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こっちが本編
馬鹿って……リーム、やめたげて
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「また遊びに来てね~」
「「はーい!」」
「絶対また遊びに来いよー!来たらかくれんぼまたやろうなー!」
「「やるー!」」
ベルベラが馬車に乗ってとうとう帰って言ってしまった
タリスは振っていた手を下ろしてアランの方へと振り向いた
そして、首をかしげてニヤニヤとしながらアランと歩き出して、気になったことを口にした
「ねぇ、アラン君」
「なんすか?」
「かくれんぼ、嫌とか言ってたのにやったんだ?根はいい奴なんだねぇ~」
「いいやいや!あのー俺子供は苦手っすよ!?」
アランは慌てて口をパクパクさせながらあのーとかえ、いやーとかパニクってる
「ふーん?まぁいいや……アレ?感じる?アラン君」
不意に、タリスは首をあげて空を見ながら目を細める
「え?………この魔力の量…相当っスね」
「片付くかな?」
タリスはニコニコとしながら王城の建っている方へと音もなく抜いた剣を向ける
「隊長なら大丈夫じゃないスか?」
アランはじっと奥を見つめていたが、急に倒れてしまった
「あれ?アラン君!?おーい!ちょっとー!」
『主よ…妾と同じ感じがするのだが…この感じ…土じゃな』
突然、横からリームが出てきたのでぎょっとする
「お願いだから…心臓に悪いからその出てくる時どうにかならない?このままだと僕寿命がなくなるんだけど」
『おお…すまんな』
タリスがジト目で言ったのにも関わらず、リームはのんびりとふよふよと宙に浮いている
「はぁ…反省してない…と言うより、アラン君この魔力に当てられたのかな?」
『みたいじゃの…妾はこのバカを見ておるゆえ…主は魔力の方へ行ってみるが良い』
「馬鹿って……分かったよ行ってくるね」
剣をしまい、ゆっくりと歩きながら魔力の方へと近づく
「ここ…かな?多分」
タリスがしばらく歩いてたどり着いたところは、一つの塔だった
塔の高さは、見上げてゆくにつれ、だんだんと薄くなって行っている
「はわぁ…高いなぁ…でもこの中からするんだよなぁ…どうするかなぁ…行ってみるかなぁ」
うーん…とその場で30秒ほど悩んだが、結論が出なかったのか軽い足取りで中に入っていった
「「はーい!」」
「絶対また遊びに来いよー!来たらかくれんぼまたやろうなー!」
「「やるー!」」
ベルベラが馬車に乗ってとうとう帰って言ってしまった
タリスは振っていた手を下ろしてアランの方へと振り向いた
そして、首をかしげてニヤニヤとしながらアランと歩き出して、気になったことを口にした
「ねぇ、アラン君」
「なんすか?」
「かくれんぼ、嫌とか言ってたのにやったんだ?根はいい奴なんだねぇ~」
「いいやいや!あのー俺子供は苦手っすよ!?」
アランは慌てて口をパクパクさせながらあのーとかえ、いやーとかパニクってる
「ふーん?まぁいいや……アレ?感じる?アラン君」
不意に、タリスは首をあげて空を見ながら目を細める
「え?………この魔力の量…相当っスね」
「片付くかな?」
タリスはニコニコとしながら王城の建っている方へと音もなく抜いた剣を向ける
「隊長なら大丈夫じゃないスか?」
アランはじっと奥を見つめていたが、急に倒れてしまった
「あれ?アラン君!?おーい!ちょっとー!」
『主よ…妾と同じ感じがするのだが…この感じ…土じゃな』
突然、横からリームが出てきたのでぎょっとする
「お願いだから…心臓に悪いからその出てくる時どうにかならない?このままだと僕寿命がなくなるんだけど」
『おお…すまんな』
タリスがジト目で言ったのにも関わらず、リームはのんびりとふよふよと宙に浮いている
「はぁ…反省してない…と言うより、アラン君この魔力に当てられたのかな?」
『みたいじゃの…妾はこのバカを見ておるゆえ…主は魔力の方へ行ってみるが良い』
「馬鹿って……分かったよ行ってくるね」
剣をしまい、ゆっくりと歩きながら魔力の方へと近づく
「ここ…かな?多分」
タリスがしばらく歩いてたどり着いたところは、一つの塔だった
塔の高さは、見上げてゆくにつれ、だんだんと薄くなって行っている
「はわぁ…高いなぁ…でもこの中からするんだよなぁ…どうするかなぁ…行ってみるかなぁ」
うーん…とその場で30秒ほど悩んだが、結論が出なかったのか軽い足取りで中に入っていった
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