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村から服屋へ
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スキルの確認を終え、探知スキル「波紋」を発動する。
近くに村があるようだ。
少し進んでいくと川を見つけた。
川に沿って進んでいくと小さな村があった。
見張りがいたため声をかけた。
旅をしていたことにしよう。
「すいません、旅の者ですがここで一拍することはできますか?」
「珍しい恰好をしているな。」
「遠くからきたもので。」
「そうだったか、ここには宿泊できるところが一軒ある。小麦亭だ、まっすぐ行ったら看板があるからすぐ分かるだろう。」
「わざわざありがとうございます。私のことは、ハルと呼んでください。」
「俺は、ダンブラという。」
「あっ、それと買い取りをしてくれるところってありますか?」
「買い取り屋なら小麦亭の横にあるぞ。」
お礼を言ったあと、買い取り屋に行く。
買い取り屋に入ると年老いたおばあさんがいた。
「いらっしゃい、おや?見ない顔だね。」
「はい、旅の途中で今さっき来たばかりで」
「そうかい、それでなにか売るものがあるのかい」
「はい、これなんですけど」
そう言って地球で持っていた時計を渡した。
「っな!これは見たことのない時計だ。装飾も素晴らしい。金貨30枚でどうかね。」
お金の価値はこうなる。
銅貨10枚=銀貨1枚
銀貨10枚=金貨1枚
金貨10枚=黒金貨1枚
黒金貨10枚=虹金貨1枚
一拍するのに銀貨3枚が平均となる。
パン一つで銅貨1枚だ。
それに比べると金貨30枚は、約100拍分となる。
無一文の私には、お願いしますの一言に尽きる。
なぜなら金目の物があまりないからだ。売れるとすればこのスーツくらいだろう。
「金貨30枚でお願いします。」
そう言ったら奥に行きお金を持ってきた。
「はい、金貨30枚だよ。」
確かめるとしっかり30枚あった。
「はい、金貨30枚ちょうど入ってます。ありがとうございました。」
「いやいや、こちらが礼を言いたいくらいだよ。おまけにこの収納鞄を持っていきな。」
そう言ってリュックのような鞄をもらった。
大きさは縦40センチ横20センチくらいのコンパクトサイズだ。
万物鑑定
中級収納鞄…10m立方体くらいの広さまで収納できる。
「えっいいんですか。」
相当高い物だと思うのだが。
「金貨10枚以上の収納鞄だがこの時計はそれでも足りないくらいの価値はあるとみているよ。」
あの時計、地球でも高かったからなー。いい物買って良かったよ。
「そうですか。では、遠慮なく貰っておきますね。」
そう言って鞄をとり買い取り屋を出た。
次は服屋だ。
近くに村があるようだ。
少し進んでいくと川を見つけた。
川に沿って進んでいくと小さな村があった。
見張りがいたため声をかけた。
旅をしていたことにしよう。
「すいません、旅の者ですがここで一拍することはできますか?」
「珍しい恰好をしているな。」
「遠くからきたもので。」
「そうだったか、ここには宿泊できるところが一軒ある。小麦亭だ、まっすぐ行ったら看板があるからすぐ分かるだろう。」
「わざわざありがとうございます。私のことは、ハルと呼んでください。」
「俺は、ダンブラという。」
「あっ、それと買い取りをしてくれるところってありますか?」
「買い取り屋なら小麦亭の横にあるぞ。」
お礼を言ったあと、買い取り屋に行く。
買い取り屋に入ると年老いたおばあさんがいた。
「いらっしゃい、おや?見ない顔だね。」
「はい、旅の途中で今さっき来たばかりで」
「そうかい、それでなにか売るものがあるのかい」
「はい、これなんですけど」
そう言って地球で持っていた時計を渡した。
「っな!これは見たことのない時計だ。装飾も素晴らしい。金貨30枚でどうかね。」
お金の価値はこうなる。
銅貨10枚=銀貨1枚
銀貨10枚=金貨1枚
金貨10枚=黒金貨1枚
黒金貨10枚=虹金貨1枚
一拍するのに銀貨3枚が平均となる。
パン一つで銅貨1枚だ。
それに比べると金貨30枚は、約100拍分となる。
無一文の私には、お願いしますの一言に尽きる。
なぜなら金目の物があまりないからだ。売れるとすればこのスーツくらいだろう。
「金貨30枚でお願いします。」
そう言ったら奥に行きお金を持ってきた。
「はい、金貨30枚だよ。」
確かめるとしっかり30枚あった。
「はい、金貨30枚ちょうど入ってます。ありがとうございました。」
「いやいや、こちらが礼を言いたいくらいだよ。おまけにこの収納鞄を持っていきな。」
そう言ってリュックのような鞄をもらった。
大きさは縦40センチ横20センチくらいのコンパクトサイズだ。
万物鑑定
中級収納鞄…10m立方体くらいの広さまで収納できる。
「えっいいんですか。」
相当高い物だと思うのだが。
「金貨10枚以上の収納鞄だがこの時計はそれでも足りないくらいの価値はあるとみているよ。」
あの時計、地球でも高かったからなー。いい物買って良かったよ。
「そうですか。では、遠慮なく貰っておきますね。」
そう言って鞄をとり買い取り屋を出た。
次は服屋だ。
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