147 / 152
第二部
001 喪服
しおりを挟む
「持って来たはずの、俺の喪服が見つからないんだけど!! 誰か知らない!?」
「探すのは諦めて……急いで買って来いよ。礼服はその辺の店にでも行けばあるだろう」
「ああ。香典に包むための、現金がないな……今から銀行に行って来る」
「後で返すから、俺の分も下ろして来て」
「わかった。香典袋もないな。五人分?」
「ここで見た覚えがない。五つ買ってきてくれ」
「そういえば、透子さん。礼服って、持ってました?」
「わっ……私、持ってないです」
着の身着のまま、この世界にやって来て、誰かが亡くなったからとお葬式に出席するのはこれで初めてだった。
喪服なんて今までに一度も着る必要もなかったし、ましてや不謹慎だから、準備するものでもないと言われればそうだった。
ああ。一人……人が亡くなったんだ。お祖母ちゃんが亡くなった時も、お葬式は大変だった。
深青の里の長老が亡くなり、夫たちは慌ただしく動き出し通夜へと出席するための準備に忙しい。人狼たちは群れで生活するから、その中での立ち位置それに、目上の存在に対する礼儀作法なども厳格に決められているらしい。
「わかりました。春! お前、礼服買いに行くんだろう。一緒に行って買って来いよ」
「わかったー! 透子、早く行こう。この家には理人も居るのに通夜に遅れることになれば、全員|罰則(ペナルティ)を喰らうから」
急な知らせが届いてから、ずっと探してたけど見つからなかった礼服を買いに行くことになった春くんは、車の鍵と財布を持って慌てて家を出た。
「わっ……うん! いってきます!」
私も彼の後に続いて、家を出た。とにかく、五人の夫たちは急いで準備をしていたし、訳がわからないなりに、その勢いに呑まれて私も急がなきゃという思いだけは強かった。
春くんは既に車に乗り、今にも道路へと出ようとしたところで停車していた。私は助手席に乗って、シートベルトを締めた。
「それじゃあ、行くよー! 透子。自分に合っているサイズだけを見て、店で喪服を買おう。もう悠長に選んでいる時間はないから」
春くんはそう言ってアクセルを踏み込んだ。近くにある大きなデパートがあるから、そこに行くんだろうと思うけど……。
「わかった……あの、春くん。そんなにも大変な事なの? 長老の人狼が、亡くなってしまうって……」
私にはこの事態が、いまいち理解出来ない。だって、元居た世界では、身内でもないのに通夜に葬式にと慌てて行く機会もなかった。
「あー……うん。そっか。透子はこういう事が、まだわからないもんな。俺らの世界で言う里という単位は、里長を頂点とするピラミッドなんだけど、今回亡くなった長老は、その上に位置している」
「……そうなの?」
里長が一番上だと勝手に思っていたけれど、その上が居るなんて。
「そういう人が亡くなるなら、権力の勢力図も変わる。だから、理人もさっき色んな人に電話掛けまくっていただろう? あれって立場上、仕方ない事なんだよ。あいつは有力な深青の里長候補だから、望むと望まないとに関わらず派閥が出来るし……うん。俺らだって同じ妻を持つという事は、あいつを支持することになるからね」
「そうなんだ……」
理人さんが里長候補とされていて、だからこそ複雑な立場にあるということは知っていたけれど、人狼の社会は色々と大変そうだ。
「んで、通夜と葬式に行って、ある程度どういう流れかを掴んでいる必要もあるし、今回亡くなった長老は深青の里を長い間、自分を盾として守って来てくれていた長老だ。あの人が亡くなれば、立場が苦しくなる面々だって居る。それに、まだ壮年でまさか亡くなるなんて思ってなかったから、予期していない事態だったんだ。理人だって焦っている様子だっただろう?」
春くんの言う通り、常に沈着冷静な理人さんも珍しく慌てて居る様子だった。それに、会社を経営する子竜さんだって。俳優の凜太さんも春くんが知らせに来てから、すぐどこかへ電話をしていたようだし……スポンサーが関わるお仕事をしているから、当然のことなのかもしれない。
あの場で一人だけ落ち着いていたのは、そういう権力図に影響されない投資家の雄吾さんだけ。
市場に流通している株を買うか買わないかを決めるのは、雄吾さん本人だけだから、彼は誰にも影響を受けなくて済むんだ……。
