックは残り6です』
これはナビのようなものか？
まだステータスのことは把握していないがこのスキルは必要だろう。

｢取得してくれ。｣

ピコン　『水創[スキル]により水霊の囁きを取得しました。ストックは残り5です。』

ストックには限りがあるのか。

｢私は水霊の囁きです。
基本的にサポートが目的となります。
以後よろしくお願いします。｣
目の前に10センチほどの水の塊が現れ話し出した。

｢えーと、よろしく。
それで聴きたいんだけど呼びにくいからキミに名前を付けたいんだけど。｣

｢わかりました。｣

｢じゃあ･･、ウィルにしよう。今日からウィルだ。｣

｢スキル名ウィルに改訳しました｣

ピコン。
『鑑定がウィルにより、水眼鏡すいがんきょうへ変化しました』

『隠蔽がウィルにより、水隠りみごもりへ変化しました』

スキルが変化した？

もう一度ステータスを見ることにする。

ステータス

水蓮寺　春彦

19歳

職業　水創師

レベル1

HP 300
MP 400→300

攻撃力200
防御力200
魔攻力300
魔防力300
俊敏力300

固有スキル
水創[スキル]【ウィル:ナビ】【】【】【】【】【】
異世界言語

エクストラスキル
水眼鏡
水隠り

ユニークスキル
水膜保身

スキル
水魔法レベル1

水分身レベル1

加護
水神の加護

｢ユニークスキルより強いエクストラスキルが2つも増えた。これはどういうことだ？｣

｢ウィルさっきのは何？｣

｢はい、私がウィルになったことにより、スキル効率化ができるようになったみたいです。｣

｢そうなんだ。もう何でもありだな。｣

スキルにはランクがある。強さも比例しているみたいだ。

それよりも早くこの森から抜けないと。
今いる場所もわからないし人のいるところもわからないな。

｢それなら探知系のスキルを創りましょう。水創[スキル]で波紋という探知能力に長けたスキルがあります。｣

｢それを取らないとなにも始まらないよな。よし、波紋を取得する。｣

ピコン　『水創[スキル]により波紋をMP100消費で取得しました。ストックは残り4つです。』

｢つぎに、水眼鏡を発動しスキルを鑑定してみてください。｣
ウィルがそう説明したので、水眼鏡を発動する。
発動すると眼鏡をかけた状態になった。

スキル名に眼鏡があるのは伊達じゃないな。

まず水眼鏡を鑑定。

エクストラスキル　
水眼鏡すいがんきょう…眼鏡をかけた状態になる。
眼鏡状態はパッシブスキルでMPを使わないが、スキル効果を使用するときはMPを使う。

スキル効果…万物鑑定、心理解明

万物鑑定…あらゆる事を詳細に鑑定できる。
心理解明…相手の心理状態がわかる。

エクストラスキル
水隠りみごもり

スキル効果…超隠蔽、水隠

超隠蔽…ステータスを完璧に隠す。

水隠…水に隠れることができる。

固有スキル
水創[スキル]…ストックのある限り水系のスキルをMPを消費し、創ることができる。スキルを外すことはできない。

ウィル:ナビ…サポーターとスキル効率化を使いこなす。自律型スキル。

波紋…使用すると水の反響で自分の求める情報を立体的に探し出す。
遠くの音も聞こえる。

ユニークスキル
水膜保身すいまくほしん…使用すると人には見えないほどの薄い水膜が体を覆う。

効果…HP、MPの自然回復、防御力が上がる。

メガネは常時つけたままにしよう。

確認はこれぐらいでいいだろう。

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