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本編
凝視
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「あ、あのっ、ヴィンセントさん…?」
私は戸惑っていた。ヴィンセントさんと過ごす休日、ヴィンセントさんの部屋で過ごしていた時、突然言い出したのだ。「君の胸が見てみたい」と。
そして彼はずっとソファの上に膝立ちした私の胸を触りもせずずっと見てる。
「柔らかそうで綺麗な形だ」
ふぅっと息をつくとそれが肌に当たり、ゾクっとする。
「あの、触らないんですか…?」
私は意を決して言ってみた。おねだりしているみたいで恥ずかしいけど、背に腹は変えられない。
「…触って欲しいか?」
静かに聞いてくる。眼鏡の奥の目がキラリとしている。
「は、はい…」
ヴィンセントさんは左の乳首をふにふにと押すと面白そうに言う。
「柔らかいがどんどん固くなってきている。気持ち良いんだな」
「ヴィンセントさんっ」
「もっと、触って欲しいか?」
「え、ええと、はい…」
赤くなって俯いてしまう。キスだけで喜んでくれていた人と別人みたいだ。
ふにふにと弄ぶように大きな手で胸に触れる。
「大きくて張りがあって弾力がある。こんな感触なんだな…」
私はなんだか恥ずかしくなってきた。あれからずっとこんな調子で胸を触っている。研究対象にでもなった気分だった。
「こっちはどうだろう」
「ん」
股間の谷間に指を添えると、クチュクチュと動かしはじめた。
「すごく濡れているな。いつもこうなるのか?」
「え、えっと、そんなことはないです」
「指を入れるとどうなんだろうな」
独り言を言うように指を一本差し込んでくる。ひやっとした感触が体を突き抜ける。
「温かいな」
一度指を抜くとそれを口に含んでゆっくりしゃぶった。
「美味い」
私は顔がカッと熱くなった。
「ヴィ、ヴィンセントさん」
「横に寝て。ガードルート。舐めてみたい」
「う、あ、はい」
私は大きなソファに、寝転んだ。
私の足を立たせるとヴィンセントさんは舌を谷間に這わせてじゅるじゅると音を出して啜りはじめた。
「…気持ち良いか?」
「あ、はい…とってもっ」
ヴィンセントさんは谷間の上にある突起にも触れてきた。押しつぶすように触れてくる。
「ああっ」
「いきそうか?」
「う、…う、はい」
「まだ、お預けにしよう」
「ヴィンセントさん…」
顔を上げてにやりと笑ったヴィンセントさんを私は恨めしそうに見た。
「まだまだ時間はあるからなゆっくりしよう」
私は戸惑っていた。ヴィンセントさんと過ごす休日、ヴィンセントさんの部屋で過ごしていた時、突然言い出したのだ。「君の胸が見てみたい」と。
そして彼はずっとソファの上に膝立ちした私の胸を触りもせずずっと見てる。
「柔らかそうで綺麗な形だ」
ふぅっと息をつくとそれが肌に当たり、ゾクっとする。
「あの、触らないんですか…?」
私は意を決して言ってみた。おねだりしているみたいで恥ずかしいけど、背に腹は変えられない。
「…触って欲しいか?」
静かに聞いてくる。眼鏡の奥の目がキラリとしている。
「は、はい…」
ヴィンセントさんは左の乳首をふにふにと押すと面白そうに言う。
「柔らかいがどんどん固くなってきている。気持ち良いんだな」
「ヴィンセントさんっ」
「もっと、触って欲しいか?」
「え、ええと、はい…」
赤くなって俯いてしまう。キスだけで喜んでくれていた人と別人みたいだ。
ふにふにと弄ぶように大きな手で胸に触れる。
「大きくて張りがあって弾力がある。こんな感触なんだな…」
私はなんだか恥ずかしくなってきた。あれからずっとこんな調子で胸を触っている。研究対象にでもなった気分だった。
「こっちはどうだろう」
「ん」
股間の谷間に指を添えると、クチュクチュと動かしはじめた。
「すごく濡れているな。いつもこうなるのか?」
「え、えっと、そんなことはないです」
「指を入れるとどうなんだろうな」
独り言を言うように指を一本差し込んでくる。ひやっとした感触が体を突き抜ける。
「温かいな」
一度指を抜くとそれを口に含んでゆっくりしゃぶった。
「美味い」
私は顔がカッと熱くなった。
「ヴィ、ヴィンセントさん」
「横に寝て。ガードルート。舐めてみたい」
「う、あ、はい」
私は大きなソファに、寝転んだ。
私の足を立たせるとヴィンセントさんは舌を谷間に這わせてじゅるじゅると音を出して啜りはじめた。
「…気持ち良いか?」
「あ、はい…とってもっ」
ヴィンセントさんは谷間の上にある突起にも触れてきた。押しつぶすように触れてくる。
「ああっ」
「いきそうか?」
「う、…う、はい」
「まだ、お預けにしよう」
「ヴィンセントさん…」
顔を上げてにやりと笑ったヴィンセントさんを私は恨めしそうに見た。
「まだまだ時間はあるからなゆっくりしよう」
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