「うん……確かに、そうだった。理人さんがあんな風に動揺しているの見るの初めてで、びっくりしちゃった」
「そう? 俺はついこの前、妹の事件で激怒している姿を見ているけどねー……理人って、普段怒らないから、怒ったらめちゃくちゃ怖いんだよ。もし怒らせたら、俺なんて敵前逃亡選んで、すぐに尻尾巻いちゃうね」
近くにある店へと辿り着き、春くんはため息をついて車のドアを開けた。夕方から執り行われるという通夜には行かなければならないから、私たちはサイズの合う喪服を手にしてとんぼ返りすることになるだろう。
「ふふっ……けど、理人さんは頼りになるから、私たちは安心ですね」
「まあ、それはそうだけど……俺だって、頼りになるよ。多分だけど、今は親の会社を経営している程度だけどね」
つい最近働き出した春くんは、これまでは父親の会社を継ぐことを拒否して逃げ回っていたらしい。けれど、私と結婚したことを機に働き始めた……とは、聞いていた。
助手席にドアを開けて貰い、私は外へと出た。天気は快晴で気持ちの良い空気だった。
「……春くん。会社を経営しているの? すごいね。子竜さんみたいになるの?」
親の会社に入ることになったと聞くと、まずは新人から仕事を学ぶことになりそうだけど、春くんは留学して飛び級して既に大学院卒の資格まで持っているらしいし……凡人の私なんかとは、頭の出来も違うのかもしれない。
子竜さんはいくつかの会社を経営していて、大成功を手にしている超多忙な経営者なのだ。彼みたいになるなら、これまでみたいに家でゆっくりご飯を作ったりまったり出来ないかもしれない。
「子竜は成り上がりの経営者だけど、俺は由緒正しき御曹司だよ。父親は何代も続く財閥の後継者。そんな人の一人息子の俺は、現代の王子様みたいなもんだから。透子。育ちが違うんだよ。ほら。隠し切れない気品が滲み出てない?」
春くんはふわふわの髪に、可愛らしく整った顔。育ちが良いと言えばそうだけど、高貴というより親しみやすさを感じる物腰なのだ。けど、王子様と言われればそうかもしれない。可愛い系だけど。
「……王子様っぽいかも。うん。育ちはすごく、良さそうかも」
「そうでしょうそうでしょう。そう思うと思ってたよ……あ。やばい。時間ないんだった。早く行こう!」
車から降りて歩き話込んでいた私たちは、慌てて小走りに店内へと入った。
「探すのは諦めて……急いで買って来いよ。礼服はその辺の店にでも行けばあるだろう」
「ああ。香典に包むための、現金がないな……今から銀行に行って来る」
「後で返すから、俺の分も下ろして来て」
「わかった。香典袋もないな。五人分?」
「ここで見た覚えがない。五つ買ってきてくれ」
「そういえば、透子さん。礼服って、持ってました?」
「わっ……私、持ってないです」
着の身着のまま、この世界にやって来て、誰かが亡くなったからとお葬式に出席するのはこれで初めてだった。
喪服なんて今までに一度も着る必要もなかったし、ましてや不謹慎だから、準備するものでもないと言われればそうだった。
ああ。一人……人が亡くなったんだ。お祖母ちゃんが亡くなった時も、お葬式は大変だった。
深青の里の長老が亡くなり、夫たちは慌ただしく動き出し通夜へと出席するための準備に忙しい。人狼たちは群れで生活するから、その中での立ち位置それに、目上の存在に対する礼儀作法なども厳格に決められているらしい。
「わかりました。春! お前、礼服買いに行くんだろう。一緒に行って買って来いよ」
「わかったー! 透子、早く行こう。この家には理人も居るのに通夜に遅れることになれば、全員|罰則(ペナルティ)を喰らうから」
急な知らせが届いてから、ずっと探してたけど見つからなかった礼服を買いに行くことになった春くんは、車の鍵と財布を持って慌てて家を出た。
「わっ……うん! いってきます!」
私も彼の後に続いて、家を出た。とにかく、五人の夫たちは急いで準備をしていたし、訳がわからないなりに、その勢いに呑まれて私も急がなきゃという思いだけは強かった。
春くんは既に車に乗り、今にも道路へと出ようとしたところで停車していた。私は助手席に乗って、シートベルトを締めた。
