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本編
異動のお知らせ
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「絶対に嫌です」
あまりの怒りに半目になった私に気圧とされながら、リプリ団長は言った。
「でも、白龍騎士団はエリートで美男子ばかりだよ。君も行きたいと思わないのかい?」
「絶対行きたくありません。それに黒竜騎士団は人手不足なんですよね?なんで私が異動しなくちゃいけないんですか?」
「ええっと、向こうからの要請なんだよ。大丈夫だよ、君が向こうに行きたいという気持ちは皆理解しているから」
ね、と言いながらリプリ団長は麗しい顔で笑った。その顔にも怒りが湧いてきてしまう。
絶対理解してないでしょ。
なんであんな、態度だけは一丁前なエセ美男のところで働かなきゃいけないのよ。
絶対!嫌!黒竜騎士団寮に居れないのなら辞める。
「その、要請ってどういうことですか」
「向こうのランスロット・デュロイ副団長が、どうしても君を欲しいと言ってきている。会ったことがあるんじゃないかい?」
もしかして、あの城の通路で会った例の美男じゃないだろうか。名前だけは格好良いじゃない。
「とにかく絶対異動は嫌です。ランスロットさんにも言っておいてください。私はここでとっても満足しているんです」
ムカムカしながら、廊下を掃除する。あのエセ美男め。
「ガードルート」
「フィース」
フィースとイアンだ。2人とも急いだふうに小走りで近づいてくる。
「白龍騎士団に異動するって本当?」
「嘘」
フィースは固まる。
「…皆噂してるけど」
「私は絶対異動しないから、嘘」
強く言う私にたじたじなフィース、イアンはいつもの無表情だ。
「…白龍騎士団に行きたくないの?」
本当に不思議そうに聞いてきた。
「全然」
なんでそう決めつけるんだろう。行きたくないんだってば。
「あ、あのっ」
長身のフィースとイアンの2人の後ろから声がした。小柄な茶髪のどんぐり茶目の美少年だ。うわ、可愛すぎる。フィースとイアンが最年少らしいから2人よりは年上なんだろうけど、全然見えない。
「はい?」
「僕、ミッキーと言います。あのっ、ご迷惑だとは思うんですけどこの寮から異動されるって聞いて…」
うるうると泣きそうになっている。抱きしめても良い?
「異動しませんよ」
「僕、異動して欲しくないんです。少しだけでも見れるガードルートさんにすごく癒されてて。僕なんかにこんなこと言われても嫌がられるってわかってるんですけど、出来ればどこにもいって欲しくないんですっ」
「ええっと、異動しませんから大丈夫ですよ」
「え?」
びっくり眼で私を見る。フィースとイアンは爽やかな美青年なんだけど、こっちはわんこ系の可愛さ。眼福。
「どこにも行きません。ずっとここに居ますから」
あまりの怒りに半目になった私に気圧とされながら、リプリ団長は言った。
「でも、白龍騎士団はエリートで美男子ばかりだよ。君も行きたいと思わないのかい?」
「絶対行きたくありません。それに黒竜騎士団は人手不足なんですよね?なんで私が異動しなくちゃいけないんですか?」
「ええっと、向こうからの要請なんだよ。大丈夫だよ、君が向こうに行きたいという気持ちは皆理解しているから」
ね、と言いながらリプリ団長は麗しい顔で笑った。その顔にも怒りが湧いてきてしまう。
絶対理解してないでしょ。
なんであんな、態度だけは一丁前なエセ美男のところで働かなきゃいけないのよ。
絶対!嫌!黒竜騎士団寮に居れないのなら辞める。
「その、要請ってどういうことですか」
「向こうのランスロット・デュロイ副団長が、どうしても君を欲しいと言ってきている。会ったことがあるんじゃないかい?」
もしかして、あの城の通路で会った例の美男じゃないだろうか。名前だけは格好良いじゃない。
「とにかく絶対異動は嫌です。ランスロットさんにも言っておいてください。私はここでとっても満足しているんです」
ムカムカしながら、廊下を掃除する。あのエセ美男め。
「ガードルート」
「フィース」
フィースとイアンだ。2人とも急いだふうに小走りで近づいてくる。
「白龍騎士団に異動するって本当?」
「嘘」
フィースは固まる。
「…皆噂してるけど」
「私は絶対異動しないから、嘘」
強く言う私にたじたじなフィース、イアンはいつもの無表情だ。
「…白龍騎士団に行きたくないの?」
本当に不思議そうに聞いてきた。
「全然」
なんでそう決めつけるんだろう。行きたくないんだってば。
「あ、あのっ」
長身のフィースとイアンの2人の後ろから声がした。小柄な茶髪のどんぐり茶目の美少年だ。うわ、可愛すぎる。フィースとイアンが最年少らしいから2人よりは年上なんだろうけど、全然見えない。
「はい?」
「僕、ミッキーと言います。あのっ、ご迷惑だとは思うんですけどこの寮から異動されるって聞いて…」
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「異動しませんよ」
「僕、異動して欲しくないんです。少しだけでも見れるガードルートさんにすごく癒されてて。僕なんかにこんなこと言われても嫌がられるってわかってるんですけど、出来ればどこにもいって欲しくないんですっ」
「ええっと、異動しませんから大丈夫ですよ」
「え?」
びっくり眼で私を見る。フィースとイアンは爽やかな美青年なんだけど、こっちはわんこ系の可愛さ。眼福。
「どこにも行きません。ずっとここに居ますから」
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