「それじゃあ、行くよー! 透子。自分に合っているサイズだけを見て、店で喪服を買おう。もう悠長に選んでいる時間はないから」
春くんはそう言ってアクセルを踏み込んだ。近くにある大きなデパートがあるから、そこに行くんだろうと思うけど……。
「わかった……あの、春くん。そんなにも大変な事なの? 長老の人狼が、亡くなってしまうって……」
私にはこの事態が、いまいち理解出来ない。だって、元居た世界では、身内でもないのに通夜に葬式にと慌てて行く機会もなかった。
「あー……うん。そっか。透子はこういう事が、まだわからないもんな。俺らの世界で言う里という単位は、里長を頂点とするピラミッドなんだけど、今回亡くなった長老は、その上に位置している」
「……そうなの?」
里長が一番上だと勝手に思っていたけれど、その上が居るなんて。
「そういう人が亡くなるなら、権力の勢力図も変わる。だから、理人もさっき色んな人に電話掛けまくっていただろう? あれって立場上、仕方ない事なんだよ。あいつは有力な深青の里長候補だから、望むと望まないとに関わらず派閥が出来るし……うん。俺らだって同じ妻を持つという事は、あいつを支持することになるからね」
「そうなんだ……」
理人さんが里長候補とされていて、だからこそ複雑な立場にあるということは知っていたけれど、人狼の社会は色々と大変そうだ。
「んで、通夜と葬式に行って、ある程度どういう流れかを掴んでいる必要もあるし、今回亡くなった長老は深青の里を長い間、自分を盾として守って来てくれていた長老だ。あの人が亡くなれば、立場が苦しくなる面々だって居る。それに、まだ壮年でまさか亡くなるなんて思ってなかったから、予期していない事態だったんだ。理人だって焦っている様子だっただろう?」
春くんの言う通り、常に沈着冷静な理人さんも珍しく慌てて居る様子だった。それに、会社を経営する子竜さんだって。俳優の凜太さんも春くんが知らせに来てから、すぐどこかへ電話をしていたようだし……スポンサーが関わるお仕事をしているから、当然のことなのかもしれない。
あの場で一人だけ落ち着いていたのは、そういう権力図に影響されない投資家の雄吾さんだけ。
市場に流通している株を買うか買わないかを決めるのは、雄吾さん本人だけだから、彼は誰にも影響を受けなくて済むんだ……。
「うん……確かに、そうだった。理人さんがあんな風に動揺しているの見るの初めてで、びっくりしちゃった」
「そう? 俺はついこの前、妹の事件で激怒している姿を見ているけどねー……理人って、普段怒らないから、怒ったらめちゃくちゃ怖いんだよ。もし怒らせたら、俺なんて敵前逃亡選んで、すぐに尻尾巻いちゃうね」
近くにある店へと辿り着き、春くんはため息をついて車のドアを開けた。夕方から執り行われるという通夜には行かなければならないから、私たちはサイズの合う喪服を手にしてとんぼ返りすることになるだろう。
「ふふっ……けど、理人さんは頼りになるから、私たちは安心ですね」
「まあ、それはそうだけど……俺だって、頼りになるよ。多分だけど、今は親の会社を経営している程度だけどね」
つい最近働き出した春くんは、これまでは父親の会社を継ぐことを拒否して逃げ回っていたらしい。けれど、私と結婚したことを機に働き始めた……とは、聞いていた。
助手席にドアを開けて貰い、私は外へと出た。天気は快晴で気持ちの良い空気だった。
「……春くん。会社を経営しているの? すごいね。子竜さんみたいになるの?」
親の会社に入ることになったと聞くと、まずは新人から仕事を学ぶことになりそうだけど、春くんは留学して飛び級して既に大学院卒の資格まで持っているらしいし……凡人の私なんかとは、頭の出来も違うのかもしれない。
子竜さんはいくつかの会社を経営していて、大成功を手にしている超多忙な経営者なのだ。彼みたいになるなら、これまでみたいに家でゆっくりご飯を作ったりまったり出来ないかもしれない。
「子竜は成り上がりの経営者だけど、俺は由緒正しき御曹司だよ。父親は何代も続く財閥の後継者。そんな人の一人息子の俺は、現代の王子様みたいなもんだから。透子。育ちが違うんだよ。ほら。隠し切れない気品が滲み出てない?」
春くんはふわふわの髪に、可愛らしく整った顔。育ちが良いと言えばそうだけど、高貴というより親しみやすさを感じる物腰なのだ。けど、王子様と言われればそうかもしれない。可愛い系だけど。
「……王子様っぽいかも。うん。育ちはすごく、良さそうかも」
「そうでしょうそうでしょう。そう思うと思ってたよ……あ。やばい。時間ないんだった。早く行こう!」
車から降りて歩き話込んでいた私たちは、慌てて小走りに店内へと入った。
165
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
残念女子高生、実は伝説の白猫族でした。
具なっしー
恋愛
高校2年生!葉山空が一妻多夫制の男女比が20:1の世界に召喚される話。そしてなんやかんやあって自分が伝説の存在だったことが判明して…て!そんなことしるかぁ!残念女子高生がイケメンに甘やかされながらマイペースにだらだら生きてついでに世界を救っちゃう話。シリアス嫌いです。
※表紙はAI画像です
甘い匂いの人間は、極上獰猛な獣たちに奪われる 〜居場所を求めた少女の転移譚〜
具なっしー
恋愛
「誰かを、全力で愛してみたい」
居場所のない、17歳の少女・鳴宮 桃(なるみや もも)。
幼い頃に両親を亡くし、叔父の家で家政婦のような日々を送る彼女は、誰にも言えない孤独を抱えていた。そんな桃が、願いをかけた神社の光に包まれ目覚めたのは、獣人たちが支配する異世界。
そこは、男女比50:1という極端な世界。女性は複数の夫に囲われて贅沢を享受するのが常識だった。
しかし、桃は異世界の女性が持つ傲慢さとは無縁で、控えめなまま。
そして彼女の身体から放たれる**"甘いフェロモン"は、野生の獣人たちにとって極上の獲物**でしかない。
盗賊に囚われかけたところを、美形で無口なホワイトタイガー獣人・ベンに救われた桃。孤独だった少女は、その純粋さゆえに、強く、一途で、そして獰猛な獣人たちに囲われていく――。
※表紙はAIです
この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜
具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです
転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!?
肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!?
その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。
そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。
前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、
「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。
「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」
己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、
結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──!
「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」
でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……!
アホの子が無自覚に世界を救う、
価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!
転生先は男女比50:1の世界!?
4036(シクミロ)
恋愛
男女比50:1の世界に転生した少女。
「まさか、男女比がおかしな世界とは・・・」
デブで自己中心的な女性が多い世界で、ひとり異質な少女は・・
どうなる!?学園生活!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる